LOLはマクロとミクロではなく、
アウターゲームとインナーゲーム。
- アウターゲームとは実際のゲーム
- インナーゲームは内なる戦い
先延ばし問題でもなんでも、
インナーゲームは重要だ。
彼も言っている通り、たかがゲームなのだけど
ゲームじゃない場合、深刻な悩みだとわかる。
上の記事のコメントだ。
※ 心理学者は異常という言葉は使わないのだけど、私は心理学寄りじゃないので平気で使う。
- 価値基準は多いほうがいい
- いちいち構えないこと
コメントをくれた彼とは、
何時間も会話したことがないので、
心理的な問題は指摘できない。
なので具体的な解決手順を
書いていくことにする。
この記事はパッチ11.21の時に執筆されました。
負けるのが怖い
一般的な解釈だと
LOLで負けるのが怖いとは
- レートが下がるのが怖い
- 対面に負けるのが怖い
のどちらかだろう。
LOLではなく文章で言えば
- 書いて評価されるのが怖い
- 書くこと自体が怖い
みたいになる。
LOLも文章も2だった場合、
まずやろうと思わないので、
今回のケースも1としよう。
他人から評価されるのは恐ろしいが、
実はとても簡単な
ソリューションがある。
測る基準を変える
ダイエットをする時、
体重だけを成功の指標にすると、
大変なことになる可能性が高い。
ダイエットの目的は
- 健康のため
- 美容(見た目)のため
1はオッサンで、2は女性。
- 体重だけを基準に考えるのは悪い
- LOLもレートだけ基準にするのは悪い
拒食症のダイエッターのように、
次のような怪物が生まれる可能性がある。
断食ルブラン
断食セナというものがある。
セナは
- 魂からゴールドを獲得できる
- サポートのほうが魂を溜めやすい
- 魂が多いほど強くなる
という特徴があるので、
隣にサポートアイテムを買わせずに、
ADCセナが買うというパターンである。
※ ユーミ以外のサポートが、サポートアイテムを買わないパターン。
先日10分間に40CSしか取れなかった
友人のMIDルブランに
私が言ったセリフは
「断食ルブラン」
だった。
トラブルがなければ、
まともなCS数を維持するのは、
試合の勝敗よりずっと大切だ。
CS練習を一生先延ばしにするのが一般LOLプレイヤーなので、特に恥じることはないのだが。
分間CSだけを成功の基準にした場合
例えばジャングルで、
分間CSが13だった場合。
彼はまともにゲームをプレイしていない。
- レーナーだと8~11
- ジャングラーだと6~9
分間CSは、ここらへんになる。
分間CS13だと
- タワーを全く殴らない
- ドラゴン・バロンに向かわない
- 全てのジャングルとレーンを食べようとする
こういったプレイになるからだ。
基準はたくさんあるほうがいい
判断の基準が多ければウツにはならない。
— 加藤諦三bot @心理学 (@katotaizobot) October 19, 2021
イデオロギーという言葉がある。
一言で説明すると、
”偏った観念形態”となるだろうか。
いい意味で使われることは少なく、
ネガティブな意味合いを持つ。
価値観は相手を支配・誘導するために決める
ロバート・チャルディーニによると、
会話の目的は相手を誘導すること。
偏った価値観も、
相手を支配するためにある。
大昔の海賊は意外と
福利厚生がしっかりしていて、
今の言葉で言うとホワイトだったそうだ。
凶悪な男性の集まりというイメージは、
彼らのマーケティング。
戦闘は起きないほうが良いのだから、
言葉が通じないイメージのほうが、
都合が良かった。
こういったことが、
人間社会にはよくある。
信念は良い言葉じゃない
マンガ的に信念はカッコいい。
しかし心理学的に言えば、
信念とは、
誤った信念形成バイアスのことだ。
- 朝と夜に歯を磨く
