考察記事

SNSを使うほど孤独に スマホ脳【書評】

2021年で1番売れた本。

それがスマホ脳だ。

一流の頭脳も売れたので、
著者のアンデシュ・ハンセンを
知っている人は多いだろう。

”人間の進化の見地”から、
色々と語る人である。

スマホ脳を要約すると、

  • 現代人の脳は昔のまま
  • スマホに適応できていない
  • SNSなど作る側は、情け容赦無く人間の弱点を突いてくる
  • あなたは彼らに支配されている
  • 1週間に2時間運動しよう
  • デジタル・デトックスをしよう

こういった内容だ。

私はあまりスマホを使わないが、
精神的に不健康な友人を理解するために、
読んでみた。

なので今回の記事は、
主に彼に向かって書く。

※ 彼の抱えている問題は、スマホ依存だけではないが、問題の1つではある。

この記事はパッチ11.24の時に執筆されました。

いい加減な人体の火災報知器

脳の中にあるアーモンドっぽい形のパーツを、
扁桃(アーモンド)体という。

それは警報機そのもので、
常にスイッチがONにされており
少しでも脅威を感じると鳴らす。

  • クソリプを受ける
  • 誰かが気にいらないことを言っていた
  • 自分の悪口を見かけた
  • 忘れ物をした
  • クモの巣に引っかかる
  • 飛んでいるハチを見る

とにかくなんにでもON。

あなたは扁桃体だとしよう。

  • ライオンが来たら大騒ぎをする
  • ライオンっぽいものが来たら大騒ぎをする
  • 知らない人が来たら大騒ぎをする

ライオンを見過ごした時のリスクが
あまりにも高いので、
とりあえずソレっぽいものには
なんにでも大騒ぎをする。

知らない人が来たら、
とりあえず吠える。

そうじゃなければ、
番犬は務まらない。

原始時代の一生より、現代の1日の情報量は多いかもしれない。
いちいちソレに扁桃体を作動させていては、身体がおかしくなる。

感情には役割がある

  • ストレス
  • 恐怖
  • 怒り
  • うつ

全て役目がある。

ただ現代には全く適応していない。

最近 私が感じた、
怒りの体験を書こう。

代替機の修理代

数ヶ月前、
私は車に轢かれて足の骨を折った。

その時に持っているスマホは壊れた。

それで電話屋に修理をしにいったのだけど、
その時に代替機を貸してもらった。

返す時にヒビが入っていた。

おそらく私が付けたのだろうけど、
私は怒りを感じた。

  • 事故って修理に行ったのに1万円取られそう
  • 保証パックに入っていたけど1万円取られそう
  • 貸す時に説明がなかった

ソレを怒りによって解決したかった。

※ 自分でも「ちょっとおかしい」そう気づくくらいの怒りだった。

SNSのクソリプの10000倍、車のほうが危険だ。
でも車に扁桃体は機能しない。
最近できたものだから。

携帯ショップにて

内心は怒り心頭だった。

しかし無礼さは目に焼き付く。

なので私は平静を装って、
少しヒビが入っていることを伝えた。

ショップ店員は
私が事故にあっていることを知っているせいか、
3分くらい店員同士で審議していたが、
最終的にお咎め無しだった。

私が怒りに身を任せて

  • 怒鳴りつける
  • 相手に殴りかかる

こういうことをした場合。

1なら1万円で、
2なら大変なことになる。

つまり怒りは現代社会において、
全然上手に機能しない。

大昔は好きなことならコミュニティーで1番得意だった

昔の集団は
多くても150人くらいだった。

ダンバー数という言葉、
あなたも聞いたことがあるだろう。

ダンバー数(ダンバーすう、英: Dunbar's number)とは、人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限である。
ここでいう関係とは、ある個人が、各人の事を知っていて、さらに、各人がお互いにどのような関係にあるのかをも知っている、というものを指す。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ダンバー数のページより

では150人の村で、
あなたのライバルは何人だろう?

40歳以上は存在しないと考えると、

  • 0~10歳 50人
  • 10~20歳 50人
  • 20~30歳 50人
  • 男女半々 25人

10歳前になくなるのが当たり前だったので、
2と3はもう少し多い。

しかしもう少し多いと言っても、
ライバルは30人前後では?

