「リプレイを見ろ」
格闘ゲームやLoLなどで言われる言葉だが、
初心者が本当に真面目に実行しても、
効果を実感するどころか得ることすら難しい。
練習方法の1つとしては有効だ。
ただ色々と問題点は多いし、
練習全体で見ると、
リプレイを見るのは枝葉の部分である。
「まずは全体を理解してから部分を理解する」
特に男性は、
こういう手法で理解するのが得意だと、
有名な恋愛本で見たことがある。
熟慮して書いた記事ではなく、
普段の雑談の延長みたいな感じなので、
構えず、重要なものだと思わず、読んでみてほしい。
この記事はパッチ26.3の時に執筆されました。
練習方法1 自分のリプレイを見る
よく言われる手法ではあるが、
手軽にできるかと言えばそうではない。
- コツ 最初に躓いた部分まで見ること
- 問題点1 どこで躓いたのかわからないこと
- 問題点2 少しだけコストが高い
- 問題点3 欠点を指摘する手法で上達するのはレベルが高い必要がある
- 問題点4 キリギリス寄りの発想であること
問題点1は誰でもわかると思う。
我々がTFTをした時、
最初にどこで失敗したのか、
わかるわけがないからだ。
問題点2は言葉通りの意味だ。
単純な面倒くささである。
問題点3は、仕組み的な問題である。
初心者はできないことのほうが圧倒的に多い。
なので、「できない部分を探す」という手法は、
上手な人相手じゃないと有効ではない。
つまり自分のリプレイを見るという手法は
「できてない部分を探す」
行為なので、
ポジティビティを感じる必要があるわけだ。
「ここを改善できたら、もっと速く走れる」
みたいな、
漫画に出てくるエンジニア的な気持ちじゃないと厳しい。
問題点4は、時間割引率が高いキリギリス的な発想なことだ。
「間違っている点を直せば勝てる」
という考え方こそ、
勝てないヤツの典型だなと知っている人は多いはずだ。
練習方法2 ゾロサークル
スポーツの世界だとピリオダイゼーション、
LoLだとジャングルに似ている手法だ。
初心者がジャングルをやると可能性が無限大だと思うらしい。
しかし実際は
- 「余計なこと、無駄なことをしない」
これに尽きる。
「ゾロサークル(The Zorro Circle)」とは、大きな目標や混沌とした状況に対して、まずは「自分が確実にコントロールできるごく小さな範囲」に集中し、そこから徐々に支配領域を広げていくというメンタル・トレーニングや目標達成の手法です。
ポジティブ心理学者のショーン・エイカー氏が著書『幸福優位7つの法則(The Happiness Advantage)』の中で提唱し、広まりました。
この手法の背景と、具体的な実践方法をわかりやすく解説します。
1. 名前の由来:映画『マスク・オブ・ゾロ』
この名前は、映画『マスク・オブ・ゾロ』の修行シーンに由来します。
初代ゾロ(師匠)は、血気盛んで無謀な若き後継者(弟子)に対し、地面に剣で**小さな円(サークル)**を描き、こう言います。
「この円がお前の世界だ。ここがお前の全人生だ。私がいいと言うまで、この円から出てはいけない」
弟子はその小さな円の中だけで剣術を徹底的に磨き、円の中を「完全に支配」できるようになって初めて、より広い場所で戦うことを許されます。これが「ゾロサークル」のメタファーです。
2. なぜ効果があるのか?(心理学的背景)
人間は、課題が大きすぎたり、状況がカオス(制御不能)だと感じたりすると、脳の扁桃体が反応し、恐怖や不安で思考停止(学習性無力感)に陥ってしまいます。
ゾロサークルは、以下のプロセスでこれを防ぎます。
範囲の限定: 意識を向ける対象を極限まで小さくする。
コントロール感の回復: 「これならできる」という確実な達成感を得る。
理性の復帰: 感情的なパニックが収まり、論理的な思考ができるようになる。
拡大: 自信を持って次のステップ(少し大きな円)へ進む。
3. 具体的な実践ステップ
何かに圧倒されそうな時や、大きな目標に挫折しそうな時は、以下の手順でゾロサークルを作ります。
STEP 1:コントロール可能なものを見極める
抱えている問題の中で、「自分ではどうにもできないこと(他人の感情、景気、過去など)」と「自分で変えられること(自分の行動、今の作業など)」を分けます。
STEP 2:最初の「サークル」を描く
「自分で変えられること」の中から、絶対に失敗しないレベルの小さな目標を一つ決めます。これが最初のサークルです。
例(部屋の片付け): 部屋全体を見るのではなく、「机の上のコーヒーカップを洗うこと」だけをサークルにする。
例(仕事): プロジェクト全体ではなく、「メールを1通だけ返す」ことだけをサークルにする。
STEP 3:サークル内を制覇する
その小さな目標を完璧に実行します。これにより脳が「自分は状況をコントロールできている」と認識し、ドーパミンが放出され、意欲が回復します。
STEP 4:サークルを徐々に広げる
一つできたら、次は「机の上全体を拭く」「企画書の1行目を書く」というように、少しだけ範囲を広げます。これを繰り返します。
4. どんな人・どんな時におすすめ?
