2025年も、いよいよ終わろうとしている。
最近は寒さのせいで朝起きるのが辛いが、
正直なところ、
1年の終わりという実感はこれっぽっちも湧いてこない。
とはいえ、何事も区切りは必要だ。
実感が伴わないなりに、まずは
「2025年の振り返り」
を書いてみることにする。
PV数などの数字は一切考慮していない。
今読み返してみて
「これは良いことが書いてある」
と素直に思えた記事を5つ、
厳選して紹介したい。
この記事はパッチ25.24の時に執筆されました。
ヴォイドグラブ6体とドラゴン2体はどちらが勝ちやすいのか?【わかってる感バトル】
「LoLの議論の大半は、猿の毛づくろいと同じ」
という記事だ。
猿の毛づくろい(グルーミング)は、単に「体の汚れを取っている」だけではありません。実は、サルの社会において「言葉の代わりとなる極めて重要なコミュニケーション手段」としての役割が非常に大きいです。
主な目的と意味合いを3つのポイントで解説します。1. 社会的な絆を深める(「おしゃべり」の役割)
これが最も重要な役割です。 サル(霊長類)にとっての毛づくろいは、人間でいう「おしゃべり」や「スキンシップ」に当たります。
- 緊張の緩和: 相手に触れることで、お互いの緊張をほぐし、安心感を与えます。
- 同盟の確認: 「私たちは仲間だ」という確認作業です。頻繁に毛づくろいし合うペアは、喧嘩の際にお互いを助け合う強力なパートナー(同盟関係)になります。
- 仲直り: 喧嘩をした後、関係を修復するために行われることも多いです。
2. 社会的な駆け引き(「通貨」の役割)
サルの社会には厳格な序列(ヒエラルキー)がありますが、毛づくろいはその中での「通貨(お金)」や「貢ぎ物」のような機能を持ちます。
- 弱い立場から強い立場へ: 一般的に、立場の弱いサルが、ボスのサルや立場の強いサルに対して毛づくろいを行う頻度が高いです。「気に入られたい」「守ってもらいたい」という行動です。
- お返し: 毛づくろいを受けたサルは、お返しに毛づくろいをし返したり、エサを分けたり、敵に襲われた時に守ってあげたりします。これを「互恵的利他行動」と呼びます。
3. 衛生管理(本来の役割)
もちろん、物理的な清潔さを保つ役割もあります。
- 寄生虫の除去: 自分では届かない背中などのシラミやダニ、汚れを取り除きます。
- 何を食べているの?: 毛づくろいの最中に何かを口に入れているのを見かけますが、あれは取ったシラミやダニ、あるいは皮膚についた塩分(汗の結晶)やフケなどを食べています。これは貴重なタンパク源や塩分補給にもなっています。
💡 科学的な裏付け:脳内物質が出る
毛づくろいをされているサル(そしてしている方のサルも)の脳内には、「β-エンドルフィン」という物質が分泌されていることが分かっています。 これは脳内麻薬とも呼ばれる物質で、強い鎮静作用と多幸感(気持ちよさ・安心感)をもたらします。だからサルたちは、うっとりした表情でじっとしているのです。
人間との関係
進化心理学者のロビン・ダンバーは、「人間の『おしゃべり(噂話)』は、サルの毛づくろいが進化したものだ」という説を提唱しています。 サルの群れが大きくなりすぎて、全員と物理的に毛づくろいをする時間がなくなったため、一度に複数の相手と絆を確認できる「声による毛づくろい(=言語)」が発達した、という面白い説です。
LoLに限らずゲームの戦略議論なんてものは、
ただの雑談である。
喋っている当人同士は面白く、
上の毛づくろいの役割を見ても重要だとわかる。
しかし
「それを外から見て真に受けるのは、ちょっと考えたほうがいいぞ」
という内容だ。
人の話は真剣に聞いてはいけない。話半分で聞く。
しかし態度は「あなたの話は真剣に聞いております」という感じじゃないとダメです🦖
結果は運でも、判断は実力!LoL上達に必須の「意思決定の質」を高める戦略【Thinking in Bets】
「結果と意思決定は区別しよう」という記事だ。
LoLでマスター以上ある人なら、
LoLに限定すれば、
ほぼこういった思考ができているのではないだろうか?
