パッチ14.23でティーモとカ=ジックスがナーフされて、
マスター・イーがバフされた。
また活躍する季節が来てしまったわけだ。
LOLでnoob狩りと言えば、
マスター・イーである。
クイックプレイではマスター・イーのいるほうが勝つし、
カスタムで使えば出禁が妥当だ。
それなりのプレイヤーが使えば、
メインロールがジャングルじゃなくても
Youtube見ながら軽々マスターになってしまう。
しかし簡単に勝てるチャンピオンだからこそ、
学ぶことが多い。
神経症は自分を大事にしすぎることから起きる。
優れた移動スキルとCCを持つ代わりに、
信じられないほど低火力な
グラガス、セジュアニ、ジャーヴァンⅣ
を使って勝利にこだわる人がいるだろうか?
そんな人を見たら、
「max baka」
とチャットしたくなるだろう。
つまりマスター・イーというのは楽しむのではなく、
勝利するために使われることが多い。
神経症と勝利(物事を上手にやろうという姿勢)へのこだわりは、
酷似しているわけだ。
「人生もLOLの試合も、終わってからのほうが長い」
よく覚えておくように。
この記事はパッチ14.23の時に執筆されました
のストーリー
- フルクリアをして3:30スカトルを狩る
- ガンクしてリコールをする
- チャンス時にRを使って戦闘する
- ファーストアイテムを完成させる
- スノーボールをして勝利
- ドラゴン4つ取って勝利
- フルビルドを揃えて勝利
1 余計なことをしないように。
2 なるべくファーム速度の上がるアイテムを買う。
3 行けると思った時に突っ込もう。
LOLが上手なら勝てるし、
LOLが下手なら負ける場合が多いだろう。
上手下手の境目はここで、
エメラルド4もあれば、
基本的なことは全部できて当たり前だ。
4 ここから急にファームが速くなる。
5~7 勝ちパターンが非常に多い。
ここがマスター・イーの強さで、
味方にアタックムーブの出来ないマークスマンがいても、
彼が動いてさえいれば勝てる。
味方もマスター・イープレイヤーが
部屋で一番上手であることがわかれば、
勝利への見通しが立つのでティルトしない。
いろいろな理由から、ソロキューは敵の火力が低い。
なのでマスター・イーが強いわけだ。
低MMRの試合でエイトロックス、モルデカイザー、イラオイが強いのと同じ。
一周目のジャングルルート
最初はフルクリアをすること。
邪魔されると辛いので、
反対の森にトリンケットを置いておくといい。
上(赤)チーム
- 青バフ>グロンプ>ウルフ>ラプター>赤バフ>クルーグ
- 赤バフ>クルーグ>ラプター>ウルフ>青バフ>グロンプ
- 赤バフ>クルーグ>ラプター
- 青バフ>グロンプ>(ウルフ)>赤バフ
1 ボットスタートフルクリア
2 トップスタートフルクリア。
戦闘を避けたい時。
3 敵のトップジャングルに入りたい時。
4 レベル3ガンクルート。
下(青)チーム
- 赤バフ>クルーグ>ラプター>ウルフ>青バフ>グロンプ
- 青バフ>グロンプ>ウルフ>ラプター>赤バフ>クルーグ
- 赤バフ>クルーグ>ラプター
- 赤バフ>青バフ>グロンプ
- 赤バフ>ラプター>グロンプ
- 赤バフ>敵ジャングルのグロンプ
1 ボットスタートフルクリア
2 トップスタートフルクリア。
戦闘を避けたい時。
3 敵のトップジャングルに入りたい時。
4 レベル3ガンクルート。
5 青バフはない。
6 ブラストコーンルート。
敵ジャングルからのスタート
自陣と書いてない場合は、
敵の陣地となる。
- ウルフ>青>グロンプ
- ウルフ>グロンプ>自陣ラプター
- ラプター>赤>クルーグ
- ラプター>赤>自陣グロンプ
- ボットペアと3人で敵のボットバフを襲う
1~4 3キャンプレベル3を徹底して狩ること。
例えば4の3つ目に、
自軍青を狩ってもレベル3にならない。
そうなれば、
レベル2でレベル3の敵と戦うことになる。
5 敵チームが1:30で敵を殴った瞬間、
3人で突っ込んでいく。
マスター・イーのルーン
キーストーン候補は
- リーサルテンポ
- ヘイルブレード
1 ASが上限を超えても火力に変換されるが、
30%で10ダメージぐらいなので弱い。
バーサーカーブーツ+ASアイテム2個に留めておくように。
2 柔らかい相手にR+Qをした時に強いが、
パッチ14.23現在はリーサルテンポのほうが勝てる。
