最初に結論を書くと、
- 楽観的な人はゴールド4
- 悲観的な人はプラチナ4
になるまでは、
人とプレイするのは避けたほうがいい。
1つ例を挙げてみよう。
LOLプレイヤーA
「別にそちらが下手でも気にしないから、
一緒にプレイしよう」
彼は建前でもなんでもなく、
本心から言っているのだけど、
いざWood4とプレイすれば
- 怒りを我慢せず暴言を吐く
- 怒りを我慢する
となる可能性が高い。
この記事はパッチ11.19の時に執筆されました。
下手すぎる人と一緒にLOLを楽しめない理由
人間はネガティブな情報をもたらす人を、
嫌う性質がある。
もう少し正確に言うと
- ネガティブな情報
- 情報を告げる人物
この2つを上手に区別できない。
つまり
- ネガティブなことを言う悪いヤツ
- ポジティブなことを言う良いヤツ
こういった方式になる。
LOLで言うならば
- 下手なヤツ=悪いヤツ
- 上手なヤツ=いいヤツ
ネガティブ・バイアスの強さ
人間自然に脳みそに任せていると、
良いことより悪いことが目につく。
暇だとロクなことを考えないと言われる理由だ。
この間Twitterで、
「自由時間は1日2時間以内じゃないと、不幸になる」
とか書かれてあったが、大体あってると思った。
みんなでLOLをプレイする時、
Wood4が試合に参加するとしよう。
試合に負けた場合、
原因はアゲハ蝶のサナギでもわかる。
バカが多く感じる理由
LOLに限らず世の中全体を見渡せば、
とんでもないバカばかりに見える。
理由は
- ネガティブ・バイアス
- 帰属意識
- 人間は実際にバカ
1は今書いたばかりなので、2と3を説明しよう。
帰属意識 遅刻する理由
遅刻したのが自分だった場合は、
次のように考える。
- 前日忙しくって寝るのが遅かった
- 目覚ましが鳴らなかった
- 体調が悪かった
自分の性格には問題がなく、外的な要因があった。
つまり仕方がなかったと考える。
遅刻したのが他人だった場合は
- だらしない性格をしている
- 毎日 夜ふかしをするヤツ
- 学校や仕事のやる気がない
その内面が悪いと思ってしまう。
LOLの足引っ張っている味方を
なんと思うかと言うと
- バカだから毎試合、足引っ張る
- バカだからいつまでも下手
人間は自分に甘く、人に厳しい。
人間は実際にバカ
- やたらネガティブなことばかり気にする
- やたら他人にだけ厳しい
こういった性質を備えた人間を、
客観的に見た場合。
バカだと評価するのが普通だ。
さらにバカを評価する われわれ自体、
1と2の性質を備えているバカなので、
ダブルで作用している。
LOLが上手なメリット
LOLが上手であれば、
一緒にプレイしている人から好かれる。
- ポジティブな情報をもたらす良いヤツ
となる。
よっぽど相手の気に障ることを連呼しなければ、上手であれば好かれる。
今夜勝ちたいLOL
簡単にみんなとプレイする時のコツだけ書く。
- スケーリングが高いチャンピオンを使う
- たくさんファームをする
平均試合時間を25分に抑える条件は、
レーナーの分間CSが9であること。
※ 正確にはトラブルなし時に9取れるプレイヤー3人。
Wood4が味方にいた場合、4人で勝つ必要がある。
勝ちたい、あるいは活躍したいのであれば、
マスター・イーやケイルを使うべきだ。
30分超えるのが一般的なレート。
下手だと嫌われるゲームは少ない
下手な人とやると、
15~20分苦痛な時間になる可能性が高い。
こんなゲームは私が知る限りLOLくらいだ。
- 味方が下手だと負ける
- 負ける時間が長い
同じMOBAであるDota2はどうかというと、
結構1人で勝てるゲームなので、
そういった苦痛は少ない。
LOLは初心者1人いたら、
ほぼボコられるゲームな上に、
味方4人にとっては苦痛が15分続く。
私が今までやったゲームで相手が下手な場合
- 格闘ゲーム 嬉しい
- 人狼ゲーム 可愛げがある
- カードゲーム 教えがいがある
- DotaやHON 下手なのが普通
- LOL 一緒にやる時間が苦痛
LOLだけ勝ち目のない試合をやらされる感が凄い。
終わりに
- 他人と一緒に遊べるランクは
- 楽観的な人はゴールド4
- 悲観的な人はプラチナ4
- 人間はネガティブな情報と、情報をもたらす人物を区別できない
- ネガティブバイアスは非常に強い
- LOLが上手であれば一緒にプレイする人から好かれる
- 下手だと嫌われるゲームはLOLくらい
「困ったことがあれば頼って欲しい」
と本心から言いながらも、実際に頼られると
「めんどくせえ、こいつキライ」
となる可能性があるのが人間だ。
やる前の予想と、実際にやった時の感じ方は違う。
「まだ誰がカモかわからない人は、
自分がカモなのだ」
というギャンブルの名言を、
LOL5人プリメイド風に言い換えれば
誰が下手なのかわからない人は、自分が一番下手。
参考図書
こういった難しい本を覚えるコツは、
身近なものに置き換えること。
LOLは人間関係の摩擦が激しいので、
置き換えやすい。