最近APアイテム全般がアップデートされた。
ロッドオブエイジスとライアンドリーの仮面がナーフされて、
他のAPアイテム全般がバフされた形である。
中でも
- ヘクステックロケットベルト
- ルーデンコンパニオン
は大きく使用率を上げた。
2つのアイテムはバフ前から値段効率は悪くなかったが、
デザイン的に欠陥があった。
それは
- スケーリングが悪いアイテムは、試合に勝ちにくい
というシンプルなものであった。
例えばルーデンコンパニオンだが、
似たようなマナ有りアイテムとして
- マリグナンス
- 黒炎のトーチ
がある。
マリグナンスには魔法防御貫通が付いている。
序盤ソーサラーシューズと組み合わせることで、
MRを積んでないレンジチャンピオンに大ダメージを与えることができる。
そして重要なのが、
中盤以降にヴォイドスタッフを買った後にも、
火力を激増させる効果があることだ。
※ LoLの計算式だと、%の後に固定値を引く(脅威も同じ)。
黒炎のトーチは単純にファームが速いので、
スケーリングが高い。
ファーム専用かと思いきや、
ARAMでも買われるほど強いアイテムだ。
これに対してルーデンコンパニオンは、
スノーボールできなければ終わりだし、
ファームがないARAMですら黒炎のトーチより圧倒的に弱かった。

今回はパッチ25.11でさらにバフされた、
ホライゾンフォーカスをあわせて、
- ヘクステックロケットベルト
- ホライゾンフォーカス
- ストームサージ
- コズミックドライブ
の4つのアイテムに付いて考えてみたい。
ちなみに今弱いメイジは、
ロッドオブエイジスと黒炎のトーチを使うメイジだ。
パッチ25.11でライズが大幅にバフされたことから予想できるが、
ロッドオブエイジスはハッキリ弱い。
※ パッチ25.11でのライズは強いけれど、カシオペアは悲惨だ。
黒炎のトーチは以前と性能が変わらないので、
相対的に弱くなったくらいであるが、
ライアンドリーの仮面がナーフされてるので厳しい。
それではまず、
シンプルにゴールド効率から見ていこう。
ゴールド効率
アイテム名 | ゴールド | ゴールド効率(%) |
---|---|---|
ヘクステックロケットベルト | 2650 | 120.75 |
ホライゾンフォーカス | 2800 | 126.79 |
ストームサージ | 2800 | 103.24 |
コズミックドライブ | 3000 | 128.13 |
Gold_efficiencyより引用。
スキルヘイストが高く計算されがちなので、
ストームサージだけゴールド効率が低い。
コズミックドライブはバフを受けなかっただけあり、
やはり強かったのだとわかる。
アクティブの値段は計算されてない。
上の4つのアイテムの場合はチャンピオン性能にもよるが、アクティブ効果は圧倒的にロケットベルトが優れているだろう。
パッチ25.10のミッドブラッドミア統計

基本的な文脈を説明していこう。
パッチ25.09時
- 基本はコズミックドライブ
- バーストダメージを出したい時にはストームサージ
たったこれだけ。
パッチ25.10時
- 基本はヘクステックロケットベルト
- バーストダメージを出したい時にはストームサージ
- 敵があまりにも硬い時はコズミックドライブ or ホライゾンフォーカス
1 値段やステータスもそうだが、
ブラッドミアだとアクティブからの強化Qが強力だ。
3 敵が硬い時は魔法防御貫通よりも、
スキルヘイストを稼いだほうがダメージが出る。
ただマナ有りチャンピオンだと、
マナ消費も激しくなるので、
確保するのはスキルヘイストではなくマナになる。
重要な点は、
- ヘクステックロケットベルトはコズミックドライブよりも圧倒的に優れている
ところだ。
理由を説明しよう。
ホライゾンフォーカスの視界効果は無視していい(流石にエコーで買う気はしないが)。
ガレンで言えばストライドブレーカーではなくトリニティフォースような、パワー重視の装備である。
ファーストアイテムは安いほど優れている
- ファーストアイテムが完成してるかどうかで、強さが段違いだから
- APチャンピオンは、普通ダークシールを買うから
コズミックドライブ完成時(3000)には、
ロケットベルト+ダークシール(2650+350)が買える。
赤月の刃が2900ゴールドなことを考えると、
APアイテムの安さは尋常じゃない。
コズミックドライブの3000ゴールドですら、
ADアイテムに比べれば安く見えるはずだ。
コラム アイテムの勝率統計は意味が薄い
強さではなくオシャレさ。
LoLのビルドは「ファッション」だと思って欲しい。
- 「大体みんなこういう格好していますよ」
ぐらいの意味合いだ。
その点を踏まえて、
次の画像を見て欲しい。


