パッシブ以外の全スキルが調整されたスウェイン。
特にQが大きく強化されて、
レーン戦がしやすくなった。
またソーサラーシューズや
ルインドキングブレードもナーフされたのも、
かなりの追い風である。
スウェイン自体はタンクではないけれど、
ひたすらHPが高いブラッドミアタイプのステータスだ。
なのでルインドキングのナーフは大きい。
色々なレーンで使われている。
Q強化によりミッドとボットで強くなりそうなので、
今回はミッドスウェインを書いていく。
この記事はパッチ14.21の時に執筆されました。
ミッドスウェインのストーリー
- 序盤は無難にファームする
- チャンス時にRを撃って勝つ
- 20分までにマリグナンス、ブーツ完成品、リーライクリスタルセプターを揃える
- ドラゴン4つ取って勝利
1 E>Wが決まれば強いけれど、
基本的に序盤弱く
後半無双のキャリータイプだ。
2 オンとオフの差が激しいチャンピオンで、
イメージ的にはマルファイト、ケネン、ヴェックス、マスター・イーなどに近い。
チャンスだと思った時に、
突然仕掛けていくわけだ。
3 この装備でバロン戦を制したい。
4 この手のチャンピオンは、
どのドラゴンソウルとも相性がいい。
R中に8秒ごとにRを撃てるようになったので、以前よりもさらに耐久よりにしていくのが良さそうだ。
ミッドスウェインのルーン
キーストーン候補は
- 征服者
- 電撃 or 魂の収穫
- エアリー
- 開放の魔導書
1 スウェインの基本キーストーン。
キーストーンだけならば、
征服者が圧倒的に強い。
サブルーンも欲しいものが揃っている。
2 スノーボールを狙う時のルーン。
征服者はレベル6まで、
ほとんど効果がないからだ。
注意点はマナ関連のルーンがないので、
初手リーライクリスタルセプターを買えない点だ。
※ 初手リーライ時は、冷静沈着+マナフローバンドが欲しい。
3 征服者と電撃の中間といったルーン。
秘儀の彗星でも良いけれど、
Eを当てた時に素早く引っ張ってしまうと外れるので、
エアリー固定が良いだろう。
試合時間が短く、
自分以外にダメージを出せるプレイヤーが存在する
高レート向けのルーンだ。
4 テレポート時に使うと強いキーストーン。
忘れていい。
メイン栄華
- 征服者
- 冷静沈着
- レジェンド:ヘイスト
- 背水の陣
- マナフローバンド+至高
- 心身調整+超成長
1 手練れのマークスマンのように、
アタックムーブ>移動を繰り返せるのがいい。
2 何も考えずに入れよう。
たまに戦闘時間が30秒とかになったりするのだけど、
冷静沈着がないとマナ0のまま戦うことになる。
3 他に入れるものがない。
4 「魂の収穫時だったら切り崩しかなー」
というくらいで、
征服者なのだから背水の陣だ。
5 スウェインはAPレシオが低く、
メイジにしては珍しくラバドン+ヴォイドのセットを作らない。
なのでここは遠慮なく至高でいい。
6 中盤まではARもMRもないので、
主にMR対策として入れる。
「スウェインで強まる嵐にするならこっちだろ」
というイメージだ。
「サポートの分際で征服者とか、おこがましいよ」と誰もが思うのだけど、サポートスウェインでも征服者が強い。
ちょっと信じられないことだ。
そう考えるとサポートだけどキャリーを使いたい人は、スウェインがいいかもしれない。
メイン魔道
- エアリー
- マナフローバンド
- 至高
- 追火
- レジェンド:ヘイスト+背水の陣
- 息継ぎ+超成長
1 秘儀の彗星でダメなこともないが、
いろいろ面倒なのでエアリー固定でいい。
2 メレー相手ならエアリーより電撃のほうが
ハッキリ強いのだけど、
魔道はマナフローバンドが使える。
3 トップやサポート時なら、
追い風でもいいかもしれない。
4 エアリー+追火でダメージトレードしていく。
スウェインに限らず、エアリー時は追火、
フェイズラッシュ時は強まる嵐というイメージだ。
ただマスター未満の試合ならば、
