一般的にゲームが上手と言われる人達の話を書く。
ゲームが下手な人達は、仲間から上手だと思われれば居心地の悪さを解消できると考えているが、実は全く解消されない。
私はLOLのコーチングではなく上達の相談を受ける時は、必ず次の2点を言っている。
- 操作がまともな水準に達していること
- トラブルが無い時の分間CSが9以上であること
この2つを満たしていないとLOLは勝てないし、質問は無意味だと伝えている。
※ 一応「ラストヒットを取りやすいチャンピオンを使うといい」くらいは教えるけど、時間の問題で詳しくは教えない。
あなたは体重40キロしかない人が、体重100キロのムキムキの男に殴り合いで勝てると思うだろうか?
イメージでいうとダイヤ4以上は全員かなり良い体をしており、その前提を満たして初めて上手下手と評価される領域になる。
LOLはゲームなので継続するための努力や工夫、計画といったものが必要ない。
そのためゴールド以上の人は、空き時間全てLOLをしているケースが珍しくないのだ。
この記事はパッチ11.16の時に執筆されました。
プレイヤーレベル1 空き時間ずっとゲームをする
こう書くと夢も希望もない恐ろしい習慣のように思えるが、いたって普通だ。
空いている時間に勉強や副業などをする人は、普通の人とは呼ばないからである。
意識が高い人、立派な人、真面目人間みたいに呼ばれるだろう。
これでやっとプレイヤーとして最低のレベルになる。
人として最低ではなく、プレイヤーとして最低という意味だ。
LOLのランクで例えるとレベル30到達とかウッドとかそういう話。
- 英語を覚えるにはずっと英語をする
- ブログの書き方を覚えるにはずっとブログ関連を学ぶ
- LOLを覚えるにはずっとLOLをする
経験上同時に理解を進めていけるのは、三つくらいな気がする。
夜型の生活は続いて一ヶ月くらいなことが多い。
今までネットゲームしたことがない人が人狼ゲームにハマると、そうなるケースが多いように思える。
普通の人はここで踏みとどまる
毎日何時間もプレイするよりも、ライフワークバランスといったものを取ろうとする。
まさかMMO廃人みたいに空いた時間全てゲームして、やっとプレイヤーとして始まるだなんて、気が遠くなるからだ。
それでは、この廃人生活をもう少し続けたらどうなるのか書く。
プレイヤーレベル2 長く続ける工夫をする
LOLやMMOを徹夜でする人がいたら、
- 新規の人
- 下手な人
- 特別に身体が丈夫な人
このうちのどれかだ。
何故ならば続けられないからである。
生粋の夜型人間でもない限り、明け方までLOLして、何か学べることがあるだろうか?
学習効率を上げようとか、上達しようとか考えた場合、明け方までプレイしようとするのは避ける。
このようにかなり真っ当な考えをするようになる。しかしプレイ時間の長さは少しも真っ当ではない。
Wonderland ONLINE(WLO)
大昔のMMOで、親友の英語教師とはこのゲームで知り合った。
彼はRO(ラグナロクオンライン)もやり込んでいたほどのネトゲ廃人で、ネットゲームには一日の長がある。
ペットのレベルは普通にやると90くらいまでしか上がらないのだけど、私は199まで上げる方法を考えて、ソレをギルドメンバーに伝えた。
やり方は非常にめんどくさく
- 新アカウントを150個くらい取る
- 新アカウントにペットを渡す
- クエストアイテムをペットに全てぶっ込む
- 2に戻る
- 簡略化して書いているだけで手順が100個くらいある
そのゲームで1番に199ペットを完成させたのは私の親友で、彼は朝の6時から夕方5時までずっと、毎日ペットのレベル上げをしていた。
10代でそんなことができる人は、相当いい大学入る受験生くらいだろうと震えていたのを覚えている。
もし彼が毎日明け方までプレイするタイプだったらどうだろう? 199ペット完成は無理だったと思う。
ちなみに私は110(実質レベル20~30くらいしか上げてない)で止まった。根気がなさすぎる。
プレイヤーレベル3 プレイ時間を減らす
MMO廃人は異常に効率に執着する。
考えられる理由は
- もっと効率を上げるため
- プレイ時間を減らすため
- フェイス、後ろめたさの問題
効率を考えるのであればMMO自体しないので、破綻している考えではあるのだけど、効率化という点でMMO廃人はなかなか見るところがあった。
LOLのプレイ時間を減らす方法 マニュアルを作成しておく
あなたは数カ月ぶりにやったゲームが、めちゃくちゃ下手になっていたことがないだろうか?
ソレは自分の中で意味がほどけてしまったからである。
つまり離れるにしても離れ方にはいろいろあって、
「こんなクソゲー2度とやらねーわ」
という場合と
「他のゲームにハマって気づいたら最近やってなかった」
という場合がある。
前者に近いほど意味がほどけやすい。
LOLのプレイ時間を減らす方法 新しいことをLOLに結びつけて考える
LOLは他のゲームと比べて、他人との摩擦が多いゲームだ。
だからこそ面白いと私は考えている。
ゴッドフィールドやソリティアと、他の知識を結びつけるのは難しいが、LOLならば簡単に結びつけることができる。
というわけでLOL見る専門の人を除けば、私よりプレイ時間の短い人はなかなかいないのでは? と思うほど短い。
しかしプレイするたび、なぜこんなにLOLが上手なのか自分自身に驚く。
プレイする時の環境、ビルド、手順、思考方法、全て整理されてあるので、当たり前と言えば当たり前ではある。
私も一応毎日長時間LOLをしていた過去があるので、そういった経験無しに今の私と同じ状態になるのは難しいと思う。
フェイス(面子・体面)問題
毎日ゲームを長時間やって、何も疑問に思わない人がいるだろうか?
よほど収入が高いプロゲーマーでもなければ、精神的な健康を損なう。
長くプレイするにはどうしても、フェイスの問題に対処する必要がある。
プロゲーマーになる人もいれば、私のように他のことをすることでフェイスに対処する人もいる。
終わりに
一般的な人は、プレイしていてレートが上がらないことに居心地の悪さを感じる。
つまり仲間内で下手だと思われることに耐えられないのだ。
空いている時間全てLOLに注ぎ込んでいる人はどうなるかというと、長時間ゲームしている事実に耐えられない。
友人のチャレンジャーの人は、
「1日練習したら、次の日は考える時間にする」
羽生結弦選手と同じことを言っていた。
※ かなり失礼だけど彼は読書をするような人間ではない。
とても上手なプレイヤーなのだけど、彼のLOLでの人間関係は良くなかったし、居心地の悪さ(フェイス)も克服できていなかった。
彼は真面目な気質の人間だったので、ダイヤ未満と会話する時
「そういう考えもあると思います」
みたいに適当に話を合わせればいいのに、そういったごまかしをしない。
残酷なようだが、本当のことを言えば当然嫌われる。
とりあえずここらへんで筆を起きたいと思う。