LOLが全然上手じゃない友人に「有名なカウンターピックのまとめが知りたい」と言われるので、書いてみることにする。
このブログに限らず、人に頼まれたから書くケースは結構多い。
ブログの記事は絵で言えば落書きみたいな心境で書くので、あなたも何か書いて欲しい記事があるなら気軽に言ってみて欲しい。
ツイッターのDMはくだらないことを言っても言われても、当人同士しか見ない。
なのでメンツ(フェイス)が傷付かないから、言いやすいように思える。
では早速書いていくことにしよう。
友人は、○○には○○を出すリストが欲しかったのかもしれないが、準備して書かないと相当浅い記事になるし、面倒くさいので、まずどうやって選ぶのか? という記事から書く。
ゼドのカウンターピック
レーンで最も重要なのはミッド。
ジャングルのほうが重要という意見も間違っていないが、カウンターピックの説明として不適切なので、ミッドから説明していく。
最もミッドで人気が高いチャンピオンはゼドだ。
なのでゼドから説明していくのが、道理にかなっているだろう。
ゼドはアサシンだけどテクニカルなチャンピオンではなく、あまり腕に自信がない人が使う。
具体的に言うとラストヒットが取りやすく、安全にファームしやすいからだ。
このように、プレイヤーが自分自身を知っているチャンピオンは強い。
大事なのはレーンキルレート
上の画像はOPGGのゼドに対して勝率が高いチャンピオン、トップ10だ。
カウンターピックなら、この中から選べば誰でも良いわけではない。
対面よりレーンキルレート(Lane Kill Rate)が高いチャンピオンを選ばなければならない。
- レーンキルレートが高い=レーン有利
- レーンキルレートが低くて勝率が高い=レーン不利だがスケーリングが高い
- レーンキルレートが高くて勝率も高い=レーンもスケーリングも優れている
後出しで選ぶチャンピオンは、3が望ましい。
レーンもスケーリングも優れているのは5人
- ガレン
- カミール
- マルファイト
- ランブル
- ダイアナ
ファイター、タンク、メイジとたくさんいる。
書いてて気づいたけど、全員メレーだ。
この5人なら誰でも良いのだけど、あなたはガレンかマルファイトを使うべきだ。
何故ならば他の3人は操作がクセがあるから、普段から良く使っていない限りうまくいかない。
ランブルとガレンのどちらが難しいかと言えば、ランブルのほうが難しい。
マルファイトで初手ルーデンエコーを買うレベルならゼドに負けるが、逆に言えば基本的なビルドだけ覚えていれば勝てる。
ゼドとマルファイトを3回くらいづつ使っただけで、ゼド戦は全く問題ない。
カウンターピックの条件
- レーンキルレートと勝率、両方高いものを選ぶ
- 得意なチャンピオン、または操作が簡単なチャンピオンを選ぶ
基本がわかったところで、他レーンのチャンピオンも説明していくことにする。
ダリウスのカウンターピック
- ヴェイン
- ウーコン
ダリウスは序盤あまりにも強い。
つまり極端にアーリーゲームに重点を置いているので、ダリウスよりもキルレートが高いチャンピオンはほとんどいない。
基本的にはスケーリングで勝つことになる。
ただこの2人は序盤から勝てる。
特にヴェインはケイルよりスケーリングが高く、パワースパイクも速いのでオススメだ。
ボットでADC枠として使うと弱いのだけど、トップのカウンターピック要員としては最強の部類なので、ヴェインが出せる時はヴェインを出す。
正直先出しダリウスに勝てるようになったら、相当上手なプレイヤーだと胸を張っていい。
アカリのカウンターピック
あなたはアカリを使ったことがあるだろうか?
僕は結構使うのだけど、アカリはムンドと同じで、ひたすら消極的に戦って中盤以降に勝つチャンピオンだ。
WとEのおかげで、ほとんど相手のGankをくらわないからである。
なのでアカリとダメージトレードするのは良くない。
あなたも一生懸命にナサスを倒そうとしてたら、突然ウィザーをかけられて敵のMidやJGにGankを受けたことがあるだろう。
なのでアカリよりも圧倒的にスケーリングが高いチャンピオンを選ぶといい。
トップレーンなら
- マオカイ
- アーゴット
- レンガー
使えるならレンガーがいいけれど、レンガーは後出し専用なのにクセが強い。
なのでスキル相性が良いマオカイか、レベル9からは歩いてるだけのアーゴットが無難だ。
ミッドレーンなら
- アカリ戦の勝率が高ければ誰でもいい
アカリの弱点は序盤から終盤までとにかくプッシュ力がないことなので、先出しのミッドアカリは機能しないからだ。
マスター・イーのカウンターピック
結局大事なのはトップとミッドだ。
ボットレーンは隣のサポートとの相性もあるし、ジャングルは対面との戦いを避けることができる。
LOLというゲームは、低レートでマスター・イーが人気かつ実際に強い。
強い理由は
- ADCとミッドがまともに操作できない
- 低レートのゲームは長引く傾向がある
などあるけれど、最も簡単な理由はマスター・イーが簡単だからだ。
ジャングルで1番簡単なのは、AA主体のチャンピオン。
AA主体のチャンピオンが使えないのに、グラガスやリー・シンやタリヤが得意だという人は、地球上に存在しない。
なので、マスター・イーのカウンターピックは次のチャンピオンになる。
- スカーナー
- ウディア
- ワーウィック
- ジャックス
AA主体でCCがあり、ウディア以外はレートゲームも強い。
ラムスやフィドルスティックスは難しい、おそらくダイヤ4くらいないとマスター・イーには勝てないだろう。
終わりに
ミッドとトップの人は、カウンターピックを覚えるのは重要だ。
ミッドで先出しアサシンやヤスオにボコられる人は、ゲームシステム的に全く話にならないので、一生レートが上がらない。
例えばレベル2のタロンにソロキルされているミッドがいたら、懸命なジャングラーならAFKをする(正確には中立だけ狩りながら別なことをする)。
ミッドは積極的なチャンピオンにボコられるのが良くなく、トップは消極的なチャンピオンにボコられるのが良くない。
初心者はダリウスとマスター・イーにボコられまくるので、そこをまず対処する必要があるという感じだ。
※ その2人は当たるか外れるかみたいなチャンピオンなのだけど、低レートだと常に強いのが問題。自分で使ってみるのが1番良いと思う。
改めて書くと、結構敷居が高いゲームだなと感じる。
課題を見つけて、対処することに喜びを感じるゲームなのかもしれない。
対面を知らなかったりマッチアップへの準備がなければ、ボコられて当たり前、なのでやっぱり私にはLOLでティルトする感覚がわからない。
私は上級者なので簡単に1つのマッチアップを覚えられるのだけど、初心者だと多分ウンザリするんだろう。
その気持ちは、よくわかる。
人間やるべきことが多すぎると感じると、ウンザリしてしまうものだからだ。