Gemini AdvancedとLOLALYTICS、
使ってない日がないなと最近感じる。
LOLALYTICSという統計サイトがあるのだけど、
今回は
- 「ARMA時はこうやって使っている」
という話を書く。
- チャンピオンをピックする
- LOLALYTICSのARAMページを開く
- ロード画面中に見ながら文脈を考える
ということを繰り返すだけで、
LOLは物凄く上達をする。
LOLの試合で成果を出すには、
戦闘が上手であればいい。
そのためには
- ルーン、アイテム、チャンピオンを大体でいいから覚えること
- LOLでの戦闘に慣れること(脳の可塑性的な意味で)
ARAMはこの2つの要素を、
サモナーズリフトに比べて覚えやすい。
なのでプラチナ4未満の人にこそオススメしたい。
※ ただ難しすぎると思った場合はしなくてもいい。
それでは初めていこう。
この記事はパッチ14.24の時に執筆されました。
ARAMでの基本的な文脈は、最大火力を目指すこと
サモナーズリフトと違うのは
- 最大スケーリングではなく、最大火力を目指す
という点だ。
ARAMにはファームがないので、
例えば大半のAPチャンピオンならば
- ロッドオブエイジス+アークエンジェルスタッフ
が最強アイテムになりそうな気はする。
しかし実際のARAMでは、
- 黒炎のトーチ+ライアンドリーの仮面
が大半のAPチャンピオンの最強装備だ。
またシン・ジャオなどのファイターも、
ARAMでは
- サンダードスカイなどの定番ファイターアイテム
ばかり積む。
これは常に5対5なのと、
スノーボールがないからだ。
※ デスしないと買い物できないため。あとメジャイもない。
なので生存時間+火力が
最も高くなるアイテムを積む。
ロッドオブエイジスはチャンピオンを選ぶが、サモナーズリフトのアークエンジェルスタッフがスノーボールアイテムというのは、誰でも想像が付くだろう。
スプリッティング
スプリットは「分ける」とか
「分割する」という意味だ。
スプリッティングとだけ言った場合、
基本的に
- 2つに分ける
というニュアンスで使われる。
黒か白か、敵か味方か、0か1か。
- 「バカな人間はすぐにそうやって考える」
みたいなイメージがあるが、
人間はそう考えたほうが
認知力が少なくて済む仕組みになっているからだ。
認知バイアスの1つである。
オシャレの基本は逆張りなので、
「普通の人ってそう考えるよな~、普通の人ってさ~」
という感じで、
「普通の人がすぐにスプリッティングするから、俺は違う反応をするよ」
となるのが知的な振る舞いになるわけだ。
ただスプリッティングじゃない分け方は
非常に認知力を使う。
なので自分が
「勝ちたい」
と思ったこと以外は、
あまり考えないほうが良いかもしれない。
自分が考えていることは、常に実際よりも重要だと思うバイアスが人間にはある。
ビクターの例
プラチナ4以上のプレイヤーが、
そこらへんのシルバー4未満に説明する時、
- 「ビクターにはルーデン+リッチベイン型と黒炎のトーチ+ライアンドリーの仮面型がある」
みたいに言うだろう。
これはスプリッティングで、
どうしてこうやって説明するのかというと、
人間が理解しやすい形だからだ。
人間は自分が理解できないことは重要だと思わないので、
関心を持ってもらうためには
簡単に説明する必要がある。
ちゃんと説明するとどうなるのか?
- 黒炎のトーチのほうがファームが速い
- 20分までにブーツ完成品とセカンドアイテム、10スタック以上のメジャイが欲しい
- リッチベインに行く場合でもトーチのほうが、アイテムを揃えやすいから強い
- ルーデンからライアンドリーに行く人は、文脈がわからないヤツ
ゲームに詳しくない人じゃなければ、
上のことを言っても理解できないはずだ。
- APミッドでダークシール買う発想ないヤツはどうしようもない
- ルーデンからライアンドリーに行くヤツはどうしようもない
- キャリー知ってる人は云々
- キャリー知らない人は云々
と言ってるだけなのだけど、
全体で言えば8割以上のプレイヤーが、
どうしようもないヤツに当てはまってしまう。
LOLに限らず、プラチナ以上にはビシバシ接して構わないが、初心者には優しくしないといけない。
ARAMでマルファイトを選んだ場合
- LOLALYTICSでマルファイトのARAMページを開く
- 見てスプリッティングする
- 魂の収穫+マリグナンスのAPマルファイト
- 不死者の握撃+心の鋼のタンクマルファイト
- 良いと思ったほうを選ぶ
APマルファイト
ページを見た人や、
ある程度LOL詳しい人なら知っているだろう。
- APマルファイトはカス
- 好んで使うプレイヤーもカス
であると。
プリメイド3人ぐらいでARAMしてる時、
野良の味方がマルファイトを選んだ場合
- 「まさかアイツAPマルファイトやらないよな?」
というのが定番のARAMトークだ。
味方がAPしかマルファイトがいない時のみ歓迎され、
それ以外の状況ではトロールである。
しかしプレイしていて楽しく、
ビルドも洗練されている。
最大バーストダメージが出るように、
APアサシンのビルドをするのである。
間にゾーニャを挟んだほうが、
明らかに強いのだけど、
強い弱いなら最初からAPマルファイトを選ばない。
※ ARAMではマリグナンスとストームサージが弱くなっているので、サモナーズリフトではもう少し強い。
