昔から人に、恋愛以外の相談をよく受ける。
昔からずっとそうなのだけど、
最近は
- 「難しいことができない」
みたいな相談が多いと感じた。
難しいことは、
大事なであることが多い。
簡単かつ大事、
というタスクやミッション、
形成されるべき週間はすでに消化されているから、
そうなるのは当たり前なのだけど。
※ 人生で最も重要なことは、トイレトレーニングである(大真面目)。
何か難しいことをする時は、
タスクをなるべく細かくするとか、
5分だけやってみるとか、
色々な方法がある。
そこで思ったのは
- 単純にドーパミン中毒だからできないんじゃないか?
と。
- 快楽はシーソーのようになっているので、ドーパミンを分泌させた後は苦痛側に傾く
という内容の本だ。
- ドーパミン断ち: 一定期間ゲームを完全に断つことで、脳の報酬回路をリセットします
- セルフバインディング: ゲームへのアクセス手段を物理的に制限します。ゲーム機を隠す、アプリを削除する、Wi-Fiを切るなど
- マインドフルネス: ゲームをしたいという欲求や、ゲーム中の感情・感覚に意識的に気づくようにします
- 目標設定: ゲーム以外の目標を設定し、それに向かって努力することで、ゲームへの依存度を下げます
こういったことを書きながら、
実際に難しいことを実行できるようにする方法を書こう。
この記事はパッチ14.19の時に執筆されました。
ドーパミン断ち(ドーパミンファスティング)
ゲームに熱中すると、脳内ではドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が大量に分泌されます。
ドーパミンは快感や興奮をもたらす物質であり、これが過剰に分泌されると、脳の報酬回路が過剰に刺激され、ゲームへの依存度を高めてしまうのです。
そこで近年注目されているのが、「ドーパミン断ち」という方法です。これは、一定期間ゲームを完全に断つことで、脳の報酬回路をリセットし、ゲームへの依存から脱却しようという試みです。
ドーパミン断ちを行う期間は、人によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月程度と言われています。
この期間中は、ゲームはもちろんのこと、スマホやパソコン、テレビなど、ドーパミンを分泌しやすい刺激をできるだけ避けることが重要です。
ドーパミン断ちの初期段階では、イライラや不安、集中力の低下など、禁断症状のようなものが現れることがあります。
これは、脳がドーパミンを求めて「渇望」状態になっているために起こる反応です。しかし、これらの症状は一時的なものであり、数日~数週間程度で落ち着いてくることが多いでしょう。
いきなり難度が高い。
「それが出来たら苦労しねえよ」
というヤツだ。
手軽なドーパミン発生装置に頼ると、
こらえ性がなくなる。
おそらく手順は次のようになる。
- ドーパミンが発生する行為をメモする
- 1をもとに、やらないことリストを作成する
- ドーパミンが発生する行為を避け続ける
これ以降の全ての項目は、
ドーパミン断ちに含まれる行為だ。
とりあえず内容が大きすぎて、このままでは役に立たない。
セルフバインディング
「LOLをプレイした後はアンインストールをすれば、次にプレイする時にはインストールしなければならないので、辞めやすくなる」
あなたも聞いたことがあるはずだ。
ショーン・エイカーは20秒ルールと言っていた。
- 増やしたい行動は、20秒早く取り掛かれるように工夫する
- 減らしたい行動は、20秒遅く取り掛かれるように工夫する
LOLインストールは20秒どころではないのだけど、
意味は通じるだろう。
- ブックマークから消す
- ウェブサイトブロッカーを入れる
みたいなのと同じだ。
本当にやろうと思った場合は、
なんの障害にもならないのだけど、
ちょっと手間がかかるので避けやすくはなる。
私はLOL中毒ではない。その理由はLOLの練習負荷が高いからだ。
マインドフルネス
マインドフルネスとは、「今この瞬間」に意識を集中し、
評価や判断をせずに、ありのままに受け入れること。
- プレイ前に深呼吸: ゲームを始める前に、数回深呼吸をして心を落ち着かせましょう
- タイマーを設定: あらかじめプレイ時間を決めて、タイマーを設定しましょう
- プレイ中に休憩: 定期的に休憩を挟み、軽いストレッチや瞑想を行いましょう
- ゲーム後の振り返り: プレイ後、ゲーム中の自分の感情や行動を振り返ってみましょう
ゲームでよくあるパターンが、
- 何もしないと辛いからゲームをする
- 人との接触が欲しいからゲームをする
「無関心は無能力の表れである」
ブルデューがおっしゃっていた。
最近すき家に行く機会があった。
そしたら思ったより10倍美味しくって、
その後は毎日10回くらい
- 牛丼メガ盛り+フライドにんにく
を食べたくって仕方がない。
「何もしないと辛いからゲームをする」とは、
そういう経験が少ないということ。
苦痛を逃れるためにと言うよりも、
「単純に暇だからプレイする」
となるだろう。
最悪なのは注意散漫な状態でゲームをプレイすること。
目標設定
ゲームをしているというのは、
基本的にはカッコ悪いことだ。
どうしてカッコ悪いかわかるだろうか?
