ミッド

サイラスのビルドガイド【トップ・ミッド両方解説】

リクエストがあったので書く。

マルファイトを見たら、サイラスを出す。サモナーズリフトの基本知識の1つだ。

今回はトップ・ミッド両方を解説するが、先出しするならミッド、トップで使う時は後出しで使うことになる。

ノーマル勢でもない限り、トップサイラスをメインチャンピオンにするのは避けたほうがいい。

ではまずどんなチャンピオンなのか、軽く雰囲気を書いていく。

この記事はパッチ11.9の時に執筆されました。

サイラスのストーリー

  • レベルアップでのステ上昇が全キャラ1位
  • 特にレベル3まで弱い
  • 特定のRをコピーすると強い
  • リープとスタンスキル持ちなので、CC付きRをコピーすると強い
  • 集団戦ではRを決めた後、ファイターと同じ戦い方をする

中盤以降の集団戦で強いチャンピオンだが、リープもスタンもプッシュ力もあるので、序盤から意外と色々なことができる。

往々にして色々できるチャンピオンは、初心者が習得しにくい。

あなたもサイラスは操作がシンプルだと思わないだろうか? しかし実際にランクで使うには、習熟が必要なイメージがあるはずだ。

特に上級者ほど難しいと思ったはずである。

サイラスを使うには色々なチャンピオンを知っている必要がある

Rの性能は覚える必要がない。だってOPGGの統計を見ただけで、どのRが強力なのかすぐにわかるのだから。

トップサイラスを先出ししても、ガレンかダリウスが出てきてボコられるだけなので、ミッドの話をしよう。

対面がゼドの場合、あなたのやることは決まっている。

すなわちゼド同様に、自分がレベル6になったら相手のレベル4~5のジャングラーを捕まえて、Rで倒すことだ。

対面がツイステッド・フェイトだった場合は、事前に買い物を済ませておき、レベル6になった瞬間ボットに飛びたい。

実行コストが非常に高いわけだ。

  1. ミッドレーンを知っている必要がある
  2. 対面とのマッチアップを知っている必要がある
  3. 対面チャンピオンのストーリーを知っている必要がある

1を知っているだけで確実にダイヤに上がれるので、かなりオタク向けのチャンピオンと言える。

サイラスの操作は難しくないのだけれど、随分面倒臭いチャンピオンなのがわかる。

トップレーンは基本的に対面をボコれば良いだけなのだが、ミッドレーンは役割が違うので、サイラスの場合は非常に複雑になってしまう。

サイラスのルーン

  • 征服者
  • フリートフットワーク
  • 電撃
  • 不死者の握撃

この4つを使い分ける。全然わからない人は征服者固定でいい。

メイン栄華

  • 征服者 or フリートフットワーク
  • 冷静沈着
  • レジェンド:強靭
  • 背水の陣

フリートフットワークは、レベル6まで全く勝ち目がない時だけ入れる。

サイラス自体はEのおかげで、レベル3からレンジに対して弱くないので、あんまり入れる機会がない。

メイン覇道(ミッド時専用)

  • 電撃
  • サドンインパクト
  • 目玉コレクター
  • 強欲な賞金首狩り

レーンでは不利なものの、レベル3から対面をジャングラーが来た時に倒せる見込みがあるならば、フリートフットワークではなく、電撃を入れる。

コレは至って普通のミッド感覚なのだが、サイラスプレイヤーは電撃をあまり選択しない。

中盤以降強いので、電撃で頑張らなくてもフリートでも勝てる、という考えがあるのだろう。

征服者とフリートの中間の選択肢だ。

レベル6までずっとファームするだけなら、やはりフリート。

不死者の握撃(トップ時専用)

  • 不死者の握撃
  • 打ち壊し
  • 心身調整
  • 超成長

トップ後出しする時の場合、一部のチャンピオンには不死者の握撃のほうが強い。

サブルーン

一般的なルーン

  • ビスケットデリバリー
  • 宇宙の英知

スケーリングの構え

  • 至高
  • 強まる嵐

もちろんマルザハールやカシオペアにボコられそうな時は、息継ぎを入れていこう。

トップの時は、スケーリングが高いルーンを入れていこう。

ミッドは好みでいい。

ルーンのかけら(シャード)

