LOLに限らずなんでも
- 楽しいと思うこと
- 上達に必要だと思うこと
は両立しにくい。
「物事は楽しむのが大事」
「楽しみながらする人には勝てない」
みたいな言葉があるし、
SNSでもよく拡散される名言だ。
初心者の人にとっては間違いないことで、
まず続ける動機が必要だからだ。
例えばLOLの場合だと、
幼い頃からゲームをしてきた人以外は
LOLへの動機が薄い。
なので最初は続ける工夫が必要になってくる。
反対に幼い頃からゲームをしてきた人は、
数ヶ月で悠々とダイヤモンドやマスターになる。
この差は何かというと、
- スポーツマンの筋肉と同じように、脳みそがゲーム用になっているから
- 熱意があるので、最初から苦しい練習にも耐えられる
のが大きい。
今回はそこまで負荷が高くない、
誰でもできるAI戦での練習方法について書く。
この記事はパッチ14.16の時に執筆されました。
LOLは目的のある練習をしないと一生ボコボコにされるゲーム
とりあえずLOLを起動して、
ランクかクイックプレイをする。
そして
- その試合の偶有性を楽しむ
楽しみかたとしては一般的で、
こういうやり方をする人のほうが多い。
1対1のゲームに比べると、
5対5のゲームは何が起こるのか予測しにくいので、
ここらへんはLOL特有の面白さではある。
ただ問題が1つ、
LOL5対5の対戦ゲームなので、
- このようなプレイヤーは毎試合下手で、ランクでは味方から辛辣な扱いをされる
みんなが箸を使って食事しているのに、
1人だけ手づかみで食事しているのに近い。
マラソン大会で歩いてても怒られないけれど、
陸上部の練習で歩いてたら怒られる可能性が高い。
それと同じだ。
マラソン大会は、「イヤイヤやらされている人も多い」という大前提があるので歩いていても怒られない。
使ったことがないチャンピオンを使う
LOLでは2週間ごとに無料チャンピオンが入れ替わる。
初心者のうちから自発的に、
- 「無料チャンピオンの中で使ったことがないチャンピオンを使おう」
という人は、
すぐに平均を遥かに超えるレベルになってしまう。
なぜかというと、
普通の人(この記事ではプラチナ4未満としよう)は
そんなことをしないからだ。
普通の人はただ漠然とプレイしているだけで、
LOLに対して興味がないからである。
続けているうちに興味が育ってくる、みたいなイメージだ。
ただしゲームは最初から育っていないと、勝つのは厳しい。
ドレイヴン、またはカリスタを使う
アクシャンでも良いのだけど、
アクシャンでは上手な人じゃないと操作は身につかない。
- スペルウィービング
- オーブウォーキング
1 AA>スキル>AA>スキル
みたいなことを言うのだけど、
名称は忘れていい。
2 AA>移動>AA>移動
みたいなことを言うのだけど、
名称は忘れていい。
コーチングをしていて、
アタックムーブのことを
オーブウォーキングだと思ってる人が二人ぐらいいた。
右クリック野郎だからアタックムーブを教えようとしたら、
できるできるって言って話がまったく通じないので、
詳しく聞いたら勘違いしていたわけだ。
「趣味縁」というのは大事で、
やはりLOLの話ができる友人は必要なんだと実感した。
1人もいない場合は、
そういうことになる可能性が高い。
正直一瞬イラッとするのだけど、「仕方がないよな」と思う。
流石にソレに対して何か言うのは、理不尽すぎる。
カリスタでAAをした後、どう操作するのか?
カリスタで右クリックで敵をクリックして、
右クリックで移動。
これをやろうと思う人はいない。
ゴールド4もあれば
- 「他の人が、こんな操作方法でプレイしているわけがない」
「ドレイヴンならともかく、
カリスタで右クリックだけでプレイしているのは、
よほどのバカだけだ」
と気づくわけだ。
そしてすぐに次のことにも自然と気づく。
「ミニオンにAAしたら、特に理由がない限り後ろにステップするよな」
と。
実はLOLが上手なプレイヤーは一瞬でわかる。
AA>移動(あるいはスキル>移動)のクセがついているかどうかだ。
これは
- 一般的なチャンピオンを使っても気づきにくい
- ドレイヴンだと気づきやすい
- カリスタだと気づきやすい
- アクシャンはAA1段目を1回も使わなくても支障が出ないので気づきにくい
私はアクシャンも得意なのでわかるのだけど、実戦で1段目キャンセルを1度も使わなくてもプレイに支障は出ない。
最近使ってないチャンピオンを使う
エビングハウスの忘却曲線は、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した、時間の経過とともに記憶が薄れていく様子を表した曲線です。
時間の経過とともに記憶は急激に低下する: 学習直後は覚えていることも、時間が経つにつれて急速に忘れてしまいます。
Gemini Advancedに聞きました。
復習が重要: 忘却曲線は、復習を行うことで記憶の定着が促進されることも示しています。適切なタイミングで復習することで、記憶の低下を防ぎ、長期的な記憶に繋げることができます。
記憶術の話である。
LOLチャンピオンには文脈があるので、
上の図よりもずっと記憶に残りやすい。
例えばボットかサポートの人の場合、
レオナやノーチラスのことは
一生忘れないはずだ。
文脈を理解すると圧倒的に定着しやすい。
ジャングルでフルクリア3:30秒を試す
ある程度やる気がある人ならば、
プラクティスで試すことになる。
ただAI戦では「本日の初勝利」が貰える。
金銭的な価値にした場合あまりにも低いのだけど、
人間ちょっとしたご褒美があると、
「やろうかな」と思うのものだ。
シーズン14では、大半のチャンピオンが練習無しで3:30に間に合う。
ただ油断すると、何故か大幅にタイムが遅くなるチャンピオンもいる。
終わりに
- LOLは目的意識を持って練習しないと上達しない:ただプレイするだけでは上達せず、味方から不満を持たれる可能性もある
- 使ったことのないチャンピオンを使う:無料チャンピオンの中から、使ったことのないチャンピオンを使うのは、上達への近道
- ドレイヴンまたはカリスタを使う:LOLの基本的な操作方法がわかる
- スペルウィービングやオーブウォーキングの名前は覚えなくて良い:チャンピオンのスキル名と同じ
- LOLについて話せる友人は重要:ゲームについて話せる仲間がいると、モチベーション維持や情報交換に役立つ
- カリスタでの操作方法:右クリックだけでなく、適切なスキルや移動を組み合わせる重要性を理解する
- AA後の操作:AA後に移動やスキルを使うクセをつけることが、上達への鍵となる
- 最近使ってないチャンピオンを使う:記憶の定着には復習が重要
- AI戦でフルクリア3:30秒を試す:目標を設定することで練習にメリハリがつき、モチベーションも上がる
- 小さな達成感も重要:「本日の初勝利」のような小さな報酬も、継続する意欲につながる
人間の一日の集中力は限られているので、
LOLの優先順位が高くない限り、
LOLに集中力を使うことはできない。
なので
- LOLに集中力を割ける人は、こういったことをしている
と考えてもいい。
LOLに限らず何事も同じ。
ただ練習計画などは、
何かに書くのが望ましい。
AI戦の良いところは、
プラチナ4以上の人がプレイした場合、
- 何も考えず漠然とプレイする
という自体が起きにくいところだ。
逆にレベル100未満でゲーム全般の経験が少ない人は、
上達しようと考えないほうがいい。