※ 凄く仲が良ければ、好きな女性を取り合って命のやり取りをしないので、もっと少ないかもしれない。

そうなると、たった30人では

  • 狩りの時の役割が埋まらない
  • 弓を作れる人がいない
  • 作れても弓を撃てる人がいない
  • 村1番の戦士があんまり強くない
  • まともに肉を焼ける人がいない
  • 計算できる人がいない

具体的に言えば、
求められる能力を持っている人が、
1人もいない可能性が高い。

なので少しできれば、
村1番だった。

そういうのは楽しいだろう。

人は他人と自分を比べたがるが、比べたほうが村では都合が良かった。

社会的地位は健康状態のために必要

お山の大将が誰なのかは、サルであっても人間であってもあっとう間に変わってしまう。
何らかの理由でボスの地位を別なサルに奪われると、ボスだったサルのセロトニン量は凄まじく減り、新しいボスのほうは増えていた。

スマホ脳 140ページより引用

ボスがいない群れで、特定のサルのセロトニン量を増やすと、そのサルがボスになるらしい。

身体を使って脅すのではなく、他のサルと同盟を結ぶことで自らの地位を強固なものにしたのだ

スマホ脳 140ページより引用

私はコレを見て、

「オレラより賢いじゃん」

と真面目に思った。

SNSでは村と違って、

  • 比べないほうがいい
  • 他人は自分を誇張して見せる

事情が変わってきたわけだ。

ネットの人と自分を比べたら必ず負ける

人と他人を比べれば、
大体勝ててしまうのが150人村。

しかし今SNSでソレをしてしまうと、
心理的にボコボコにされる。

自分をダメなヤツだと思ってしまう。

  • SNSのやりすぎは、人生の満足度を下げる

一応積極的に他人とコミュニケーションを取れば、
そんなことにはならないそうだ。

しかしそういったユーザーは、
9%しかいないらしい。

相手の投稿を見て、
嫉妬するだけ。

おそらく競える人数には限度がある

スマホ脳ではなく、
ショーン・エイカーの本に乗っていた。

競争相手が多いと思うと、
本来の力を発揮できないそうだ。

人の多い試験会場ほど、
受験生の調子は悪くなるらしい。

  • 同じ村の30人未満
  • 隣村の英雄
  • 異国の勇者
  • 国民全員
  • 歴史上の偉人
  • 違う銀河の人

2~6と自分を比べていたら、
現代人だとしても
おかしな人だと思うだろう。

ちなみに私は、他のプレイヤーとゲームの腕前を競ったことがない。
人と競うことを楽しめるほど、強靱な精神力は持ち合わせていない。と考えている。

LOLGarenが読まれている理由

私が思った100倍以上、
このブログは読まれている。

理由の1つとして、
私がLOLコミュニティーに
所属していないからだろう。

LOLのDiscordには、
1箇所も入っていない。

※ DiscordもROM専門だと、SNSと同じ自尊心を下げるだけになりそうな気がする。

コミュニティーが別なので、
お互いにとって脅威にならない。

扁桃体が作動しないので、
文章を読んでも気が散りにくい。

自分を良く見せよう、権威付けようと思わないのは、書いてる側も楽。

あなたは支配しているのは誰?

  • スマホ、SNSを作っている側の人たち

儲かれば良いのだから、
彼らはわれわれにドーパミンを発生させ、
長くプレイさせようとする。

倫理観なんてものは、全く関係ない。

SNSは

  • ストレスを与える
  • 嫉妬させる
  • フェイクニュースを拡散させる
  • 集中力を破壊する
  • 時間を奪う

しかし作っている側は

  • 集中力がある
  • 時間を使って作っている
  • SNSから悪い影響を受けていない

いいようにやられたら、
誰でも悔しいと思うだろう。

でもまずやられていることに
気づいていない人が大半だ。

問題を認知することすらできないだなんて、ケーキを切れない少年と全く同じである。
それほど新しいものに対して、弱いわけだ。

終わりに

  • われわれは最新テクノロジーに適応できていない
  • 脳が大昔のままだから
  • 感情には理由があるけれど、現代には適応できていない
  • むしろ賢い人達に、いいように利用されている
  • 大昔は人と自分を比べることは良いことだった
  • 現代は人と自分を比べるのは自尊心を下げるだけ

われわれのやることは、

  • ストレスを減らす
  • 集中力を上げる

執筆、LOL、人生。

大体どれも似たようなものらしい。

そのためには
スマホを制限するだけでなく

  • 一回の運動時間45分
  • 一週間に3回やる
  • 心拍数が上がるほどの強度が望ましい

と書いてあった。

私はスマホは、
ほぼカメラしか使っていない。

なので前作を持っていながらも、
今まで読んでこなかった。

スマホ依存は対戦ゲームで言えば、
ボコボコにされている状態である。

もう解決してもいい頃だ。

アンデシュ・ハンセンの書籍

アンダース・ハンセンとアンデシュ・ハンセン。

日本語だと表記揺れすることは多い。

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