スペシャリストというクラスで、
操作にクセがあるハイマーディンガー。
ジャングル以外で使われるが、
サポート以外のトップ、ミッド、ボットならば、
平均よりもだいぶ勝率が高い。
マルザハールと同様、
マスター未満の試合で強いと言われているが、
今まで熱心に使おうと思ったことはなかった。
APアイテムが色々変更されたので、
これを機会に執筆してみることにしよう。
この記事はパッチ25.10の時に執筆されました。
ハイマーディンガーのストーリー
- プッシュしてタワープレートを取る
- ガンクを受けた時の2対1を制する
- ひたすらプッシュする
- ドラゴン4つ取って勝利
1 ペットを召喚するチャンピオンの大半は、
プッシュやファームが得意だ。
ハイマーディンガーも同じような系統で、
同じペット召喚チャンピオンの中では、
マルザハールと1番似ている気がする。
基本的にメレーにはQ、レンジにはWを上げる。
2 よく2対1、あるいは3対1で勝利している。
タレットが敷かれた場所では火力が高いのもあるが、
タレットとタワー付近(どちらも300)だと、
MSが20%も上がるのが大きい。
ハイマーディンガーの基礎MSは340と、
レンジの中では速いほうだ。
なので単純にスキル無しでは、
ハイマーディンガーに追いつかないのである。
チャンピオン性能、見た目、フレーバーからは
足が速いイメージは皆無だ。
そのせいか足が速いことを知っているプレイヤーは少ない。
3 R時のWやEは集団戦でも強いのだけど、
普通に考えて味方を助けにいくチャンピオンではない。
プッシュしてる最中に敵が来て、
それを捌くみたいなチャンピオンだ。
4 敵のネクサスと交換できないのであれば、
4ドラゴン目には向かうことをおすすめする。
基本的にソロキューでは、
4ドラゴン目はネクサスよりも価値が高い
と考えてプレイすれば間違いがない。
ハイマーディンガーのキーストーン候補
- 征服者
- 秘儀の彗星
- 電撃
1 メレー相手(Q上げ時)に持つ。
2 レンジ相手に(W上げ時)に持つ。
3 対面の射程が比較的短く、
柔らかい時に持つ。
忘れてしまってもいい。
ハイマーディンガーに限った話ではないが、「メレー相手に征服者(リーサルテンポ)を持つ」という文脈はLoLでは多い。
メイン栄華
- 征服者
- 冷静沈着
- レジェンド:ヘイスト
- 切り崩し
- マナフローバンド+強まる嵐
2 意外とマナに余裕がない。
3 他に入れるものがない。
4 パッチ15.10ではライアンドリーの仮面がナーフされたので、
セカンドアイテムの候補に上がるのはシャドウフレイムだ。
バリア時ならば背水の陣でもいいが、
パッチ15.09でイグナイトがバフされた。
なのでバリアはボットでも無い限り、
ちょっと入れにくい。
5 基本的にメイジのサブ魔道は、
マナフローバンド+強まる嵐以外は逆張りだと考えてほしい。
LoLはエアリーの時は追火、
フェイズラッシュの時は強まる嵐みたいな文脈になる。
しかし、こういうのを知っているのは上位1%未満だけだし、
追火が機能するのも上位1%未満の試合だけだ。
強まる嵐に中盤以降デスキャップを組み合わせて勝つのが、
ソロキューのメイジである。
実はハイマーディンガーは、どちらかというと前半よりも後半強いチャンピオンである。
メイン魔道
- 秘儀の彗星
- マナフローバンド
- 英気集中
- 強まる嵐
- 魔法の靴+宇宙の英知
3 ハイマーディンガーのタレットのHPは、
APが高いほど上がる。
意外とスキル射程も長い。
5 よく見るルーンの組み合わせだ。
移動関連を補助する。
ルーンのかけら
- アダプティブ or スキルヘイスト
- アダプティブ
- 体力+65 or スケーリング体力
1 アダプティブのほうが無難だ。
スキルヘイストはスケーリングを高めたい時に。
3 好きなほうで。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
- フラッシュ+テレポート以外
- イグゾースト+テレポート
- フラッシュもテレポートも無し
1 基本1。
2 基本2。
今のパッチだとフラッシュ+イグナイトが望ましい。
3 見た目や色などはフラッシュと似ているが、
敵チームの目はごまかせないだろう。
敵タワーの前でフリーズされないようにしよう。
4 4より尖ったルーンだ。
フラッシュ無し+テレポートは、
自軍タワーの手前くらいで大人しくファームをする構えになる。
しかしテレポートがない場合、
その状態だとリコールできないので、
おそらくひたすらプッシュすることになるだろう。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でW
- レベル4以降はR>Q>W>E or R>W>Q>Eの優先順位で上げる
1 相手に当てられればマナフローバンドが溜まるので、
あらかじめレーンにタレットを設置しにいって構わない。
4 メレーにはQ、レンジにはW。
簡単なコンボ
- タレットのレーザーはWやEを当てると発射される
- E>Q
- W>Q
- E>強化W
- W>フラッシュ
1 ハイマーディンガーをガンクする時に、
Eでスタンしたら返り討ちにされる原因の1つだ。
- Eでスタンする>レーザーを受ける>そのままWも受ける>レーザーを受ける
強化Rまで置かれていたら、
3対1ぐらいなら余裕で捌かれてしまう。
相手の行動妨害耐性を考えなければ、
Eの後にレーザーが出てからWを撃つといい。
※ 素早く繋げるとレーザーが1回しか出ない。
2 よくあるコンボ。
Eだと射程が伸びないので、
Wでしかできない。
ハイマーディンガーのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランリング+体力ポーション2個
何も考えずに買っていこう。
ファーストアイテム