- 部屋はキレイなほうがいい
- LOLでAFKしてはいけない
一見どれも素晴らしい信念だが、
3は間違っている。
LOL AFK術
パターンは次の通り
- 敵に突っ込みまくる
- 完全にAFKする
- 2分に1回ファームしつつAFK
- 何か別な動画見ながらプレイ
- 最後まで諦めず真剣にプレイ
- 苦痛を感じながらプレイ
チームメイトからすると、
理想は常に5だ。
どんなに劣勢でも、
自分以外には5を求めるのが普通。
賢明なのは3か4だ。
1と2は初心者である。
合理的じゃないから。
急用があれば2になるので、
2よりマイナスな1をする理由は
論理的にない。
とりあえず、あなたが
Riotやプロプレイヤーならば、
みんなの前で5以外は言えない。
6は立派だけど、
勝てるヤツの思考ではない。
- 他人に洗脳されている
- ゲームへの理解度が足りない
- 工夫が足りない
何が恐ろしいかというと、
6より4のプレイヤーのほうが、
パフォーマンスが高いことだ。
私のオススメは3、味方が強いと勝ってたりする。
専守防衛が楽しくプレイするコツだ。
試合を避けるのは心を傷つけないようにしている
アドラー心理学から言うと、
LOLで負けるのが怖いのは、
試合を避けて心を守りたいから。
という目的になる。
心の痛みは比喩じゃない。
本当にあるので、
そうなるのも仕方ない。
上のマンガの通りにすれば、
心の傷は回復する。
何も知らない人は、
反対のことをしていたりする。
心が傷付くのは避けられないので、
痛みに慣れる方法を教えよう。
鼻毛を1本抜く
毛抜きで鼻毛を1本抜いてみよう。
自傷行為と言えなくもないが、
身だしなみを整えている
とも言える。
鼻毛を抜くのは結構痛い。
- 冷水シャワーを浴びる
- 筋力トレーニングをする
人間は何かをやる時、
構えてしまうのだが、
その姿勢が良くない。
鼻毛を抜く時に決心して抜くのは、
マンガの読みすぎである。
何かやる前に決心したり、構えるのはダメ。
本当に良くない。
南斗鳳凰拳
コレもマンガの話なのだけど、
北斗の拳のサウザーというキャラクターは、
戦う時は構えない。
彼は
- 構えとは防御の型
- 敵はすべて下郎
※ 下郎=身分の低いもの。
であると考えていて、
全く構えず仁王立ちで戦う。
凄い偏った考えなのだが、
かなりカッコいい。
心理的安全性が高いわけだが、
高すぎるのも考えものだ。
私のように車に轢かれて
骨折してしまうかもしれない。
こういった心のブレーキも、
上手に解決する方法がある。
手順を詰めること
心理的安全性を確保しながら
- 人と話しても殴られないようにする
- 外で事故に合わないようにする
- 建設現場で死なないようにする
- LOLで失敗しないようにする
- 朝に遅刻しないようにする
こういったことをするには、
手順を詰める必要がある。
何も考えずに、
- LOLで失敗しないようにする
という目標を立てれば、
ただの消極的な精神病者になるだけだ。
- 普段のプレイ手順
- 失敗の条件
こういったものを詰める必要がある。
難点は面倒くさいことだ。
もちろん手順は必ず記録すること。
終わりに
- 測る基準を変える
- 基準はたくさんあったほうがいい
- 信念は誤った信念形成バイアスと同じ意味
- LOL AFK術
- 人間は自分の心が傷付くのを避ける
- 何事も構えないほうがいい
- 心理的安全性を確保するには手順を詰めること
人生は問題解決の連続。
先延ばしグセは誰にでもあるが、
伸ばし続ければ大変なことになる。
心理的な問題じゃなくても、
タスクを解決するのは、
とてもエネルギーを使う。
問題解決を楽しめるようになるのが、
ベストなのだけど難しい。
何事もやればやるほど
意味や価値が湧いてくる。
「問題解決数が多いほど偉い」
みたいなイデオロギーが必要かもしれない。