最近
「モルデカイザー、カウンター」
の検索ワードでたどり着く人が多い。
しかし14.8の時にRがサッシュれなくなり、
その後には書いてなかった。
トップモルデカイザーへのカウンターピック【モルデカイザー対策】 - LOLGaren
Rにサッシュする以外にも戦い方はたくさんあるけれど、
1つなくなったことによって、
戦い方が変わったこともあるだろう。
というわけで、
今回は
- Rがサッシュれなくなった後のモルデカイザー対策
について書く。
この記事はパッチ14.17の時に執筆されました。
モルデカイザーのストーリー
- 序盤から上手にQを当て続ける
- 対面に勝利していた場合、レベル6以降は敵のガンクを気にせずに行動できる
- ソロプッシュも集団戦も両方得意
- ドラゴン4つ取って勝利
1 エイトロックスやイラオイと似ている。
スキルの当て感が大事。
どちらかというと上手な人が使うチャンピオンで、
初心者モルデカイザーはE>Qと決め打ちで出したりするが、
そういう雑な人には向いてない。
基本的には相手より上手な必要がある。
2 ガレン、ヨリック、イラオイと同じで
「負けている時はやることがないけれど、勝っている時は究極に強い」
というソロキューで活躍するチャンピオンだ。
3 スノーボールしたモルデカイザー5人全員で囲っても、
絶対に誰か1人倒される上に、
R中は実質無敵なので倒すまでに時間がかかる。
集団戦でも一番育っている相手にRをすれば、
他の4人ではダメージを出しにくいので、
勝利しやすくなる。
4 唯一の弱点は移動関連で、
敵のマークスマンなどが育ってくると厳しい戦いになる。
ドラゴン4つ取れればそんなことは関係ないので、
大体ドラゴン4つ取って勝つことになる。
モルデカイザーの射程
- AA 175
- パッシブ 375
- Q 675
- E 700
- R 650
1 40%のAPレシオ付き。
2 この射程は覚えなくていい。
3 1体に当てる時はダメージが最大60%上昇するので、
R中はモーションを見てから回避する必要がある。
歩いて回避するのは難しい。
4 近くで受けるとモルデカイザーの後ろに引っ張られる。
Rの範囲は対象の後ろに逃げる場所が多く出るので、
その時にRを受けると逃げにくい。
※ 文章だと全然わからないはずだ。
プラクティスで近距離E>E引張中に>Rと撃ってみよう。
5 Rで引き込まれる時に、
特定のスキルが消えたりする。
RのキャストタイムはQと同じ0.5秒なので、
誰でもモーションが見える。
この時にセトのRを撃ったりすると、
引き込まれるのを防ぐことができる。
モルデカイザーの攻撃パターン
- Q
- E>AA(Q)
- E>R
1 コレを当てるのが上手なほど、
モルデカイザーは上手。
一応モーションは見える。
2 Qの後にEを受ければ、
その後のAAでパッシブが発動するので、
大変なことになる。
一気にスタックを溜めるのではなく、
ちょっと時間をおいて溜めて倒すのは、
ダリウスと似ているところがある。
3 自軍タワー前であっても、
先ほど少し書いた反転E>Rを受けると、
逃げられない場合が多い。
モルデカイザーのリーライ完成後は、QでもEでも受けただけでRまで受ける可能性が高い。
トップモルデカイザーへのカウンターピック
- ヴェイン
- シンジド
- ポッピー
- ダリウス
統計は所詮統計というわけで、
今回はダリウスも書いていく。
ダイヤモンドの人がシルバーでプレイすれば、
勝率は50%どころの話ではない。
戦いとは、そういうもので
平均を大きく上回っていなければ勝てない。
ヴェイン
トップヴェインはモルデカイザーとイラオイに強く、
先出しするとナサス、ケイル、ブラッドミア、ジャックスに耕される。
- キーストーンはプレスアタック>フリートフットワーク
- サモナースペルはフラッシュ+好きなもので
- スタートアイテムはドランブレード
- 初手は好きなAS装備
- ブーツはバーサーカーブーツ
- 序盤は細々とファームして、2コア目くらいから圧勝する
1 パッチ14.17でフリートフットワークがナーフされた。
ただどちらでも対して変わりない。
2 サブルーンをR対策でニンバスクローク+追い風にするので、
テレポート以外が良いと思う。
ただテレポートでも勝てる。
3 ヴェインは別に序盤強くないので、
カルやロングソードは避けよう。
4 敵ジャングルもAPの時は、
ウィッツエンドにするのが望ましい。
ただウィッツエンドは
R時のタイマンでそこまで強くない。
5 相手がALLAPでも無い限りバーサーカーブーツだ。
6 ヴェイントップは、
ここらへんから妙に強い。
少し耐久力が欲しい時にはトリニティフォースを買うのがいい。
シンジド
モルデカイザーへのカウンターとして
シンジドは強く、
「シンジドがキャリーじゃない」
というくらいしか欠点はない。
※ ヴェインが育てば試合には勝てるけど、シンジドが育っても勝ちにくい。
- キーストーンは征服者
- サモナースペルはフラッシュ+イグナイト
- スタートアイテムはドランリング or ダークシール
- 初手はライアンドリーの仮面
- ブーツはスイフトネスブーツ
- モルデカイザーR時はシンジドもRをして、W>Eコンボを決める
