ジャックスはカミール、フィオラ、ガレン、ヨネと同じ系統で、
- 相性が良い相手は序盤から終盤まで有利
- 一般的な組み合わせでは序盤弱く中盤以降強い
というチャンピオンだ。
しかしパッチ14.17では、
レベル6になったときも全然強くなかった。
そうなるとあまりに強みが薄いので、
今回またバフされたわけである。
それではジャックスのビルドガイドを書く。
この記事はパッチ14.18の時に執筆されました。
トップジャックスのストーリー
- 序盤は無難にファームする
- チャンス時にはEでスタンをしてオールイン
- 中盤以降はソロプッシュも集団戦も最強
- 特にマークスマンに対して強い
1 序盤は弱い。
単純にスキルを3つ全部撃ってしまうと、
マナがすぐに切れてしまう。
2 QとEでガンク合わせはしやすい。
3 ケイルとナサスにはレーンでの相性が良いので、
1デスもしてなければ
仕組み的にガレン以外には負けない。
4 Eが2秒AAに対して無敵で終わり際に1秒スタン、
レベル18だとQのCDもスキルヘイスト0で6秒だ。
味方の助けがなければ、
マークスマンはジャックス相手に何もできない。
トップジャックスのルーン
キーストーン候補は
- フリートフットワーク
- 征服者
- ヘイルブレード
- 不死者の握撃
辺りだ。
基本的には何も考えずに
- 不死者の握撃
を入れていけばいい。
メイン不滅
- 不死者の握撃
- 打ちこわし
- 息継ぎ or ボーンアーマー
- 超成長
- 魔法の靴+ビスケットデリバリー or 宇宙の英知
- マナフローバンド+強まる嵐
1 ジャックスはQで接近できるので、
相手がレンジでも意外と握撃できる。
3 良いと思ったほうを入れよう。
5 サブ天啓なのに魔法の靴を抜くのは、
ソロキューで勝てるヤツの発想じゃない。
序盤にブーツが欲しい時だけ抜こう。
6 ブーツ無し時はこちらが良いかもしれない。
ルーンのかけら(シャード)
- アダプティブ or 攻撃速度
- アダプティブ or スケーリング体力
- 好きなもの
1 スキルの関係上、
ジャックスは基本アダプティブのほうが強い。
握撃しやすいのは攻撃速度だ。
2 基本的にはアダプティブ。
3 良いと思ったものを入れよう。
体力+65にすると、
不死者の握撃を当てに行きやすい。
ドランリングにする場合は、アダプティブがAPになるので気を付けたい。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
特別な理由がない限り、
何も考えずにこれを入れていこう。
スキルオーダー
- レベル1でE
- レベル2でQ
- レベル3でW
- レベル4以降はR>W>E>Qの優先順位で取る
1 Eのおかげで、
先にレベル2に上がりやすい。
2 レベル1同士の性能だと、
マナコスト以外はQのほうが優れている。
4 Wを最初に上げるのが、
最も火力に優れるので上げる。
Rとも相性が良い。
トップジャックスのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランシールド+体力ポーション
- ドランリング+体力ポーション2個
- ドランブレード+体力ポーション
1 基本。
2 意外と行ける。
ただレベル6未満のオールインは弱い。
ドランブレードがナーフされたので、
シールドじゃなくて良い時にコレを入れるわけだ。
3 ナーフされてしまったのと、
ジャックス自体序盤強くないので避けたい。
ジャングルとデュオなら悪くない程度だ。
ファーストアイテム
- トリニティフォース
- ナッシャートゥース
- リッチベイン
1 基本アイテムだ。
2~3 味方がALLAD時に買おう。
ブーツ
- アイオニアブーツ
- マーキュリーブーツ
- プレートスチールキャップ
1 Eで敵のAAを防げるので、
防御的なブーツを履くよりアイオニアブーツにしたい。
フラッシュとテレポートのCDも短くなる。
2と3 こちらのブーツはなるべく履きたくない。
ただオールインで負ける可能性が高いのであれば、
アイオニアブーツを避けてこちらを履こう。
ソロキューのトップレーナーはサイドレーンのプッシュ時に、タイマンで負けるようになると厳しい。
セカンドアイテム
- サンダードスカイ
- ティアマット系のどれか
- ハルブレイカー
1 集団戦で最も強いアイテム。
2 ソロプッシュ寄りのアイテム。
対面とのタイマンで圧勝するのであれば、
ストライドブレーカーが最も有効だ。
五分の勝負ならば、
ライフスティールでファームしやすいラヴァナスハイドラ。
