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LOLコーチングとTODOリストの話【タイムボクシング】

あなたは時間管理術の本を
読んだことがあるだろうか?

おそらく上手に行かないどころか、
読んでも何もならなかったでは?

時間管理術の本は色々あるが、
管理するのは時間じゃなくて行動である。

ローラ・ヴァンダーカムも、
TEDで似たようなことを言っていた。

How to gain control of your free time | Laura Vanderkam | TED

つまり

  • もっと上手にプレイしたいことがある
  • だからTODOリストを使う

という流れでなくてはいけない。

私はこんな簡単なことを理解するのに、
かなり長い時間がかかった。

最初にパソコンを触った時と、
最初にMOBA(HON)をやった時のことは
よく覚えている。

  • 「みんなこんな難しいことしてんのか?」

と。

興味があって、
熱心にプレイして、
それを何ヶ月も続けてやっと
普通ぐらいのレベルになる。

というわけで
今回はTODOリストのことを書く。

それではまず、
もっとも重要なことから書いていこう。

その後にTODOリストだ。

この記事がパッチ14.23の時に執筆されました。

LOLのコーチングで最初に教えること

初心者に教えるLOL場合、
まずは

  • プラチナ4ぐらいになって、友人達とLOLが楽しく遊べるレベルに到達できる

これを信じ込ませる必要がある。

理由はシンプルで、

  • 人間は「見込みがないな」と思っていることについて考えないから

例えば毎日2時間LOLしているのに、
ルーンもアイテムも覚えない人がいたら、

「それは知能の問題じゃない」

とわかるでしょう?

あなたがダイヤモンド以上だったら、
直感的に

「それは心の病だな」

と決めつけるはずだ。

高すぎる目標は考えないからダメ

  • プラチナ4未満
  • プラチナ4~ダイヤモンド1
  • マスター以上

1 「このまま続けていれば、いずれプラチナ4に到達できるな」

と思わせる。

この大前提がクリアできないと、
何を教えても無駄だ。

これはLOLに限らないので、
よく覚えておいてほしい。

2 物事の組み立てかた、
あるいは”LOL人のように考えること”を教える。

私は小学校のクラブで、
将棋が2番目に強かった。

結構強かったのだけど、
LOLで言えばプラチナ4くらいで
全然たいしたことがなかった。

LOLのプラチナ4~ダイヤモンド1は、
普通の人に比べれば
”凄く上手”と言っても言い過ぎではない。

ただ本格的に取り組んでいる人と比べると、
かなり差がある。

3 通人たる姿勢を教える。

マスターランクで一番ヘタクソな人でも、
一般プレイヤーに比べれば強いのは
誰にでもわかるだろう。

彼に限らずマスターだったら
基本的なことはすべてできているし、
さらにLOLは精密な操作が必要とされない。

それならどこで差を付けるのかというと、
他のLOLプレイヤー9人と比べて、
より”オシャレな振る舞い”をすること。

「親が子どものオシャレをからかうと芋野郎になる」とSNSで頻繁に見る。
アレは本当だと思う。
オシャレとは、「周りと比べてオシャレかどうか」だ。
つまり相対的なものなので、グランドマスター以上の試合と同じ。

おまけ マスター未満には覚えなくていいことを教える

  • ウェーブコントロール

という言葉は
おそらく初心者が好むのだと思う。

※ 基本的に本当のことを書いたり言ったりすると、人間は怒られる。

しかしそれは

  • コントロールワードを買う
  • クレンズを入れていく

のと同じレベルだ。

優先順位が低すぎるので、
覚えなくていい。

ちなみに教師とかコーチというのは、
こういう覚えなくっていいことを教えるのが重要らしい。

あなたが上の3つの事柄を重要視してたら、手練れの友人から真面目なトーンで注意されるはずだ。

TODOリスト

例えばあなたがトップでソロキューをする場合、
手順は次のようになる。

  • 下から1番目か2番目と順番入れ替えの申請をする
  • 1番下がミッドの時、特別な理由なく申請してはいけない
  • ALLADやALLAPにしてはいけない
  • 後出し時は用意したチャンピオンを出す
  • ルーンとサモナースペルを選択する