流石にクラッシュでAPマルファイトをする人はいないだろう。
そんな人間と一緒にVC繋いでLOLする人はいないからだ。
タンクマルファイト
マルファイトはタンクなのだから、
いちいちタンクを付けるのは妙な気がするが、
ここではタンクマルファイトと呼ぶ。
タンクのほうが圧倒的に強いが、
全然人気がない。
そしてこれはDIAMOND+の統計なので、
- プレイヤーはAPマルファイトのほうが弱いと知っている
にも関わらず、こうなっている。
APマルファイトのほうが強いと思っている人が、
ダイヤモンドに上がれるわけない。
なので1人もいないわけだ。
ただ一度もAPマルファイトをやったことがなければ、
一度くらいは使ってみたほうがいい。
やったことがないことをするっていうのは、
LOLに限らない上達のコツである。
チョ=ガスでAPにする人は少ないので、タンクマルファイトに面白みを感じる人が少ないのが大きいのだろう。
ARAMは普段中々使えないAPマルファイトを使うチャンスでもあるわけだ。
ビルドによって頑張りが効くチャンピオンも多い
ARAMをやっている人であれば、
- 非常に統計勝率が低いのだけど、自分が使うと勝てるチャンピオン
がいる人も多いだろう。
おまけ タロン
私はタロンが結構好きで、
ARAMでも使いたがる。
私の友人は一緒にARAMをする時、
タロンのトレードを承認せず、
ギリギリで別なチャンピオンに変えて
私のタロンを封じてくる。
終わりに
- 1. ARAMの基本戦略:最大火力
- ARAMでは、サモナーズリフトとは異なり、ファームがないため最大火力を目指すことが重要である。
- 生存時間と火力を両立できるアイテムビルドが有効である。
- 2. スプリッティング:二分割思考
- スプリッティングとは、物事を単純に二分割して考えること。
- 初心者はスプリッティングに陥りやすい。
- 上級者は、スプリッティングを超えた多角的な視点を持つ。
- 3. ビクターのビルド例:スプリッティングを超えて
- 初心者向けの説明では、ビクターのビルドを「ルーデン型」と「黒炎型」の二つに分けがち。
- 実際には、状況に応じた最適なビルドがあり、単純な二分割では不十分である。
- 4. マルファイトのビルド例:統計と実態の乖離
- LOLALYTICSの統計では、タンクマルファイトの方が勝率が高い。
- しかし、多くのプレイヤーはAPマルファイトを選択する。
- これは、楽しさやビルドの洗練度が選択に影響している可能性を示唆している。
- 5. 新しいビルドへの挑戦:上達への道
- 統計的に不利なビルドでも、試してみることで新たな発見や上達に繋がる可能性がある。
- 6. 統計勝率と個人成績の乖離
- 統計勝率が低いチャンピオンでも、得意なプレイヤーは存在する。
- 自分のプレイスタイルに合ったチャンピオンを見つけることが重要である。
- 7. LOLALYTICSの活用:情報に基づいた判断
- LOLALYTICSは、チャンピオンの勝率やビルドなどの統計情報を提供するサイト。
- これらの情報に基づき、状況に応じた適切な判断を行うことが重要である。
- 8. ARAMにおける上達:戦闘力向上
- ARAMは、サモナーズリフトに比べてルーンやアイテムを覚えやすい。
- 戦闘に慣れることで、脳の可塑性を活かした上達が期待できる。
- 9. プラチナ4未満への推奨:ARAMのススメ
- ARAMは、プラチナ4未満のプレイヤーにとって、ゲーム理解を深め、戦闘力を向上させるのに効果的なモードである。
- 10. 思考の重要性:認知リソースの節約
- 必要以上に考えすぎると、認知リソースを無駄に消費してしまう。
- 「勝ちたい」という目標に集中し、その他の思考は抑制することも重要である。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事では、ARAMにおけるLOLALYTICSの活用法について、スプリッティングという概念を交えながら解説しました。
「LOLALYTICSなんて見たことない!」という方も、「いつも使ってるよ!」という方も、この記事をきっかけに、ARAMでのチャンピオン選択やビルド構築をより深く考えていただければ幸いです。
LoLは奥深いゲームなので、常に新しい発見があります。LOLALYTICSのようなツールを活用することで、さらなる上達を目指しましょう!
また、何か質問やご意見がありましたら、お気軽にコメントください。
それでは、ARAMの戦場でお会いしましょう!
記事を書いていて思い出したのは、
という本だ。
実験をしたり、
毎日違う自分になったりするのが重要で、
逆に悪いのは
- みんなと同じになろうとすること
だと。
普通に考えればわかるのだけど、
勝利したり相手を出し抜いたりするには、
みんなと同じではダメだ。
LOLが出来ないヤツは全員、
みんなと同じになろうとする人だった。
「みんなと同じになろうとすることで、みんなを追い越そうとするんだ」
みたいなセリフが本に出てくるが、
LOLでは特にダメだろう。
LOLを熱心にプレイしているという時点で、
日本での主流から外れてるのだから。
自分で試したり探索したりして、
そのうちの1つが上手くいく。
何をするにしても、
人間そういう行為に楽しさを感じる必要がある。