パッチ25.18でバフされたカシオペア。


ビルドはカサディンやアニビアと似ていて、
ロッドオブエイジスとアークエンジェルスタッフを両方持つ。
カシオペアはブーツを履けないので、
ビルドの柔軟性は全チャンピオン1~2位を争うほど無いわけだ。
なので、あまり考えることが少ない。
しかし
- トップ、ミッド、ボットで使える
- 操作は忙しいけれど、戦闘方法はわかりやすい
といった強みがある。
それでは執筆していこう。
この記事はパッチ25.18の時に執筆されました。
カシオペアのストーリー
- 序盤から積極的に戦う
- ダークシールを買う
- 中盤以降は集団戦もソロプッシュも得意
- ドラゴン4つ取って勝利
1 以前はナサスみたいなもので、
ただラストヒットを取り続けることしかできなかった。
序盤アニビアにオールイン対決で勝利しても、
卵を壊すのにマナが足りなくなるレベルであった。
今回から序盤のマナ問題が大きく改善されて、
むしろ試合前半が強くなったと言える。
2 カシオペアの最も大きな特徴は、
ブーツを購入できないことだ。
なので序盤に細かいアイテムがたくさん買える。
※ 以前は気にしなくていい特性でした。序盤弱かったので🤓
3 自分から仕掛けるのは苦手だが、
味方に十分なCCがあれば最終盤も強い。
4 ソロキューの実質的な勝利条件である。
カシオペアを使う時の必須の設定
カシオペアは操作自体は難しいが、
特殊な操作は少ない。
とりあえず必須の設定を書く。
範囲付きクイックキャストのチェックを外す
クイックキャストには範囲無しと範囲付きがある。
使い分けは簡単で
- コンボ時に速度が求められるのは範囲無し
- それ以外は範囲付き
カシオペアは1だ。
こういった使い分けの仕組みは最初に覚えておいたほうが良いのだが、
LOLは操作が簡単なせいで、
相当上位の人しか操作方法を詰めない。
とりあえずE連打するカシオペアで、
Eを離した時に出る設定では単純に撃てる回数が減る。
チャンピオンターゲット関連
戦闘中のE連打が大事なので、
トグル式が好ましい。
ただクイックキャストに比べると細かい。
Eはタワーをターゲットしないので、
面倒なら使わなくても問題が起きにくい。
実際にカシオペア含めて大半のチャンピオンは、チャンピオンターゲットなんか使わなくてもいい。
ただカシオペアの場合は中盤以降AAをしないので、実戦で使いやすい。
カシオペアのキーストーン候補
- 征服者
- エアリー or 秘儀の彗星
- フェイズラッシュ
1 カシオペアと言えば征服者だ。
基本的にマルファイトと同じで、
マナフローバンドが必須である。
なので征服者の場合はサブ魔道だ。
2 征服者よりも積極的に戦いたい時のビルド。
追火と切り崩しを合わせてハラスのダメージを稼ぐ。
3 フェイズラッシュはスケーリングの構えとして有名だ。
チャンピオン対策としてダメージトレード用に入れる場合は、
追火でもいいが基本は強まる嵐である。
征服者とEの相性が良すぎるので、電撃もエアリーも入れないことが多い。
そう覚えるのが簡単だ。
メイン栄華
- 征服者
- 冷静沈着
- レジェンド:ヘイスト
- 切り崩し or 背水の陣
- マナフローバンド+至高 or 強まる嵐
- 息継ぎ or ボーンアーマー+超成長
1 Eで2スタック溜まるので強い。
2 間違って凱旋にすると、
味方のガンクが決まった後のプッシュや、
集団戦でマナが足りなくなる。
3 他に入れるものがない。
4 今回からはレーン戦も強いので、
切り崩しも効果的になった。
中盤以降のソロプッシュ時や集団戦は、
背水の陣のほうが強い。
5 チャンピオン対策でボーンアーマーが欲しいとかじゃない限り、
サブでマナフローバンドを入れるのがいい。
残りは好きなほうで。
6 カシオペアは耐久力がレンジドにしては高いので、
最後まで息継ぎは効くと思うのだが、
マナの関係か統計上は全然人気がない。
メイン魔道
- エアリー or 秘儀の彗星
- マナフローバンド
- 至高
- 追火
- 冷静沈着+切り崩し
- 息継ぎ or ボーンアーマー+超成長
1 Qを当てやすい柔らかい相手に入れる。
4 序盤のダメージが重要なので追火を入れる。
レートが低ければ強まる嵐のほうが勝ちやすいが、
文脈的には追火を入れる。
5 キーストーン+追火+切り崩しでダメージを稼ぐ。
