パッチ25.09でバフされたアニー。
スイフトネスブーツとロッドオブエイジスのナーフも、
相対的なアニーのバフとも言える。
なので活躍しやすくなった。

パッチ25.08の調整によって、
Rに魔法防御貫通が付いた。
ただ数字が低すぎる上に、
対面がロッドオブエイジスだったりするので、
パッチ25.08初日の勝率は46%近かった。
- 「アニーが味方にいるだけで負ける」
という不名誉な状態だったので、
今回大幅なバフを受けたわけだ。
この記事はパッチ25.09の時に執筆されました。
ミッドアニーのストーリー
- 序盤は無難にファームする
- レベル6からはスタン付きのRからコンボを決める
- 集団戦では敵のマークスマンにフラッシュRを決めたい
- ドラゴン4つ取って勝利
1 ルーンによって強く戦える組み合わせもある。
ただアニーと言えばR。
しかしマナフローバンドとアクシオムアルカニストは、
どちらも同じ行にある。
Qでラストヒットを取るとマナが回復するせいか、
敵と積極的に戦おうとすれば
マナフローバンドが必要になる。
2 ティバーズの殴りダメージなども入るので、
なるべくRから決めたい。
フラッシュからコンボを決める時は、
Qを撃ってしまうと相手に反応される。
瞬時に出るWかRが望ましい。
3 最初にMRを全然積んでない相手にフラッシュRコンボ。
するとティバーズが出るので、
体感4対6になる。
ティバーズが残るのがポイントで、
タワーやバロンを取りやすい。
4 ソロキューの実質的な勝利条件だ。
ティバーズをちゃんと動かすのは、正直かなり難しい。
たくさんプラクティスで練習する必要があるが、別にメインアニーじゃなければしなくても試合にはなる。
アニーのキーストーン候補
- 電撃
- 秘儀の彗星
- エアリー、不死者の握撃、ファーストストライク
1 アニーのメインキーストーン。
アニーはノーチラスとかレオナみたいな、
集団戦を開始させるチャンピオンだ。
執拗な賞金首狩りを自然に入れられるのが大きい。
2 電撃に比べると、だいぶスケーリングが高い。
3 AAをノーリスクでたくさん入れられそうな時に入れる。
しかしAAをたくさん入れられるのであれば、電撃で良い場合が多い。
電撃は基本的に、射程が自分と同じくらいか短い相手に入れる。
メイン覇道
- 電撃
- 血の味わい
- 好きなもの
- 執拗 or 至極の賞金首狩り
- アクシオムアルカニスト or マナフローバンド
- 好きなもの
2 ダメージトレードの関係で、
レーナーは血の味わいかサドンインパクトがいい。
アニーはサドンインパクトがスキルで発動しないので、
血の味わいだ。
3 普通に考えればレーナーなのだから、
グリスリーメメントだ。
しかし実際には効果が弱すぎるので、
開幕インベイド時の第六感のほうが強かったりする。
「どれも弱いので好きなものでいい」
という意味である。
4 アニーは執拗のほうが相手を捕まえやすいし、
非戦闘時移動速度が高いほうが、
ソロキューはプレイしやすい。
パワーがあるのは至極だ。
5 どちらか選ぶ必要がある。
6 メイン電撃ならば、
追火が良いはずなのだけど、
実際には試合に勝ちにくい。
※ 電撃+血の味わい(サドンインパクト)+追火で、
序盤のダメージトレードを高めるのが、電撃の目的だ。
ルーンのかけら
- アダプティブ
- アダプティブ or 移動速度
- 体力+65 or スケーリング体力
1 アニーは極端にASが低い。
AA射程は625と相当に長いのだけど、
全然殴れないと決めつけていい(ASが低いので)。
2 基本はダメージトレードのためのアダプティブ。
移動速度はゼラスなど、
全然触れない相手に入れよう。
レーンで方向指定が回避しやすくなるし、
中盤も戦闘しやすい。
3 好きなほうで。
サモナースペル
- フラッシュ+イグナイト
- フラッシュ+テレポート
1 パッチ25.09でバフされたイグナイト。
ただアニー自体はレーン戦が全然強くない。
何事もなくレベル6になれれば、
Rからのワンコンボで相手を倒せる見込みがある。
2 無難な選択肢。
レーンに復帰しやすいので、
ダメージトレードもしやすい。