ビルドはほぼ同じだが、
こちらはバーサーカーブーツ+ASアイテム3個となる。
メイン栄華
- リーサルテンポ
- 凱旋
- レジェンド:迅速
- 背水の陣
- 目玉コレクター+執拗な賞金首狩り
- 魔法の靴+宇宙の英知
4 最期の慈悲にするくらいなら、
キーストーンをヘイルブレードにすること。
5 スケーリングが高く、
ファーム速度も上がる。
6 スケーリングは劣るが、
こちらも悪くない。
最終的に集団戦でペンタキルを取る。
なので背水の陣にしよう。
メイン覇道
- ヘイルブレード
- サドンインパクト
- 目玉コレクター
- 執拗な賞金首狩り
- 凱旋+レジェンド迅速
特に説明は無し。
相手が全員柔らかい時は、多分ヘイルブレードのほうが強い。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティブ
- 行動妨害耐性 or スケーリング体力
3 相手にCCが多かろうが、
序盤はなんの役にも立たない。
集団戦時のCCはマスター・イーに集中するに決まっている。
その対策である。
サモナースペル
- フラッシュ+スマイト
- イグナイト+スマイト
- イグゾースト+スマイト
1 基本。
ゴーストは入れないほうがいい。
ゴースト自体がナーフされてから弱めなのと、
マスター・イーにはRがあるので効果がかぶるからだ。
2と3 強いけれど普通はフラッシュが置いてある位置なので、
非常に操作感が悪くなる。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でQ
- レベル4でW
- レベル5以降はR>Q>E>Wの優先順位で取る
3 1周目はフルクリアを厳守しよう。
レベル3でキャノンミニオンと一緒にタワーダイブするとか、
相手のジャングルに入って敵を倒すとか、
気の利いたことは考えないように。
5 E上げが有効な場面もあるが、
何も考えずにQ上げで問題ない。
Qで効果がカウント(発動)されるアイテム
- ルインドキングブレード
- クラーケンスレイヤー
- グインソーレイジブレード
- タイタンハイドラ
- ハルブレイカー
- ウイッツエンド
- テルミヌス
1 ミストエッジ(メイン効果)はカウントされる。
引き裂く影(3回殴ってスロー)はカウントされない。
2 カウントされない。
3 激情(オンヒット30ダメージ)はカウントされる。
シージングストライク(メイン効果)はカウントされない。
4 なぎ払いはカウントされる。
巨大な三日月(アクティブ)はカウントされる。
5 艦長はカウントされる。
Qだけで4スタック溜まるので、
表れた時のAAで発動する。
妙な相性の良さがあるわけだ。
6 フレイはカウントされる。
7 シャドウはカウントされる。
ジャクスタポジションはカウントされない。
ウイッツエンドとテルミヌスは普通買わないのだけど、一応書いてみた。
ジャングルマスター・イーのアイテムビルド
スタートアイテム
マスター・イーの場合は、
ガストウォーカーかモスストンパーがおすすめだ。
ただ、どれを選んでも試合には影響しない。
- モスストンパーの幼体+体力ポーション
- スコーチクロウの幼体+体力ポーション
- ガストウォーカーの幼体+体力ポーション
トップスタートする場合は、ポーション無しがおすすめだ。
ファーストアイテム
- クラーケンスレイヤー
- ルインドキングブレード
1 相手チームにHPスケールのチャンピオン(心の鋼買うヤツ)、
ブラッドミア、スウェインなど、
大量にHPを持ったチャンピオンがいない時に有効だ。
ルインドキングブレードよりも
100ゴールド安いのがポイントで、
20分前にグインソーレイジブレードを完成させやすい。
2 レーンと違って、
必ずヴァンパイアセプターを最後に買うこと。
最初に買ってしまった場合、
それだけでゲームが終わると考えていい。
ブーツ
- バーサーカーブーツ
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
1 基本ブーツ。
ファーストリコールで買ってしまいたくなるが、
ファーストアイテム後に買ったほうが強い。
昔はファーストアイテム後なら、
後者の耐久ブーツだったのだけど、
今はゼファーに進化させられるのでバーサーカーが好まれる。
フルビルドのマスター・イーより強いジャングラーは存在しない。
