LOLは高レートほど試合時間が短く、低レートほど試合時間が長い。
トロールやAFKが出ない限り、高レートはアイテム2個、低レートはアイテム3個以上になる。
例えばパッチ11.13で一生BANされるノクターンだと
- ミシックアイテム
- 完成したブーツ
- ステラックの篭手
- ガーディアンエンジェル
- ブラッククリーバー
- ケミパンクチェーンソード
高レートだとステラックまで、低レートだとガーディアンエンジェル以上だ。
試合が長引くか、スノーボールした時だけたくさん買えると考えよう。
最初はエズリアルを例に書いていこう。
エズリアルの特徴と言えば、
「おまえ今までよく生きてこれたな」
と話しかけたくなってしまう、とんでもないnoobが多いことだ。
エズリアルの場合
スタートアイテムは組み合わせによって違うので、この記事では無視する。
トップ・ミッドの人は対面ごとの統計を見るべきだ。
とりあえず次の2つは以下の理由で持たない。
- アダプティブがAPになってしまう ドランリング
- 長射程のQでライフスティールできる ドランシールド
ゴールド以上の人で、今書いたことが一瞬でわからなかった人は自分を疑ったほうがいい。
ではまず最初に何を買うか。
エズリアルのファーストアイテム
選択肢は3つ
- トリニティフォース
- マナムネ
- エッセンスリーバー
ディヴァインサンダラーはパッチ11.11の時の性能に戻されて、それでもかなり強いのだけどトリニティフォースがAD5強化されたので、今はトリニティのほうが強い。
※ パッチノートごとにアイテムは変わるのだけど、自尊心がない人は周りから指摘されない限り新しいアイテムを買わない。
サモナーズリフトの鉄則は、サポート以外は最初にファームできるように武器を買うこと。
3つともディヴァインサンダラーより快適にファームが出来る。
エズリアルのセカンドアイテム
ブーツは書かない。
アイテム2つ時の強い組み合わせは、シーン効果+マナムネが鉄板だ。
すなわち
- トリニティフォース+マナムネ
- エッセンスリーバー+マナムネ
オールイン時の強さだけならクラーケンスレイヤーなのだが、そういった例外を除くと、この2パターンだけとなる。
この時点で強いのは、明らかにトリニティ+マナムネだ。
ではリーバーの利点はどこにあるだろう。
エズリアルのサードアイテム
ミシックアイテムは1つしか買えないので、3つ目のアイテムの左から4番目。
コレはリーバー+マナムネから購入している。
左から7番目のマナムネは、ドラクサー+リーバーから買われているのもわかるだろう。
つまりミシックトリニティの場合、3手目はその時に必要なアイテムを買う。
ミシックドラクサーの場合、3手目はドラクサー+マナムネ+リーバーで購入していないものを買う。
トリニティパターンはスキルヘイスト46%、ドラクサーは50%なので全然ドラクサーが強く見えない、脅威も18しかないし、セリルダのスローもない。
しかし火力は圧倒的にドラクサーのほうが高い。
HPが上がらないので切り崩しが使える
ケイトリンやアフェリオスを使う人しか知らないのだが、切り崩しはよく見ると、相手のほうがたったHP10%多いだけで5%もダメージが増える。
カルか女神の涙スタートすれば、HP差で5%を維持できるわけだ。
メリットは
- 集団戦で良いタイミングで消えられる可能性がある
- 四手目にセリルダの怨恨を買った時に脅威分得
- 切り崩しが使える
デメリットは
- LOLの知識が必要
- リーバー>ドラクサーまで少し弱い時間帯がある
- HPが1も上がってないので柔らかい
ドラクサーなのに4手目にフローズンハートを買うような人は話にならない。
HPが上がっていないので、ARを上げても耐久力は効率良く上がらないからである。
ダイヤ未満でこういったことを知っているエズリアルがいたとしても、すぐにダイヤに上がってしまうのは確実。
しかしサブアカウントを使えば、誰でも低ランクレートゲームを楽しめる。
そこがLOLの魅力だ。
では次はシン・ジャオで考えてみよう。
シン・ジャオの場合
シン・ジャオは操作こそ簡単なものの、実は初心者が使っても全然上達しないチャンピオンだ。
※ 一応レベル6ですぐにRを取らずに、使う時にとってノックバックさせるテクニックはある。
操作した感じとても上級者向けには見えないのだが、見た目に騙されてはいけない。
では先程と同じように、ブーツを無視してファーストアイテムから考えていく。