1 シンジドを使う時は、
メレーには基本的に征服者を入れる。
サブルーンは息継ぎでもニンバスクロークでもいい。
2 レベル6前のガンク合わせ時にはイグナイトが活躍する。
4 ファーム力、モルデカイザー時の戦闘時間から考えてコレ。
5 ちょうどモルデカイザーのリーライへのカウンターとなる。
モルデカイザー側の話になるのだけど、
こういう相手(シンジド)に対してリーライを買ったり、
負けている時にためらいなくリーライを買うような人は、
人と戦えるタイプじゃない。
6 とりあえずR時に倒されない性能をしている。
目の前で立っている相手にすら、
W>Eコンボは結構難しい。
練習しておこう。
シンジドは特殊なコンボが多く、シンジド自体上手じゃないと勝てない。
ポッピー
パッと見て
「ポッピーがモルデカイザーに勝てるわけがない」
というのが一般的なトップレーナーの印象だろう。
そしてそういう印象があるのは、
悪いことではない。
パッと見の印象と事実は関係ないことが多いというのが、
LOLをしていれば誰でもわかることの1つだからだ。
ポッピーがどうやってモルデカイザーに勝つのかというと
- ポッピーは硬いのでR中に倒されない
- モルデカイザーは不死者の握撃を入れにくい
- ポッピー側はたくさん握撃をして勝つ
一応R中にEでスタンもさせやすい。
- キーストーンは不死者の握撃
- サモナースペルはフラッシュ+テレポート
- スタートアイテムはドランシールド
- 初手はサンダードスカイ or ホロウレディアンス
- セカンドアイテムは冬の訪れ
- ブーツはマーキュリーブーツ or スイフトネスブーツ
1 シールドバッシュも入れていこう。
4 ホロウレディアンスは敵ジャングルがAPの時に買おう。
5 パッシブ+サンダードスカイ+フィンブルウィンター。
この組み合わせで、
かなり継続的にシールドや回復を貼れてしまう。
モルデカイザーはポッピーのQとRに対処しにくく、
初手リーライにすると大体負けるパターンになる。
お互いにイグナイトや回復半減を用意にしにくい組み合わせだ。
モルデカイザーがリフトメーカーを買ったら、ポッピー側もブランブルベストを買う必要がある。
ダリウス
- キーストーンは征服者
- サモナースペルはフラッシュ+イグナイト
- スタートアイテムはドランブレード or ドランシールド
- 初手はトリニティフォース or マルモティウスの胃袋
- ブーツはスイフトネスブーツ or マーキュリーブーツ
2 ゴーストを入れてはいけない。
友人とタイマンすればわかるのだけど、
モルデカイザー側がイグナイトを入れた場合、
R無しでも全レベルのオールインで勝てない。
1キル取った後でも、
イグナイトが無い時にR時のタイマンは避けたい。
3 ダリウス側でニンバスクロークは入れにくいと、
ドランシールド+息継ぎになるので、
ドランシールドのほうが強そうではある。
4 ここでストライドブレーカーをためらいなく買う人は、
先程の負けてる時にリーライを買うモルデカイザーと同じだ。
相手はダリウスから逃げるような性能をしてない。
ゴースト+マーキュリーブーツだと、
リーライでカウンターされる形になる。
イグナイト+スイフトネスブーツだと
こちらがリーライにカウンターする形になるわけだ。
※ こういう装備をするから勝つというよりも、
事前に準備をしているのが勝因として大きいのだと思う。
もちろん敵ジャングルもAPならば、
マーキュリーブーツのほうが好ましい場合が多い。
3コア目以降はスピリットビサージュや自然のチカラを用意して、必ずR時のタイマンで勝てるようにしよう。
デッドマンプレートはスノーボールしてる時だけ買おう。
終わりに
- レーン戦ではQを受けないようにする
- Qを受けた後すぐにEで引き寄せられると非常にマズイことになる
- 初手リーライのモルデカイザーのR中に勝てるビルドにするほうが楽
- 工夫しても勝てない時に逃げることを考える
- モルデカイザーのQは特定の行動で見てから回避できる
- モルデカイザーのRも特定の行動で無効化できる
1と2 E>Q>AAよりも、
Q>E>AAのほうが距離を詰められた状態で殴られる。
3と4 リーサルテンポがあった時は、
ジャックスで簡単に勝つことができた。
今は削除されたのだけど、
AAメインなので征服者ではちょっと勝ちにくいわけだ。
モルデカイザー側の視点としては、
ミッドのヤスオとヨネ、
ジャングルのマスター・イーとワーウィック辺りに
リーサルテンポを入れられると負けることが多かった。
なのでリーサルテンポ削除されて
勝ちやすくなったチャンピオンと言えるだろ。
※ ちなみにスモルダーみたいな舐めたレンジを出すと、
モルデカイザーはロケットベルトで接近してくる。
5と6 実際はQにフラッシュを使うくらいで、
Rを見てから回避するようなスキルはない。
昔はRを受けてから、
ゆっくりオラフRやガングプランクWで回避できたが、
今はそういうことはできない。
例えばフィオラとオラフは両方モルデカイザーには有利だが、
オラフRはモルデカイザーRに合わせる必要がある。
一方でフィオラWは、
別にモルデカイザーRを受けた後に、
モルデカイザーQにしても機能する。