トップシェンはパッチ11.9でRのシールド量が厚くなった。
R - 瞬身護法
パッチノート11.9より引用
最小シールド量175/350/525(+魔力の135%)⇒ 140/320/500(+増加体力の17.5%)(+魔力の+135%)
最大シールド量280/560/840(+魔力の216%)⇒ 224/512/800(+増加体力の28%)(+魔力の216%)
相手のアサシンが毒蛇の牙を持っていた場合、ADCに最大でも420シールドしか貼れないのはちょっと弱すぎってことで、強化されたわけだ。
サポートでもスタート時にAPサポートアイテムを買うと弱いし、ジャングルシェンの時にナッシャー買って遊ぶ時くらいしか、APレシオの意味がなかった。
シェンRは昔から高APレシオなのだが、今では「サイラス用なのかな?」としか思えない。
増加体力1000あれば、280も増えるとなると相当強く。OPGGでは11.9になってから、トップの勝率はずっとシェンが1位だ。
※ 雑な統計なんで、あんまり真剣に考える必要はないが、かなり強いのは間違いない。
それではビルドを書いていく。
トップシェンのストーリー
- 握撃を付けてAA(Q)
- 握撃を付けてE>Q>W
- レベル5までレーン戦は強い
- ドラゴン時にRを使ってガンク
- 中盤以降は目標オブジェクトと反対のレーンを押す
- 集団戦が始まったのを確認してからR
テレポートは速めに使う必要があるのだけど、シェンのRはシールドが付くので、特に焦る必要がない。
操作自体は簡単で、やることも簡単。
レーン戦と、いつRを使うのか? フェイト感が必要だ。
いつRを使うのか?
初心者シェンというか、お礼を言われたがる人は、常にマップを見てピンチの味方にRを使おうとする。
実はソレは間違っていて、オブジェクト絡みの戦闘の時に飛ぶのが正解だ。
例えば
- ミッドでソロキルされそうな味方に飛ぶ
- シェンがリコールする
- その後はドラゴンを相手に取られる可能性が高い
そういった使い方をしてしまったのならば、2の時にリコールするのではなく、無理やりドラゴンを取りに行ったほうがいい。
ピンチの味方に使うのではなく、いつ使うのか決めておくこと。
- レベル6になってリコールした時
- ドラゴンバトル時
- 中盤以降キャッチされそうになった味方にR
具体的に言うと、レベル6になってリコールした時や、レベル5時に買い物してレーンで6になった時。
しかも自分はテレポートが残っている。
こういった時は、味方にシェンRを使って戦闘を仕掛けるように促したほうがいい。
反対に自分がレーンに負けてプッシュされているのに、倒されそうな味方にRをする。
コレは全く意味がないどころか、辞めたほうがいい。
タワープレートを全部取られて、試合が終わるだけだ。
トップシェンのルーン
不死者の握撃は固定
他の選択肢は、握撃がよっぽど役に立たないチャンピオン相手(ダリウスとか)に、オムニストーン・開放の魔導書を入れるくらいしかない。
- 不死者の握撃
- シールドバッシュ
- 息継ぎ
- 超成長
タンクは普通、レンジ相手にアフターショックを入れるのだけど、シェンの場合はEを当てた時には握撃も発動する。
なのでレンジ相手にも握撃を入れていく。
相手が1人しかいないので、サポートの時のように、物凄く頑張って硬くしなくとも良いわけだ。
打ち壊しとシールドバッシュは、シールドバッシュが無理なく発動するチャンピオンならば、シールドバッシュを優先する。
コレはどのレーンでも共通なので覚えておこう。
心身調整はどちらかというと、ARとMRをあまり積まないファイター向けのルーンである。低いほうが恩恵が高いからだ。
逆に息継ぎは本体が硬いほど恩恵が高い。なのでタンクは大抵息継ぎを入れる。
トップで生気付与を入れる場合は、序盤のレーン戦でオールインを制するつもりがある時に入れる。基本的には避けたほうがいい選択肢だ。
シェンはサブルーンが重要
- 追い打ち
- 至極 or 強欲な賞金首狩り
- 魔法の靴
- ミニオン吸収装置 or 疾駆 or 宇宙の英知
- 凱旋
- レジェンド:迅速
ここらへんの組み合わせとなる。
