目の前のミニオンにトドメを刺さなければ、ゴールドを捨てたことになる。
LOLプレイヤーなら この哲学は必要不可欠だ。
こういった理念が全くないプレイヤーの分間CSは7未満だろう。
9や10取れるようになるには、どうしてもラストヒット精度(それとLOL)の価値を知っている必要がある。
無意味だと思うことに、人間は時間もエネルギーも注がないからだ。
Learn better によると学びには6つのステップがある。
- 価値を見いだす
- 目標を決める
- 能力を伸ばす
- 発展させる
- 関係づける
- 再考する
学習の第一歩は価値を見いだすこと。
この記事はパッチ11.16の時に執筆されました。
苦痛だと思う練習を2回ではなく200回するためには?
われわれは普段、価値があると思っていることをしている。
反対に全く無価値なこと、誰もが1番身近に感じる無価値なことは、完全に飽きたソーシャルゲームだろうか?
あの苦痛さは凄い。
世の中には毎月何万も課金している人がいるというのに、自分にとってそのゲームをプレイするのは自傷行為に等しい。
デイリーの1秒1秒がとても長く、苦痛に感じる。
飽きたソシャゲに意味を見いだす必要はないが、身につけたほうが良いとわかっていながらも、全くやる気が起きないことは意味を見いだすのが1番いい。
さきほど書いたラストヒットで言えば、意志力を使って練習しても、せいぜい2回くらいしかしないだろう。
200回するためには、自分なりの意味を見いだすしかないわけだ。
意味を見いだすには?
もちろんたくさん方法があるし、あればあるほど良いだろう。
私がこのブログの記事が毎日続いているのは
- 執筆練習
- LOL関連の記憶の整理
- 閲覧数が多い
- 上達を感じる
- LOLは他の知識を関連付けやすい
- 社会学の知識を広めることができる
などだ。今思いついただけでも、こんなに価値が考えつく。
カウンターピック、対策、ジャングルの周回方法、設定など、このブログはほとんどのキーワードで上位。
私の記事の書き方が良いのではなく、他に書いている人がいないからだ。
カウンターや対策などは、それなりに名のあるプレイヤーじゃないと、仕組み的に書けないというのもある。
※ 上位を取ろうと思って検索キーワードを調べて書いていないので、良いか悪いかでいうと悪い。
この記事で324記事目になるが、324という数字はプレイヤーの99%がプラクティスでラストヒット練習をした回数より多い。
「頑張って書く」という方法では歯が立たないのは、あなたも納得したことだろう。
書いているうちに意味は出てくるので、最初とにかく頑張るのは楽観的なアプローチとも言える。
ただ辛すぎると辞めてしまうので、最初は優しくしたほうがいい。
具体的な方法
LOLに関することなら、LOLが自分の生活や考え方と どう関わっているのか文章にする。
少し書いてみよう。
感情的決めつけとLOL
ジャングラーなら誰でも日常的に経験することがある。
ミッドレーンを押して、リコールしようとするミッドをキルしたりドラゴンに行こうとしたりする時。
ミッドが危険ピンを連打してくる。
彼がLOLについて何も理解していないのは構わないのだが、瞬時に悪いと勝手に判断して、そういった行動をする自分に気づかないのは悪い。
人間的に幼いし、レベルが低いし、単純に知性を感じられない。
名のあるミッドレーナーは自分の瞬間的な感情は、全然当てにならないことを知っている。
そして自分の感情と、自分の判断も違うことも知っているのだ。
なんの訓練も積んでいない人は、感情的決めつけと言って、「自分の感情がそう判断したから正しい」と思ってしまう。
今話したことは9割の人間にとって難しいかもしれないが、コレがわからないプレイヤーは、LOLプレイヤーとして全然たいしたレベルじゃない。
自分の感情と事実は、分けて考えないといけないという話。
EQスキルで相手を殴るゲーム
LOL内でこういった思考の仕組みを知っているのだから、当然当たり前のように日常生活でもできる。
日常生活で感情的決めつけを避ける人は、知的で善人だと思われるが、裏を返せばソレ止まりだ。
人間関係はとても大事なのだけど、直接相手をぶん殴るわかりやすさはない。
