ソロキューではスケーリングの低いチャンピオンは、味方が少し弱いだけで勝てない。
レバレッジや頑張りと言ったものが効かないわけだ。
レネクトンは序盤は調子が良いのだけど、後半のスケーリングが低すぎる。
しかし、今回からはRと覇王のブラッドメイルのバフで、後半も頑張れるようになった。


パッチノートは0.5秒毎のダメージで、実際のゲームでは
- 発動時は240ダメージ
- その後に120ダメージが29回出る
とにかくレベル11から強くなった。
レベル16からは33%もダメージが増加したので、今回はショウジンの矛が頼りになりそうだ。
Rのベースダメージは高いけれど、レシオは無いに等しい。
しかしショウジンの矛ならば、簡単に12%もダメージを稼げる。
同じダメージを稼ぐには、ADを288も上げないといけない。
この記事はパッチ25.08の時に執筆されました。
トップレネクトンのストーリー
- 序盤から積極的にハラスする
- スノーボールする
- ドラゴン4つ取って勝利
1 ミッドのルブランと似ている。
相手がラストヒットを狙う時に、Eからのハラスをするわけだ。
最終的には
- 相手がラストヒットを取りに来たら、バーストダメージで倒せるくらい削る
- ビッグウェーブを押し付けて、タワー下の相手をAA>強化W>Rコンボで倒す
という流れで勝つ。
2 以前はここが弱かった。
3 ソロキューの実質的な勝利条件だ。
トップレネクトンのキーストーン候補
- 征服者
- プレスアタック
1 基本キーストーン。
2 ダメージは常に征服者より高いのだけど、それ以外は全部弱い。
スケーリング差がある相手の時に、序盤からキルを取りたければ使おう。
電撃みたいなものだと思えばいい。
メイン栄華
- 征服者 or プレスアタック
- 凱旋
- レジェンド:ヘイスト
- 背水の陣
- 息継ぎ+打ちこわし or 気迫
1 征服者のほうが外しにくい。
3 迅速よりこちらのほうがスケーリングが高い。
迅速のほうが良い場面は、タワーをフリーで殴っている時だけだ。
5 基本は打ちこわしで、気迫が有効に機能しそうな相手には気迫だ。
ルーンのかけら
- アダプティブ
- アダプティブ
- 体力+65
3 後半強くなったものの、キャリーではない。
なのでレーン勝たないことには始まらない。
サモナースペル
- フラッシュ+イグナイト
- フラッシュ+テレポート
1 ノーマナチャンピオンというのもあり、ソロキューはイグナイトのほうが望ましい。
重症アイテムを買う必要が薄くなるのも大きい。
2 テレポートのほうが、積極的にダメージトレードがしやすい。
打ちこわしがしやすかったり、ガンクを受けた時も立て直しやすいなど良い点が多いのだけど、ソロキュー向きじゃない。
初心者向けの記事だから書いておくが、テレポートは自分のファームを加速させるために使うのが基本だ。
特に最初の1回目は。
スキルオーダー
- レベル1で良いと思ったスキルを取る
- レベル2で良いと思ったスキルを取る
- レベル3で良いと思ったスキルを取る
- レベル4以降はR>Q>E>Wの優先順位で取る
1~3 本当にこういう感じである。
4 その時期によってW上げだったりE上げだったりする。
最後にバフされたのはパッチ14.4でのEなので、Eを優先的に上げていこう。
昔に比べると後半のWとEはCDが短くなった。
というか、どんどん短くなっている。
相手がタワー下にいる時はWを取らずにQを2に上げたりもする。
簡単なコンボ
- E>(AA)>W>(AA)>Q>(AA)>E
- AA>強化W>R
- R>フラッシュ
1 基本コンボ。
こちらのほうが強ければAAも全段叩き込む。
向こうのほうが強い場合は、Wだけ当ててサッと帰って来る。
2 強化Wの後のRは素早く押すこと。
3 味方のスタンが入った時にダメージを最大化させるコンボ。
レネクトンの通常スキルにはキャストタイムがなく、E中にフラッシュもRも使えない。
なのでキャストタイム中のフラッシュコンボはRだけだ。
できればEを使いたいし、1回も使わなくてもマスターにはなれる。
しかし、こういうコンボは使わなくても覚えておく必要がある。
RはR発動時のダメージ自体をダメージソースとして使うか、強化Wでスタン時間を伸ばすためにフューリーを溜める時に使う。
トップレネクトンのアイテムビルド
- 重要なアイテムは
- Rを大きく強化するショウジンの矛
- パッチ25.08最強アイテムのステラックの篭手+覇王のブラッドメイル
- チームに1つは欲しいブラッククリーバー
スタートアイテム
- ドランブレード+体力ポーション
- ドランシールド+体力ポーション
1 ドランシールドより火力とスケーリングが高い。
2 ドランブレードよりサステインが高い。
基本的にレネクトンは息継ぎが入っているので、息継ぎとドランシールドの効果を最大限活用しながら戦いやすい。
ドランシールドのサステインを活かしてダメージトレードするのが理想だけど、ドランブレードのほうが勝ちやすいことが多い。
ファーストアイテム
- 赤月の刃
- ブラッククリーバー
1 基本アイテム。
レーン戦でのダメージトレードと言えばコレ。
2 硬い相手には大人しくブラッククリーバーを買おう。
プレスアタックでも1スタックするのだけど、硬い相手には征服者を持っていくので
「この知識、あまりに意味ないよな」
といつも思う。