  • スキルヘイスト or アダプティブ
  • アダプティブ
  • 物理 or 魔法防御

普通スキルヘイストは入れないのだけど、レベル3まで弱すぎるのと、メレーなのがあるのだろう。

APチャンピオンの場合、ADが上がらないのでプッシュ力やラストヒットに関係しないのも大きい。

サイラスのサモナースペル

  1. フラッシュ+テレポート
  2. フラッシュ+イグナイト
  3. テレポート+イグナイト

ダメージトレードをたくさんするならテレポート。

ジャングラー待ちでガンク成功率を高める、あるいは2対2に勝つつもりならイグナイト。

3は一応Eが優秀なので、できなくもない。といった選択肢だ。

サイラスのスキルオーダー

  • レベル1でQ
  • レベル2でE
  • レベル3以降はR>W>E>Qの優先順位で取る

直感的にQ上げかな? と思ってしまうのだが、Wをたくさん使うチャンピオンというのがわかる。

もちろんレベル1でEを取って、インベイドするのが一番強い。

サイラスのアイテムビルド

スタートアイテム

  • ダークシール+詰め替えポーション
  • ドランシールド+体力ポーション

ドランリングのメリットは、ミニオンへのAAが5ダメージ高いので、ラストヒットが取りやすい以外にない。

ダークシールは1スタックで5APも溜まる上に、詰め替えポーションも買えるので、特別な理由がない限りサイラスの時はダークシールにしよう。

ドランシールドはマルザハールなどのような、ドット持ちチャンピオン相手に持つ。

とりあえずマルザハール相手にダークシールスタートしたら、マジでボコられる。

ファーストアイテム

  1. エバーフロスト
  2. ルーデンテンペスト
  3. サンファイアイージス

基本は1。

味方に自分しかAPがいなかった場合は2。

3はトップの時に買うと強い。

トップでエバーフロストを買っても、ほとんど意味がない組み合わせが多い。

ブーツ

  1. ソーサラーシューズ
  2. プレートスチールキャップ
  3. マーキュリーブーツ
  4. アイオニアブーツ

なるべく1を履く。

2と3は、対面と敵ジャングラーが同じダメージの時に履く。

4は1よりも人気があるのだけど、1よりハッキリ弱い。

コレは一貫性バイアスというヤツで、LOLでは珍しいことじゃない。

RPGなどで、硬いキャラを究極に硬くしたいプレイヤーは珍しくない。というか、ソレを好むほうが自然。

LOLプレイヤーも、究極のスキルヘイストを目指してしまうわけだ。

あなたも知っての通り、LOLでは究極の○○シリーズは無駄が多い。

セカンドアイテム

  • ゾーニャの砂時計
  • コズミックドライブ
  • メジャイソウルスティーラー

集団戦で強いのはゾーニャ、ファームしやすいのはコズミックドライブ。

サードアイテム

  • ゾーニャの砂時計
  • コズミックドライブ

持ってないほうを買うだけ。

フォースアイテム

  • ラバドンデスキャップ
  • ヴォイドスタッフ

ヴォイドの%計算の後に、ソーサラーのペネトレーションが入る。

逆にコレを知らない場合、究極のスキルヘイストを目指してしまうかもしれない。

フィフスアイテム

  • ラバドンデスキャップ
  • ヴォイドスタッフ

持ってないほうを買って完成。

終わりに

書いたこと
  • レベルアップ時のステータス上昇が高い
  • レベル3まで弱い
  • 中盤以降強いチャンピオン
  • トップで先出しは避ける
  • 考えどころ
    1. どのルーンを持っていくのか
    2. どのサモナースペルを持っていくのか
    3. レベル6前後の動き
  • アイテムビルドはシンプル

序盤強いチャンピオンは序盤勝つために、中盤以降強いチャンピオンは中盤以降活躍するために、ルーンやマッチアップ知識をしっかり組む必要がある。

レベル11以上なら、特に工夫する必要もなく活躍できるので、やはりレベル6前後の動きが最重要だ。

サイラスは操作自体はシンプルなので、トップで有利なチャンピオン相手に後出しで出すのが、使い方として簡単だと思う。

ミッド先出しは、情熱・エネルギー・モチベーションといったものが必要。

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