私達には衝動の脳と、
理性の脳の2つがあります。
- タスク管理
- モチベーション
- LOL
全てに共通するのは、
- どうやって衝動の脳をコントロールするか?
です。
ドラゴンとガールズ交響曲
BluStar Games Limitedposted withアプリーチ
たまにこういうゲームをしたくなる時があって、
少しプレイしました。
10分くらいやってて
「やはり美少女ゲームは衝動の脳に働きかけるように出来ている」
と感じました。
※ 放置でレベルアップするゲーム。
ゲームだから当たり前なんですが、
思ったよりずっとイラストが良く、
働きかけ方もわかりやすかったです。
それでは
- 自分を奮い立たせる方法
- 先延ばし克服
- 物事を継続させる方法
- モチベーションが1番沸くのはどんな時か?
- 結果をフィードバックにするのは良くない
こういったことを書いていきます。
この記事はパッチ12.5の時に執筆されました。
理性の脳と衝動の脳
理性の脳は
- 健康的な習慣
- LOLの動かし方
- 練習計画
こういったことをします。
ようは、どのように動かすのか?
どうやって対処するのか考える脳です。
衝動の脳は
- 危険なものに直感的に反応する
- 危険なものに反射的に反応する
- 好き嫌いを判断する
- 目の前のチョコレートを食べる
- 美少女に注目する
考える脳みそではありません。
現代だとあまり役に立ちませんが、
厄介なことに、衝動の脳のほうが、
理性の脳よりも優位です。
なんの工夫もなく戦うと、衝動の脳が圧勝します。
象と象使い
「象が本当に行動したいと思ったら、象使いには止める方法がない」
- 衝動の脳が象
- 理性の脳が象使い
わかりやすいですね。
先延ばし魔の頭の中はどうなっているか
動画では衝動の脳を、
- バナナが欲しいだけの猿
と言っています。
パワータイプの弟と頭脳タイプの兄
衝動の脳と理性の脳は、
- パワータイプの弟
- 頭脳タイプの兄
この関係に近い。
必ずしも兄弟ではありませんが、
漫画に多い組み合わせです。
弟は粗暴で賢くないパワータイプで、
あなたは知的な兄だとしましょう。
あなたの役割は、
弟をうまく誘導すること。
弟のほうが強いので、
- 強く言ってやらせる
この方法は使えません。
- うまく誘導して、弟自身がその行動を選択したと思わせる
こういった方法が有効というか、唯一の正解と言ってもいい。
LOLの試合中は武闘家の気概を持とう
敵だろうと味方だろうと、
あなたは気を散らされてはいけません。
怒ったり悲しんだりすれば、
他のことを考えられなくなりますので、
プレイヤーの姿勢に問題があります。
大昔で言えば、
- 籠城戦を崩すために敵に罵声を浴びせた
- 敵が怒って城門を開けて出てきた
罵声を浴びせた人は思ったでしょう。
「コイツ大丈夫か?」
と。
次に衝動の脳は何に反応しやすいのか、
書きましょう。
注意をあやつる6つのもの
人間は注意(注目)したものを、
重要だと感じます。
- 性的なもの
- 身の危険を感じさせるもの
- 定位反応(環境の変化)
- 自分と関係しているもの
- 未完了のもの
- ミステリアスなもの
3 環境が変化した場合、
その環境が安全か危険かを判断しようとします。
3は意外と強力で、
他より優先されます。
コレらのものは
- 衝動の脳が勝手に反応する
- あるいは反応させやすい
頭脳タイプのあなたならば、
簡単に誘導することができるでしょう。
見た目が可愛いからプレイする
ローディング画面のイラストが、
思ってたよりずっと良かった。
Vtuberと同じ仕組みです。
まず見た目が可愛くなければ、
注意を惹きつけられない。
衝動の脳は簡単なことしかできない
- 簡単なゲーム
- 配信を見る
- 動画を見る
- 漫画を見る
- 慣れていること
こういったことですね。
ドラゴンとガールズ交響曲は
- 放置して資源を稼ぐ
- 稼いだ資源でキャラクターのレベルを上げる
- ステージを倒して次のステージへ
- 1~3を繰り返す
こうなっています。
次にゲームが続く理由を考えてみましょう。
面白いことは続くけれど、なぜ面白いのか?