LOLはEQ(心の知能指数)スキルで直接相手を殴れるから最高。
LOLで最も相手をうまく殴れるのは、最も賢明な判断ができる人という点に魅力を感じる。
特別に賢い人はランク関係なく最初からできる。
普通は最低でもエリート帯(ダイヤ2以上)ないと、わからないと思う。
意味・方法・学びを自ら作り上げる
上で書いた私のLOL感は、共感した人もいれば、全然同意できない人もいただろう。
人それぞれ、何に意味や喜びを見いだすかは違うわけだ。
というわけで意味はたくさんあったほうがいいし、練習方法もたくさんあったほうがいい。
参加意欲は必要
知識は分割するほど効率の良い学習ができる。
このブログでいうと代表的なのがビルドガイドで、チャンピオンをルーンやアイテムビルドなどパーツごとに分け、表面的な浅い部分を説明している。
しかし読者にとってビルドガイドが良いのか悪いのかでいうと、少し疑問だ。
参加意欲が養われないからである。
あまり大きい声では言えないし、人として問題があるかもしれないが、私はこのブログにコメントをよくくれるブロンズの人が少し嫌いだった。
※ だっだというのは、コメントしなくなっただけであり、私の考えが変わったわけではない。
彼の意欲がどれくらいか全然わからないが、せめてシルバーはないとLOL見る専門の人と同じだ。
LOL見る専門の人は意外と好きなのだけど、見る専門の人が記事をリクエストしたら、きっと不気味な人だと思うだろう。
そういった感覚があった。
人間は探検家
人間は新しい発見をするのが好き。
1日中スマホを触ったり、ネットゲームをする人達は、探究心が旺盛(おうせい)すぎたためとも言える。
反対に、「世の中は無意味」という感覚があれば何をしても面白くないだろう。
うつ病というヤツだ。
自信がないのか、心理的安全性が低いのか、なぜかLOLの世界にはチャンピオンのビルドやルーンが固定的であると思っている人が存在する。
それはつまり、そのルーンやアイテムが選ばれている背景を全く理解しようとしていないことを意味する。
コレに関しては私は探究心の欠如に加えて、単純に対戦ゲームをしたことがないと考えている。
APEXを学ぶ条件
最近友人に聞いたのだけど、VALORANTプレイヤーはAPEXプレイヤーをバカにするらしい。
気持ちは非常によくわかる。
しかしそう考えている人がAPEXを理解するのは難しいだろう。
価値を感じていないのであれば、APEXを探求しようと思わないからだ。
APEXを学ぶ条件は、APEXおよびAPEXプレイヤーをバカにしないことである。
知的努力は伝染する
私には経験がないのだけど、ブログ読者にコーチングをした時、ノーマル5人でずっと遊んでいる経験を悔やんでいた人がいた。
彼は「あいつらは知性のかけらもない、ゴミのような奴らだった」みたいな話を、何度もしていた。
私に経験がないのは、運が良かったというよりそういった場合
「お前らとゲームするのは時間の無駄」
と言って1人でプレイするからだ。
彼らの人格は確かめようがないが、私だったらシルバー未満4人とノーマルをし続けることに耐えられない。
あなたも
「コイツそういうの絶対ムリだわw」
と確信しているだろう。
反対に彼は、良いのか悪いのか耐えてしまった。
他人に迎合すると悔しさが残るのだろう。
この場合の解釈は2つ
- 自分は忍耐強かった
- 嫌いな人達との人間関係を優先した
2の方向だとやはり悔しい気がするが、2のほうが学ぶことが多いと思う。
終わりに
APEXを学ぶ条件の、
- APEXを学ぶ条件は、APEXおよびAPEXプレイヤーをバカにしないことである。
これは我ながら真理だと思う。
私はネット上に何か文章を書いたり、考えを述べるのはインチキ臭いとずっと思っていたし、今でもそう思っている。
つまりバカにしていた。
実際にやってみると、論理的な正しさ・誠実さより、面の皮の厚さや気の大きさが必要だと実感した。
例えば自分の意見を述べる時は、極端な意見を断言するほうが見る側から見ると面白いという事実がある。
だからどうしてもインチキ臭くなる。
そんな口調で友人と話す人はいないからだ。
しかしただ考えるよりも、こうやって意見を外に出したほうが学ぶことは多い。