リリアはトップとジャングル半々くらい使われるチャンピオンだ。
実装時はQでファームして一生遠距離からEするチャンピオンだったけど、その戦い方はあんまり酷いので、今のようにタイマンが結構強い形になった。
彼のリクエストはビルドガイドなのだけど、カウンターピックについて書く。
この記事はパッチ11.17の時に執筆されました。
リリアのストーリー
- 対面にQ先端を当て続ける
- 集団戦はE>Rの後にQを当て続ける
AA主体のリープ無しメレーチャンピオンに強く、レンジに弱いというチャンピオンだ。
具体的に言うと、Q先端当てに対処できないチャンピオンに強い。
ガレン、ボリベア、タム・ケンチといったチャンピオンは、リリアを後出しされると勝てない。
射程が短いぶんレンジよりMSと耐久力が高い設定なのだけど、ガレン相手では射程の短さがデメリットにならないわけだ。
こういう機動性が高いチャンピオンは、一度スノーボールすると倒しにくい。
リリアへのカウンターピック
- レンジ
- リリアQに対処できる
このどちらか、あるいは両方持っているチャンピオンが強い。
それぞれどうやって戦うのか、簡単に書いていこう。
クインVSリリア
スケーリングはクインが上。
射程もクインが上で、さらにクインはリリアQに対してEの解答がある。
リリアQ先端の時に撃たれても(というか普通リリアもダリウス同様そのように撃つ)、クインはEをすればいい。
というわけ、この組み合わせは
- クインが敵のガンクを受けまくる
- トップスカトル戦で負ける
- クインのレーン戦と操作が特別に下手
こういったトラブルがない限りはクイン側が勝つ。
トップレーナーはレーンの勝敗に敏感でなければいけない。
しかしあなたも知っての通り、トップレーナーは試合の勝敗には鈍感なのか、中盤以降は敵に掴まるプレイヤーが多すぎる。
ヴェイン・ブラッドミアVSリリア
スケーリングでヴェインに勝てるのはケイルくらい。
トップブラッドミアは対面のサステインが低ければ強い。
2人ともクインよりはリリアのQに対処しにくいが、その分クインよりスケーリングが高い。
というわけで、この組み合わせは
- 安全にファームさえできればリリアをボコれる
これがガレン、トランドル、ナサスだとファームがしにくく、安全にファームしてもリリアをボコれない。
このゲームで、中盤以降のナサスでボコれないって相当である。
しかしウィザーをしても、スイフトネスブーツ履かれてQされたら何もできないのはゲーム起動しなくてもわかる。
リープ持ち・ダリウスVSリリア
今書いたガレンとナサスの話からわかるとおり、スケーリングは対面との相性にも左右されるわけだ。
これらのチャンピオンはクイン同様、リリアのQに対して合わせるスキルを持っている。
なのでそんなに不利じゃないというか、むしろ有利。
ソロキューで勝つのが目的ならば、ヴェインやブラッドミアを味方のダメージ種類に合わせて出すのが良い。
ただ有利なチャンピオンから得意なチャンピオンを選ぶのが現実的だろう。
LOLはベストな方法より、簡単な方法を選んだほうがいい。
次の4つのパターンを覚えること
下手な人は4のパターンで負けてもショックを受けるので、やはり知識は大事という話をする。
LOLは何も考えずに勝てる組み合わせが最も楽。
- スケーリングで勝ってもレーン戦が不利だと大変
- レーン戦が有利でもスケーリングで負けていると大変
- 両方有利だとボーッとしてるだけで勝てる
- 両方不利だと味方が強くないと勝てない
互角というパターンもあるが、私はノーマルゲームをほとんどしないので考えない。
※ 操作方法をシッカリ詰めているのであれば、ノーマルでレーンをしても上達しない。
3のパターンは本当にボーッとしている。
なので勝っても負けてもショックを受けることはない。
4は5対5だからゲームをしているだけで、本心ではAFKしたい。
やっぱり勝っても負けてもショックを受けることはない。
しかし最初に書いた通り、知らないと自分が下手だとショックを受けるそうだ。
ショックを受けるにしてもピック画面で受けるべき。
負けて受けるのは何も知らない人だけ。
リリアを後出しされた場合
統計は所詮統計。
上手に戦う方法はあったりするが、58%となると自分で考える気が起きない勝率である。
ナサスならE上げ、アーゴットならフリートフットワークを入れれば勝てそうだけど、他はパッと思いつかない。
カウンターを当てられた時の対処は大きく分けると2つ。
- フラッシュ+イグナイトでジャングラーのガンクを待つ
- テレポートでボコられながらファームしやすいビルドにする
CC持っているなら1、ないなら2になるけれど、こういった戦法を取っても味方が強くないと勝てないのは覚えておこう。
マッチアップを考えて、どうしても不利な相手は勝てないし面白くないのだが、ソレがトップレーンである。
特定の対策アイテムなど
- 息継ぎ
- ライフスティールアイテム
ドットチャンピオン相手は息継ぎが有効だ。
無理にMRを上げるより、ライフスティールを積んだほうがいい。
リリアのQは先端だと確定ダメージだからである。
それとやはりドット相手にライフスティールは有効。
マルザハールのコンボを食らったけれど、その後ルインドキング持って殴ってみたら相手が削りきれなくって勝った。みたいな経験は誰にでもあると思う。
アレは息継ぎ+ライフスティールでサステインが高いからである(相手にバーストがない)。
有利なチャンピオンならば、いつもどおりのビルドで勝てるので、対策アイテムやルーンを気にしすぎてもよくない。
終わりに
- リリアのQに対処する方法を考えておく
- 後出し時に当てるチャンピオンを決めておく
- ボーッとプレイしているだけで勝てるチャンピオンが理想
- 後出しされた時は息継ぎを入れてファームをする
リクエストのコメントを見て思った。
味方が弱ければLOLは勝てないので、試合の勝敗を気にするのは無駄。
しかしこういった大事なのは勝敗じゃないという考えは、勝利している人しか言わない。
味方に異常なピンをしたり、執拗に暴言をいう変なクセがなければ、最初の10分上手な人が強いゲームだ。
なので前半だけ集中して、あとはボーッとするのが良いと考えている。
試合の勝敗でフィードバックを得ようとするのは、全く意味がないような気がするのだけど、LOLが何年も下手で元気な人は見たことがない。
難しい問題である。