1 開始2秒でトレード申請してくるサポート。

「こ、こいつ……!下手なわけがない……!!」

と驚くシーンである。

2と3 これがマズいと本能的にわからない人は、
LOLをプレイするのが厳しい。

暴言飛び交うサモナーズリフトとはいえ、
社会性がなさすぎる。

一応上のリストを、
TODOリストの画像にすると

こんな感じになる。

TODOリストを付けるメリット

TODOリストを付けるメリットはたくさんあります!大きく分けて、可視化整理効率化心理的効果 の4つに分けられます。

1. 可視化によるメリット

  • 頭の中を整理できる: 頭の中だけでタスクを覚えておこうとすると、忘れ物や混乱の元になります。TODOリストに書き出すことで、頭の中をクリアに保ち、目の前のタスクに集中できます。
  • 抜け漏れを防ぐ: 重要なタスクを忘れてしまうことを防ぎます。特に、複数のプロジェクトを同時進行している場合や、複雑なタスクを抱えている場合に効果的です。
  • 全体像を把握できる: プロジェクトの進捗状況や、タスクの全体像を把握しやすくなります。

2. 整理によるメリット

  • 優先順位をつけやすくなる: どのタスクを優先的に取り組むべきか、明確になります。
  • タスクの分類・整理ができる: プロジェクト別、期日別、重要度別など、様々な方法でタスクを分類・整理できます。
  • 適切なタスク管理: タスクの進捗状況を把握し、適切に管理することができます。

3. 効率化によるメリット

  • 集中力が高まる: TODOリストがあることで、何をするべきか迷う時間が減り、作業に集中しやすくなります。
  • 時間管理がしやすい: 各タスクにかかる時間を見積もり、スケジュールを立てやすくなります。
  • 生産性向上: 集中力と時間管理の向上により、全体的な生産性向上に繋がります。

4. 心理的効果によるメリット

  • 達成感を得られる: タスクを完了するたびに、達成感を感じることができます。
  • モチベーション維持: 達成感の積み重ねが、モチベーションの維持に繋がります。
  • ストレス軽減: やるべきことを明確にすることで、不安やストレスを軽減することができます。

TODOリストは、シンプルなツールですが、日々の業務や生活を効率化し、目標達成をサポートしてくれる強力なツールです。ぜひ、TODOリストを活用して、より充実した毎日を送ってください。

LOLは基本的に

  • 初心者~プラチナ4の間
  • マスター以上を目指す場合

の負荷が高い。

なので

「寝るのがもったいない」

と思うくらい熱中しているうちに、
こういったナレッジスキルを身につけるといい。

LOLに限らず大抵の人間は、「大体満足できるレベルに到達したら学習を止めて、あとは口開けながらプレイし続ける」のが普通である。

優先順位を付ける(TODOリストに)

いつもLOLはピシッと組んでいるので、
先程のリストはすでに順番が完成されていた。

ただ一般的には、

  • よくわからないから書いてみる
  • とりあえず思いつくままに書く
  • そのままだと覚えにくいので、実行する順番に並べる

という手順になる。

記憶術や学習の世界だと、
たしか列挙と順列と言ったはずだ。

列挙と順列 ノクサス出身のチャンピオンを並べてください

ノクサス - 地域 - リーグ・オブ・レジェンド - ユニバース

答えは上に書いてあるのだけど、

  • 紙を使わず、自分の頭の中から取り出してほしい🙇

おそらく

「なんかすげえめんどくさいし、頭も痛い」

となったはずだ。

これが”列挙”で、
列挙は非常に記憶コストが高い。

順列とは

  • 1 アンベッサ
  • 2 ブライアー
  • 3 カシオペア
  • 4 ダリウス
  • 5 ドレイヴン

と名前に番号を付けて
順番に覚えていく方法である。

これが”順列”だ。

取り出すのに時間がかかるが、
コストが”列挙”に比べて少ない。

私は物事について、いつも強く「手順が大事」というのは、ただ「記憶しやすいから」である。

タイムボクシング

タイムボクシングとは、
TODOリストをスケジュールにすることだ。

タイムボクシングは、タスクにあらかじめ時間を割り当てて、その時間枠内でタスクを完了させる時間管理術です。

タイムボクシングの基本的な考え方

  • 時間割を作るように、1日のスケジュールを事前に決める:
    • タスクごとに時間を区切り、その時間内にタスクを完了させるようにします。
  • 時間を区切ることによって、集中力を高め、先延ばしを防ぐ:
    • 時間制限があることで、より集中してタスクに取り組むことができます。
  • 時間内に終わらなかったタスクは、次の時間枠に持ち越す:
    • すべてのタスクを時間内に終わらせることは難しい場合もあるため、柔軟に対応することが重要です。

