アクシオムアルカニストとは、
魔除けのオーブの代わりに追加されたルーンだ。
単体アルティメットなら14%、
それ以外なら9%性能が上がって、
至高に近い効果も付く。
魔除けのオーブはマナが重要じゃないチャンピオンかつ、
対面と敵ジャングルが両APだった時に使われたルーンだった。
私もアクシャンで何度も序盤の被ガンク時に
ダブルキルを取った経験があるが、
問題が1つ
- マナが重要なチャンピオン(マルザハールくらい)の場合は、両AP時でもマナフローバンドだった
というものがある。
非常にニッチなルーンだったわけだ。
アクシオムアルカニストが実装されて、
残るニッチルーンは
- 効果は強いのだけどビスケットデリバリーと効果が被っているタイムワープトニック
のみとなった。
それでは始めよう。
この記事はパッチ25.s1.1の時に執筆されました。
アクシオムアルカニストと似ている性能のアイテム
似たような性能を持った武器に、
アクシオムアークがある。
主にノクターンが買うアイテムで、
他に買うチャンピオンはスノーボールしたADアサシンになる。
他にも実験的ヘクスプレートや、
マリグナンスとも似てる。
同じ行にある3つのルーン
- アクシオムアルカニスト
- マナフローバンド
- ニンバスクローク
の3つである。
効果を発揮するまでのレベルや時間帯など
- アクシオムアルカニスト レベル6以降
- マナフローバンド ファーストリコール後
- ニンバスクローク レベル1から
1と2 格闘ゲーム的に言えば「見」だ。
3 ケネンなど一部を除けば、
序盤にキルを取る時に効果を発揮する。
例えばランブルならば、
- アクシオムアルカニストはレベル6以降の集団戦
- ニンバスクロークは序盤のオーバーヒートコンボ
どちらを強くしたいかで決めることになる。
マルファイトやカシオペアなど、マナが明らかにきついことが予想されるチャンピオンは、何も考えずマナフローバンド固定で入れていくことになる。
ブラッドミアでのアクシオムアルカニストの文脈(アルカニストとニンバスの使い分け)
ノーマナかつ、
私が得意なミッドチャンピオンを例にあげてみよう。
基本的な文脈は
- 後半強いのはフェイズラッシュ、アクシオムアルカニスト、強まる嵐
- 序盤強いのはエアリー、ニンバスクローク、追火
となっている。
どのぐらいのバランスにするのかは、
プレイヤーの好みやレートにもよる。
具体的には
- 高レートになるほど、序盤強くしたほうがいい
- 後半強いルーンにしても、本人が下手なら意味がない
というのを覚えておこう。
とりあえず予想通り
- (ブラッドミアの場合)フェイズラッシュ時はアクシオムアルカニストが望ましい
わけだ。
しかしブラッドミアのRは
レベル11でレベル2に上げないことが多いし、
CCスキルでもないのでかなり弱めだ。
※ レーンではダメージトレード目的で気軽に撃つ。
AA連打チャンピオンじゃないので、
フラッシュイン後のMSが重要じゃないと言っても、
思ったよりニンバスクロークは弱かったらしい。
「ニンバスクローク時のフラッシュはガンク回避しやすいよね」とか言っちゃう人は、負け癖が身に染み付いている。
アクシオムアルカニストとマナフローバンド
とりあえず
- マナが足りないのであればマナフローバンド
なのは間違いないようだ。
マルファイトのRは、
サイラス視点から考えればわかるが、
LOL中最強である。
そんなRを持っていても、
やはりマナが足りなければ厳しいようだ。
マルファイトのマナが厳しい理由は、
メイジじゃないからだ。
LOLはメイジじゃないマナ有りは、
マナが厳しいのが普通である。
Rがダメージスキルのメイジはアクシオムアルカニストのほうが強い
- ビクター
- ラックス
- シンドラ
- ベイガー
などだ。
こういうRを持つチャンピオンならば、
マナがきつくなければマナフローより
アルカニストのほうが強い。
チャンス時に相手をキルできる可能性が上がるので、
プレイが簡単になるからだ。
特にシンドラやベイガーは単体Rなので、
14%も上がる。
次はジャングラーのアルカニストを見ていこう。
ポスト目玉コレクター
ポスト◯◯とは、
◯◯の後という意味だ。
- キーストーンは魂の収穫