赤月のHP割合ダメージは、高HP相手には有効じゃない。
HP割合ダメージを期待して、ムンドやブラッドミア相手に赤月を買うのはやめよう。
ブーツ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- スイフトネスブーツ
1 ARが欲しい時に買う。
ファーストアイテムの前に買う場合もある。
2と3 ファーストアイテムの後、あるいはセカンドアイテムの後に買う場合が多い。
マーキュリーブーツはCC耐性が欲しい時に、スイフトネスブーツは自分が勝ってる時に買うと強い。
勝利者じゃない時ならスイフトネスでもアイオニアでも良いのだけど、勝利者時にアップグレードした場合、レネクトンのアイオニアは効果が薄い。
セカンドアイテム
- ショウジンの矛
- ブラッククリーバー
1 単純なAAや物理スキルのダメージならば、相手のARが80超えた辺りからブラッククリーバーと同じになる。
ただステータスやRのダメージも絡むので、1対1ならばショウジンの矛のほうが、計算してないがAR150くらいまでは強いはずだ。
2 サードアイテムでステラックの篭手などが欲しいならば、ブラッククリーバーを買っておこう。
セカンドでショウジンを買えば、サードでブラッククリーバーを買うことになるからだ(他の味方が持ってない場合)。
サードアイテム
- セカンドアイテムから買う
- ステラックの篭手
- デスダンス
- マルモティウスの胃袋 or スピリットビサージュ
2 レネクトンのRはHPが300、500、700と増える。
しかもベースADがレベル18で140と高めだ。
なので単純に相性がいい。
とにかくステラックが集団戦の防具第一候補だ。
ADとAPダメージ両対応で行動妨害耐性もある。
3 レネクトンのARアイテム第一候補。
赤月の刃と同じで、HPが増えないことだけが難点だ。
今回は覇王のブラッドメイルがあるので、敵がALLADでもない限り避けたほうがいい。
4 マルモティウスはステラックと同時に買えない。
しかし、その場合はスピリットビサージュになるだけだし、スピリットビサージュでステラックのシールドも増える。
ベースADが高いほど、ステラックと相性がいい。
レネクトンはRでのHP増加もあるので、とにかくステラックが集団戦の防具第一候補だ(2回目)。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
- 覇王のブラッドメイル
2