6 さっきと同じ。
フェイズラッシュ時には
- 追火を強まる嵐に
- サブルーンをレジェンド:ヘイスト+背水の陣に
- あるいは心身調整+超成長に
変更する。
ルーンのかけら
- アダプティブ
- アダプティブ
- 良いと思ったもの
1 以前はスキルヘイストだったが、
今回からはアダプティブがいい。
というのもマナ有りでスキルヘイストにすると、
序盤はマナが切れやすくなるだけだからだ。
スケーリングは素晴らしいが、
ダメージトレードでは不利になる。
ファーストリコールまでは、
何も入ってないのと同じだ。
3 初心者なので見当が付かないという人は、
スケーリング体力を入れるのがいいだろう。
LoLはボットとサポートは体力+65、その他の3ロールはスケーリング体力が基本である。
サモナースペル
- フラッシュ+テレポート
- フラッシュ+ゴースト
- フラッシュ+その他
1 基本。
2 スケーリングの構え。
最終盤は最も強いが、
序盤のレーン戦では全然役に立たない。
3 例えばゼドに対してイグゾーストを入れるとかだ。
カシオペアメインじゃなければ、
無視したほうがいい。
テレポート一本にして、他の部分を詰めたほうが勝てる。
スキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でE
- レベル3でEを2に上げる
- レベル4でW
- レベル5以降はR>Q>W>Eの優先順位で上げる
1 何も考えずにEを取っても問題はない。
ただEはQなどで毒状態にしないと、
ダメージが増えない。
あとはレベル1の場合、
マナコストはQが50、Eが40だ。
一応書いただけで、
結構どうでもいい項目ではある。
3 Eをレベル2に上げてないと、
オールイン時にマナが足りないことが多い。
Wを取ったほうがいいケースもあるが、
何も考えずにEをレベル2に上げていこう。
セナのQみたいなものだ。
5 稀にEよりもQを優先する場合もある。
Qは射程850でCDが3.5秒なので、
ハラススキルとして悪くない。
QはモルガナWじゃなく、
マルザハールEみたいな判定になっている。
かすらせるだけでいい。
簡単なコンボ
- Q>Qが当たる前にE
- Q>E>AA>E>AA
- Q>E連打
- R>Q>E連打>スタンが解ける頃にW>E連打
- W>フラッシュ
- R>フラッシュ
- AAブラストコーン起爆>敵方向にR>空中でRが出る
1 なぜか強化Eのダメージになる。
タワー下でキャノンを取る時に便利なので、
主にそのシーンで使う。
2 序盤はEの間にAAを挟んでいこう。
3 中盤以降は挟まなくていい。
マナに余裕があるし、
レベル5Eに比べてAAが弱いからだ。
4 ブッシュからRを決める時のコンボ。
5 アーリのEフラッシュみたいなもの。
味方のCCに合わせて決めることが多い。
6 ミッドレーナーならば、
視界があるところでこんなの受けるヤツはいない。
味方のCC中にスタンが当たる角度の時に撃つ、
あるいはスローでいいから付けたい時だ。
※ スタンしなかった場合にカシオペアが倒される時は撃たないこと。
7 Rは癖があって、
アーゴットのEに近い出方をする。
なのでこういうコンボができる。
コツは
- ブラストコーンが発動する範囲ギリギリに立つ
- AAの投射物がブラストコーンに当たる直前に出したい方向にRを撃つ
この2つだ。
アーゴットだとEの射程が2倍に伸びるが、
中盤以降はワードを壊すためにW出っぱなし移動が基本だし、
タイミングや方向がシビアなので、
あまりにもスーパープレイすぎる。
カシオペアの場合はAAの投射物がアーゴットより遅い上に、
Rの範囲が広いので、
ドラゴンやバロンピット裏から決める機会がある。
しかもカシオペアのRは普通
- 「スタンは決まらない」
という前提で戦闘をする。
なので不発しても、
その後の戦闘に支障がない。
目安としては
- 「密着でバロンやドラゴンを殴ってる相手には届く」
と覚えておけばいい。
カシオペアのブラストコーンコンボは、アーゴットと違って難度も低く、範囲も広いので決めやすい。
アーゴットはAA投射物のスピードが速いので難しい。
カシオペアのアイテムビルド
スタートアイテム
- 女神の涙+体力ポーション2個
- ドランリング+体力ポーション2個
