パッチ25.21で息継ぎとドランシールドがナーフされて以来、
トップレーンのメレーメレーしたファイター達が、
レンジドにボコられやすくなった。

例えば秘儀の彗星+追火のマルファイトQだ。
メレーに対してハラスとして機能しなかったが、
ドランシールドと息継ぎがナーフされれば話は別である。

スウェインがサポート用にバフされたが、
相変わらず
- ボット>ミッド>トップ>サポート
の順番で勝率が高い。
ロールによって求められるものが違うので、
ビルドも違う。
トップはミッドとボットと違い、
そこまでプッシュ力が求められない。
なので初手フローズンハートを買ったりできる。
この記事はパッチ25.24の時に執筆されました。
のストーリー
- 序盤は積極的に対面をハラスする
- 集団戦ではクリスタルセプターとRを組み合わせて無双する
- ドラゴン4つ取って勝利
1 征服者やフェイズラッシュでスケーリングの構えでも良いが、
最近はドランリングのバフや、
息継ぎ、ドランシールドのナーフによって、
トップのAPはエアリー+追火が主流である。
2 一応無限にHPが伸びるので、
最後半も結構強い。
ただRキャラなので、
オブジェクト戦が最強だ。
パッチ25.24現在だと、
8分~25分である。
3 ソロキューの実質的な勝利条件。
プロの大会だとアタカン取ったほうが勝つが、
「一応戦うけど、アタカンとかヴォイドグラブとかなんなんだろうアレ」
というのが、ソロキューの正直な感想である。
ドラゴン4つ取って、
チームの最強プレイヤーをさらに最強にして勝つ。
◯◯のキーストーン候補
- エアリー
- 征服者
- フェイズラッシュ
- ファーストストライク
1 一般的なルーン。
スウェインはソロレーンでは電撃を避ける。
Eが当たりにくいからだ。
特にレンジドには
「当たらない」
と決めつけてプレイするといい。
2 スウェインはレンジドなので、
必然的にスケーリングの構えとなる。
心身調整+超成長が人気だが、
トップの場合はマナフローバンド+強まる嵐が良いだろう。
対面がメレーだからだ。
3 スロー対策、
あるいは最大スケーリングの構えだ。
ブラッドミアを使う人はわかると思うが、
征服者よりもスケーリングが高い。
ただ”序盤の戦えなさ”も高い。
4 ガレンなどに入れるとたくさん発動する。
魂の収穫できるほど火力は高くないので、
ファーストストライクなわけだ。
ただ好き放題AAできる組み合わせならば、
エアリー+強まる嵐にしたり、
電撃+至極の賞金首狩りにしたりしてもいい。
メイン魔道
- エアリー
- アクシオムアルカニスト
- 至高
- 追火
- ボーンアーマー
- 超成長
1 基本的にエアリーの時は序盤効くルーンにして、
フェイズラッシュの場合はスケーリングルーンで固めていく。
2 初手マナ有りアイテムを買わないのであれば、
マナフローバンドを入れていこう。
フローズンハート、黒炎のトーチ、マリグナンス以外の時は、
マナフローバンドが必要になる。
4 エアリーなので追火で。
5と6 メレー対レンジドの時は、
大体ボーンアーマーを入れていくというだけで、
本当になんでもいい。
レジェンド:ヘイスト+切り崩しでもいいし、
キャッシュバック+なんでも屋でもいい。
ルーンのかけら
- 攻撃速度 or スキルヘイスト
- 好きなもの
- 体力+65
1 良いと思ったほうを入れよう。
スウェインはラバドンキャラじゃないので(APレシオが低い)、
ここのアダプティブ避けられる傾向がある。
アダプティブでダメなことはない。
2 ここもアダプティブは避けられがちだ。
移動速度がバフされたので、
メレー相手には有効そうに見える。
3 無限に体力が増えるので、
ここは体力+65を入れていきたい。
別にスケーリング体力でもいいのだが、
究極の◯◯シリーズを好む人は、
LoLのハビトゥス、
つまりLoL観が形成されていない。
上手い下手という話ではなく、
プレイヤーとしては2流以下だ。
こういうのは知ったかぶりすると、身につかなくなる。
LoL観なんて身につけないほうが良いのだけど。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