一般的にエアリーでも強まる嵐のほうが勝ちやすい。
スウェインはラバドンを買わないので、
何も考えずに追火。
むしろフェイズラッシュ時も追火かもしれない。
5 メレー相手に有効なサブルーン。
6 レンジ相手に有効なサブルーン。
スウェインは中盤以降の最大HPが多いので、ブラッドミアと同じように息継ぎを入れやすい。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度 or スキルヘイスト
- 好きなもの
- 体力65 or スケーリング体力
1 スキルヘイストのほうが強めだ。
スウェインはレベル1でAD58もあるので、
攻撃速度も悪くない。
2 1でアダプティブを入れてない時点で気づいていると思うが、
スウェインはAPレシオが低いので、
他のものを入れたほうが強い場合が多い。
とは言え、序盤のプッシュはAPとASに依存する。
適度に入れていこう。
3 好きなほうを入れていこう。
エアリー時は序盤から戦いたいので、攻撃的なルーンを入れていこう。
サモナースペル
- フラッシュ+ゴースト
- フラッシュ+バリア or イグゾースト or イグナイト
- フラッシュ+テレポート
1 スウェインの基本キーストーン。
リーライクリスタルセプターがあっても、
移動関連のサモナースペルがないと、
集団戦で活躍しにくい。
2 チャンピオン対策で入れる。
3 レーン戦が厳しいと予想される時だけ入れていこう。
なるべくルーンやアイテムビルドでなんとかしたいところだ。
ビルドが多少崩れても、フラッシュ+ゴーストのほうが集団戦で活躍しやすい。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でW
- レベル4以降はR>Q>E>Wの優先順位で取る
1 レベル1時のCDが10秒から14秒になり、
マナコストが10増えた。
一方でQはマナコストが5減った。
インベイド時でもなければ、
Qのほうが無難だろう。
2 EがなければWを当てられないので、
ここはEを取ることになるだろう。
4 以前はレベルを上げても
EのCDが下がらなかったので
2番目にWだった。
今回からはCDが下がるので、
E上げのほうが良いだろう。
ミッドスウェインのアイテムビルド
スウェインのビルドの考えどころは
- いつリーライクリスタルセプターを買うのか?
- リーライクリスタルセプターを買ってもいいのか?
の2点である。
R時の持続や回復のHPレシオが大幅に落ちているので、
以前よりも耐久に寄せていきたい。
Rは弱くなったと言えるが、スノーボール時は悪魔の紅炎を連発できるので、試合には勝ちやすくなったはずだ。
スタートアイテム
- ドランリング+体力ポーション2個
- サファイアクリスタル+詰め替えポーション
1 基本。
2 サファイアクリスタルは、
何気にバフされたアイテムである。
カルスタートぐらい舐めた買い方だ。
ファーストアイテム
- マリグナンス
- リーライクリスタルセプター
- ロッドオブエイジス
1 R中にしか発動しないが、
Dotダメージは黒炎のトーチの3倍以上強い。
2 マナはないので気を付けよう。
冷静沈着+マナフローバンドを持っていくのであれば、
悪くない選択肢だ。
3 スケーリングの構え。
レーン戦で苦手な相手をやり過ごす時に買う。
ブーツ
- ソーサラーシューズ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- スイフトネスブーツ
- アイオニアブーツ
魔法防御貫通とマリグナンスとの相性は良いものの、
スウェイン自体は戦闘時間を長引かせたい。
例えばAPアイテムで言うと、
ストームサージよりはコズミックドライブという感じだ。
1と4と5 なのでソーサラーシューズよりは、
スイフトネスブーツや
アイオニアブーツのほうが強い可能性が高い。
ソーサラーはスウェインのメインブーツではあったものの、