相手がレンジの時には、疾駆を入れることだけ覚えて置けばいい。
トップレーンがレンジの時には、味方のジャングラーがガンクに来まくるのがセオリーなのだけど、その時にシェンが疾駆を持っていると、非常にガンクが刺しやすくなるのだ。
自分が良いと思ったものを入れていけばいい。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティブフォース
- 物理 or 魔法防御
ラストヒットに自信がないなら一番上はアダプティブでも良いが、タイタンハイドラを購入した後は損した気分になる(実際損してる)。
シェンのサモナースペル
- フラッシュ+テレポート
- フラッシュ+イグナイト
- スマイト+テレポート
基本は1。特定のマッチアップの時には2。
3はハイマーディンガーの時。
ハイマーディンガーは序盤にタワープレートを取りまくるのが目的のチャンピオンなので、対策無しでプレートを全部取られたら話にならない。
ダリウスに5回ソロキルされてるようなもんなので、相性が悪いチャンピオンはスマイトを持ってプレートを守ることを覚えておこう。
シェンのスキルオーダー
- レベル1でQかE
- レベル2でQかE
- レベル3でW
- レベル4以降はR>Q>E>Wの順番で取る
レーン戦で強いのはQ、インベードするならばE。
シェンのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランシールド+体力ポーション1個
- ドランブレード+体力ポーション1個
シェンは何故かキーストーンやスタートアイテムなど、固定な場合が多い。
ドランブレードは、彗星やエアリーを入れていないナサスの時だけだ。
※ シェンの場合、カルはHPが増えないのでダメ。
ファーストアイテム
- フロストファイアガントレット
- ブランブルベスト
- サンファイアイージス
基本は1。
2はブランブルベストが欲しい相手の時。
3はずっと殴り合うことになりそうな相手の時。
ブーツ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- アイオニアブーツ
基本は対面に合わせて1か2。
3は圧勝している時に買う。
セカンドアイテム
- タイタンハイドラ
- ソーンメイル
相手が征服者だったら、ソーンメイル。
タイタンハイドラのほうがファームが速いので、なるべくタイタンハイドラを優先して買いたい。
サードアイテム
- ソーンメイル
- タイタンハイドラ
- ランデュインオーメン
- ミカエルの祝福
- アビサルマスク
- リデンプション
とんでもないアイテムが2つ混ざっているが、結構強い。
特にミカエルの祝福は、対面がAPチャンピオンの時に買うと非常に機能する。
結局試合に勝つには、ドラゴン・バロン時にADCかミッドにRを決めて、守りきるのが一番簡単だからだ。
※ 対面に負けている状態でサポートアイテムを買ったら連ピンされるが、他のアイテム買っても歯が立たないくらい差があるならば、サポートアイテム重ねたほうが勝ち目があると思う。
終わりに
以前ミシックアイテムでサンファイアイージスがOPだった時にも、シェンのビルドガイドを書いたのだけど、今はシェン自体も強いので、やはり11.9のシェンは最強なのかもしれない。
以前のガイドを見ながら書いたわけではないのだが、やはりミニオン吸収装置を勧めていた。
やはりラストヒットとダメージトレードを覚えないことには、LOLは始まらない。
シェンはビルドもダメージ交換もシンプルなのだが、上級者以外はシェンはレーン戦でコケやすい。
Rの性能に気を取られてしまうからだろう。
トップは対面をボコれるチャンピオンを出す、ソレはシェンを出す時も一緒。ソロキューでシェンを出す理由はRで味方を助けるのではなく、対面をボコるのが目的だ。
10.24時に書いた記事
やはり執筆時のパッチを書いていると便利。
ビルドガイドは浅いところをわかりやすく説明する記事だと考えているのだけど、ソレでも文字数4000超えることが多い。
ゼロからストレスなく動かせるくらいの知識を付けるだけでも、LOLは大変なゲームだと思った。