- フラッシュ+ゴースト
1 無難な選択肢。
理想は相手のタワーにミニオンを押し付けてる時に、
テレポートで復帰したい。
2 スケーリングが欲しい時に。
スウェインの場合、
フェイズラッシュ時はあまり必要ない。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でQ
- レベル4でW
- レベル5以降はR>Q>W>Eの優先順位で上げる
1 インベイド時はEを当てたい。
2 Q>Wと取りたい人はいないだろう。
味方のジャングルウディアが敵の森でスタンを決めたとか、
本当に限定された状況でしか効果を発揮しない。
敵のバフにWを置けば、
ラプターワード無しでもジャングルの位置がわかったりするので(多分)、
そこまで悪くないかもしれない。
3 ソロレーンではEが当たらない前提でQを2に上げる。
AAとQハラスを延々としていくわけだ。
4 ここで取ってないスキルを取る。
5 Wを優先するのは単純に射程が伸びるからだ。
伸ばしたい理由がなければEでもいい。
簡単なコンボ
- E>W
Eはすぐに引っ張らないほうがCC時間が長い。
相手がリープなどを持っている場合は、
Wの判定が出る瞬間に引っ張る必要がある。
かなり練習する必要があるので、
そこまでの精度は諦めたほうがいい。
トップスウェインのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランリング+体力ポーション
99%の状況で正解なので、
何も考えずに持っていこう。
ファーストアイテム
スウェインでロッドオブエイジスは買わないように。
凄く強い時期は買われていたが、
今は良くない。
理由はスキルヘイストが付いてないので、
スキルヘイスト+マナ有り武器のほうが効果が高めだからだ。
スウェイン場合、
「黒炎のトーチにHPが100~200付いてる」
とイメージしてもらえればいい。
- 黒炎のトーチ
- フローズンハート
- マリグナンス
1 フローズンハートじゃなくて良さそうな時は、
なるべく黒炎のトーチにしたい。
2 対面がADで、
さらに敵ジャングラーもADの時は絶対に買おう。
ボットスウェインの時、
対面が両AD時に買うのも強い。
3 ボットだと100ゴールド安いという理由で買われる。
トップだとスキルヘイストが5少ないし、
相手がメレーなので、
オールイン性能よりもハラス性能が重視される。
なので買いたくない。
ブーツ
- バーサーカーブーツ以外の良いと思ったブーツ
基本はプレートスチール or マーキュリーブーツ。
スウェイン1AP時にはソーサラーシューズ。
勝利者ブーツに出来そうな時には、
アイオニアブーツか共生靴底だ。
ダークシールをまだ持ってないなら、ブーツ完成後に買うといい。
セカンドアイテム
- リーライクリスタルセプター
仮面やフローズンハートでも悪くないが、
何も考えずにリーライでいい。
ライアンドリーの仮面は3000ゴールドだが、
リーライは2600ゴールドしかない。
プラチナ4もあれば、
楽に20分アタカンに間に合わせることができる。
アイテム2個+ブーツ完成品で、
集団戦を制するわけだ。
サードアイテム
- ライアンドリーの仮面
- ゾーニャの砂時計
1 無難な選択肢だ。
スウェインの火力はAPではなく、
シンジドと同じくダブルバーンで出す。
※ 黒炎、マリグナンス、仮面、ブラッドレターなども含むし、
ダメージは圧倒的に仮面が出るので、
ダブルバーンという名前だが
仮面がメインダメージソースみたいなニュアンスになる。
2 相手にADが多かったり、
フィズなどゾーニャしやすいRがあれば買おう。
スウェインは自前でHPが増え続けるので、
後に続くリフトメーカーのHPは考えなくていい。
気軽に買っていこう。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
- リフトメーカー
- 呪いのブラッドレター
- スピリットビサージュ
- 変幻自在のジャックショー
2 単純にスペックが高い。
スウェインは基本ラバドンを買わないので、
これがスウェインの最強装備となる。
3 Rと相性がいい。
4 スウェインのメインMRアイテム。
フローズンハートが既にある場合、
