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頑張って試合をプレイするのは良くないという話

あなたも経験から知っていると思うが、初心者ほどAFK率が高い。

ヒヤリハット形式で言えば、1件のAFKの影には10件の回避AFK(2分置きに動かす)があり、10件の回避AFKには100件のトロールがある。

AFKの理由を考えると

  • 急用ができた
  • プレイが苦痛になった

この2つに分かれる。

1は家が火事とか、家族が倒れたとかなら、LOLしている場合ではないので正当な理由。

2は様々な理由があるのだけど、プレイが苦痛になる主な原因は、頑張ってプレイしているからということを書く。

この記事はパッチ11.17の時に執筆されました。

頑張るという言葉は一見ポジティブ

受験生の受験当日には、「頑張って」というだろう。

頑張るという言葉が嫌いな私も、ここ数年で言った覚えがある。

ソレしか思い浮かばなかったからだ、他の言葉は余計な言葉に思えた。

しかしこの頑張るという言葉は、やはり普段使うのは良くない。

人間頑張った後はロクなことをしないからである。

あなたも10キロ走れば、その後は好きなものを食べたいと思うだろう?

モラルライセンシングというヤツだ。

モラルライセンシング 良いことをした後は悪いことをしたがる

ダイエットに関しては、特に書くことはないだろう。

あなたの予想した通りのことが起きる。

モラルライセンシングをLOLに当てはめてみよう。

  • 頑張って試合をする
  • 試合後のダメージなど振り返らない
  • 試合前後に何も考えない

頑張って試合をしている人を見分ける方法

  • 相手のサレンダー見てフラッシュとかR撃つ人

この場合の見分けるは、あなたの友人のことではなく、あなた自信である。

私は相手のサレンダー自体に気づかない。

  • チャットが最小
  • 試合が辛くないので相手のサレンダーに期待していない

相手がサレンダーするかどうかは、ゲームに関係ないから考えないわけだ。

試合が辛ければ、

「はやく終わらないかな」

と考えるようになる。

この辛ければ終わりを期待する精神は、全人類共通の思考なので注意しよう。

あと頑張ると、過剰な見返りを期待してしまう傾向もある。

仕事が辛ければ家で自習しない

職場で足を引っ張らないコツは、家で少しで良いから仕事のことを考えることだ。

ライフワークバランスがまやかしである以上、ずっと考えているのがベストなのだけど、別に30分でもいい。

  • 楽しければ家でも考える
  • 辛ければ家では考えない

わけだ。

LOLは試合中よりも、試合前後に考えることが多い。

試合中はむしろ何も考えないほうが良い。

試合中の考えは自己批判をするだけだし、自己批判をしなくとも、どうしても物凄く浅くなる。

例えるならコンテンツの良し悪しを感情で決めるなろう小説読者のような、それくらいの激浅さ。

精神的にアレな人は、コンテンツの良い悪いを感情のコンテンツの良し悪しで決める傾向がある。
対面のクインは不快だが強い。
自分の感情と良い悪いは分ける必要がある。

試合後のデータを見ないヤツに上達の見込みはない

あなたは試合が終わった後、与えたダメージや軽減ダメージなどを見ているだろうか?

チャンピオンダメージを見るのは素人で、大事なのはミニオンオブジェクトも含めた与ダメージである。

※ サポート以外は与ダメージが高いほど良い。もちろん限度はある。

よく考えると、LOLの試合後のデータは妙に詳細だ。

こんなに詳細なゲームは、なかなかない。

しかし試合が辛ければ、この画面は見ないのである。

下手な配信者を見て確かめてみて欲しい。下手な人はこの画面を飛ばしているはずだ。

終わりに

  • LOLで重要なのは試合前後の計画や思考
  • 試合中の思考は重要ではない
  • 試合が辛いと試合中以外はLOLを避けるようになる
  • そうなれば上達の見込みはない
  • LOLについて考える時間はLOL時間とイコール

途中で感情の良し悪しで、良い悪いを判断するのは良くないという話をした。

しかし我々はポジティブな感情を得る体験じゃないと、何度も考えないし自分から接近しない。

言葉は悪いけれど、クラスで1番可愛い子を思い浮かべてしまうものなのである。

※ 日本ではまだ許されるけれど、海外でこんなことを書いてはいけないらしい。

ピークエンドの法則と言って、人間は最も良かった時(ピーク)と、最後の状態(エンド)が印象に残るそうだ。

なので頑張るのであれば、やはり最初の5分とか、ファーストリコールまでである。

最後に重要なことを書くと、寝る時の気分は良くないといけない。

「眠りにつく時は勝者であれ」

と、ノーマン・ピールの本に書いてあった。

関連図書

仕事中毒の人が書いた仕事術の本。

今も私の印象は変わらないが、最初だけ頑張って、後は流しでプレイする方法は優れていると思う。

つまり彼が仕事中毒なのは、仕事にポジティブな感情を抱いているからだ。

最初は流しで、最後だけ頑張るという逆の方法では、そうならなかったのだろうと考えている。

誰もが思い出す夏休みの宿題についても書かれており、その部分は本当に素晴らしい内容である。

10年近く前の名著の図解バージョン。

意志力に制限があるという考えは、近年だと良くないと否定されているし私もそう思うけれど良い本。

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