そしてLoL以外は
「てんでダメ💩」
という表現が適切になるだろう。
少なくとも私はそうだ。
LoLは結果と意思決定の区別も、
意思決定の質もわかりやすいが、
今書いている記事の場合、
意思決定の質とはどうやって判断するのか。
- Epic Gamesで無料で貰ったゲームを起動せずに、記事を書いている
くらいしか良さそうな点がない。
ちなみにLoLの試合中のフラッシュは「脳が勝手に反応した結果を、後から自分がやったと思い込んでいるだけ」である。
ナーガケイボロス教の3つの教義を誰も知らないので紹介したい
ナーガケイボロス教は、LoLのチャンピオン・イラオイが信仰する神を通じて「人生の本質」を鋭く突く宗教です。教えの核心は「流れ」にあり、停滞や淀みを悪、変化や挑戦を善と定義します。
3つの教義は、すべての魂に価値があること、人間の欲望は自然なものであること、そして欲望を満たそうと行動する過程こそが「運命」であることを説いています。これはアドラー心理学や現代の自己啓発における「コンフォートゾーンからの脱却」とも深く合致する考え方です。
善悪の基準に縛られず、己の欲望に従って試練に挑み、常に変わり続ける。そんな「流れる」生き方こそが上達と成長への唯一の道であると、本作はゲームの枠を超えた真理を提示しています。
私がインターネットに書いた文章の中でも、
指折りの内容ではないかと思われる。
妙に読んでいて元気になる記事で、何故そうなるのか全然わからない。
どうしてあなたのLoLは上達しないのか?【可処分時間の大半は再生産のための回復時間として利用される】
可処分時間(Disposable time)とは、人が仕事、睡眠、家事、食事といった生活に必要な時間を差し引いた後に残る、自由な時間のことです。この時間は、趣味、娯楽、学習、休息など、自分の意思で自由に使えるのが特徴です。
「人間が最も削る時間は、可処分時間の中の練習・努力という時間だよ」
という記事である。
「今日は忙しかったので、休息時間を削ろう、夜も納豆ご飯にしよう」
という人がいたら、
随分おかしな人間だと思うはずだ。
MMOの定番ジョークがある。
「最強の職業は?」
と質問されたら
「無職」
と返すのだ。
あれは「使える時間が多いから」、
という意味合いだったが、
集中力に関しても同じことが言えるだろう。
嫌悪が趣味を定義する:ハクスラに学ぶ真の教養【高価なモノ(マックスロール)への憧れを捨てろ】
人間は最高級品を好むのだけど、
ハクスラの世界ではその行為を嫌悪する。
マックスロール(最高級品)を買ってしまうと、
最終狩り場への到達が大幅に遅れるからだ。
最高級品を好む気持ちはわかるのだが、
マックスロールを買う行為は、
効率を捨てるのに等しい。
※ つまり、買うと「負ける」。
- 娯楽
- 食事
- 生活用品
- 人間関係
- 趣味
あらゆることに言えるだろう。
おそらく
- コストパフォーマンスに気分の良さを入れてはいけない
という教訓になる。
あるいは、「自分の感情に大金を付けるな」となるだろう。
Thinking in Betsや可処分時間の話と似ているが、PoEやトーチライトは地球上の娯楽の中でも最上位レベルなので、少し変な感じもする。
終わりに
子供の頃、カードゲームが好きだった。
最初は必死に覚えるだけだったカードという名の知識が、
ある時を境に線でつながり、
システムとして流れるような感覚が芽生える。
そうなれば、もはや
頭の中だけで思考を回し続けることが可能だ。
※ 本来は紙に書くべきだが、これさえできれば、人生から退屈な時間は消える。
LoLで言えば、プラチナ4程度の練度があれば
この感覚に到達できる(はず)。
ただ、プラチナ4に至るには
100時間程度のプレイでは到底足りない。
普通のオフラインゲームであれば、
100時間もプレイすれば
「極めた」
と豪語しても、否定する人は少ないだろう。
しかしLoLのランクに、
プレイ時間100時間程度で参加すれば
「お前の年齢かIQ、どちらか教えてほしい」
と言われる可能性が高い。
なのでゲーム以外の分野でこの領域を目指すのは、
想像以上に大変なことかもしれない。
それでは、良いお年を🤓