射程が同じくらいならばイグナイト、相手のほうが長い時はテレポートが良い。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でW
- レベル4以降はR>Q>W>Eの優先順位で取る
1 試合開始時にはスタックが溜まっているので、
インベイドでスタンさせられる。
昔はできなかったので、
インベイドをすると
- マナがなくなった状態でレーン戦が始まるだけ
となるケースが多かった。
2 プッシュには使えないけれど、
ダメージトレード時に強い。
3 バフでマナコストが20も減った。
4 Qもバフされているけれど、
Wのマナも20減ってるので、
W上げをすると強い場合も多いだろう。
簡単なコンボなど
- Q>AA>AA
- (フラッシュ)R>W>Q>AAなど
- 対面がロームした時にRでプッシュする
1 Qはどこでもいい。
とりあえず、AA3回では電撃が発動しない。
攻撃速度ルーンがあれば、
レベル1からAAだけでも発動するが、
なければ発動しない。
アニーでも大体のチャンピオンで同じなので、
覚えておこう。
2 先ほども書いたけれど、
フラッシュ>Qと撃つと逃げられやすい。
3 私は昔手練れのアニーと良くDuoをしていたのだけど、
対面がロームして他のレーンに見えた瞬間、
毎回Rを撃っていた。
マルザハール相手にロームすると大変なことになるのは、
ミッドレーナーの間では広く知られている。
アニーにも少しだけ、
ヨリックやマルザハール要素があるわけだ。
イグナイトも電撃の発動回数にカウントされる。
アニーのアイテムビルド
- Rにパンテオンみたいに魔法防御貫通が付いたので、魔法防御貫通ビルドにするのが望ましい
- %の後に固定値を引く、と覚えておくだけでいい
スタートアイテム
- ドランリング+体力ポーション2個
何も考えずに固定で。
ファーストアイテム
- マリグナンス
1 パッチ25.08でロッドオブエイジスビルドが流行っていたのは理由がある。
ルーデンコンパニオンに魔法防御貫通が付いてないからだ。
単純にアレはデザイン的に欠陥がある。
バーストビルドはアサシンのように、
貫通を重ねていきたいものだからだ。
マリグナンスには貫通があるので、
マリグナンスを買っていこう。
ブーツ
ダークシールはブーツ完成後に買うのが無難だ。
- ソーサラーシューズ
- アイオニアブーツ
1 基本。
2 フラッシュをたくさん使いたい時。
火力はだいぶ落ちる。
ブーツを買うタイミングは主に、ファーストアイテム前、ファーストアイテム後、セカンドアイテム後の3つだ。
何もわからなければ、ファーストアイテム後が最も失敗が少ない。
セカンドアイテム
- ストームサージ
シャドウフレイムでもいいが、
ストームサージのほうが移動速度があるし、
HP満タンの相手にも発動するので使いやすい。
サードアイテム
- シャドウフレイム
順調に育っていれば、
相手がHP満タンでもRコンボで0になる。
MRアイテムがなければ、
大半のチャンピオンは生き残ることができない。
というわけで、
この順番で貫通アイテムを買うと、
効果が高いわけだ。
- マリグナンス 1番火力低いけれど、マナがある
- ストームサージ 移動速度が高い
- シャドウフレイム HP40%以下じゃないと効果が発動しない
デメリットがまったく目立たない。
例えばレーン戦で最初にシャドウフレイムを買うと、マナが足りない上に、効果も発動しない。
フォースアイテム
- ラバドンデスキャップ
メジャイソウルスティーラーがあれば、ここでフルビルドとなる。
フィフスアイテム
- ヴォイドスタッフ
- ゾーニャの砂時計
- バンシーヴェール
1 ラバドン後の定番アイテム。
究極に火力が出る。
クリプトブルームでも構わない。
2 Rに魔法防御貫通が20%付いているのであれば、
ヴォイドスタッフがなくても火力は足りる可能性が高い。
フラッシュで相手を落とせそうならば、
コンボ後に無敵になれるゾーニャが集団戦で強いだろう。
3 ゾーニャと違って、
単純にMRを上げる目的で買われることが多い。
※ 例えばゾーニャは、フィズR(魔法ダメージ)にも対応できる。
カーサスやティーモ相手に買うと有効だ。
