次のようなコメントが来たので、
LOLアイテムビルドの基本的なことを書く。
LOLに限らず、
- その場の判断が良かったか悪かったか
みたいな単純な考え方では
人に勝つことはできない。
コメントをくれた人はプラチナぐらいで、
そんなに下手じゃないように思えるが、
これぐらいの質問レベルでは話にならないわけだ。
LOLで勝利するためには、
あらゆる要素で相手をうわまわる必要がある。
簡単に書くと
- スノーボールする
- スノーボール用のアイテムを買う
- 集団戦で勝つ
こういう流れだ。
なので上のような質問にも関わらず
- 多分、最初の1個目からクソアイテム買ってるよ
- 多分、最初の動きが下手
みたいな返答になってしまう。
どうしてそうなるのか?
始めていこう。
この記事はパッチ14.23の時に執筆されました。
スケーリングが高い or ファーム速度の上がるアイテムを買う
ソロキューの鉄則だ。
サポート以外はどちらかのアイテムを選択する。
スノーボール時のアイテム
序盤に2~3キル取った時、
次のアイテムの購入を考える。
詰め替えポーションが邪魔になることも多いが、
今回は詰め替えポーションは無視する。
- ダークシール
- カル
- 女神の涙
- 共生靴底 or バーサーカーブーツ
- サード以降のアイテム
- ガーディアンエンジェル
- ゾーニャの砂時計
- ナイトエッジ
1 APが効くチャンピオンの第一候補。
2 ADが効くチャンピオンの第一候補。
3 冬の訪れか、アークエンジェルスタッフが欲しい時に。
マナムネが強かった時は、
色々なADジャングラーが購入していた。
4 2つとも最強のブーツに派生できる。
共生靴底は集団戦中にヘルスが減った時、
テレポートですぐに戻って来るテクニックがある。
意外と使うので覚えておくといい。
5 全然育ってないのにサードでゾーニャを買う人は、
何をやらせてもダメなヤツだろう。
ナイトエッジとかも同じだ。
昔は涙派生アイテムと言えばマナムネだったが、パッチ14.23現在とても弱い。
スノーボール時のアイテムの例
ジャングルグレイブスの場合
- ヒュブリス
- バーサーカー以外のブーツ
- ユンタルワイルドアロー
- ガーディアンエンジェル
2 ユンタルワイルドアローを買うと、
戦闘時のASが無駄になる可能性が高い。
4 他の武器を買ってもいいけれど、
賞金が1000付いてるならガーディアンエンジェルだ。
ジャングルヘカリムの場合
- ヒュブリス
- 好きなブーツ
- ショウジンの矛
- セリルダの怨恨 or ブラッククリーバー or デスダンス
1 パッチ14.23現在、
単純に赤月の刃のステータスが低すぎる。
マスター未満の試合は1人でダメージを出す必要があるので、
赤月では味方が強くない限り勝てない。
3 昔はマナムネなども良く買われていた。
今はソロプッシュ時に便利なぐらいで、
かなり微妙な装備になってしまった。
4 ガーディアンエンジェルも悪くないのだけど、
スキルヘイストがないので、
ヘカリムでは敬遠される。
同じようなステータスのデスダンスが好まれるわけだ。
ジャングルワーウィックの場合
- 好きな武器
- 好きなブーツ
- ダークシール
- 好きな武器
1 トップレーンでは、
Wと相性の良いルインドキングブレード。
プッシュするためのティアマットシリーズ。
この両方を揃えるのが一般的である。
トップだとサステインのためのルインドキングからで、
ジャングルではファームとガンクのため、
ストライドブレーカーから買われる。
4 ジャングルだとルインドキングを買うのだけど、
ダークシールがメジャイ25スタックになってるなら、
ステラックの篭手などを買うといい。
ミッドスウェインの場合
- 好きなアイテム
- 好きなブーツ
- 女神の涙+ダークシール
1と2 マリグナンスとソーサラーシューズはセットで使うこと。
スウェイン1AP時に有効なビルドだ。
3 涙派生アイテムとメジャイソウルスティーラー、
そしてゾーニャの砂時計を揃えよう。
序盤の手順を準備しておかないと意味がない
全てのチャンピオンは、
- ファーストアイテムが完成するまで、どれぐらい上手にプレイできるか
で実力が決まると考えていい。
なので毎試合のようにスノーボールしないと、
ビルドを考えるなんてのは、
虚しく感じるのかもしれない。
まずLOLは、
- 部屋に知らないスキルのチャンピオンが存在するだけで負ける
というとんでもないゲームだ。
スノーボールした味方がいる時は、その味方を守るように動く
上の画像のようになっているので、
実際に考えるパターンは
- 自分が育っているけど、味方は育ってない
- 味方の誰かが育っているけど、自分は育ってない
の2パターンだ。
先程のビルドは1のパターンで、
0/10/0が味方にいたら、
それは10/0/0が敵にいることを意味する。
10キル取った敵が、
スノーボール時用のビルドをした場合、
普通のビルドで勝つのは難しい。
リー・シンみたいなチャンピオンだと、1のパターンに対処できない。
LOLをやりすぎた場合
また同じ画像を貼る。
- 自分が育っているけど、味方は育ってない
- 味方の誰かが育っているけど、自分は育ってない
トップで対面にソロキルされて、
味方のジャングラーに怒る人は、
LOLをプレイしすぎているからそうなる。
そういう人は1と2のパターンどちらの場合でも、
怒って味方と喧嘩することになるだろう。
「できない人がいるから、みんなの居心地の良さが確保される」みたいな考えが大切だ。
終わりに
- 集団戦で勝つためにはスケーリングしていく必要がある
- 序盤にスノーボールする感触を感じたら、スケーリングするアイテムを買う
- 10デスした味方がいる試合には、10キル取った敵がいる可能性が高い
- ソロキューは基本的に、スノーボールした敵よりも強くなる必要がある
LOLで最も簡単なのはアイテムビルドだろう。
ただファーストアイテムを買うまでのほうが大事だ。
- 序盤の手順が整理してある
- 戦闘が対戦相手より上手である
- 足を引っ張る味方に腹を立てない性格である
ここらへんの条件を満たしていると、
LOLの試合に勝てる。
ゲームとは
- まったくやる必要がないものに、自ら負荷をかけてプレイする行為
なので、
好きじゃないと活躍するのは難しい。