タイムボクシングのメリット

  • 集中力が高まる
  • 先延ばしを防ぐ
  • 時間の使い方を意識できるようになる
  • 達成感を感じやすい
  • ストレス軽減

タイムボクシングのやり方

  1. タスクをリスト化する:
    1日のうちにやるべきタスクをすべて書き出します。
  2. タスクに優先順位をつける:
    リスト化したタスクに、重要度と緊急度に基づいて優先順位をつけます。
  3. タスクに時間枠を割り当てる:
    各タスクにかかるであろう時間を見積もり、時間枠を割り当てます。
  4. タイマーを使って時間管理する:
    時間枠内でタスクを完了させるために、タイマーを使って時間管理をします。
  5. 定期的に見直しをする:
    タイムボクシングは、計画通りにいかないことも多いです。定期的に見直しを行い、改善していくことが重要です。

タイムボクシングのコツ

  • 現実的な時間設定をする:
    タスクにかかる時間を正確に見積もり、無理のない時間設定をすることが重要です。
  • バッファ時間を設ける:
    予定外の出来事やタスクの遅延に備えて、バッファ時間を設けておくと安心です。
  • 休憩時間を組み込む:
    集中力を維持するためにも、適度な休憩時間を組み込むことが重要です。
  • ツールを活用する:
    Googleカレンダーやタスク管理アプリなど、タイムボクシングに役立つツールを活用しましょう。

タイムボクシングは、集中力を高め、生産性を向上させるための有効な時間管理術です。ぜひ、試してみてください。

長々と書いてあるけれど、

  • 自分で時間割を作って、その通りに動くだけ

小学生の時は出来たのに、
大人になると難しい。

10分とか25分の休み時間に外で遊ぶバイタリティ。
いつの間にか失ってしまった。

終わりに

  • LOLコーチング
    • 初心者に「プラチナ4到達可能」を信じ込ませる: 学習意欲を高めるために、達成可能な目標を設定し、成功体験を促す。
    • 「LOL人のように考える」ことを教える: ゲーム特有の思考回路を習得させることで、戦略的なプレイを促進する。
    • 「通人たる姿勢」を教える: 上級者向けの概念を理解させ、プレイヤースキル向上へのモチベーションを高める。
    • マスター未満は「ウェーブコントロール」を覚えなくて良い: 優先順位の低い知識の学習は後回しにし、基礎力習得に集中させる。
    • 高すぎる目標設定は避ける: 現実的な目標設定をし、段階的にスキルアップを促す。
  • TODOリスト
    • TODOリストでタスクを可視化・整理する: 作業の抜け漏れを防ぎ、効率的なタスク管理を実現する。
    • TODOリストで優先順位をつける: 重要なタスクを明確化し、集中力を高める。
    • 列挙よりも順列で記憶コストを削減する: 順序立ててタスクを整理することで、記憶の負担を軽減する。
    • タイムボクシングでTODOリストをスケジュール化する: 時間管理を徹底し、生産性を向上させる。
    • TODOリストを効果的に活用し、目標達成を促進する: タスク管理ツールとしてTODOリストを活用し、モチベーション維持とストレス軽減を図る。

時間管理術とセットで使われる言葉は、
「生産性」だろう。

しかしあれは抽象的すぎて役に立たない。

「頑張る」と同じぐらい意味不明である。

LOLの場合でも生産性は意味不明だ。

  • 武器を購入するとファーム速度が上がる

ことかもしれない。

時間という資源に対して、
経験値とゴールドの成果物の量が増えるので、
生産性の概念は当てはまるだろう。

しかし当然、
ただ「生産性」と言った場合

「LOLをプレイしないほうが生産性よくないですか?」

と生意気な中学生に絡まれかねない。

言語ゲームは、哲学者ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタインが提唱した概念で、彼の後期思想の中核をなすものです。

簡単に言うと、言語ゲームとは、言語が実際に使われる様々な状況や文脈を指します。ヴィトゲンシュタインは、言語を単なる記号の体系として捉えるのではなく、人間の活動や生活と密接に結びついたものとして理解しようとしました。

文脈がわかりやすいLOLでもこうなのだから、
普段の生活で

  • 頑張る
  • 生産性
  • 立ち回り
  • 頭を使え

とかいう言葉を使っても、
何を指しているのか意味が通じないことが多い。

とりあえずTODOリストみたいなものは

  • LOLを上手にプレイできるように作成する
  • 好きなことをもっと上達させるために作成する

こういうふうに考えないと、
覚えるのは難しいだろう。

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