シン・ジャオのファーストアイテム
- 赤月の刃
- エッセンスリーバー
- ゴアドリンカー
- イモータルシールドボウ
- ストライドブレーカー
- クラーケンスレイヤー
あまりにも選択肢が多い。
人間は3択くらいまでしかストレス無くえらべないので、コレは許容範囲をこえている。
簡単に分類しよう。
1個時点で戦闘が強いのは
- 赤月の刃
- ディヴァインサンダラー
ファームが速いのは
- 他の4つ
赤月の刃はアイテムヘイストや脅威と相性が良く、テクニカルなものを好む人寄りのアイテムだ。
今だとゴアドリンカーのほうがファームが速い分無難なのだが、ダイヤ上位ではゴアドリンカー、シルバーでは赤月の刃が人気だ。
先程もチラっと書いたように、シルバーは自分で選択肢をえらべないので、周回遅れのビルドしかできない。
自分で選択しないという姿勢は、LOLに限らず大抵の事柄においてマズい。
シン・ジャオのセカンドアイテム
- ステラックの篭手
- エッセンスリーバー
- ブラッククリーバー
- ウィッツエンド
初手にエッセンスリーバーを買った時のミシック選択肢は、イモータルシールドボウが一般的だ。
スノーボールしてしまっているなら、ストライドブレーカーも強い。
リーバーはクリティカルビルドなので、他の3つを見てみよう。
単純な耐久はステラックが1番高いが、クリーバーとの相性がいいのはゴアドリンカーだ。
回復量が増えるし、スキルヘイストのおかげで2回使えるかもしれない。
ウィッツエンドは単純にMR装備として強い。似たようなアイテムとしてルインドキングブレードがあるが、ルインドキングは物理ダメージなのでタンクに対して強いけれど、その場合クリーバーでいい。
単純に組み合わせを書く。
- 赤月+ステラック
- ディヴァイン+ステラック
- ストライドブレーカー+ステラック
- ゴアドリンカー+クリーバー
- リーバー+イモータル
- クラーケン+リーバー
- クラーケン+ステラック
- MRが必要な時はウィッツエンド
- タンクに対処する時はクリーバー
クラーケン+リーバーは、弱くないのだけど
「この人は真面目に試合する気ないんだな」
とチームメンバーは思うだろう。
シン・ジャオのサードアイテム
- クリティカル60に届くならインフィニティエッジ
- そうじゃないならガーディアンエンジェル
先程のエズリアルと同じで
- アイテム2個ならミシック+ステラック
- アイテム3個ならクリティカル60%
3手目にガーディアンエンジェルを買っても、正直強さに変化はない。
勝てる相手には勝てるし、負ける相手には負ける。
一方クリティカル60%だと、Qで打ち上がる前に倒せるチャンピオンも出てくるだろう。
そこまで火力が高いと征服者も必要なく、覇道のキーストーンで敵のミッドかADCを一瞬で落としたいわけだ。
ドラクサーダスクブレードで同じことをする場合は
- スノーボールしている
- ドラクサー+ムラマナ
- ドラクサー+クリティカル60%(4個必要)
最初に3キルくらい取らないと厳しい。
終わりに
人間の不思議な特性の1つとして、自分が出来そうにないことは、なぜか最初から学ぼうとしない。
根拠のない自信や自信過剰といった現象は、脳の高等な機能であるそうだ。
自信がなければやろうとしないので
「よくわからないけど出来そう!!」
といった感情は、バカではなくむしろ賢い。
論理的には、自分は出来ないからしないという考えは時間とエネルギーの節約になる。
しかしLOLプレイヤーは、LOLをしている時に時間とエネルギーを節約したほうがいい理由は少ない。
トロールが出現した時に風呂掃除をしたほうがいいくらいだ。
やはり心理的安全性に問題があるか、何かの先延ばしの結果としてLOLをしているとしか思えない。
上達しない理由はいろいろ考えられるが、ここらへんで筆を置くことにする。
おまけ LOLをするならメモやノートは必要
書いてて思ったことは、アイテムビルドにはルーンも絡む。
エズリアルはドラクサーの時は切り崩しを入れるべきと読んだ人はわかったと思うが、シン・ジャオは難しい。
多分何もわからなかっただろう。
感情は何かに書くと処理(整理)しやすくなるが、ソレと同様にLOLも何かに書いたほうがいい。
私の知識によると、シン・ジャオくらい複雑なチャンピオンについて頭の中だけで考えた場合、多分病気になる。
病気になるとは言い過ぎかもしれないが
「何かしら生活に支障をきたしそうだな」
とは、あなたも感じたはずだ。