大昔は自慢話と獲物を分け与える行為が、
セットだったらしい。
マンモスを仕留めた話を聞いた場合、
仕留めたマンモスも貰えるイメージである。
インターネットで何かを語るのも、
それに近いのではないかと思う。
例えば私のLoLの話は、
LoLをしない人が聞いたら自慢に思うのではないか?
- 「Youtube見ながらジャングルジャックスすればプラチナ4になるよ」
と言った場合、
ゴールド4以上あれば文脈がわかるはずだ。
おそらくゴールド4未満ならば意味が理解できず、
自慢に聞こえるはずである。
というわけで今回は逆張り的な発想だ。
- プラチナ4になる方法、マスターになる方法
ではなく
- ゴールドランクを維持する方法
である。
成功体験ではなく、
失敗体験みたいな話だ。
LoL以外の私は、
いつもこんな感じである。
それでは始めていこう。
この記事はパッチ15.13の時に執筆されました。
コンフォートゾーンに留まり続ける
コンフォートゾーンとは、不安やストレスを感じずにいられる、自分にとって安心で快適な領域のことです。
- 良い点: 心が落ち着き、効率的に行動できます。
- 悪い点: 新しい挑戦や学びがなく、成長が止まってしまう可能性があります。
自己成長のためには、この快適な領域から少しだけ踏み出し、適度な挑戦がある「ラーニングゾーン」に進むことが大切だと言われています。

LoLでいうと
- ずっと同じやり方でプレイする
- ずっと同じロールでプレイする
- ずっと同じゲームモードでプレイする
他の言い方だと
- 自分に負荷をかけない
となる。
負荷をかけられる人とかけられない人の違いの話をする前に、
もっと当たり前のことから書く。
やるべきことをするかわりにLoLをしている
仕組み的に、プロゲーマーじゃなければ、
- 「やりたくないことを先延ばしにしている。その代わりにLoLをしている」
と言えるだろう。
なので
- LoL上達のためにLoLのプレイに負荷をかける
というのは、
大半の人にとって
よくわからない行為だ。
「うおおおおおおおおお、LoLでチャレンジャーになるぞおおお」
と言ってLoLを始める人はいない。
もしいたら、冗談抜きで受診したほうがいい。
きっかけは大体
- 友人に誘われてプレイした
- どこかでLoLというゲームを知って、暇だから初めてみた
のどちらかで、
それが自然な流れというものだ。
どの世界でも初心者は、
やる気も根気もないのが普通である。
初心者はすぐにゲームを辞めるし、プレイマナーも悪いのが当たり前だ。
レディネス
レディネスとは、あることを学習するための、心身や知識の準備が整っている状態のことです。
例えば、字を学ぶ前に、言葉を理解したり、鉛筆を持ったりできる状態がレディネスです。
レディネスが整っていると、効率的に学習でき、意欲も高まります。無理に教え込んでも効果がないため、学習者のレディネスを見極めることが大切です。
とりあえずレディネスがないのが初心者で、
レディネスがあるのが上級者と覚えておこう。
あなたが誰かにLoLを教えるとしよう。
その人はレベル3桁以上で、
ランクで活躍したいということにする。
その人が
- ルーンやアイテムなどLoL全般のテキストを読まない人
だったら、
おそらく
- LoLへのやる気がない
- 何かしら厄介な問題を抱えている
- 1週間に1回しかLoLを起動しない
のどれかだろう。
レベル3桁は初心者じゃない。
なのでそのレベルでテキストを読まないのは、
一般的なLoL観では不気味に感じるはずだ。
そういう特性や能力は環境的なもの、
つまり運によるのだけど、
個人の特性として見られてしまう。
貴族ではなく平民として生まれてくれば、
平民として見られるに決まっているので、
当たり前ではあるのだけど。
とりあえず自然にレディネスが付かなかったのであれば、レディネスを高める工夫をする必要が出てくる(かもしれない)。
レディネスを高めるには?
