「レーン戦が下手ならダイヤモンドになれないので、指摘する必要はない」
どこかのプロチームのコーチが言っていた(誰かは覚えてない)。
私もよくブログで
「まともにARAMができるのであれば、サモナーズリフトでも活躍する」
みたいなことを書く。
トップ・ミッドレーンは対面との相性が大事ではあるものの
- なんか上手なヤツがいる
- なんか下手なヤツがいる
1だとレートが上がっていくけれど、
2だとレートが上がっていかない。
ようなものだと思って欲しい。
今回書くのは
- 上手なヤツの中でもデキるヤツ
- 上手なヤツの中でもデキないヤツ
1だ。
方法は人それぞれだが、
「何かしらの工夫を自分でしている」
というのが重要になる。
ヴェインでアイテムオススメ欄を開いてみたら、
クラーケンスレイヤーが候補になくって、
怒りで脳みそが焼き切れそうになった。
みたいな経験がある人なら、
今回の記事は読めるだろう。
逆にプラチナ4未満は相当厳しい。
おそらく読まないほうがいい。
この記事はパッチ14.3の時に執筆されました。
レーン戦はオフ会のファッションと同じ
男性だと2種類になる。
- オシャレをしていくヤツ
- オシャレをしていかないヤツ
1 LOLで言えば、
上手なトップ・ミッドレーナーの心構え。
2 LOLで言えば、
クソみたいなチャンピオンとキーストーンを選択肢して、
味方の足を盛大に引っ張るカスプレイヤー。
という有名な本に、
「見込み」
という言葉が出てくる。
「相手を必ず説得できる方法は存在しない。見込みを高める方法しかない」
みたいな表現で使われていた。
2だと見込みが薄すぎるわけだ。
とんでもない格好してくるヤツは、確証バイアスというか、「コレで大丈夫」だと思いたいのか、あるいは楽観的なのか。
とりあえず、準備なしで他人に勝つことはできない。
簡単なアーゴットを例にする
- アイテムビルドが簡単だから
- キーストーンが簡単だから
1 パッチ14.3現在、
9割のケースで初手ハルブレイカーが最強だ。
2 プレスアタック、フリートフットワーク、征服者。
この3つを使い分けるだけだ。
全て栄華なので簡単である。
ヨリックは複雑だ。
統計サイトを開く
- 適切なキーストーンは何か?
- 適切なサモナースペルは何か?
- ドランブレードかドランシールドか?
- スイフトネスブーツが有効か?
1 候補が多すぎると大変なので、
プレスアタックとフリートフットワークだけでもいい。
逆に秘儀の彗星や解放の魔導書まで含めてしまうと、
ちょっと難しくなりすぎる。
2 フラッシュ+テレポートか、
フラッシュ+イグナイトか。
ゴーストやイグゾーストもあるけれど、
手練のトップレーナーなら知ってのとおり、
トリンダメアにイグゾーストなんて統計サイトでも少ない。
トリンダメアにイグゾーストは有効ではあるものの、
多くの統計が取れるレベルのプレイヤーでは、
そこまで行かないのだろう。
3 他2つと違って、
ロード画面中でも見れる。
大きく外すと、
レーン戦は厳しいものになる。
4 単純に勝っているから履いているケースもあるので、
数年に渡って統計サイトを見てる経験が必要だろう。
具体的な手順
- デュアルディスプレイを用意する
- アーゴットのページを開いておく
- 対面候補のつづりを打つ
- そのページを見る
実際にやってみて印象に残っていること
「アーゴット2年ぶりくらいに使った」
とか関係なく、
普段からずっとしている。
ボーンアーマーやスイフトネスブーツ、
心身調整などは書かない。
VS カ・サンテ
- イグナイトよりテレポートが有効
- ドランシールドよりドランブレードが有効
- キーストーンはフリート>プレス>征服者の順番で有効だった
1 ピンと来る。
2 ピンと来る。
3 思っていたのと順番が逆だった。
一般的にはメレーにはプレスアタックが有効。
そして戦闘時間の長さは、
征服者>プレス>フリートの順番だ。
つまりオールイン後から決着までの時間が長い場合、
征服者が最も強い。
つまりコレは、
「アーゴット側が控えめに相手の体力を削っていく」
パターンが有効なことを意味している。
※ あるいは征服者でのオールインが有効じゃないこと。
VS ダリウス
- ドランシールドが有効
- キーストーンはプレス>フリート>征服者の順番で有効
- テレポートが有効
1 ドランブレードも悪くなかったけど、
ダリウスには出血があるからわかる。
2 エメラルド+だとフリート、
ダイヤモンド+だとプレス。
3 ここはイメージと違った。
基本的にダリウス相手は、
イグナイトかゴーストが有効だ。
※ フラッシュがないとダリウスQをかわせないので負ける。
イグナイトを持てば、
ダリウス側がオールインする時
体力が満タン近くないといけない。
フラッシュでQをかわしながら、
イグナイトを付けて勝つわけだ。
ゴーストは単純にダリウスがゴーストを持つから。
と言ってもパッチ14.3のアーゴットは最強なので、
イグナイトでもダリウスに勝つ。
VS トリンダメア
- イグナイト以外
- ドランブレード
- キーストーンはフリート
1 予想したとおり。
2 コレも予想したとおり。
3 トリンダメア相手に征服者を持っていっても、
ほとんど意味がない。
プラチナ4もあればピンと来るだろう。
トリンダメアのRを発動させられるくらい
火力があればいいからだ。
フリートならトリンダメアR後に距離を取りやすいし、
追いかけやすい。
※ トリンダメアはアーゴットのRをRで回避してくる。
VS イラオイ
- テレポートとイグナイトどちらも有効
- ドランブレードが有効
- キーストーンはプレスが有効
- 攻撃速度ルーンが有効
1 普通はイグナイトが有効なのだけど、
やはり14.3のアーゴットが強すぎるからだろう。
2 どちらもそんなに勝率に変わりなかったが、
それなら火力が高いほうがいい。
3 レネクトンなどのメレーですら、
ダメージだけならプレスアタックのほうが強い。
アーゴットはレンジなので、
当然ダメージ出力はプレスアタックが勝る。
R時のイラオイを引っ張れるかどうかが、
勝敗を決めるわけだ。
4 「アーゴットで攻撃速度ルーン入れるヤツ、絶対本読めないタイプ」
というのが自然な反応だ。
ただイラオイ戦では、
アダプティブより攻撃速度のほうが、
明らかに優位性が高い。
触手の処理、
QとEのかわしやすさ、
プレスアタックの発動しやすさ。
色々恩恵があるわけだ。
AD5.4とのトレードオフになる。
終わりに
- 普通はマッチアップを考える前にダイヤモンド4やチャレンジャーになる
- ARAMで活躍できないならサモナーズリフトでの活躍は諦めたほうがいい
- チャンピオン対策は勝利の見込みを高める方法の1つ
- 思い込みや偏見を避けるためにおこなう
今回書いたようなことをしなくても、
「どういう格好をしていくのがオシャレなのか」
こういうのがわかっている人は、
LOLが上手だ。
名のあるトップやミッドレーナーは、働いてなくても話し方が達者であることが多い。
ちなみにジャングルメインの人は、
そういった感覚がレーナーより薄い。
ジャングラーの場合
- そのパッチで強いジャングラーを使う
- リー・シンを使わない(最重要)
この2点を守るだけだからだろう。
例えるならジャングラーは制服で、
レーナーは私服なのかもしれない。