モチベーションが上がる最大の要因は、
- 予定どおりに進んでいること
だそうです。
それでなぜモチベーションが上がるのか?
われわれは普通、
- 時間が経つにつれて、どんどん良くなっていく
と考えます。
- 予定通り=どんどん良くなっている
大抵のゲームは飽きが来ない限りは、
どんどん良くなっていきます。
他人のLOLの試合は、予定通りに進んでも退屈なだけ
- 序盤から優勢
- チーム全体も優勢
- そのまま試合に勝つ
非常に快適で、
自分がプレイしている時は面白いです。
1番面白い試合展開、
と言ってもいいでしょう。
しかし友人や配信者の試合が、
上のようだった場合、
何も面白くありません。
おそらく見ていた時間を、
無駄な時間だったと感じるでしょう。
不思議ですね。
ゲームと現実の最大の違い
- 初心者の時が最も面白くない
ゲームは初心者の時が、
成長を実感できて面白い。
現実の物事は、
成果が出るまでが長い。
例えばブログですと
- 2000文字&まともな書式で書く
- 毎日、あるいは3日に1回ペースで書く
- 検索ワードをタイトルに入れて書く
- 3ヶ月越えるまで検索流入0人
だから書いて続く人が少ない。
現実は逆ハンデ戦
現実の良い点は、
上手な人にハンデが付けられない点です。
- RPGは成長が鈍化していく
- 対戦ゲームは敵が強くなっていく
つまり
「今は辛いが、だんだん楽になってくるぞ、弟よ」
とか
「辛いのは最初だけだぞ、弟よ」
とか、励ましの言葉をかけられます。
ゲームはドーパミン発生装置
※ ドーパミン=やる気。みたいな解釈で問題ありません。
何もしていないのに、
4時間分の報酬が受け取れる。
努力と報酬のバランスが、
全く釣り合っていません。
われわれは既に、
手軽なドーパミンが普通になっているので、
やはり
- AをしたらBができる
みたいに、
- 遊びたいから頑張って早く終わらせる
となるでしょう。
「コレが終わったら遊べるぞ」
そうやって弟を励ますわけです。
結果を見てやる気を失う人へ
衝動の脳にプレイさせることに成功すれば、
あとは勝手に
- 自分と関係しているもの
- 未完了のもの
- ミステリアスなもの
ここらへんと関連付けてくれます。
しかしやる気を失いやすい人もいる。
なぜか?
人間 何も考えないと、結果に気分が左右されてしまいます pic.twitter.com/xnIttiZofA
— LOLGaren (@GarenBlog) February 25, 2022
期待した結果を見て
やる気を失くしたことは、
誰にでもあるでしょう。
しかしそう判断したのは、
どちらの脳でしたか?
- 衝動の脳
でしょう?
少し自分を疑ってみるべきなんです。
そうすれば、
投げ出すこともありません。
終わりに
- 衝動の脳と理性の脳を知る
- 衝動の脳を騙す
- われわれは象使いであり、頭脳タイプの兄
- 他人に衝動の脳を操られてはいけない
対戦ゲームの大前提として、
対戦相手の思い通りに動いてはいけない。
というのがあります。
しかし普段は積極的に、
隣人の思い通りに動いたほうがいい。
頭が痛くなりますね。
ダブルバインドに近い。
バインドされないためには
- 衝動の脳を動かしているのは、常に自分の理性の脳である
と考えるのが良いでしょう。
強いか弱いかもわからないけれど、
このキャラが可愛いので欲しい。
- このケースどちらの脳でしょうか?
このように、
とてもわかりやすく学べます。
LOLは複雑なので、
こういったことを学ぶには、
中々難しいです。
夏の水着イベントに向けて、
石を溜めていく。
- このケースどちらの脳でしょうか?
衝動を理性が後押ししてるような気がします。
美少女ゲームをするのに計画を建てるのは
少しカッコ悪い気がしますが、
この形は理想に近いと言えます。
記事タイトルのモチベーションが自由自在は、言い過ぎではありません。
やる気がみなぎって初めて勝負になる。
競争は厳しいですね。
参考図書など
ドラゴンとガールズ交響曲
BluStar Games Limitedposted withアプリーチ