私が初めてMOBAをしたのは、
Heroes Of Newerth(HON)というゲームだった。
Dota1とDota2の間みたいなゲームだったのだけど、
あまりに難しいゲームだったので、
数週間に渡って味方の足を引っ張り続けた。
「○○(私のチャンピオン名) is noob」
と味方に説明されていたのを覚えている。
※ 私に対しての暴言ではなく、「あいつは初心者だよ」と他の味方に説明していた。
大抵のゲームに共通することだが、
初心者は普通は色々なキャラクターを試す。
そうしていくうちに、
その中で自分が使うと勝てるキャラクターが見つかる。
その自分に合ったキャラクターを通してゲームを覚えていき、
慣れてきたらどんどん別なキャラクターを試すというパターンだ。
- LOLを始めたばかり
- これといって得意なチャンピオンがない
- 一緒にLOLをする友人を探している
そんな人は今回の記事を見て欲しい。
この記事はパッチ10.16の時に執筆されました。
パッチ13.5にリライト。
最適停止問題(秘書問題)
100人面接して、
1番良い人を取りたい時には、
どうすればいいのか?
この問題を数学的に考えた有名な問題だ。
簡単な秘書問題の手順
- 最初の37人を問答無用で不採用にする
- 最初の37人よりも良い人がいたら採用する
100人中37人とは、
つまり37%。
LOLはヨネが150体目のチャンピオン、
150×0.37=55.5なので、
四捨五入すると56体。
※ ミリオで163体目。その場合は60.31体。
意識してやる場合は非常に道のりが長く面倒くさいが、
最高でもチャンピオン数ゲームすれば良いので、
悪くなさそうである。
選択肢が少ないものには使えないそうだ。
私の経験上の話になるが、キャラ数が20人未満の格闘ゲームでは使えなかった。
チャンピオン以外にも使える方法だけど……
最適停止問題は、
結婚問題という呼び方もある。
※ 婚活をしている人が感情的になるので、秘書問題となったらしい。
しかし結婚相手を決めるのに、
最適停止方法を取る人はいないだろう。
ロマンもへったくれもないからだ。
結婚相手をこの方法で決めるのは、
ハッキリいって人格が破綻している。
LOLを一緒にプレイする人を探す場合はどうだろう?
友人は恋人ほどロマンを求めない関係なので、
「どんどん色んな人とプレイしてみたほうが良い」
という意見に同意してくれる人は、
多いはずだ。
一度だけ遊んで見る手法をとっても、
誰にも非難されない。
世の中の大半のことは始めるのにコストや時間がかかりすぎたりするので、色々試す行為は贅沢だ。
試せるならどんどん試すほど得であると言える。
実際LOLを一緒に楽しくプレイできる友人は少ない
私は野良で出会った人とVC付けてプレイしたりするが、
その人は私がこうやって記事を書いているとか、
私のTwitterアカウントを知らない。
私も彼のことを知らないので、
気軽にプレイできる。
お互い性格に問題がありすぎるとか、
VCの雰囲気が険悪であるとか、
大きな問題があったことはない。
しかしなんだか合わない。
「お前ムカつくから落ちるわ」
とか言っても全く問題にならない間柄にも関わらず、
少し居心地が悪い。
つまり
「一人でプレイしたほうが良いな」
と思ってしまうのである。
古い付き合いのある知り合い同士だったとしても、
大体プレイしていて居心地が悪い。
一緒にLOLをプレイできる友人はかなり貴重である、
というのが私の結論だ。
一緒に楽しくLOLをプレイできる人は、2~3人しかいない。
他のゲームなら1000人くらいに増えるのだが、LOLを一緒に楽しめる人は出会えただけで奇跡といっていい。
自分にあったチャンピオンを引き当てた場合
それまで対戦相手にボコられ続けていたけれど
- よくわからないが、何故かこのチャンピオンを使うと活躍する
というチャンピオンが出てくる。
急に勝てるようになるわけだ。
自分にあっているかどうか、
フィットという概念である。
活躍できるようになればLOLは楽しいので、
そこから理解を広げていくのが良い。
順調だから面白いというのは、
LOL以外にも当てはまることだ。
終わりに
- 最初の60体を問答無用で不採用にする
- 最初の60体よりも良いチャンピオンがいたらメインにする
- LOL内で遊ぶ友人も同じような方法で選ぶ
※ 60体は163体目のミリオ実装時の話。
モノゴトはたくさん色々なことを試すことから始まる。
その時に最適停止問題を知っていると有利だ。
ただしたくさん試すためには、
続けなければならない。
LOLはゲームなので楽しく続けられるが、
他の場合はいかに楽しく続けられるかのほうが大事だと、
私は考えている。