パッチ25.s1.1で妙に強いカシオペア。
力の偉業が実装されて、
ファーストブラッドを取られた人の後味が悪くなった。
人間のバイアス的に
「いつもファーストブラッドを取られるのは味方である」
と思ってしまうのだけど、
カシオペアの場合はあまり関係がない。
勝利者のブーツアップグレードだと
大体10~15の移動速度増加なので、
最後半ならカシオペアのほうが強そうではある。
カシオペアは序盤弱く後半強めで、
俗に言うキャリーだ。
スケーリング的に言うと
- ケイル
- オレリオン・ソル
- ブラッドミア
に少し劣るくらいの強さで、
後半はスウェインやライズと同じくらい
と考えてもらえばいい。
この記事はパッチ25.s1.1の時に執筆されました。
ミッドカシオペアのストーリー
- 序盤から戦うか、ファームに徹するか決める
- ファーストアイテムを完成させる
- その後はマナさえあれば最後まで強い
- ドラゴン4つ取って勝利
1 征服者+女神の涙だとファーム。
エアリー+ドランリングだと序盤から結構強い。
エアリー+追火はミッドでよくあるパターンだ。
※ 当然試合のMMRが低いほど、ファームに徹したほうが強い。
2 ここから戦える。
3 冷静沈着+マナフローバンドなら
マナアイテム1個でも行ける。
マナルーンが2つ揃ってないのであれば、
おとなしく2個買ったほうがいい。
4 カシオペア自体が強いので、
ラストウィスパー系をまったく装備しないマークスマンとか、
よほど味方に酷いヤツがいない限り勝てる。
キーストーン候補
- 征服者
- エアリー or 秘儀の彗星
- フェイズラッシュ
- ファーストストライク
1 スケーリングの構え。
カシオペアはAAにAPが乗らないので、
ファイターと違って序盤の征服者は全然強くない。
2 序盤から戦う時の構え。
マスター以上の試合向けのルーンだ。
エアリーと彗星のどちらがいいかは、
完全にマルザハールと同じである。
対面に移動スキルがない時は彗星で、
それ以外ならエアリーだ。
3 中盤以降のカシオペアはE連打できるので、
スケーリングは征服者に劣る。
なので特定のマッチアップで入れる。
4 カシオペアはサイレンスが特攻で、
ガレンに対してとても弱い。
※ サイレンスがスタンと同じように機能してしまう。
ファーストストライクが簡単に発動させられる相手には、
14分で2コア作成する作戦でいこう。
カシオペアに限らず、
キャッシュバック+トリプルトニック+ブーツ無しにすれば、
ドランリングスタートでも本当に14分で2コアできる。
14分で2コア完成すると、敵チーム全員が青ざめる。
メイン栄華
- 征服者
- 冷静沈着
- レジェンド:ヘイスト
- 切り崩し or 背水の陣
- マナフローバンド
- 至高
1 毒状態じゃない相手にEをしても、
APレシオは10%しかない。
レベル1インベイド時の征服者は、
体力回復しか効果がないことを覚えておこう。
2 忘れないように。
トップワーウィックの冷静沈着くらい必須だ。
※ 私はARAMで冷静沈着を入れないタイプなので、良く忘れる。
3 他に入れるものがない。
4 レーン戦は切り崩し、
集団戦は背水の陣が強い。
5 よほどのへそ曲がりじゃなければ、
どんなルーン構成にしても
マナフローバンドは入れていこう。
マルファイトと同じくらい、
カシオペアのマナフローバンドは必須だ。
6 「ミッドメイジでメイン電撃にした時、サブにマナフローバンドと至高入れるヤツなんなんだマジで」
と誰もがアーリを見て思うことである。
カシオペアはQかW、
特にQを当てないと始まらないので、
結構スキルヘイストが重要だ。
それにバーストではなくDPSなので、
40分過ぎなければ強まる嵐ぐらいの活躍はする。
DPSをバーストと勘違いしても大きな問題はないのだけど、バーストをDPSだと勘違いしたらLOLは勝てない。
メイン魔道
メイン栄華+サブ魔道を入れ替えただけ。
しかし序盤の動きは全然変わってくる。
メイン魔道時は積極的に攻めよう。
- エアリー or 秘儀の彗星 or フェイズラッシュ
- マナフローバンド
- 至高
- 追火
- 冷静沈着
- 切り崩し
1 良くわからないならエアリー固定にしよう。
あなたがマスター以上じゃない限り、
フェイズラッシュは忘れたほうがいい。
2 何も考えずに入れる。
3 ここも考えずに入れる。
4 エアリー+追火+切り崩しを組み合わせて、
ダメージトレードに勝利していくイメージだ。
5 マナーフローバンドがあるので、
冷静沈着は必須ではない。
ただサブ覇道だと血の味わい、
サブ不滅だとボーンアーマーが機能するけれど、
レーン戦で2個機能するのは栄華だけだ。
6 相手のHPを削って、
ガンクに来てもらう。
ビスケットデリバリーでマナが回復してた時は、キャッシュバック+ビスケットデリバリーが強力だった。
必ずブーツを飛ばすカシオペアだと、キャッシュバックで2コア目の完成スピードが激増するのである。