- 目標の明確化と共有
- スキルと知識の習得
- 環境整備
- シミュレーションとリハーサル
- フィードバックと改善
一番わかりやすいのは4だろう。
暇な時間にLoLのことを考えるようになり、
自分の頭の中だけで回せるようになったら、
最低でもプラチナ4は硬い。
他の人が人生のキャリア設計を考えているのに、自分はゲームのことばかり考えているアレ。
トレードオフというヤツである。
使える注意力のビー玉の数が少ない
人によって数は違うが、
大体4~7個くらいあると考えてほしい。
例えば
- 家が火事になって全焼した
その場合、使えるビー玉の数は0~1個がいいところだ。
数日か数週間は、
まともな注意力を発揮できない。
その状態でLoLをすれば、
0キル10デスは硬いだろう。
あなたが真人間ならば、夏休みの宿題は早めに終わらせる必要がある。
体力と時間がない
時間については詳しく説明する必要はないだろう。
週1でLoLをするのであれば
どんなに効率よくプレイしても、
私がちゃんと教えても
プラチナ4がいいところだ。
むしろプラチナ4行けたら凄いと思う。
集中力
物事には2種類ある。
- 集中力がなくても大丈夫なこと
- 集中力がないと意味がないこと
1 例えば昔流行っていたMMOというゲームは、
集中力が必要なかった。
とにかく大量にプレイすれば、
それだけ有利だったからだ。
後は部屋の掃除とかも、
集中力は必要ないだろう。
とにかくやるだけ。
2 LoLの上達は集中力が必要になる。
何かを学習する時の問題点は、
100%の集中力を発揮しないと意味がないことだ。
高名なアンダース・エリクソンによれば、
80%くらいの集中力で3時間やるよりも、
100%の集中力で30分やるほうがいいらしい。
眠気
あなたがマスターならばLoLのレディネスは十分だ。
レディネスが十分ということは、
LoLを妨げるものが少ない環境だったことを意味する。
そうなるとLoLを邪魔するものは、
眠気ぐらいになるだろう。
次の2点を死守して欲しい。
- 眠い時にLoLをプレイしてはいけない
- LoLをプレイする時に砂糖が大量に入った飲み物を飲んではいけない
1 眠い時のLoLは、
時間の無駄じゃなくてマイナスだ。
2 血糖値スパイクというヤツだ。
カフェオレを飲みながらプレイする人は問題ないのだけど、
コーラを飲みながらプレイする人で
まともな腕前の人は聞いたことがない。
おそらくチビチビ飲んでたら
炭酸が抜けてしまうからだと思われる。
なので一気に飲むのではないだろうか?
こういう健康に関わることはネットに書かないほうがいいと言われている(グーグル検索順位的な意味で)。
しかし重要なので書いた。
ゲーム中は糖分が入った液体を避けたほうがいい。
終わりに
- コンフォートゾーンからの脱却: 慣れたプレイに留まらず、新たな挑戦をして自己成長を促しましょう。
- 負荷をかけるプレイの重要性: 同じやり方やロールに固執せず、意図的に負荷をかけることで上達できます。
- LoLと現実のバランス: プロでない限り、LoLは現実からの逃避になりがちです。上達を目指すなら、ゲームと現実のバランスを見つめ直しましょう。
- 初心者の特性の理解: 初心者はやる気や根気が低いのが普通です。これを踏まえた上で、自分や他者のゲームへの向き合い方を理解しましょう。
- レディネス(学習準備)の必要性: 効率的な学習とモチベーション維持のために、心身や知識の準備が整っている状態を作りましょう。
- レディネス向上の具体的な実践: 目標を明確にし、スキルや知識を習得し、シミュレーションやフィードバックを通じてレディネスを高めましょう。
- 注意力の管理: 注意力は有限です。私生活のトラブルはゲームパフォーマンスに直結するため、日頃から注意力を散漫にしない工夫が必要です。
- 体力と時間の有効活用: 週に数回のプレイではプラチナ帯でも難しいでしょう。時間と体力をゲームに効率的に割り振ることで、上達が見込めます。
- 質の高い集中力: LoLの上達には高い集中力が不可欠です。長時間だらだらプレイするよりも、短時間でも最大限に集中することが重要です。
- 眠気と糖分摂取の回避: 眠い時のプレイや、砂糖を大量に含んだ飲み物は、集中力を著しく低下させ、上達の妨げになります。避けるようにしましょう。
今回書いた内容では、
注意力のビー玉の話が最も重要だろうか。
他は覚えてしまえばいいだけなのだが、
ビー玉の数を最大限使えるような生活をしている人は、
ほとんどいないからである。
そして我々はライフハックのようなもので
注意力のビー玉を無くそうとするのだけど、
それによって注意力を余計に使うようになってしまうことが多い。