- マリグナンス
- ルーデンコンパニオン
- 黒炎のトーチ
1 ガンクされた時にアウトプレイしたいならコレ。
バフ前から買われていたので、
今回は第1候補になるだろう。
2 W上げ時に有効だ。
宇宙の英知がないけれど、
Q上げ時の時も強いだろう。
3 モンスターへのダメージが高いので、
最もファームしやすい。
割合ダメージではないので、
高HPの相手に特別有効なわけではない。
ブーツ
- ソーサラーシューズ
相手が極端な編成じゃない限り、
ソーサラーを買うといい。
セカンドアイテム
- シャドウフレイム
- ライアンドリーの仮面
- リーライクリスタルセプター
1 マリグナンスとシナジーがあり、
ファームも速い。
2

ナーフされ続けているアイテムだ。
最も強かった時は
ストームサージと一緒に買われていたりしてこともある。
マナがないこと意外は最強のアイテムだったが、
しばらくは触らなくていいだろう。

タンク相手に買う場合でも、
今はブラッドレターのほうが強そうである。
3 サイドレーンをプッシュする時、
特定の相手に買うと強い。
ただ火力は低いので、
ファーム性能も低い。
サードアイテム
- ラバドンデスキャップ
- ゾーニャの砂時計
- リーライクリスタルセプター
1 100ゴールド安くなった。
2 ハイマーディンガーと言えば時計。
敵が無理に突っ込んできた時に時計を使えば、
大体返り討ちにできる。
3 ゾーニャの砂時計よりも有効だと思った場合に買おう。
両方買うというのは、
メジャイソウルスティーラー25スタックでもない限り、
考えないほうがいい。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
- ヴォイドスタッフ or 呪いのブラッドレター
2 別にクリプトブルームでだめなこともない。
ブラッドレターはモンスターなどには発動しないので、
バロンは明らかに遅くなる。
そのデメリットは中々大きいので、
覚えておこう。
フィフスアイテム
- 今までのアイテムから買う
ラバドンデスキャップ+ヴォイドスタッフ系は必須だ。
終わりに
- この記事は、APアイテムに様々な変更があったリーグ・オブ・レジェンドのパッチ25.10時点で執筆された、ハイマーディンガーの解説です。
- ハイマーディンガーは操作性に癖がある「スペシャリスト」クラスのチャンピオンですが、ジャングル以外のトップ、ミッド、ボットレーンで運用した場合、平均よりもかなり高い勝率を記録しています。
- ハイマーディンガーの基本的なプレイスタイルは、レーンを積極的にプッシュしてタワープレートを獲得し、チームとしてはドラゴンを4つ確保して勝利を目指すことです。
- ハイマーディンガーは自身のタレットや味方タワーの近く(300ユニット以内)にいると移動速度が20%上昇するため、ガンクを受けた際に2対1のような不利な状況でも勝利しやすい特性を持っています。
- 推奨されるキーストーンは対面のチャンピオンタイプによって異なり、メレー(近接攻撃)相手には「征服者」、レンジ(遠隔攻撃)相手には「秘儀の彗星」が効果的です。
- ハイマーディンガーは序盤よりも中盤以降に強さを発揮するチャンピオンであり、ルーンの「強まる嵐」とアイテム「ラバドンデスキャップ」を組み合わせることが、ソロキューにおけるメイジの典型的な勝ち筋とされています。
- スキルオーダーは、レベル1でQ(H-28G革新タレット)、レベル2でE(CH-2 électron強化グレネード)、レベル3でW(ヘクステック小型ロケット)を取得し、その後は対面がメレーならQを、レンジならWを優先してレベルアップさせます。
- ファーストアイテムとしては、アルティメットスキル使用時に効果を発揮し、ガンク対応能力も向上させる「マリグナンス」が、パッチによる強化もあって最も推奨されています。
- セカンドアイテムとしては、「マリグナンス」とシナジーがありファーム(ミニオン処理)も速くなる「シャドウフレイム」が有力候補であり、以前は強力だった「ライアンドリーの仮面」は度重なる弱体化により優先度が下がっています。
- 「ゾーニャの砂時計」はハイマーディンガーにとって非常に重要な防御アイテムであり、敵に狙われた際に使用することでタレットの攻撃と合わせて返り討ちにできる場面が多くあります。
LoLの場合、新しくチャンピオンを使おうと言う時、
ARAMや新モードのブロウルで動かすくらいまでは簡単に行ける。
上位のレートで対面に勝つには、
マッチアップについて自分の頭の中で考えを回せるレベルに行かないといけないが、
動かすだけなら簡単である。
格闘ゲームで言えば、
アーケードモードでストレスなくプレイできるレベルだ。
何事もそれくらいから目指すのが良いだろう。