ナサスを先出しした場合、
普通は
- ダリウス
- ガレン
- エイトロックス
が出てくる。
しかし征服者がナーフされているので、
ナサス相手に有効なピックは
- タム・ケンチ
- トランドル
くらいになってしまった。
- WがあるのでASチャンピオンでは勝てない
- APチャンピオンの大半はビサージュを買われると終わり
- ADチャンピオンではフローズン+フィンブルを突破できない
大半のプレイヤーが上手下手関係なく、
耕されて終わり。
それではナサスのビルドを書いていく。
この記事はパッチ11.23の時に執筆されました。
ナサスのストーリー
- レーンを押さない
- スキルヘイストアイテムを買いまくる
- Qスタックを溜めて勝利
自分が相手より強くなる前は、
レーンのミニオンを相手より多くしてはいけない。
対面のシェンがRを使ったとしてもだ。
中盤以降に1000スタックあって、
サモナースペルが使える状態ならば、
集団戦はまず負けようがない。
ナサスのルーン
- ナサスの強まる嵐と目玉コレクターは弱い
他のチャンピオンと違って、
Qスタックでダメージが
3か12上がっていく。
R中はAA>Qと交互に撃つと考えると、
1.5から6ずつ上がると考えてもいい。
対レンジ
- フリートフットワーク
- 冷静沈着
- レジェンド:血脈
- 背水の陣
トップでメレーが、
レンジに対して使うことが多いルーンだ。
これは今では当たり前だが、
数年前までは
達人しか仕組みがわからなかった。
あなたがジャングラーとデュオしてるならば、
プレスアタック+疾駆のほうをオススメする。
対面がまともなCCを持っていれば強靱。
ブラッドミア相手なら必ず血脈。
- 開放の魔導書
- 魔法の靴
- 先行投資 or ビスケットデリバリー
- 疾駆 orコラプトポーション
あなたがメイジの名手か、
LOLについてよく考える人ならば、
魔導書も悪くない。
対サステインのないレンジ
- 魂の収穫
- 血の味わい
- ゴーストポロ
- 巧妙な賞金首狩り
相手にサステインがなければ、
Eで収穫できる。
2と3はナサスの場合は
選択の余地がない。
ゴーストポロ+ミシック+フィンブルなので、
4は巧妙だ。
※ ティーモ相手にはレベル6以降に赤トリンケットを持つので、ゾンビワードを持ってみたら、5しか溜まらなかった。
- エアリー
- マナフローバンド
- 至高
- 追火
こちらのほうが選択肢としては、
大人しいしバランスがいい。
スケーリングは
メイン覇道のほうが高い。
対メレー
- 不死者の握撃
- 撃ちこわし
- 心身調整
- 超成長
突っ込んでくるガレンやボリベアに、
握撃を入れて逃げるだけ。
タンクとファイター相手のルーンだ。
例えばガレン相手に
レンジルーンを入れていくと、
30分過ぎまで勝てない。
このルーンなら20分過ぎれば勝てる。
サブルーン
- 冷静沈着
- レジェンド:血脈
スケーリングの構え1。
- 心身調整 or 息継ぎ
- 超成長 or 気迫
スケーリングの構え2。
レンジ相手には息継ぎ。
- 魔法の靴
- 疾駆
レンジ相手に使うと、
中盤追いかけやすい。
ルーンのかけら
- スキルヘイスト
- 物理 or 魔法防御
- 体力 or 魔法防御
1番上は絶対にスキルヘイスト。
相手が物理なら物理+体力。
相手が魔法なら魔法防御+魔法防御。
サモナースペル
- ゴースト+テレポート
- フラッシュ+ゴースト
- ゴースト+イグナイト or イグゾースト
基本は1。
中盤以降は2のほうが強い。
3は開放の魔導書の時(2のほうが無難)。
ミッドと違ってナサスの魔導書は、
育った後ひたすら対面のレンジを
ボコボコにするために入れる。
例えばミッドだと、
- フラッシュ+テレポートスタート
- 削りあった後にテレポート復帰
- イグナイトに交換して対面をキル
- あるいはどこかで闘う
ナサスの場合そんな展開にはならない。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でQ
- レベル4でW
- レベル5以降はR>Q>W>Eの優先順位で上げる
ジャングルは普通ボットスタートして、
レベル3~4でトップ付近に来るのだが、
トップナサスの時にそんなことするジャングルは
- 理解ってない
というわけで、
ナサスはレベル3でWを取らないし、
味方も助けに行かない。
序盤トップ付近で
敵に囲まれているジャングラーを見たら、
そのジャングラーに怒るのではなく、