ルーンのかけら
- スキルヘイスト
- アダプティブ
- 体力+65 or スケーリング体力
1 2対2以上の戦いでQを外した時、
スキルヘイストが非常に重要となる。
1対1なら毒状態にできなければ下がるだけなので、
あまり関係がない。
3 エアリー時は65、
征服者時はスケーリング体力。
そういう単純な使い分けで問題ない。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
9割の組み合わせでテレポート安定だ。
スキルオーダー
- レベル1でQ or E
- レベル2でQ or E
- レベル3でE
- レベル4でW
- レベル5以降はR>E>Q>Wの優先順位で取る
1 基本的にエアリー時はQを相手チャンピオンに当てる。
征服者時はEでラストヒットを取り、
マナフローバンドを貯めるために1発くらいEを撃つ。
そういうイメージだ。
3 「ここは絶対にEを取ってください」
というヤツだ。
Wを取っても、
相手の体力を削りきるマナが足りないからである。
ミッドカシオペアのアイテムビルド
考えどころは
- 初手は女神の涙とドランリングどちらにするか
- 黒炎のトーチで爆速ファームを狙うかどうか
- マナアイテムは2個買うか1個買うか
ここらへんである
スタートアイテム
- 女神の涙+体力ポーション2個
- ドランリング+体力ポーション2個
1 昔は低レベル時のEのマナ消費が大きかったので、
エアリー型でも女神の涙だった。
今だと征服者時の選択になるだろう。
2 エアリー型ならこちら。
積極的にダメージトレードしていこう。
エアリー時に女神の涙を買うと、
ただの文脈がわからない人になる。
LOLだとそういうプレイヤーは話にならない。
色々なプレイヤーやチャンピオンを観察して、
そういった感覚を身に着けなければ勝てない。
ファーストアイテム
- アークエンジェルスタッフ
- ロッドオブエイジス
- 黒炎のトーチ
- リーライクリスタルセプター
1 女神の涙スタートした時は、
アークエンジェルスタッフを購入しよう。
理由は完成が速いから。
1~2キル取ってるならば、
他のアイテムでもいい。
2 エアリー時の基本アイテム。
ファーストリコールで久遠のカタリストを買って、
対面をボコボコにしていきたい。
涙なんて後からでも大丈夫だ。
3 ファームによりスケーリングしていきたい時用のアイテム。
対面がチョ=ガスなどの高HPチャンピオン以外の時は、
育ってないとちょっと買いにくい。
4 圧勝時に買うと強い。
マナフローバンド+冷静沈着+ドランリングが欲しい。
征服者でアークエンジェルスタッフを買ったことにする。
ブーツ
履けないので無し。
ちなみにダークシールを買うのであれば、
ファーストアイテム完成後に買うのがおすすめだ。
ダークシール、忘却のオーブを買うなら、このタイミングだと外しにくい。
セカンドアイテム
- ロッドオブエイジス
- リーライクリスタルセプター
1 カシオペアはサステインタンク的な側面がある。
なので2手目はレートゲームも強い
ロッドオブエイジスが無難だ。
2 スノーボール時に買おう。
耐久力とマナはロッドオブエイジスより低い。
リーライクリスタルセプターを買った時は、ロッドオブエイジスは飛ばされることが多い。
サードアイテム
- リーライクリスタルセプター
- ライアンドリーの仮面
1 セカンドでロッドオブエイジスを買った時に買おう。
2 セカンドでリーライクリスタルセプターを買った時に買おう。
残りのアイテムは、いつもどおりのラバドンヴォイドだ。
ただカシオペアはブーツ無しなので、最後に1つ防具を買うイメージである。
フォースアイテム
- ラバドンデスキャップ
いつものヤツ。
ダメージだけなら他のアイテムでも良いのだけど、
このタイミングでラバドンを買わないと、
ARやMRを上げたい時に対処できない。
フィフスアイテム
- ヴォイドスタッフ
- ブラッドレターの呪い
- クリプトブルーム
1 カシオペアは最長射程スキルのQでも
ブラッドレターが6スタックする。
マルザハールだとWER時は問題ないが、
最長射程のQを当てた時に、
ブラッドレターだとガッカリしてしまう。
なのでカシオペアだと
ブラッドレターが最強に見える。
しかしブラッドレターには致命的な欠点が1つあって
「エピックモンスターにはMR低下効果が発揮されない」
ことである。
なのでチームに他に頼りになるAPキャリーがいない限り、
ヴォイドスタッフをおすすめする。
2 トップ、ボット、ジャングルに
スノーボールしたAPチャンピオンがいる時に買おう。
3 スノーボール時に買うと強い。
メジャイソウルスティーラーがあれば、ここでフルビルドだ。
シックススアイテム
- ゾーニャの砂時計
- コズミックドライブ
- 変幻自在のジャックショー
- リフトメーカー
- バンシーヴェール
- モレロノミコン