相手のメイジの火力が下がるので、
かなり助かる。
2と3 プレートスチールはARが欲しい時、
マーキュリーは行動妨害耐性が欲しい時に買おう。
スウェインでダークシールを買うならば、ブーツ完成後がいい。
セカンドアイテム
- マリグナンス
- リーライクリスタルセプター
- ライアンドリーの仮面
1 持ってなければ買う。
Rの持続範囲にもマリグナンスが乗るので、
耐久力が上がらない以外は文句がない最強武器だ。
2 マリグナンスから繋げる。
3 負けトップがデッドマンプレートや
リーライクリスタルセプターを買うのを見た時、
「コイツには考える頭がねえんだな」
と誰もが思う。
例えシルバーであっても、
そのような行いはランクでは許されない。
というわけで、
「リーライを買っても火力が足りなくって勝てそうに無い時は、ライアンドリーを買う」
ことになる。
LOLには、「負けレーナーが防具やユーティリティを買ってはいけない」という基本ルールがある。
サードアイテム
マリグナンスとリーライクリスタルセプターを揃えたら、
あとはファイターみたいに硬くなっていく。
普通のメイジと違って
- ラバドンデスキャップ
- ヴォイドスタッフ
を揃えていかない。
- ライアンドリーの仮面
- ゾーニャの砂時計
- アビサルマスク
- コズミックドライブ
- モレロノミコン
1 R時の持続ダメージは、
APレシオ5%しかない。
なのでスウェインの場合は、
実質ラバドンデスキャップである。
HPも300上がる。
※ チームの火力が足りないのであれば、これを買うしかない。
2 ゾーニャ効果やARが欲しい時に買う。
スウェインが一番最初に突っ込む場合にも有効だ。
フローズンハートも悪くない。
3 MRが欲しい時に買う。
スピリットビサージュも悪くないが、
スウェインはこちらのほうが少し強い。
4 スノーボール時のアイテム。
移動速度のためだけに買う。
5 フラッシュ+ゴーストが基本なので、
回復半減が欲しい時に買う。
忘却のオーブは、
ファーストアイテム後に買うのがいい。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
フィフスアイテム
- サードアイテムから買う
- 変幻自在のジャックショー
- リフトメーカー
- コズミックドライブ
- ラバドンデスキャップ
2 買うたび思うのだけど、
興奮するほど硬くならない。
脅威や魔法防御貫通対策として考えるくらいが良いだろう。
5 すべてAPアイテムだった時に買えば、
Rの回復量も増えるので悪くない。
ただQしかAPレシオの高い攻撃スキルはないので、
そこまで強く感じない。
R時のAPレシオも下がったので、
以前のラバドンよりも大きく弱い。
敵のマークスマンのブラッドサースター対策で、モレロノミコンは必須だ。
終わりに
- スウェインはパッチ14.21で強化され、特に序盤のレーン戦が強化された。
- 特にQの強化は大きく、ミッドやボットレーンでの活躍が期待される。
- ソーサラーシューズとルインドキングブレードのナーフはスウェインにとって追い風。
- これらのアイテムはスウェインのカウンターアイテムであったため、ナーフにより相対的に強くなったと言える。
- スウェインはHPが高く、タンクのようなステータスを持つ。
- ルインドキングブレードのナーフは、スウェインのようなHPの高いチャンピオンにとって有利に働く。
- スウェインは序盤弱く、後半に強いキャリータイプ。
- レーン戦は我慢強くファームし、集団戦で力を発揮することを目指す。
- スウェインはオンとオフの差が激しいチャンピオン。
- マルファイトやマスター・イーのように、チャンス時に一気に攻めるプレイスタイルが求められる。
- スウェインのキーストーンは征服者が基本だが、電撃やエアリーも選択肢に入る。
- 征服者はレーン戦が安定する場合、電撃はスノーボールを狙う場合、エアリーは高レート帯で有効。
