私が初めてMOBAをしたのは、Heroes Of Newerth(HON)というゲームだった。
Dota1とDota2の間みたいなゲームだったのだけど、あまりに難しいゲームで数週間に渡って味方の足を引っ張り続けた。
「○○(チャンピオン名) is noob」と良く味方に説明されていたのを覚えている。
※ 私に対しての暴言ではなく、「あいつは初心者だよ」と他の味方に説明していた。
大抵のゲームに共通することだが、初心者は普通色々なキャラクターを試す。
そうしていくうちに、その中で自分が使うと勝てるキャラクターが見つかる。
その自分に合ったキャラクターを通してゲームを覚えていき、慣れてきたらどんどん別なキャラクターを試すというパターンだ。
最適停止問題(秘書問題)
100人面接して、1番良い人を取りたい時にどうすればいいのか?
この問題を数学的に考えた有名な問題だ。
100人中37人とはつまり、37%。
LOLはヨネが150体目のチャンピオン、150×0.37=55.5なので、四捨五入すると56体。
意識してやる場合は非常に道のりが長く面倒くさいが、最高でも150回ゲームすれば良いので、悪くなさそうである。
チャンピオン以外にも使える方法だけど……
最適停止問題は結婚問題という呼び方もある(婚活をしている人が感情的になるので、秘書問題となった)。
しかし結婚相手を決めるのに、最適停止方法を取る人はいないだろう。
ロマンもへったくれもないからだ。
結婚相手をこの方法で決めるのは、ハッキリいって人格が破綻している。
LOLを一緒にプレイする人を探す場合はどうだろう?
友人は恋人ほどのロマンを求めない関係なので、「どんどん色んな人とプレイしてみたほうが良い」という意見に同意してくれる人は多いはずだ。
一度だけ遊んで見る手法をとっても、誰にも非難されない。
実際LOLを一緒に楽しくプレイできる友人は少ない
私は結構サブアカウントで野良で出会った人とVC付けながらプレイしたりするが、その人は私がこうやって記事を書いているとか、私のTwitterアカウントを知らない。
私も彼のことを知らないので、気軽にプレイできる。
お互い性格に問題がありすぎるとか、VCの雰囲気が険悪であるとか、大きな問題があったことはない。
しかしなんだか合わない。
「お前ムカつくから落ちるわw」とか言っても全く問題にならない間柄にも関わらず、居心地が悪い。
つまり「一人でプレイしたほうが良いな」と思ってしまうのである。
古い付き合いのある知り合い同士だったとしても、大体プレイしていて居心地が悪い。
一緒にLOLをプレイできる友人はかなり貴重である、というのが私の結論だ。
終わりに
モノゴトはたくさん色々なことを試すことから始まる。
その時に最適停止問題を知っていると有利だ。
ただしたくさん試すためには続けなければならない。
LOLはゲームなので楽しく続けられるが、他の場合はいかに楽しく続けられるかのほうが大事だと、私は考えている。