アーゴットは赤月の刃のオムニヴァンプがなくなった辺りから、
「弱くもないけど強くもない」
パッとしないチャンピオンだった。
ビルドガイドは初心者向けの記事なので、
少しアーゴットの歴史というか仕組みを書く。
アーゴット相手はブランブルベストを買えば楽になるけれど、
買わない場合は最強に近いチャンピオンである。
フィオラみたいなものだと思って欲しい。
するとアーゴット側は、
ブランブルベストへの対抗策として、
ブラッククリーバーを買うことになる。
シーズン13まではミシックアイテムという強力なアイテムがあったが、
ブラッククリーバーはミシックではなく、
他のミシックもアーゴットには合わなかった。
- アーゴット相手にはブランブルベストを買う
- アーゴットは対策としてブラッククリーバーを買う
- しかしブラッククリーバーはミシックアイテムじゃない
- タイタンハイドラもミシックアイテムじゃない
- 合うミシックアイテムがないのでパッとしなかった
シーズン14はミシックアイテムが廃止されたので、
多様なビルドが組めるようになった。
というわけでアーゴットで新ハルブレイカーを持ってみたら、
なんとW時に適応されてないではないか。
ブラッククリーバーとハイドラ系がミシックじゃないので、
相対的には強力になったものの、
相変わらずパッとしなかった。
- しかしパッチ14.3で、急にW時にもハルブレイカーが適応されるようになった
急にトップ最強チャンピオンになったアーゴット。
今回はそういう流れで記事を書く。
この記事はパッチ14.3の時に執筆されました。
急に強くなったアーゴットのアイテム統計
- メレーにはハルブレイカー
- レンジにはハルブレイカーか妖夢の霊剣
こういう流れになったのがわかる。
トップアーゴットのストーリー
- 無難にファームする
- チャンス時にE>フラッシュ
- 基本はレベル4でQを2にする
- レベル9以降は機動力を除けば最強クラス
- 中盤以降は歩いてるだけでゲームに勝つ
1 AAは350、Wは490、Qは800と、
身体が丈夫な割に射程が長い。
2 よほどアーゴットに慣れている人じゃなければ、
反応できずEでひっくり返される。
3 Eのレベルが重要みたいな相手じゃなければ、
Qをレベル4で2にする。
4 ジャガノートなので当然足は遅い。
今回はハルブレイカーでMS+5%なので、
いつものアーゴットより気持ち速い。
5 レベル30なりたてでも集団戦でダメージを出せる。
反対にレーンでガンクを受けた時はWを切ろう。
Wのおかげでレベル9以降は認知力をあまり使わないので強い。AFKもしやすい。
トップアーゴットのルーン
キーストーン候補は
- プレスアタック
- フリートフットワーク
- 征服者
1 一般的な選択肢。
2 レンジや柔らかい相手に有効だ。
硬い相手に持つと、
オールイン時にRで引っ張れない。
3 タンク相手には必ず征服者を持とう。
アーゴットはベル=ヴェスと似ていて、
集団戦で硬い相手がいると、
その相手を殴り続けることになりがちだ。
例えばあなたがムンドなら、
集団戦はブランブルベストを持って、
アーゴットに張り付くはずだ。
そういうことである。
メイン栄華
- リーサルテンポ以外
- 凱旋
- レジェンド:強靭 or 血脈
- 背水の陣
- 心身調整+超成長
- トリプルトニック or ビスケットデリバリー+疾駆
1 「何もわからない」
という人は常に征服者を入れていくのがいい。
スケーリングが最も高いからだ。
3 対面や敵ジャングラーにCCがあるなら強靭。
ないなら血脈でいこう。
4 Rの使用上、最期の慈悲は
レベル6以降 効果を発揮しにくい。
6 レンジ相手に入れていく。
疾駆がメインというわけだ。
レベル6以降のオールインで力のエリクサーを飲むのは難しいが、
アーゴットならE中に飲みやすいかもしれない。
ルーンのかけら(シャード)
- アダプティブ
- スケーリング体力
- スケーリング体力
1 攻撃速度はレベル9以降効果がない。
2と3 マッチアップを無視するなら、
スケーリング体力を2個入れていくことになる。
アーゴットのWは自己スローではなく、MS125減少なので、ルーンのスロー耐性は効かない。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
- フラッシュ+イグナイト
- フラッシュ+ゴースト
1 トップの基本。