- スウェインはAPレシオが低いため、ラバドンデスキャップやヴォイドスタッフは優先度が低い。
- マリグナンス、リーライクリスタルセプター、ライアンドリーの仮面などのRとシナジーのあるアイテムを優先的に購入する。
- スウェインのブーツは、ソーサラーシューズよりもスイフトネスブーツやアイオニアブーツの方が良い場合が多い。
- 戦闘時間を長引かせたいスウェインにとって、移動速度の確保は重要。
- スウェインは、負けレーナーの場合、防具やユーティリティアイテムを購入するべきではない。
- 攻撃的なアイテムを揃えて、集団戦での活躍を目指す。
- スウェインのアイテムビルドは、マリグナンスとリーライクリスタルセプターを核に、状況に応じてライアンドリーの仮面、ゾーニャの砂時計、アビサルマスクなどを購入する。
- 敵の構成や試合展開を見ながら、柔軟にアイテムを選択する必要がある。
書き終えた文章を眺めながら、私はコーヒーを一口啜った。
苦味と香りが、スウェインの持つ二面性を思い起こさせる。
彼はまるで、羊男と鼠男が同居する世界からやってきた存在のようではないか。Qの射程は、ノルウェイの森の深い闇を思わせる。
そこに足を踏み入れる者は、二度と戻ってこられないかもしれない。
Wの拘束は、海辺のカフカの少年が経験する、不可解な束縛を連想させる。
Eの不気味な光は、世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドの街灯のように、異世界への入り口を照らし出す。
そしてRの変身は、ねじまき鳥クロニクルの主人公が、井戸の底で体験する変容を彷彿とさせる。スウェインのアイテムビルドは、さらに奇妙な組み合わせだ。
マリグナンスは、ダンス・ダンス・ダンスの「羊男」が身につける、奇妙なアクセサリーのよう。
リーライクリスタルセプターは、1Q84の「リトル・ピープル」が操る、謎めいた道具を思わせる。
ライアンドリーの仮面は、色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年で描かれる、喪失と再生の象徴のよう。彼の物語は、まるで村上春樹の小説のように、現実と幻想が交錯する。
彼は一体、どこから来たのか?彼の目的は何なのか?そして、彼の行き着く先は?私はこれらの疑問を、頭の片隅に追いやりながら、タバコに火をつけた。
煙が渦を巻きながら天井へと昇っていく様は、スウェインのRが放つ闇のオーラを思わせる。その時、部屋の電話が鳴った。
受話器を取ると、向こうからは何も聞こえない。
ただ、かすかな「ねじまき鳥」の鳴き声のような音が、断続的に響いているだけだ。私は受話器を置いた。
そして、再びスウェインの文章に目を向ける。
彼の物語は、まだ終わっていない。
それは、まるで終わりのないジャズのように、 improvisation を繰り返しながら、永遠に続いていくのかもしれない。私はそう思いながら、窓の外に目をやった。
夜の闇はさらに深まり、星々が静かに輝いている。
その中で、スウェインは一体、何を考え、どこへ向かおうとしているのだろうか?彼の物語は、これからも私を惹きつけ、謎解きの旅へと誘うだろう。
Gemini Advanced
まるで、村上春樹の小説を読み終えた後のように、深い余韻と不思議な感覚を残しながら。
Rの持続APレシオは5%、
ライアンドリーの仮面は最大体力の2%、
なので
- 持続ダメージだけで最大体力1000と同じダメージを出すには、AP400必要
というわけだ。
もちろん他のスキルや回復もあるし、
タワーを殴る時もあるので、
AP400のほうが強い。
ただ他のメイジと違って、
ラバドンや強まる嵐で頑張る必要はないのはわかるだろう。
耐久力のあるスウェインは、
敵のスキルを暗記しなくても戦えるし、
ADが58もあるので
メイジにしてはラストヒットも取りやすい。
新スウェインは「今からミッドを始めてみよう」だとか、
あるいはLOL初心者の人におすすめだ。