- 誰でも楽しめるから
- 詳しくなくっても楽しめるから
LOLはゲームの中では難しいほうだ。
しかし誰でも楽しみやすい。
プレイヤーの9割は目も当てられないヘタクソなのだけど、
それでもLOLを楽しんでいる。
半裸の美少女がたくさん出てくるソーシャルゲームだと、
もっとずっと敷居が広くなる。
ピアノはどうだろう?
3つをカッコいい順番で並べると
- ピアノ
- LOL
- ブルーアーカイブ
の順番になるはずだ。
難しいことは、面白くないからやらない
あるいは、
- 面白さを感じにくいからやらない
となる。
しかし、
- 誰でも面白さを感じることは難しいことでも価値がない
我々は知っているはずだ、
LOLでプラチナ4になるのは難しい。
面白さを感じなければ、
何年プレイしても無理なレベルである。
しかしプラチナ4~マスターのプレイヤーに対して、
我々はどんな態度で接するだろうか?
- そのへんの有象無象
として接するはずだ。
- LOLを覚えるのは難度が高いけれど、面白さを感じやすいので価値が低い
- 面白さを感じにくいものは、価値が高い
- 面白さを感じにくいものは、難度が低くても価値が高い
みんなが面白くないと思うものはチャンスである
あなたが何かを有意義なこと、
あるいは収入を得られるようなことを始めたとしよう。
その時に
- 始めたばかりだけど、やってて面白い
- 始めたばかりだけど、やってて辛い
どちらが成果が出そうか?
言うまでもなく1のほうが出やすいと、
第三者的目線からは見えるはずだ。
理想的なのは、やはり
- みんなは辛いのだけど、自分だけは面白い
これだろう。
ただそうなるためには、
その物事に詳しくなければいけない。
なので結局、
最初のほうはやってて辛いのである。
終わりに
- 難しいことは重要であることが多い が、人は「難しいことができない」という悩みを抱えている
- これは、簡単なことや習慣化されたことはすでに消化されているため
- ドーパミン中毒 になっていると、難しいことに取り組むのが難しくなる
- ドーパミンは快楽をもたらすが、過剰分泌されると脳の報酬回路が過剰に刺激され、依存状態に陥る
- ドーパミン断ち や セルフバインディング などの方法で、ドーパミンへの依存を減らすことができる
- マインドフルネス で、ゲームをしたいという欲求やゲーム中の感情に意識的に気づくようにする
- ゲーム以外の 目標設定 をすることで、ゲームへの依存度を下げることができる
- 難しいことは面白くない と感じやすいが、面白さを感じにくいものほど価値が高い
- みんなが面白くないと思うことはチャンスである
- 何かを始めたばかりの頃は辛いと感じるのが普通で、それを乗り越えることで成果に繋がる
この文章を書き終えて、窓の外を見ると、秋の夕暮れが街を染め上げています。
赤や黄色のグラデーションが、まるで人生の複雑さを表しているかのようです。難しいこと、面白くないこと。
それらに立ち向かうのは、まるで深い森を彷徨うようなものです。
道に迷い、不安に駆られ、時には諦めそうになることもあるでしょう。しかし、森の奥深くには、必ず美しい景色が広がっています。
そこに辿り着いた者だけが味わえる、至高の喜びがあるのです。ドーパミンに溺れ、快楽の波に身を任せるのは簡単です。
しかし、それでは真の幸福は得られません。苦痛を恐れず、困難に立ち向かうこと。
それが、人生を豊かにする唯一の方法なのです。この文章が、森を彷徨うあなたにとって、小さな灯火となることを願っています。
Gemini Advancedに千葉雅也っぽく書いてとお願いしました
「難しいことができる俺カッコいい」
昔から色々な場所で、
そういった価値観を見てきた。
実際は
「面白くないことができる俺カッコいい」
こっちのほうが正解だったのではないか?
ドーパミン中毒の本の内容も合わせて考えてみれば、
面白くないことのほうが、
精神的に健康になれるし成果も出る。