考察記事

初心者にどうやってダメージトレードを教えるのか?【トップ or ミッドレーナーの話】

タイトル通り

  • 初心者にどうやってダメージトレードを教えるのか?

という話を書く。

先日コーチングした時、
ジャングルはゴールド4行けそうだけど、
レーン戦は目も当てられない。

というレベルの人がいた。

LOLは対戦ゲームや戦いの基本は流用できる。

  • 相手の思い通りに動いてはいけない
  • 日常的な訓練がないのは勝負を棄てること(と同じ)
  • インナーゲーム
  • 味方に期待しない

こういったことだ。

※ 2は高名な孔子の教え。

しかしLOL全般に言えることだが、
レーン戦のダメージトレードなんて、
本当にMOBAでしか使わない。

例えばRPGをした経験があれば、
LOLでの物理防御や魔法防御を、
なんとなく理解できるはずだ。

0から教える場合どうなるか、
書いていくことにする。

この記事はパッチ13.10の時に執筆されました。

前提条件

  • LOLを起動できる
  • スタートアイテムが買える
  • 最初の1ウェーブ目に間に合う
  • 何故か操作は高いレベルで出来ることにする
  • レーンはトップかミッドレーンだとする

4はありえないのだけど、
こういう条件で行く。

序盤のミニオンが強いだとか、プルとかプッシュウェーブとか

こんなものは数分で教えられる。

  • プルは敵のミニオンが多い時
  • プッシュは味方のミニオンが多い時

簡単だ。

実際のダメージトレード

次の条件が必要となる。

  • 自分のチャンピオンのスキルを知っている
  • 対面のチャンピオンのスキルを知っている
  • 味方ジャングラーのスキルを知っている
  • 敵ジャングラーのスキルを知っている

上から順番に重要だ。

というわけで1を教えることになる。

1以外のチャンピオンが多すぎる。
慣れてる人は気持ちよくレーン戦勝てるけど、初心者は覚えるところまで行くのが難しい。

メインチャンピオンと絡めてゲームを理解していく

意味というのは単独ではなく、
必ず何かと関わり合っている。

つまり

  • どのようにダメージトレードするのか?
  • いつ有利なのか?
  • どういうプランで勝利するのか?

コレは記憶コスト的に

  • メインチャンピオン+敵チャンピオン

みたいな組み合わせで覚えていく。

LOLは序盤さえ終われば、
あとは

  • なんとなくプレイする

という方法で勝てる。

※ 特に勝っている時は、ドラゴンの時間にドラゴンに向かうだけ。

しかしレーン戦は
かなりしっかり詰めないと、
ダイヤモンド4にすらなれない。

チャンピオンごとの簡単なハラスとコンボを叩き込んでいく

  • 興味がありそうなチャンピオンを動かさせていく

私が友人同士でプレイする時のLOLの役割は

  • そのチャンピオンの概要を聞かれたら簡素に説明すること

である。

あまり言い過ぎてはダメで、
少なすぎてもダメだ。

なんでも教えすぎると覚えない。

学力、知識、体力は習慣

  • 自分でルーンを組まない
  • 自分でアイテムを買わない
  • マッチアップを考えない
  • 使ったことがないチャンピオンを使わない

そういう機会のないプレイヤーは、
上に書いたことを覚えることはない。

しかし

  • LOLは娯楽である
  • 人は疲れていると面倒なことをしない
  • LOLはプレイしすぎる弱者男性になる

というわけで

  • LOLは戦略性の高いゲームなんだから、自分で戦略立てないヤツはプレイすんなよ

とは感情的にも、
礼儀的にも言いにくい。

私もTFTは、2週間に1回くらいプレイして、「引きが良ければ面白い」というプレイをしている。
LOLで言えば「味方が強くないと勝てない」人と同じだ。

マッチアップのメモは必要

メモを取るのは面倒くさい。

  • ツールなどを用意する必要がある
  • 実際にメモを取る必要がある

しかし取らない場合は次の2つのうち、
どちらかになる。

  • LOLが一生下手
  • 記憶コストが莫大になる(他のことが覚えられない)

というわけで、
ある程度トップやミッドをプレイなら、
メモを取ったほうがいい。

思考の整理学

を思い出して欲しい。

シーズン13からジャングルはバカみたいに簡単になったが、レーン戦のマッチアップの記憶は大変なままだ。
仕組み的にどうしようもないと思う。

終わりに

  • LOLは人間にとって不自然すぎるので、0から覚える必要がある
  • チャンピオンの種類は多いが、自分の使うチャンピオンは少ない(絞れば)
  • LOLはメインチャンピオンと絡めて覚えていく
  • 学力、知識、体力は習慣
  • トップ or ミッドレーナーはメモを取らないと、私生活に支障が出るかもしれない

私が格闘ゲームを辞めたのは、
手続き記憶を維持するコストが高いからだ。

LOLは一部のチャンピオンを除けば
操作が簡単である。

それに近年はずっと、
手続き記憶のコストを下げる方針になっている。

※ ワード周りやジャングルファームは簡単になった。

とりあえず1週間に2回くらいプレイすれば、
LOLの手続き記憶を維持するのは簡単なのだ。

問題はマッチアップ。

というわけで、
メモの構築まで行きたいところである。

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