- サファイアクリスタル+詰め替えポーション
1 基本。
ドランリングに比べて、
スケーリングとオールイン時に優れる。
またマナアイテムを2個以上買うので、
中盤以降にマナが切れることも少ない。
2 女神の涙と違ってQハラスが強い。
オールイン時はE6発分、
女神の涙のほうが撃てる。
今回からはドランリング適正が上がったので、
こちらのほうが圧倒的に強そうだが、
統計上は同じくらいだ。
3 女神の涙に比べてラストヒットが取りにくい。
そこさえクリアすればスケーリングは究極に高いが、
今回からレーン戦が強くなったし、
カシオペアは宇宙の英知も入れにくい。
忘れてしまっていいだろう。
ブーツなど
- カシオペアはブーツを履けない
- ダークシール
- 忘却のオーブ
1 一応勝利者時はパッシブのMS1多くが上がる。
※ 昔は2だったが、2だと強すぎた。
なので他のチャンピオンに比べて、
あまり勝利者か敗北者か気にならない。
2 ダークシールと女神の涙は普通買いにくい。
2つのアイテムが前者はスノーボール、
後者はスケーリングを狙うので相性が悪いのもあるが、
主にスロットの関係だ。
例えばトップで、
序盤にソロキルしたのでカルを買ってレーンに戻る、
詰め替えポーションとカルを両方買った場合、
すぐにカルがアイテム枠を圧迫し続ける。
この場合は詰め替えポーションを買わなければいいのだが、
とりあえず
- 「普通のチャンピオンはブーツを買うので枠に余裕がない」
わけだ。
カシオペアはブーツを買わないので、
ドランリングスタートしたとしても、
ダークシールと詰め替えポーションを両方買える。
3 特定の相手に持つと強い。
しかし、しっかり考えていかないと失敗する可能性が高い。
今回は序盤から強いので、ダークシールは買っていくほうがいい。
10スタックしたらメジャイソウルスティーラーにしよう。
ファーストアイテム
- ロッドオブエイジス
- 黒炎のトーチ
1 基本。
素材も買いやすくなった。
時期によってアークエンジェルスタッフとロッドオブエイジス、
どちらを先に買うか決まる。
パッチ25.18現在だと、
ロッドオブエイジス初手がいい。
2 こちらを買う人もいる。
どちらを買っても2手目はアークエンジェルスタッフだ。
セカンドアイテム
- アークエンジェルスタッフ
何も考えずに買おう。
他のアイテムを買うと失敗が多い。
大きいアイテムはロッドオブエイジス>アークエンジェルスタッフまで固定と考えても、対戦に差し支えない。
サードアイテム
- リーライクリスタルセプター
- ライアンドリーの仮面
- ラバドンデスキャップ
- ゾーニャの砂時計 or フローズンハート
- バンシーヴェール
1 基本。
ダメージが足りそうならば、
リーライクリスタルセプターにしよう。
QやEでスローが付くので、
アッシュみたいになる。
2 リーライだとダメージが足りなさそうな時に買う。
ナーフされまくってるアイテムなので、
リフトメーカー、コズミックドライブ、ホライゾンフォーカス、
などで代用したいところだ。
3 無理なく買えるなら買おう。
特にバロンやドラゴンに対して強くなる。
4 メジャイソウルスティーラーが完成してるなら買おう。
5 4と同じ。
MRバージョンだ。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
- ブラッドレターの呪い
2 カシオペアのメインMR貫通アイテム。
バロンに対してはヴォイドスタッフのほうが強いが、
それ以外ヴォイドスタッフに劣るところは見当たらない。
フィフスアイテム
- フォースアイテムから買う
シクススアイテム
- フォースアイテムから買う
- モレロノミコン
- 変幻自在のジャックショー
2 序盤から忘却のオーブを持ってる場合に完成させよう。
3 この時間帯になってくると、
ARやMRが1個もないと特定の攻撃に耐えられない。
そういう場合に入れるといい。
特にMRは低いと0計算になりやすく、
その場合はHP5000ぐらいあっても、
ワンコンボで倒される可能性がある。
カシオペアは先制攻撃できるチャンピオンじゃない。
マスター以下のマークスマンみたいに、
後半アサシンやメイジにワンコンボで倒されるのは避けよう。
誰でもわかるアイテムビルド順番
- 女神の涙 or ドランリングでスタート
- ダークシール