- アイテムの勝率は特定のマッチアップ時に重要で、普段は重要じゃない
- ダイヤモンドにもなってパッチ25.10でロッドオブエイジス買ってるプレイヤーは、その部屋で1番下手と決めつけていい
1 考えられる人というか、
特定のマッチアップの話がわかる人は、
ミッドレーナーでも10人中1人いればいいほうだ。
手練れのミッドレーナーでも、
自分が良く使うチャンピオンかつ、
戦ったことがある組み合わせじゃないとわからない。
2 次の統計を見て欲しい。

ダイヤモンドでロッドオブエイジス買ってるビクターは厳しい。
10人中1番下手なのは確実で、
味方にいたら勝つのは難しいからだ。
絶対、オフ会に奇怪な格好で来るタイプの人間である。
しかしゴールドならば、
パッチノート見てないのは普通だし(多分)、
他のアイテムを買っている人が
「オシャレな振る舞いなだけ」
とも言える。
つまり
- ゴールドのロッドオブエイジスビクター 普通の格好
- ダイヤモンドのロッドオブエイジスビクター 清潔感ゼロ
ダイヤモンドの試合は男性率99%に近いと思われるが、
「お前が最後に風呂入ったのいつ?」
となるのである。
ロッドオブエイジスと他のアイテムに、
そこまで性能差はない。
しかし操作している中身が、
毎試合味方の足引っ張ってるプレイヤーである可能性が高い。
なので数字が低く出てしまう。
ちなみに、これは統計でもなんでもない。
LoLの試合中に、
誰もが体感として感じることだからだ。
バフナーフなんて、そこまで過剰に反応しなくても良い。
しかしパッチノート見ないでランク行くダイヤモンドプレイヤーは、腕前的にマズい可能性が高すぎる。
私のTFTみたいなものだ。
終わりに
- APアイテムの全体的なアップデート: パッチ25.11でAPアイテム全般に大きな変更があり、ロッドオブエイジスとライアンドリーの仮面がナーフされた一方で、他のAPアイテムはバフされました。
- ヘクステックロケットベルトとルーデンコンパニオンの使用率増加: これらのアイテムはバフを受けて大きく使用率を上げました。
- スケーリングの重要性: バフ前のヘクステックロケットベルトとルーデンコンパニオンは、値段効率は悪くなかったものの、「スケーリングが悪いアイテムは試合に勝ちにくい」というデザイン上の欠陥を抱えていました。
- ルーデンコンパニオンと他のマナ有りアイテムとの比較: ルーデンコンパニオンは、マリグナンス(魔法防御貫通によるスケーリング)や黒炎のトーチ(高いファーム速度によるスケーリング)と比較して、スノーボールできなければ弱く、ファームがないARAMでも黒炎のトーチより劣ると評価されていました。
- ホライゾンフォーカスのバフ: パッチ25.11でホライゾンフォーカスもさらにバフされました。
- 現在の弱いメイジビルド: ロッドオブエイジスと黒炎のトーチを使うメイジは、現在のパッチで弱いとされています。特にロッドオブエイジスは明確に弱く、黒炎のトーチもライアンドリーの仮面のナーフにより相対的に厳しい状況です。
- ゴールド効率の評価: ヘクステックロケットベルト、ホライゾンフォーカス、ストームサージ、コズミックドライブのゴールド効率を比較すると、スキルヘイストの評価が高いストームサージが低く、バフを受けていないコズミックドライブが非常に高い効率を持つことが示されています。
- ファーストアイテムの重要性: ファーストアイテムは完成する時期が早いほど強力であり、コズミックドライブ(3000ゴールド)完成時には、ヘクステックロケットベルトとダークシール(合計3000ゴールド)が購入できるため、ファーストアイテムの安さが非常に重要であると指摘されています。
- アイテム勝率統計の解釈: LoLのアイテム勝率統計は、そのアイテムの強さだけでなく「流行」や「プレイヤーの腕前」を反映する「ファッション」のようなものであり、特に高ランク帯でパッチに対応していないビルドを選ぶプレイヤーは、その試合で最もパフォーマンスが悪い可能性が高いと論じています。
- パッチノートの確認の重要性: バフやナーフに過剰に反応する必要はないものの、パッチノートを確認せずにランクマッチに臨む高ランクのプレイヤーは、腕前が疑われる可能性が高いと強調されています。
やはりLoLには健常発達的な部分、
つまり悪役令嬢バトル的な部分が多いと思う。
変な格好には2種類あって
- 周りよりオシャレじゃない
- 周りよりオシャレである
だ。
2じゃないと、
LoLの試合で活躍するのは難しい。
ただいきなり2を目指すと、
高校生時代に
塗らなくていいマニキュアを塗っていた私みたいになる。
アタックムーブを覚えて、
ARAMやブロウルの戦闘で活躍できるようになるのが先だ。
センターピンに気づかず、
端っこのピンを一生懸命倒そうとする姿は、
オシャレには見えない。
おまけ マニキュアを塗ると爪をかじらないし、皮膚もむしらない
そういうクセがある人は試してみよう。
やはり習慣は、
アイデンティティベースで形成されていくのだろう。