自信を持って買っていこう。
2と3 サードアイテム時にAS装備を買う予定がある場合、
こちらのブーツでもいい。
主に相手のダメージが偏った編成の時に買おう。
セカンドアイテム
- グインソーレイジブレード
1 バーサーカーブーツにした場合、
グインソーレイジブレード以外の選択肢はない。
というのもサードアイテムをASにした場合(AS武器3個)、
ハイランダー中にASが2.5超えてしまうからだ。
なのでここでしか買うタイミングがない。
マスター・イーにはパッシブもあるので、
グインソーレイジブレードを2本持ってるようなものだ。
なのでAAし続けられれば、
物凄い火力になる。
20分前にここまで完成させると、バロンへのプレッシャーが激増する。
サードアイテム
- タイタンハイドラ
- ハルブレイカー
- ガーディアンエンジェル
1 ASが付いてないオンヒット武器だ。
HPが600も増えるので、
ステラックの篭手とも相性がいい。
2 HP500+MS4%増える。
値段が3000とタイタンハイドラより300安いので、
集団戦時以外なら
ハルブレイカーのほうが強そうではある。
3 スノーボール時は必ずガーディアンエンジェルを買うこと。
賞金を取られてはいけない。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
- ステラックの篭手
- デスダンス
- ケイニックルーケインなど
- ブラッククリーバー
2 HP装備の後に買うと強い。
ただマスター・イーは素のADがレベル18で108しかなく、
最大でもAD48しか上がらない。
3 ガーディアンエンジェルと似た性能をしている。
うまくパッシブが発動すれば最も硬いが、
基本的には
ただのARアイテムとして買う。
4 MR装備はなんでもいい。
どのMRとも相性は悪くないので、
その時に欲しいと思ったものを買おう。
5 ソーンメイルの相手を殴るのであれば、
大人しく買ったほうがいい。
ただ他のADメレーと違って、
フルビルド時の必須アイテムではない。
フィフスアイテム
- フォースアイテムから買う
火力一辺倒の武器はセカンドアイテムまでで、
後は集団戦で敵を殴れるアイテムを買う。
サードアイテム以降は、
オンヒット武器かつ耐久力が稼げる
タイタンハイドラ、ハルブレイカーが強い。
Eが確定ダメージなので、
ADとASさえあればダメージは通る。
誰でもわかるフルビルド
- クラーケンスレイヤー
- バーサーカーブーツ
- グインソーレイジブレード
- ハルブレイカー
- タイタンハイドラ
- ステラックの篭手
- バーサーカーブーツをゼファーに買える
- アイアンエリクサーを飲む
1 レトリクスとリカーブボウ、
どちらからでもいいので買う。
両方揃えたら、
最後にハースバウンドアックスを買う。
2 ブーツから買う。
3 増魔の書は最後に買う。
4 良いと思ったものから買っていい。
※ スノーボール時はHPが上がるアイテムから買うのが望ましい。
5 4と同じで、
良いと思ったものから買おう。
6 もう枠が1つしかないので、
トンネル堀り or ピッケル、
買えるほうから買おう。
7 説明文がわかりにくいが、
AA1~3発でMSが5~15%上がる。
※ Qでは発動しない。
8 ステラックの篭手など、
HPレシオアイテムの効果も増加する。
ステラックの篭手と合わせて、
40%の行動妨害耐性になる。
ウィッツエンドもあれば52%だ。
相手に1個もCCがなければ、
ラースエリクサーを飲んだほうがいいが、
そういうケースは忘れていい。
ジャングルは序盤の素材の順番が大切だ。
序盤はひたすらファーム速度を上げて、中盤は集団戦があるので耐久力を上げる。
終わりに
- 1. 勝利への執着:
- マスター・イーはnoob狩りの象徴であり、勝利のために使われるチャンピオンである。
- 自分自身のこともLOLの勝利も、粗末に扱うこと。
- 2. ストーリー:
- マスター・イーは、フルクリア→ガンク→戦闘→スノーボールという流れで勝利を目指す。 => 効率的なジャングル運用が勝利の鍵。
- 3. ジャングルルート:
- 最初はフルクリアを厳守し、レベル3ガンクなどは考えない。
- 反対の森にトリンケットを置き、邪魔されないようにする。 => 序盤の安定したファームを重視。