- 残りは目玉コレクター、賞金首狩り、英気集中、強まる嵐
これで最強のスケーリングを達成する。
ジャングルはレーンと違ってダメージトレードがないので、
魂の収穫を入れやすいからである。
他にもマスター・イーやワーウィックなどで
- メインキーストーンをリーサルテンポ(栄華)
- サブを
- 目玉コレクター+好きな賞金首狩り
- 追い風+水走り
- 魔法の靴+宇宙の英知
から選択するパターンがあった。
目玉コレクターは最大でAD18、
AP30も上がったが、
グリスリーメメントはトリンケットのCDが上がるだけ。
今サブ覇道にするならば、
賞金首狩り+追い打ち or サドンインパクトか、
インベイド狙いの第六感になりそうだ。
しかしスケーリングの観点からすれば、
以前より明らかに弱い。
ジャングルでサブ不滅を入れないのは、ファーミング速度が(ほぼ)上がらないからだ。
ジャングルでのサブにアルカニスト+至高は全然強くなかった
「これは行けるんじゃないか?」
と考えたのだけど、
あまり良くないようだ。
おそらく
- レベル5以降にしか効果を発揮しない
- 魔法の靴+何かのほうがゴールドが稼げる
- 至極の賞金首狩り+何かのほうが序盤効くし後半も強い
1 「力の偉業でファーストブラッドが重要になったから、序盤が重要になった」
みたいな10代特有の、
”すぐになんでも理解っちゃう”時期みたいなことは、
私は言わない。
※ そういう時期は誰にでもある。あれはただの認知バイアスだ。
さきほどのサブ不滅と一緒で、
他のサブルーンの組み合わせのほうが
ゴールドが稼げるから弱い。
ちなみに力の偉業関係なく、
LOLはずっと昔から序盤が重要だ。
2 何かとは、
トリプルトニック、
ビスケットデリバリー、
宇宙の英知のことだ。
とにかく何にしてもゴールドが稼ぎやすい。
私はポーション無し+トリプルトニックが好きだが、
おそらく一番無難なのは宇宙の英知である。
3 至極は最初は6で、
倒すたびに5、
最大で31スキルヘイストも稼げる。
バロンの時間も25分になったので、
以前よりも黄色トリンケットのままで良くなった。
イブリンやノクターンならば、
ずっと黄色や青トリンケットでも行けるのだけど、
味方のサポートから殴られかねない。
ソロキューではバロンの時間になったり、スノーボールした時には赤トリンケットが強力だ。
危険な作業は、上手な自分が引き受けたいわけである。
終わりに
- アクシオムアルカニストは、魔除けのオーブの代わりに追加されたルーンです。
- アクシオムアルカニストは、単体アルティメットなら14%、それ以外なら9%性能が上がり、至高に近い効果も付きます。
- アクシオムアルカニストと同じ行にあるルーンは、マナフローバンドとニンバスクロークです。
- アクシオムアルカニストと似た性能のアイテムは、アクシオムアーク、実験的ヘクスプレート、マリグナンスなどです。
- アクシオムアルカニストはレベル6以降、マナフローバンドはファーストリコール後、ニンバスクロークはレベル1から効果を発揮します。
- マルファイトやカシオペアなど、マナが不足しやすいチャンピオンはマナフローバンドを固定で入れるべきです。
- ブラッドミアの場合、フェイズラッシュ時はアクシオムアルカニストが望ましいです。
- Rがダメージスキルのメイジ(例:ビクター、ラックス、シンドラ、ベイガー)は、マナがきつくなければマナフローバンドよりアクシオムアルカニストのほうが強いです。
- ジャングルでサブにアルカニスト+至高はあまり強くありません。
- ジャングルでは、魔法の靴+何か(トリプルトニック、ビスケットデリバリー、宇宙の英知)のほうがゴールドが稼ぎやすいです。
ジャングルだと
- エアリーと秘儀の彗星は普通入れない(瞬間的なパワーがなさすぎるため)
- フェイズラッシュを入れるヘカリムは、ヘカリムなので当然ニンバスクロークを入れたい。
- ファーストガンク時に1発AAを多く入れたいシーンが多すぎる
- 早めにアイテムを完成させられるかどうかで、その後の稼ぎが違いすぎる
というのがあり、
使う機会が少なそうだ。
ないかもしれない。
他にもサポートでも強そうだが、
とりあえずこの辺で筆を置くことにする。