前回の記事で、
あなたは適切なカウンターピックを
選ぶ方法がわかった。
統計サイトを見て、
良いと思ったチャンピオンをピックするだけなので、
ほぼ完璧にできると言っていい。
チャンピオンを動かせるかどうかは、
とりあえず無視していい。
実は上級者はチャンピオンプールに新しいチャンピオンを加える時、
このタイミングでチャンピオンを増やしている。
ノーマルモードで新しいチャンピオンを練習して……、
みたいな方法は使わない。
- 対面のチャンピオン
- 自分のチャンピオン
スキルさえ知っていれば、
レベルごとにどのような戦いになるか、
予想できるからである。
他人の1on1を観戦して試合内容を予測するのと、
自分が1on1するのと何が違うのか。
この記事はパッチ11.7の時に執筆されました。
パッチ13.14時に書式のみリライト(内容は古いまま)。
チャンピオンを覚えるには?
カウンターで出して対面と戦う場合、
自分の出すチャンピオンを
覚えていなければならない。
- 何を覚えればいいのか?
- どれくらい覚えればいいのか?
という話になるのだが、
ガングプランクやドレイヴンのような
操作がシビアなキャラ以外は、
実はシッカリ覚えないほうが良い。
AI中級をボコれるくらいあれば大丈夫。
ストーリー記憶法
記憶術の特殊な記憶方法だ。
私はチャンピオンを覚える時に、
ストーリー記憶法を使っている。
- レベルいくつから強いのか?
- アグロ(序盤型)か、ミッドレンジ(中盤型)か?
- 集団戦が得意なのか、オブジェクトを取るのが得意なのか?
ダリウスの例を挙げると
レベル1から強く、アグロ。
レーンでの勝利や、
ジャングルでの少人数戦を狙うチャンピオン。
レーンに勝利していれば集団戦もオブジェクトも得意だけど、
レーンで五分以下なら、
ソロプッシュするしかやることがない。
ということが物語として記憶できる。
ダリウスのストーリーは2つ
- レーンで圧勝して気持ちよくなっていく話
- レーンで五分以下のまま落ちぶれていく話
一応チャンピオンの前提知識、
この場合ダリウスの性能を書くと
- ダリウスはサステインタイプ(Qで何度もHPを回復する)なので、タイマンのほうが得意
- 序盤強ければ、中盤以降弱いのは、ゲームの仕組み的に当たり前
この辺の前提知識を知っていれば、
一度ストーリーを覚えただけで忘れなくなる。
サステインタイプのチャンピオンは育つと強く、
集団戦よりもタイマンのほうが得意だ。
LOLは細かいことを気にせず記憶していくといい。
細かいダメージ、マナコスト、CDまで覚えようとしている友人がいたら、
あなたはハッキリ言うべきだ。
「お前バカか」
と。
LOLはパッチが頻繁に当たるので、
細かすぎることを気にしてはいけない。
自分がレベル1の時は相手もレベル1
レベル2先行されてキルを取られるプレイヤーに、
アドバイスできることはない。
なので一応レベルが同じ時に戦う。
という前提で説明していく。
繰り返すが、
相手のほうがレベル1でも高ければ、
タイマンはできない。
- レベル1でスキル1個
- レベル2でスキル2個
- レベル3でスキル3個
- レベル6でスキル4個
レベル4で3つ目のスキルを初めて取るチャンピオンもいるが、
基本的にスキルが増えるタイミングは上の通りだ。
チャンピオン性能は、
この4つのレベルで変わる。
これだけだと
「ほーん。それで?」
と思う人が多いので、
次にLOLのチャンピオンデザインのルールを書く。
レンジよりメレーのほうがスキルが強い
- メレーのほうがレンジよりもスキルが強い
- ADよりもAPのほうがスキルが強い
スキルの強さ順で並べると
- APメレー
- ADメレー・APレンジ
- ADレンジ
ADレンジのアルティメットスキルが悲惨なのは、
あなたも知っているだろう。
大半はゴミみたいな性能をしている。
メレー対レンジのレーン戦は簡単
- レベル1の時はレンジには勝てない
- レベル2の時はレンジには勝てない
- レベル3の時はスキルが当たればレンジに勝てる
- レベル6の時はスキルが当たればレンジに勝てる
チャンピオン相性全く関係なく、
レベル3未満の時には、
普通レンジにメレーは勝てない。
なのでほとんど何も考える必要がなく、
息継ぎとドランシールドを持って、
ラストヒットを取るタイミングで前に出て取るだけである。
- レベル3になったら勝てるのか?
- 味方のジャングルが来た時に勝てるのか?
- レベル6になったら勝てるのか?
考えることは、
この3つだけ。
同タイプのレーン戦は複雑
全てのレベルで互角なので、
ダメージトレードが複雑になる。
- レベル1
- レベル2
- レベル3
- レベル6
この4つのダメージトレードが、
初心者を混乱させている原因だ。
つまりレーン戦は、
この4種類のダメージトレードをお互いにぶつけるだけ。
デュオレーンや集団戦ならば難しいが
「1対1のレーン戦、どこが難しいんだ?」
となるだろう。
相手も同じ人間なので、
勝つのは難しいのだけど、
仕組みを理解するのは難しくないはずだ。
しかし実際ほとんどのプレイヤーが、
たったこれだけの事実に手も足もでない。
終わりに
- カウンターピックで選んだ後が、チャンピオン練習の始まり
- 覚えるべきことチャンピオンの試合でのストーリー
- スキルが増えるタイミング
- メレーのほうがスキルが強いこと
- 覚えないほうがよいこと細かいスキルの性能
- その他あまりにも細かいこと
「ノーマルモードで練習をしてからランクで使う」
このセリフを真に受けている人がいたら、
騙されている。
布団やツボを買わされてしまうタイプだ。
対面がわからないのに、
どうやってルーンをセットするのか。
記憶術的に言えば、
情報を取り出すコストが高くなってしまう。
- マルファイトにはナサス
- ダリウスにはヨリック
- サイラスにはアーゴット
- カタリナにはガレン
- ゼドにはガレン
- タロンにはガレン
例えば
- メインチャンピオン1つ+有利な相手には全部ガレン
という組み合わせは、
どうだろう?
これなら簡単そうな上に、
情報が取り出しやすい。
この場合の情報はマッチアップの有利不利ではなく、
カタリナとの戦い方の話である。
そもそもメインチャンピオン以外で、
不利な相手と戦う機会がない。
※ ノーマルゲームのみ不利な相手と戦う機会がある。なのでメインチャンピオン以外で不利な相手と戦うのは、得るものが少ない。
上の組み合わせ6つは、
私が暗記しているわけじゃない。
OPGGを見て有利なチャンピオンを書いただけだ。
あなたも対戦時にそのようにするべきである。
ロード中に戦い方を考えれば良い。
先程も少し書いたが、
マッチアップの有利不利を暗記しようとするのは、
本物のバカのやることである。
あなたはそんなことをしてはいけない。
心の底から楽しいのであれば良いが、
そうじゃないなら他のことを覚えたほうがいい。
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大人になると、歌の歌詞を暗記しなくなってしまう。
それはそれで寂しい。