部屋のレベルの低さに感謝するべきだ。
LOLは部屋のレベルが低いほど、
試合時間が長い。
なのでナサスを楽しみやすい。
2匹目以降のドラゴンには集合しないといけないゲームなのだが、なぜかナサスを使っていると無視してしまう。
おそらくナサスには、”Qスタックは試合の勝敗より大事”という哲学がある。
ナサスのアイテムビルド
スタートアイテム
コラプトポーションを買うのは避ける。
- クロースアーマー+体力ポーション4個
- ドランシールド+体力ポーション
- 女神の涙+体力ポーション2個
- サファイアクリスタル+詰め替えポーション
- ルビークリスタル+体力ポーション2個
1 ナサスはQで実質獲得ゴールドが多く、
サステインも高い。
スキルヘイストアイテムの素材でもある。
2 Dot対策、および無難な選択肢だが、
AD相手なら1にハッキリ劣る。
3 悪くはない。
4 AD相手なら3より優れている。
5 AP相手へのビサージュラッシュ。
よくわからないのであれば、
- ADにはクロースアーマー
- APにはドランシールド
と覚えていこう。
なんでこんなに種類が多いのかというと、序盤戦闘しないからだ。
Qはミニオンに撃たないといけないので、ほぼ戦えない。
ブーツ
- アイオニアブーツ
コレを買ってから、テレポートをしたい。
今でこそ
「アイオニアでQスタック貯めるだろ、履けない相手には出すなよ」
という風潮だが、
コレもシーズン11の初めくらいまでは、
やっぱり普通の人は知らなかった。
全てのスポーツは、年々レベルが上がっていく。
LOLも同じだ。
シーズン10まではシーンにスキルヘイストも付いていたので、最初にナサスで買うアイテムだった。
ただ靴をアイオニア以外にする理由にはならない。
ファーストアイテム
950貯まってない時は
- グレイシャルバックラー 600(クロース時)
- シーン 700
- キンドルジェム 800
どれかを買おう。
完成品を書くと、
- トリニティフォース
- フローズンハート
- スピリットビサージュ
- ディヴァインサンダラー
のどれかを買う。
基本は1。
対面と敵ジャングラーが両方ADなら2。
両方APなら2。
対面がタンクなら4。
余裕があればアイテム完成させずに、スキルヘイストアイテムを積みまくる。
セカンドアイテム
- フローズンハート
- 冬の訪れ
- ガーゴイルストーンプレート
- スピリットビサージュ
欲しいものを買う。
なぜステラックではなく、
ガーゴイルかというと、
ステラックにはスキルヘイストがないからだ。
ステラックもデッドマンも、
ハルブレイカーも、
実際に買ってしまえば強い。
しかしスキルヘイストがない。
征服者弱体化されて、ソーンメイル買う必要が薄くなったのも、ナサスが強い理由として大きい。
今まではガレンを倒すのに絶対必要だったからだ。
サードアイテム
- フローズンハート
- 冬の訪れ
- ガーゴイルストーンプレート
- スピリットビサージュ
欲しいものを買う。
フォースアイテム
- フローズンハート
- 冬の訪れ
- ガーゴイルストーンプレート
- スピリットビサージュ
持っていないものを買う。
フィフスアイテム
- ソーンメイル
- ステラックの篭手
- デッドマンプレート
- セリルダの怨恨
- シルバーミアの夜明け
流石にラストバトル時に
コレ以上スキルヘイストを稼ぐ必要はない。
相手にタンクが多ければセリルダ。
そうじゃない場合はソレ以外でOK。
終わりに
- 序盤はレーンを押さない
- スキルヘイストが高いほど強い
- 強まる嵐と目玉コレクターは全く機能しない
- スタートアイテムのパターンが多い
- 余裕があればスキルヘイストアイテムだけたくさん買う
ナサスはサモナーズリフトに
ただQを撃ちに来ているだけだが、
プレイヤーは上手な人が多い。
ゲームが異常に下手な人は、
対戦相手と自分を比べて、
悔しさや居心地の悪さを感じるそうだ。
あなたが上手な人だったとしても、
ゲーム以外に置き換えてみれば、
心当たりはあるだろう。
我々は違う音楽を同時に聴かない。
2つ同時に処理できないので、
片方は雑音になってしまうからだ。
脳みそもソレと同じ。
ナサスにレーンで勝てるかどうかは、
仕組み的な話になる。
マルファイトで勝てる人は存在しない。
マルファイトにナサスで勝って
「俺が上手だから勝った!!」
とは思わないだろう。
Qを無難に貯めることができれば勝てる、
因果関係がわかりやすい。