セトはリリースされた当初は最強のチャンピオンで、誰も勝てる相手がいなかった。
ADC以外の全てのレーンで最強だったのを記憶している。
そういった強すぎるチャンピオンはランクではBAN使えないので、私はその時期ノーマルゲームばかりプレイしてセトを使っていた記憶がある。
※ 普段は絶対と言っていいくらいノーマルをしないのだけど、そういう時のノーマルは面白い。
というわけで私にとって馴染みがあるチャンピオンではあるものの、その後ナーフが続いて使っていないせいか、ほとんどセトを忘れかけていることに気づいた。
記憶定着の基本は、忘れかけていたものを思い出すこと。今回セトの記事を書くことにした動機である。
W - ヘイメイカー
パッチノート11.9より引用
ダメージ反映率増加攻撃力100ごとに10%⇒ 増加攻撃力100ごとに20%
R - ショーストッパー
ダメージの攻撃力反映率増加攻撃力の100%⇒ 増加攻撃力の120%
セトはADC以外は行けるのだけど、今回のパッチだとサポート以外の強化となる。
ADレシオの強化なので、バミシンダー系ミシックは避けたほうが良さそうだ。
セトのストーリー
- 対面をボコる
- ジャングラーを絡めて2対2、または3対3を狙う
- 集団戦でWを決める
ダリウスを少しマイルドにしたようなイメージだろうか?
とにかく序盤で相手をボコるのが目的のチャンピオンだ。
中盤以降はダリウスより大分強いけれど、後ろに下がる力もスケーリングも弱いので、五分のファームをすると厳しい。
セトのルーン
- 征服者
- フリートフットワーク
- 不死者の握撃
- ヘイルブレード
大体この4つ。
メイン栄華
- 征服者 or フリートフットワーク
- 凱旋
- 好きなレジェンド
- 背水の陣
基本的に征服者を入れて、レンジ相手にはフリートフットワークを入れる。
メイン不滅
- 不死者の握撃
- シールドバッシュ
- 心身調整 or 息継ぎ
- 超成長
タンクやトリンダメア相手に入れるルーン。
メイン覇道
- ヘイルブレード
- 血の味わい
- 目玉コレクター
- 好きな賞金首狩り
レーンでダメージトレードしやすい相手へのルーン。
マッチアップに詳しくないと機能しないので、セトメインじゃない人は忘れたほうが良いと思う。
サブルーン
- 息継ぎ
- 超成長 or 生気付与
- 凱旋
- レジェンド:迅速
生気付与は生気付与差でタイマンに勝つ時、つまりマッチアップ的に厳しい場合しか入れない。
メインが不滅か覇道ならば、サブルーンは栄華にすること。
例えばヘイルブレード(メイン覇道)はレーンで一方的に殴るためのルーンなのに、サブ不滅を入れていった場合、もう意味がわからない。
カードゲームで言えば、アグロデッキに体力回復カードを入れるようなもので、強いかどうかはともかくプレイヤーの知識が怪しいので多分コケる。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度 or アダプティブフォース
- アダプティブフォース
- 物理 or 魔法防御
ラストヒットに自信がないのであれば、アダプティブでいい。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
- フラッシュ+イグナイト
テレポートのほうが、積極的にダメージトレードがしやすい。
- ジャングラーを待つ組み合わせ
- 一方的にダメージトレードできる組み合わせ
- 回復半減が欲しい
といった理由があれば、イグナイトでもいい。
ノーマルゲームで遊ぶ時も、イグナイトが面白いかなと思う。
スキルオーダー
- レベル1でE
- レベル2でQ
- レベル3でW
- レベル4以降はR>Q>W>Eの優先順位で取る
QよりWを優先したり、レベル1でWを取ったりする時もあるのだけど、とりあえずレベル1でQを取るのは避けることを覚えておけばいい。
セトのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランブレード+体力ポーション
- ドランシールド+体力ポーション
- カル+体力ポーション
セトのスタートアイテムは圧倒的にドランブレードが強いので、誰にドランブレードを持っていくのか、よく考えておくこと。
2はドランブレードを持っていけない相手。
3はナサス相手。
ファーストアイテム
- ルインドキングブレード
- ストライドブレーカー
- ゴアドリンカー
- トリニティフォース
自分はClashをしないので、「トップでタンク以外にルインドキング買うならサングインで良くない?」と思うタイプだ。
基本は1か2だけど、相手がウーコンやオラフならば3がいい。
4は凄くファームやタワーシージが速くなるので、圧勝している時に好きな人が買うくらいだろう。
圧勝しているのであれば、ストライドブレーカーで全く問題ないからだ。
ブーツ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- スイフトネスブーツ
基本は3つのうちどれかを買う。
圧勝している時はバーサーカーブーツでファームを速くしたり、アイオニアブーツでフラッシュ・テレポートの回転を上げたりしてもいい。
セカンドアイテム
- ミシックアイテム
- ステラックの篭手
- タイタンハイドラ
- ブラッククリーバー
- デッドマンプレート
ルインドキング初手ならば、ミシックはこのタイミングで買う。
普通はステラックの篭手で、タイタンハイドラでもいいならファームの速いタイタンハイドラを買う。
デッドマンプレートは圧勝している時だけ。
サードアイテム
- ソーンメイル
- 自然の力
- スピリットビサージュ
- ケミパンクチェーンソード
- デスダンス
ファームする火力は十分にあるので、集団戦に向けて防具を買うならこのタイミングがいい。
とりあえず対面が征服者なのであれば、回復半減を持たないと勝てなくなってくることを覚えておこう。
ジャングル・トップのファイター同士の殴り合いは、中盤以降ブランブル持ってるかどうかみたいなところがある。
終わりに
セトはリリース当初の最強だった時期でも、レートゲームは弱かった。
そうなると必然的に序盤が強いチャンピオンとなる。
つまりルーンやスタートアイテム、サモナースペルを詰めて、対面をボコるの方法を知るのが重要だ。
シルバーの友人が良くセトトップを使っているのだけど、誰にドランブレードを持っていくか調べるとか、普通の人はしないので中々上級者向けのチャンピオンかもしれない。
ダリウスと同じと考えると、ソコまで難しくないはずなのだが、セトはユーティリティーが高いのでわかりにくいのだろう。
休日の過ごし方に例えれば、ダリウスは午前中どころか、朝食までの手順を覚えるだけでいい。
一方セトは、午後や夜の過ごし方も考える必要があるので、負担が大きいわけだ。