- ロッドオブエイジス
- アークエンジェルスタッフ
- リーライクリスタルセプター
- ラバドンデスキャップ
- ブラッドレターの呪い
- 変幻自在のジャックショー or リフトメーカー
8 最後のアイテムはリフトメーカーが攻守最強に見えるが、
上のビルドだとHP4178、MR54しかない。
これは上と同じビルドのカシオペアが攻撃する場合、
ワンコンボで倒せる耐久力だ。
もっと簡単に書くと、
Qの後のE7発で倒せてしまう。
ゾーニャやバンシーでもいいので、
すぐに倒されないようなビルドにしたい。
終わりに
- パッチ25.18で序盤が強化された: 以前はラストヒットを取ることに特化したチャンピオンだったが、パッチ25.18のバフによりマナ問題が改善され、試合序盤から積極的に戦闘を仕掛けられるようになった。
- ブーツを購入できない: カシオペアの最大の特徴で、これによりアイテムスロットに余裕が生まれ、序盤から「ダークシール」など細かなアイテムを複数購入しやすくなった。
- 主要なビルドパスは固定されている: カサディンやアニビアと同様に、「ロッドオブエイジス」と「アークエンジェルスタッフ」を両方持つことが一般的で、ビルドの選択肢が比較的少ない。
- 征服者が最も一般的なキーストーンである: Eスキルとの相性が非常に良く、征服者をメインに据えるビルドが主流である。マナフローバンドが必須のため、サブルーンに魔道を選択する。
- 冷静沈着ルーンが必須である: 凱旋ではなく冷静沈着を選択することで、集団戦やガンク後のレーンプッシュ時にマナ不足に陥ることを防ぐ。
- ルーンのかけらではアダプティブを選択する: 以前はスキルヘイストが主な選択肢だったが、序盤ハラス時のマナ消費が激しくなるため、現在ではアダプティブフォースを積むのが良い。
- サモナースペルはテレポートが基本: 基本は「フラッシュ+テレポート」で、メインカシオペアでもない限り他の選択肢は考えないほうがいい。
- スキルオーダーはR>Q>W>Eが基本: レベル3でEをレベル2に上げることが重要である。オールイン時にマナが足りなくなるため、Wを優先するよりも効果的である。
- ブラストコーンコンボ: R(石化の魔眼)はアーゴットのEのように、ブラストコーンの爆発を利用することで、射程を伸ばしながらRを発動させることができる。これにより、予期せぬ方向から敵をスタンさせる機会が生まれる。
- 序盤から「ダークシール」を購入する: バフにより序盤から強くなったため、積極的にキルを狙い、ダークシールを積み、10スタック貯まったら「メジャイソウルスティーラー」にアップグレードすることが推奨されている。
この記事はパッチ25.18におけるカシオペアのビルドとプレイスタイルを解説しています。過去のパッチとの比較を交えながら、序盤のマナ問題の改善、ビルドパスの固定性、ルーンやサモナースペルの選択肢、スキルオーダー、そして特殊なコンボについてまで、詳細にわたる情報が網羅されていました。
特に、カシオペアがブーツを履けないというユニークな特性が、ビルドの柔軟性を制限する一方で、ダークシールのような序盤のアイテムを積みやすくするメリットがあるという点が興味深いです。また、Eスキルとの相性が良いことから「征服者」が主流のキーストーンであること、そしてマナ管理の重要性から「冷静沈着」が必須であるという論理的な説明も非常に分かりやすいものでした。
初心者にも分かりやすいよう、シンプルなアイテムビルドの順番が示されている点も親切です。カシオペアは操作が忙しいとされていますが、その戦闘スタイル自体は明確で、この記事を参考にすれば、より効果的に彼女を使いこなすための道筋が見えてくるでしょう。
カシオペアはマークスマンよりも難しい。
というのもアタックムーブと違って、
QやEは勝手に敵を攻撃してくれないからだ。
なのでARAMやアリーナなどで、
毎試合活躍できるレベルの人じゃないと厳しい。
逆にそのレベルの人間であれば、
カシオペアに難しいコンボは1つもないし、
強い部分だけを活かせる。
簡単に言えば
- 「幼い頃からゲームばかりしてる人であれば、ゲーム中の認知力が普通の人とは比べ物にならない」
集団戦中に誰が何をしようとしているのか?
それが自然にわかるレベルならば、
カシオペアはおすすめのチャンピオンである。