デッドマンプレートがナーフされた今、時代は移動スキル持ち+覇王のブラッドメイル(のような気がする)。


ステラックの篭手の発動が、覇王のブラッドメイルの効果が最大になるHP30%だ。
なので2つのアイテムにはシナジーがある。
R中ならばレベル18フルビルド時に覇王のブラッドメイルだけで150ぐらいADが増えるので、あまりにも強い。
フィフスアイテム
- 今までのアイテムから買う
- ガーディアンエンジェル
- 変幻自在のジャックショー
1 ステラックの篭手+覇王のブラッドメイルがとにかく強い。
2 一応スピリットビサージュで復活時のHPが増える。
最後の集団戦で緊張するプレイヤーにおすすめだ。
3 ARとMRが増えるアイテムを1個も持ってない場合に買うアイテムだ。
しかし今回は覇王のブラッドメイルが強いので、必要ないかもしれない。
相手の脅威や魔法防御貫通ビルドで、ゼロ計算になった場合に買おう。
レネクトンはレベル18でAR123、MR63なので、レネクトンに限らずメレーは基本的にMRのゼロ計算にだけ注意しとけばいい。
誰でもわかるフルビルド
- 赤月の刃
- ブーツ完成品
- ショウジンの矛
- ブラッククリーバー
- ステラックの篭手
- 覇王のブラッドメイル
赤月の刃にHPが付いてないけれど、最大でADが500以上になる。
覇王のブラッドメイルを純粋な防具に変えると、AD350ぐらいしかない。
- ブラッククリーバー
- ブーツ完成品
- ショウジンの矛
- ステラックの篭手
- 覇王のブラッドメイル
- スピリットビサージュ or 変幻自在のジャックショー
初手ブラッククリーバーなら、こういった形になる。
6番目の防具はなんでもいいが、できればHPが付いたものが欲しい。
終わりに
- レネクトンのアルティメットスキルはパッチ25.08で特にレベル11以降のダメージが大幅に強化されました
- アルティメットの強化により、「ショウジンの矛」が持つスキルダメージ増加効果の価値が高まりました
- 「ステラックの篭手」と「覇王のブラッドメイル」は、互いの効果が最大化されるHP域(30%)で発動するため、非常に相性が良い組み合わせです
- 「覇王のブラッドメイル(タイタン・ハイドラ)」は、特にアルティメット使用中の増加HPにより、フルビルド時には攻撃力を大幅に増加させます
- 中盤以降の戦闘力が向上したものの、序盤のレーン戦で積極的にハラスし、スノーボールを狙う基本戦術は変わりません
- キーストーンは「征服者」を基本とし、「レジェンド:迅速」よりもスケーリングで勝る「レジェンド:ヘイスト」が推奨されます
- スキル上げはR>Q>E>Wを基本としつつ、過去のEへのバフからE上げが優先される傾向にあります
- アイテムビルドは初手に「赤月の刃」か「ブラッククリーバー」を選び、中盤以降に「ショウジンの矛」、「ステラックの篭手」、「覇王のブラッドメイル」を組み込むのが効果的です
- ソロキューにおいてはサモナースペルは「テレポート」よりも「イグナイト」が好まれます
- 「ブラッククリーバー」はチームへの貢献度も高く、特にサードアイテムで「ステラックの篭手」などを目指す場合、セカンドアイテムとしての優先度が高まります
レネクトンは序盤のレーン戦が非常に強力なチャンピオンですが、試合後半にかけての影響力が低下しやすい(スケーリングが低い)という特徴があります。そのため、特にソロキュー環境では、序盤で大きな有利を築けないと試合に勝つのが難しい、という側面がありました。
しかし、このガイドで解説したように、最近のアルティメットスキル(R)のダメージ強化(パッチ25.08)により、特にレベル11以降の集団戦での貢献度が高まっています。
加えて、「ショウジンの矛」は強化されたRのダメージをさらに底上げする重要なアイテムです。また、「ステラックの篭手」と、このガイドで紹介した「覇王のブラッドメイル」の組み合わせは、レネクトンに必要な耐久力と火力の両方を提供し、中盤以降の戦闘を支える強力なシナジーを生み出します。
ただし、これらの要素によって中盤以降の性能が向上したとはいえ、レネクトンで勝利を掴むための最も重要なポイントは、依然として序盤のレーン戦で有利を確立し、スノーボールすることにあります。有利を活かして、可能な限り早く試合を終わらせることを目指しましょう。
このガイドで推奨したルーン(征服者、レジェンド:ヘイストなど)やサモナースペル(イグナイト推奨)、スキルオーダー、そしてアイテムビルド(赤月の刃/ブラッククリーバーからショウジン、ステラック、覇王のブラッドメイルへ)は、レネクトンの序盤の強さを引き出しつつ、改善された中盤以降の戦闘能力を活かすための構成です。
ぜひ、このガイドを参考にして、レネクトンの強みを理解し、より安定してソロキューで勝利を掴むための一助としていただければ幸いです。
覇王のブラッドメイルはHPが550付いているだけで、文脈的には火力を最大限に高めるためのアイテムである。
ラバドンデスキャップとか、インフィニティエッジに近い。
火力一辺倒のアイテムである。
アイテム1個でAD150も上がるので、殴る瞬間だけならアイテム2個分の強さだ。
ステラックをサードアイテムで買うチャンピオンならば、全員ブラッドメイルを買うと強いのではないだろうか。
レネクトンに限らずダイバーは接近スキルがあるので
- ジャガノート デッドマンプレート
- ダイバー ステラックの篭手
みたいになるケースが多い。
シン・ジャオ、ジャーヴァンⅣ、ノクターンも、レネクトンと似たように味方が弱いと勝てない。
しかしアイテム1個でADが130近く上がることが見込まれるので、ソロキューでも後半頼りになりそうだ。
おまけ ミッドでヤスオやヨネ相手に出すと強い

ミッドレネクトンなんて先出ししないのだけど、とにかくヤスオを見たら出すプレイヤーが多い。