スピリットビサージュを追加すると、
防御面はバッチリとなる。
5 スウェインはHPが増えていくので、
もしフローズンハートやマーキュリーブーツなど、
ARMRが増えるアイテムが1個もなければ、
ポンと1個買うと強い。
ARやMRを重ねたい時は、
ブーツを除いた場合、
ARなら3個目、
MRなら2個目の装備となる。
ARはフローズンハート、ゾーニャの砂時計、ジャックショー、の順番。
MRはスピリットビサージュ、ジャックショー、の順番。
フィフスアイテム
- 今までのアイテムから買う
- ソーンメイル
1 ラバドンヴォイドキャラじゃないので、
「これが必須」
みたいなアイテムはない。
2 モレロノミコンやランデュインオーメンなどもあるが、
スウェインはルインドキングブレード特攻キャラなので、
ソーンメイルを買うのが望ましい。
ヴェインやマスター・イーなど、
ルインドキングを持った強力なキャリーがいる場合、
ソーンメイルを持たないと勝てないと思っていい。
ラバドンキャラじゃないので、急に「ソーンメイルを持つ」みたいな選択肢ができるわけだ。
終わりに
- パッチ25.21における息継ぎとドランシールドのナーフにより、トップレーンのメレーファイターがレンジドのハラスに弱くなったため、スウェインのようなレンジドチャンピオンが有利な環境になっています。
- トップレーンのスウェインは、ミッドやボットと異なり高いプッシュ力は求められず、序盤の積極的なハラスと中盤以降の集団戦での強さが役割として求められます。
- ルーンはスケーリング重視の征服者やフェイズラッシュも選択肢にありますが、現在のメタではエアリーと追火を採用して序盤から対面を圧倒する構成が主流です。
- スキルオーダーはEが当たりにくいことを前提として、レベル1でQを取得し、レベル3でもQを重ねてハラス性能を高める進行が推奨されます。
- ビルドの初手はドランリングが安定しており、ファーストアイテムにはスキルヘイストとマナを確保できる黒炎のトーチ、または対面と敵ジャングルがADの場合はフローズンハートを選択します。
- かつての定番であったロッドオブエイジスは現在は推奨されず、代わりにマナ有りスキルヘイスト装備でHPを補うビルド構築が主流です。
- セカンドアイテムには安価で集団戦への影響力が高いリーライクリスタルセプターを購入し、20分前後のオブジェクトファイトでパワースパイクを迎えるように調整します。
- スウェインの火力源は高いAP値ではなく、ライアンドリーの仮面などによるバーン効果に依存しているため、ラバドンデスキャップなどは基本的に購入しません。
- 防御面では自身のHP無限スケーリングを活かしつつ、ゾーニャの砂時計やスピリットビサージュ、対ルインドキング用のソーンメイルなどを状況に合わせて柔軟に選択することが可能です。
- 最終的な勝利条件は、レーン戦での優位を維持しつつドラゴンを4つ獲得し、集団戦でRとクリスタルセプターのスローを駆使して味方のキャリーを活躍させることです。
トップレーンのメタは常に変化しますが、今回のスウェインのように「システム(アイテムのナーフなど)の隙」を突いたピックは、ソロキューにおいて理不尽なほどの強さを発揮します。
操作スキルよりも「正しいビルド選択」と「盤面を見る力」が勝率に直結するため、LoL観を磨きたいプレイヤーにとっても良い教材になるでしょう。
メレー達が息苦しさを感じている今こそ、スウェインでサモナーズリフトを支配する絶好の機会です。
スウェインはジャングル以外で使えるし、
ソロキュー向けのチャンピオンに分類される。
でも全レーンスウェインで行く人は珍しい。
LoLで難しいのは戦闘であって、
ロールごとの動きは簡単だ。
あなたにマスターの友人がいれば、
1時間教えてもらえば十分に覚えられるはずだ。
しかし、そうならないのは
- ピリオダイゼーション
- 皿回し
というヤツで、
トップレーナーが、
ミッドを覚えるとすると、
普通の人の場合トップを忘れてしまう。
もしそこで忘れなくても、
3ロール4ロールと増えていけば、
実力を維持するのは難しい。
みたいなことを、
「トップスウェインできれば、他3ロールできて当たり前だろ」
と思ったので考えた。