スケーリングが欲しい時はタイタンハイドラが望ましい。
3 物凄い圧勝している時だけ買おう。
サードアイテム
- ステラックの篭手
- ショウジンの矛
- ゾーニャの砂時計
1 集団戦寄りのアイテム。
2 ソロプッシュ寄りのアイテム。
サード以降にティアマット系のアイテムを買う必要性は薄い。
ファーム特化のアイテムがなくても、
素早くファームしやすいからだ。
3 集団戦でもソロプッシュでも強い。
特にソロプッシュ時のタワーダイブで強いので、
対面と差が付いていたら是非買っていこう。
Qがあるので、MSが上がる装備は買わない。
機動力が欲しいのであれば、スキルヘイストを上げていこう。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
- フローズンハート
- アビサルマスク
2 ジャックスのメインAR装備。
スキルヘイストがそれだけ重要なわけだ。
あとは単純にQとEでマークスマン相手に強いのもある。
ジャックスでソーンメイルはあまり買わない。
3 ウィッツエンドと迷うのだけど、
ジャックスはスキルヘイストが高ければQとEのおかげで、
ずいぶん敵を殴りやすい。
パッチ14.18現在は、
アビサルマスクがちょっと強いので、
こちらのほうが良さそうである。
フィフスアイテム
- フォースアイテムから買う
- ガーディアンエンジェル
しっかり押せるならば、
APアサシンのようにゾーニャの砂時計が強力だ。
ジャックスはQがあるので、お金が余った時にブーツを売りやすい。
タイタンハイドラ、ステラックの篭手、ガーディアンエンジェル、ゾーニャの砂時計辺りを買っていこう。
終わりに
- 序盤は安全にファームを優先し、チャンスをうかがう
- ルーンは基本的に「不死者の握撃」を選択する
- スキルオーダーは R > W > E > Q の優先順位
- スタートアイテムは「ドランシールド + 体力ポーション」が基本
- ファーストアイテムは「トリニティフォース」がおすすめ
- ブーツは「アイオニアブーツ」を優先する
- セカンドアイテムは状況に応じて「サンダードスカイ」または「ティアマット系」を選択
後書き: 存在のカウンターとしてのジャックス
この記事を書き終え、私はジャックスという存在の特異性に改めて気づかされた。
彼は単なるチャンピオンではなく、ある種のカウンター、あるいは抵抗の象徴なのではないだろうか。序盤の脆さ、中盤以降の圧倒的な存在感。それはまるで、現代社会における「遅れてきた者」のメタファーのようにも思える。
情報化社会の中で、常に最適解を求められる私たちは、ともすれば「効率」という名の檻に囚われてしまう。
しかしジャックスは、そんな檻の外側へと跳躍する力を秘めている。
彼の武器は、ランプポストでも、街灯でも、はたまたただの棒切れでもいい。
それは既存の価値観へのアンチテーゼであり、同時に、あらゆるものを武器に変えてしまう人間の可能性への賛歌でもある。だからこそ、私たちはジャックスを愛さずにはいられない。
彼がカウンターを繰り出すたびに、私たちの心にも小さなカウンターが生まれる。
それは、システムへの抵抗であり、自分自身への肯定でもある。さあ、君もジャックスと共に、この世界にカウンターを打ち鳴らそう。
勝利の先にあるのは、単なるゲームの勝敗ではない。それは、私たち自身の存在証明なのだ。
Gemini Advanced
本人に見つかったら怒られるのではないかと思ったが、
あまりにも面白いので
「コレでいこう」
となってしまった。
センスの哲学的なリズムで行くと、
やはりジャックスも
- 序盤のレーン戦まで集中する
- あとは流しでプレイ
で勝てる。
※ 千葉雅也の著作には「センスの哲学」という本がある。
ちなみにあなたが初心者で、
「マクロガー」
とか言ってるレベルなのであれば、
試合の中盤以降に意識して頑張るのではなく、
リプレイを見て選択肢を考えたほうがいい。
これも単純に集中力の問題である。
しかし最も上達に重要なのは、
「疲れている時はLOLにプレイしない」
ことだ。
おまけ 勉強の哲学
みんなと遊んでいる時に、
突然正当な理由なく
「帰るわ」
というと、
物凄く嫌がられる。
※ リアルのお友達の前では避けましょう。
しかし私はLOLの時だけは、
似たようなことをする。
「集中できなくなったから辞めるわ」
「眠いから寝る」
すぐにこうやって辞めてしまう。
疲れている時にLOLをしない、
LOLの練習をするってのは、
おそらくこういう態度のことを指す。