アーゴットはスケーリングが高めなので、
大体コレで勝てる。
2 不利な組み合わせ時に入れる。
ジャングラーを待ってE>フラッシュだ。
3 スケーリングの構え。
レーンでは全然役に立たないので、
序盤はレーン復帰に使っていいだろう。
ガンク回避する時はWを切ること。
スキルオーダー
- レベル1でE
- レベル2でW
- レベル3でQ
- レベル4でQ
- レベル4以降はR>W>Q>Eの優先順位で取る
1 インベイド時もEが強いので、
何も考えずに取ろう。
2 QではなくWを取る。
4 アーゴットポイントの1つ。
ブラッドミアのレベル11でRではなくEを上げるのに近い。
ただWを2にしたら終わりかというと、
全然そんなことないので、
忘れていいかもしれない。
5 Wの後はQでもEでも良い。
オールイン性能が高いのはE上げで、
ファーム性能が高いのはQ上げだ。
※ Eはファームに使えないので。
相手がモルデカイザーならば、
モルデカイザーQにアーゴットEを合わせるのがわかりきっている。
なので試合毎に好きなほうを振れば、
それが適切なスキル振りになるだろう。
トップアーゴットのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランブレード+体力ポーション
- ドランシールド+体力ポーション
- カル+50ゴールド残し
1 アーゴットの基本。
2 Qハラスが効かず、
さらに相手のほうが射程が長い時に買っていくといい。
3 スケーリングの構え。
カル+体力ポーションなら、
ドランブレード+50ゴールド残しのほうがいい。
ファーストアイテム
- ハルブレイカー
- 妖夢の霊剣
1 何も考えずに買おう。
5発目を敵チャンピオンかタワーに当てていく。
2 レンジ相手に買おう。
Eを当てた後にRを当てて、
その後 妖夢を発動させてパッシブを当てる。
ブーツ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- スイフトネスブーツ
1と2 ARやMRが欲しい時に買う。
3 スロー対策や、
MSが欲しい時に買う。
セカンドアイテム
- ブラッククリーバー
- タイタンハイドラ
- ハルブレイカー
1 相手がブランブルベストを買ったなら、
こちらもブラッククリーバーを買うしかない。
ダミーを殴ればわかるのだけど、
アーゴットのブラッククリーバーは全然強くない。
相手がブランブルベストを買ったから仕方なく買う。
ブラッククリーバーがないと、
ソーンメイルを殴った時に、
アーゴットのほうが受けるダメージが大きいのである。
コレがわからないと、
アーゴットは全部ダメになるので覚えておこう。
2 相手がブランブルベストを買う気配がなければ、
タイタンハイドラだ。
こちらのほうがファームが速いという理由である。
3 初手妖夢の霊剣なら、
何も考えずにハルブレイカーだ。
ハルブレイカー>ブーツ完成品>ブラッククリーバーと買ったことにする。
サードアイテム
- ステラックの篭手
- タイタンハイドラ
1 ここまでHPアイテムを積んでいるので、
ステラックが最もバランス良く戦闘力が上がる。
アーゴットは基礎ADも高い。
2 どうしてもたくさんファームしたい時はこちらだ。
ブラッククリーバー後なので、
プロフェインハイドラでも悪くはないが、
普通に考えるとタイタンだろう。
フォースアイテム
- 変幻自在のジャック・ショー
- ソーンメイル
- ケイニックルーケイン
- ワーモグアーマー
ここから集団戦だ。
相手の編成によってはMSが高くないと厳しいが、
あまり良いアイテムはない。
フィフスアイテム
- フォースアイテムから買う
- タイタンハイドラ
2 持ってなければ、
最後に買っても強い。
終わりに
- パッチ14.3ではハルブレイカーがWにも乗るようになった
- 相手がメレーなら初手はハルブレイカー
- 相手がレンジなら妖夢の霊剣
- 相手がブランブルベストを買ったら、2手目はブラッククリーバーにする
地球に住むアーゴットメインの人は全員
「なんでWにハルブレイカー乗らねえんだよ」
とパッチ14.1と14.2ではイラツイていた。
しかし実際に乗ってしまうと、
「ちょっと強すぎない? 俺……、そんなつもりで言ったんじゃ……」
と殊勝な態度を取るようになった。
ここまで強いとサポートでも強そうである。
ちなみにレベル9までは、
普通にアタックムーブを使うので、
ちゃんと覚えておこう。