1~5 カシオペアはDPSなので、
耐久力を気持ち上げるAPアイテムを買うのが望ましい。
相手にクリティカルが多いならば、
ランデュインオーメンなどでもいい。
ようは
「生きてないと火力が出せない」
ことを理解してれば問題ないわけだ。
6 忘却のオーブを買ってたら、
ここでアップグレードしていこう。
大体面倒くさいので、
私は途中でアップグレードしてしまうのだけが、
モレロノミコンは(ほぼ)バニラアイテムなので最後に強化するのがいい。
カシオペアはブーツを履かなくて良い分、フルビルド時は実質アイテム7個分くらいの強さだ。
なのでステータスだけなら最強に近い。
終わりに
- 1. パッチ25.s1.1におけるカシオペアの強み
- カシオペアはパッチ25.s1.1において非常に強力なチャンピオンであり、後半の集団戦で特に真価を発揮します。
- 2. 力の偉業の影響
- 力の偉業の実装は、序盤にファーストブラッドを取られることのデメリットを大きくしましたが、カシオペアはブーツを購入できないので、プレイヤーの気分的に影響を受けにくい。
- 3. キャリータイプのチャンピオン
- カシオペアは序盤が弱く、後半が強い、キャリータイプのチャンピオンです。
- 4. 後半の強さ
- カシオペアは後半になると、スウェインやライズといった強力なメイジに匹敵する強さを持ちます。
- 5. MMRと立ち回り
- MMRが低い試合ほど、ファーム重視の立ち回りが有効です。高MMR帯では、序盤から積極的に戦う必要があるでしょう。
- 6. キーストーンの選択
- 征服者ルーンはスケーリング重視、エアリーや彗星は序盤重視です。状況に応じて適切なキーストーンを選択しましょう。
- 7. 栄華ルーンの構成
- メイン栄華ルーンを選択する場合は、冷静沈着とマナフローバンドが必須です。
- 8. 魔道ルーンの構成
- メイン魔道ルーンを選択する場合は、エアリー+追火+切り崩しで序盤から積極的にダメージトレードを仕掛けましょう。
- 9. スキルオーダー
- スキルオーダーはR>E>Q>Wの優先順位で取得します。レベル3まではEスキルを最優先で取得しましょう。
- 10. ブーツの購入
- カシオペアはブーツを購入しません。その代わり、シックススアイテムまで購入することが可能です。
- 補足
- スタートアイテムは、征服者ルーンなら女神の涙、エアリーならドランリングがおすすめです。
- ファーストアイテムは、アークエンジェルスタッフ、ロッドオブエイジス、黒炎のトーチ、リーライクリスタルセプターなどから、対戦相手や試合状況に応じて選択しましょう。
- ラストアイテムは、ゾーニャの砂時計やコズミックドライブなど、耐久力を上げるAPアイテムが良いでしょう。
- これらの情報を参考に、パッチ25.s1.1のカシオペアをプレイし、勝利を目指してください。
先月の19日ぶりにビルドガイドを書いたので、
少し書き方を忘れてしまった。
ビルドガイドは、
このブログで内容が最も簡単な記事なのだけど、
少し書きにくかった。
さて、私自身カシオペアは得意なのだけど、
ブラッドミア、スウェイン、マルザハールみたいなバトルメイジ全般とかぶるので、
あまり使わない。
カシオペア自体はトップやボットでも使いやすいので、
他のレーンを覚える時に活躍すると言える。
全ロール上手になった今では、
「ロールごとの動きって、何か違いがあんのかよ。全部同じだろ」
という感じなのだけど、
新しいロールを覚える時は、
正直かなり大変だったと記憶している。
※ LOLはオブジェクト(目標物)取得を目指すゲームなので、全ロールできるようになれば、全ロール同じように感じるはず。
LOLのコツとしては、
ジャングル、ボット、サポートはそのパッチで強いチャンピオン。
トップ、ミッドは情熱を注げるチャンピオンを使うといい。
タイマンレーンはマッチアップが重要だからだ。
なのでトップ、ミッド両方できるイレリアやカシオペアは、
LOL上達の点で見るとかなり有利なように思える。
おまけ ジャングルワーウィックがメインなのでトップワーウィックは後出しの時だけ出す
1つ例を上げてみよう。
ワーウィックはトップとジャングルで使われるチャンピオンだけど、
私はジャングルワーウィックがメインだ。
※ ワーウィックを使う場合、どちらがメインで使うかという意味のメイン。
なのでトップワーウィックは、
対面がフィオラやグウェンの時だけ出す。
先出しでワーウィックを出しても、
なすすべなくケイルやダリウスにボコられるだろう。
何故か?
- ワーウィック対ダリウスのワーウィック側でのレーン戦を考えたことがないから
- ワーウィック対ダリウスのダリウス側のレーン戦しか考えたことがないから
である。
なので相手がエメラルド4もあれば、
「考えたことがないんで勝てないです」
「やったことないんで勝てないです」
となるわけだ。
タイマンレーンはこういうイメージだ。