- 4. ルーン:
- キーストーンはリーサルテンポが基本。
- ヘイルブレードは相手が柔らかい時に有効。
- ルーンのかけらは攻撃速度、アダプティブ、行動妨害耐性orスケーリング体力。 => 状況に応じたルーン選択が必要だが、基本はリーサルテンポ。
- 5. サモナースペル:
- フラッシュ+スマイトが基本。
- ゴーストは効果が重複するため非推奨。 => マスター・イーのスキルセットを考慮したサモナースペル選択。
- 6. スキルオーダー:
- R>Q>E>Wの優先順位で取る。
- E上げが有効な場面もあるが、基本はQ上げで問題ない。 => スキルオーダーの基本を提示。
- 7. アイテムビルド:
- ファーストアイテムは、クラーケンスレイヤーかルインドキングブレード。
- ブーツはバーサーカーブーツが基本。
- セカンドアイテムはグインソーレイジブレード。
- スノーボール時はガーディアンエンジェルを優先。 => アイテムビルドの基本と、状況に応じた柔軟な選択。
- 8. Qで効果が発動するアイテム:
- ルインドキングブレード、クラーケンスレイヤー、グインソーレイジブレードなど。
- なぜかハルブレイカーとは妙に相性がいい。
- タイタンハイドラはなぎ払い、巨大な三日月どちらも発動する。 => マスター・イーのQと相性の良いアイテム情報。
- 9. フルビルド:
- クラーケンスレイヤー、バーサーカーブーツ、グインソーレイジブレード、ハルブレイカー、タイタンハイドラ、ステラックの篭手。
- ブーツはゼファーに買い替え可能。 => 最終的なビルド例。
- エリクサーはアイアンエリクサーが望ましい。
- 10. その他:
- 序盤はファーム速度を上げ、中盤以降は耐久力を上げる。
- ソロキューでは敵の火力が低いため、マスター・イーが強い。 => マスター・イーの強みと、ソロキューの特徴。
マスター・イーのバフ。パッチノートのその一文を、僕はどこか他人事のように眺めていた。まるで深夜のコンビニで、棚に並ぶ見慣れない新商品の成分表示をなんとなく目で追うような、そんな距離感。
勝利? スノーボール? ドラゴン? それらは僕にとって記号でしかない。ゲームをプレイする行為、そのものが目的化している僕にとって、勝敗は副次的なものに過ぎない。
だからマスター・イーを使うのも、効率的なファームやビルドを突き詰めるのも、ある種のポーズだ。メタに則って、最適な行動を選択しているに過ぎない。そこに、喜びも悲しみもない。ただ、虚無があるのみ。
「マスター・イーは、ある種の記号ね」
そう言ったのは、いつも僕の隣でゲームを見ている彼女だった。彼女は僕のプレイスタイルを理解し、決して口出しはしない。ただ、そこにいる。まるで、僕の影のような存在だ。
「記号?」
僕は聞き返した。
「ええ。強さ、効率性、勝利。そういったものを体現する記号」
彼女は少し間を置いてから、続けた。
「でも、あなたは本当にそれを求めているのかしら?」
彼女の言葉は、僕の心に小さな波紋を広げた。僕は本当に、強さや勝利を求めているのだろうか? それとも、ただ記号を追い求めているだけなのだろうか?
答えは、僕にも分からなかった。ただ、マスター・イーをプレイする時、僕は確かにそこに「何か」を感じている。それは、喜びでも悲しみでもない、名状しがたい感情。
もしかしたら、僕はその「何か」を求めて、ゲームをプレイしているのかもしれない。まるで、深海を漂う魚が、微かな光を求めて彷徨うように。
マスター・イーのバフ。それは、僕にとって新たな旅の始まりを告げる合図なのかもしれない。
Gemini Advancedに千葉雅也っぽくお願いしますと書いた
ビルドを書いていて思ったのだけど、
ジャングルは対面との戦い方を考える必要性が薄い。
そうなると必然的に、
他のことに時間を割くことになる。
しかしLOLの大前提は、
まともに戦闘ができることなので
- アタックムーブができる
- 敵チャンピオンのスキルを知っている
- ルーンやアイテムの効果を知っている
- 脳みそがLOL用になっている
必要がある。
なのでマスター・イーでマスターに上がれない人、
つまりジャングルで勝てない人は、
ARAMを真剣に1000回くらいやるといい。
そうすればレーナーよりも戦闘が上手になる。
真剣にというのがポイントで、
負荷をかけなければ脳は変化しないからだ。