マルチタスクでパニックになっている時: 優先順位がつけられなくなっている時に有効です。
大きな目標(ダイエットや語学学習など)に挑戦する時: 遠すぎるゴールに絶望するのを防ぎます。
自信を喪失している時: 「小さな成功体験」を積み重ねることで自己肯定感を回復させます。
ランクに行くには、2ロールできる必要がある。
※ できないなら行くなよ🤓
そのために必要なスキルを、
1個ずつ習得していく必要があるわけだ。
先程のリプレイ云々とは、
この1項目を修正する行為に過ぎない。
カードゲーム的に言えば
- カードを作成する
- デッキを組んでいく
カードはスキルで、
デッキはカード(スキル)が機能しやすいように組んだもの。
というイメージで大丈夫だ。
割とあらゆる行為に応用できるというか、私は色々なものを読んだりして、それをLoLや執筆に使っている。
練習方法3 真面目にARAMをする
LoLは娯楽であるが、
練習は苦行だ。
あなたも知ってのとおり、
ただ試合をしているだけでは、
まったく上達しないのがLoLだ。
私も色々なゲームをやってきたが、
ここまで試合が上達に影響しないゲームは知らない。
そこで娯楽と練習がちょうど良い塩梅なのが、
ARAM(メイヘムでもいい)である。
真剣にARAMをすることによって
- 全チャンピオンのスキルがわかる
- 戦闘ができるようになる
1 LoLの構造的欠陥の1つ、
「チャンピオン数が増え続ける」
というものがある。
サモナーズリフトをしているだけで覚えるのは、
普通の人には無理だ。
2 LoLの最低レートはプラチナ4である。
何故ならば、
「それ以下の人はLoLプレイヤーとして扱われないから」
だ。
戦闘がまともに出来ないし、
LoL特有の文化もわからないのであれば、
他所の人として接するのが普通である。
※ つまりゴールド以下の人に対しては、LoLプレイヤーは表向きの顔で接する。
ところで試合中のプラチナ4未満というのは、
相手との勝負に負けたから敗北するのではなく、
余計なことをして自滅していく。
この話をするたびに、
人生と似ているなと思う。
TFTもそうだが、
手練じゃないと己に勝つことすら難しい。
練習方法4 執筆をする
する人は少ないが、
私はこの手法は非常に有効だと考えている。
しかし、する人はほとんどいない。
これについては、
あまり詳しく書かなくてもいいだろう。
終わりに
- リプレイ分析はよく知られた手法ですが、自分の改善点を見つけること自体が難しく、手間もかかるため、実行のハードルが高い傾向にあります。
- 初心者が自分のリプレイを見ても、知識が不足しているためにどこで失敗したのかを論理的に判断することができません。
- リプレイで欠点を探して上達する手法は、ある程度のレベルに達しているプレイヤーでないと有効に機能しません。
- リプレイ分析には「ここを直せばもっと良くなる」という、エンジニアのような前向きな改善の意志が必要です。
- 「ゾロサークル」という手法は、混乱した状況において自分が確実にコントロールできる極めて小さな範囲に集中することを推奨しています。
- 小さな目標を完璧に達成することで脳が状況の支配を認識し、意欲の回復や論理的な思考の再開につながります。
- ランクマッチに挑戦するためには、複数の役割をこなすために必要な個別のスキルを一つずつカードを作るように習得しなければなりません。
- LoLというゲームは単に試合を繰り返すだけでは上達が難しいため、娯楽と練習を兼ね備えたARAMを真剣にプレイすることが効果的です。
- ARAMを真面目にプレイすることによって、膨大な数の全チャンピオンのスキルを把握し、基礎的な戦闘技術を養うことができます。
- 中級者未満のプレイヤーは相手に負けるというよりも、余計な行動による自滅で敗北することが多いため、無駄なことをしない意識が上達の鍵となります。
今回の記事を通じて、LoLという奥深いゲームにおける「効率的な上達のロードマップ」がより鮮明になったのではないでしょうか。
リプレイ分析のような難易度の高い手法にいきなり挑むのではなく、まずは「ゾロサークル」の考え方を取り入れ、自分が今すぐ確実に制御できる小さな操作や判断から磨いていくことが、結果として最短のルートになります。また、ARAMを賢く活用して知識と戦闘経験を補うアプローチは、仕事や学習における「基礎体力の向上」にも通じる非常に論理的な戦略だと言えますね。
自滅を減らし、自分自身のプレイを一つずつ「言語化(執筆)」していく過程は、単なるゲームの練習を超えた、質の高い知的探求と言えるかもしれません。パッチ26.3という環境下で、あなたが自分なりの「最強のデッキ(スキルセット)」を完成させ、ランクマッチでその成果を存分に発揮できることを心から応援しています。
あなたは
「LoLはタイムリープものの人生のようだ」
と考えたことはないだろうか?
- 30分 LoL
- 24時間 1日
- 数十年 タイムリープもの
私はピック画面からピシッとした手順でできる。
まるで葬式や結婚式を取り仕切る司祭のようだが、
当然初心者の頃は私も、
周りの人の行いを真似しているだけだった。
もしかして自分の1日の過ごし方、
生まれてからずっと、
その域を出ていないのではないだろうか?
やはりLoLと違って色々なことが起きるので、
「サークルを守る」みたいな意識が、
すぐに薄れてしまうのだと思う。