終わりに
- アニーはパッチ25.09で強化され、相対的に活躍しやすい状況になりました。
- レベル6以降は、スタン効果を付与したR(アルティメットスキル:ティバーズ召喚)からのコンボが非常に強力です。
- 集団戦においては、フラッシュを使って敵のマークスマンなど重要なターゲットにRからのコンボを決めることが目標となります。
- キーストーンルーンとしては、バーストダメージを出しやすい「電撃」が主に推奨されます。
- ルーン選択において、非戦闘時の移動速度を重視するなら「執拗な賞金首狩り」、アルティメットスキルの回転率を重視するなら「至極の賞金首狩り」が候補に挙がります。
- 「マナフローバンド」か「アクシオムアルカニスト」のどちらかをルーンで選択することが一般的です。
- スキル取得順は、基本的にR>Q>W>Eが優先されますが、Wのマナコストが削減されたためW上げも状況によっては有効です。
- フラッシュを用いた奇襲コンボでは、相手に反応される隙を与えないよう、発動が速いWかRからスキルを使用することが望ましいです。
- アイテムビルドの核としては、マナとアルティメットスキル強化、魔法防御貫通を提供する「マリグナンス」を最初に購入することが推奨されます。
- その後のアイテムは、「ソーサラーシューズ」で魔法防御貫通を、「ストームサージ」や「シャドウフレイム」でさらなるバーストダメージを、「ラバドンデスキャップ」で魔力を大幅に増強していく流れが効果的です。
やれやれ、これで一通りのことは書いただろうか。
パッチ25.09とか、そういう数字が世界を変えることもあるし、変えないこともある。
アニーという名の少女(チャンピオン、だったか)が少しばかり強くなったらしい。
それはそれで、まあ、いいことなのだろう。
まるで、長い間忘れていたレコードを棚から引っ張り出して、針を落としてみるような気分だ。
うまく鳴るかもしれないし、ひどいノイズが出るだけかもしれない。
ガイドには、ルーンだのアイテムだの、いろんな道筋が示されている。
電撃、マリグナンス、ソーサラーシューズ。
地図みたいなものだ。
でも、実際の道を歩くのは、地図を眺めるのとは少し違う。
深夜に一人で車を運転しているときみたいに、ふっと集中力が高まる瞬間がある。
フラッシュで飛び込んで、あの大きな、少し不機嫌そうな熊
――ティバーズとか言ったか――を呼び出す。その一瞬、世界がほんの少しだけ、色合いを変えるような気がする。
もちろん、コンボがうまくいくこともあれば、空振りすることもある。
ティバーズをうまく動かすのは、まるで気難しい猫のご機嫌をとるみたいに、なかなか骨が折れる。
完璧なプレイなんて、たぶん存在しないんだろう。
僕らはただ、いつものようにコーヒーを淹れ、音楽を聴き、
そして時々、この奇妙なゲームの世界で、何かを探し続けるのかもしれない。それが勝利なのか、あるいはもっと別の、名前のない何かであるのかは、僕にもよくわからない。
だから、まあ、あまり深く考えずにやってみることだ。
うまくいくといいね。
>でも、実際の道を歩くのは、地図を眺めるのとは少し違う。
村上春樹風、なんてカッコいいんだと思ってしまった。
おまけ 先日ビルドガイドをAIで執筆しようとした話
先日書いたオラフのビルドガイドを、
前編AIで執筆しようとしたことがあった。
【パッチ25.08】トップオラフのビルドガイド【ラヴァナスハイドラから実験的ヘクスプレートを買う】
結果はどうなったかというと、
修正箇所が多すぎて普段より時間がかかった上に、
全然面白くなかった。
人間が会話するパターンはたくさんある。
友人に好きな話をする時のように、
熱に浮かされたような喋り方を
- 享楽的
と千葉雅也は言っていた。
LoLの記事を執筆する時は、
そのように執筆する必要がある。
ゲームのことなのに、
それ以外のトーンで話されても不自然だ。
それに人に閲覧されるためではなく、
自分のLoLのために執筆しているのだから、
校正以外でAIを使っても仕方がない。

全部コピペして「誤字脱字を教えて」と聞いたのだけど、
何もなければ上のように書かれることが多い。
私もずいぶん文章が上手になった。