広告 LOLの基礎知識

ジャングラーの赤トリンケットの使い方

タイトル通り、ジャングラーが赤トリンケットを持つ理由を書く。

上級者向けの内容なので、今回の記事はダイヤくらいのプレイヤーでも理解できないかもしれない。

なるべく親切に書いていくので、お付き合いいただけると幸いだ。

JGが初手に赤トリンケットを持つ理由
  • 相手のジャングラーに襲われにくい
  • 序盤からMAP全体を歩ける
  • 赤トリンケットでワードを破壊しやすい

あなたも知っているとおり、ルーンのゾンビワードを活かせるのは、ジャングラーとサポートだけだ。

上手なジャングラーは敵レーナーの序盤の貴重な黄色トリンケットが、どこに置かれたかわかる。

これが出来るのはプロレベルなのだが、技術的には全く難しくない。

方法は簡単で、ジャングルモンスターを狩りながらミニマップを見る。

難しいのはソレが行えるプレイヤーの条件で、ジャングルに慣れていないといけない。

まずは赤トリンケットのメリットと、使える方法について書く。

それが終わった後、黄色トリンケットの説明をしていく。

この記事はパッチ10.19の時に執筆されました。

ワードは置くよりも壊したほうがいい

LOLは対戦ゲームなので、黄色トリンケットを置いて視界を確保するよりも、赤トリンケットで相手のワードを壊したほうが良い。

守るよりも攻めるほうが有利、というのが良い対戦ゲームの条件だから、LOLもそのようにデザインされている。

上手なジャングラーほど、序盤からアクションを起こすのが上手。

ゾンビワードを溜めるのが速いほど、良いジャングラーと言える。

LOLは実力を示す簡単な目安が少ないのだけど、これはかなり正確な指標だと思う。

相手のワードを破壊するまで

まずは相手のレーナーの気持ちになってみよう。

あなたがシン・ジャオのような、レベル2ガンクを狙うチャンピオンではないとする。

すると大体3~4分前、ミッドなら4ウェーブ目、他だと3ウェーブ目前後にガンクが来る。

トリンケットを置くのは、大体その前だ。

あなたがレベル3じゃないとガンクできないチャンピオンなのに、1ウェーブ目で置く人はいない。

※ 相手がシン・ジャオやジャーヴァンⅣなら、逆にミッドは置かないとフラッシュが落ちる。キルを取られれば、その時点で試合が終わるので、LOLは厳しいゲームだ。

なので来る直前に置く可能性が高いので、その時に注目していればいい。

自分が開幕に狩るバフと反対側のレーナーの動きを見ていれば簡単。

あなたが下チームで赤バフスタートしたならば、相手チームのトップとミッドを見ていればいい。

序盤のジャングラーの意識配分

意識配分は次のようになっている
  1. どのルートを周るのか? 0
  2. 目の前のジャングルモンスター 0
  3. ピンクワードを逃さないように歩く 0
  4. 敵ジャングラーがミニマップに移った時にTABでCS数の確認 1
  5. 敵ジャングラー(トップ)が自軍の森に入ってくるかの警戒 1
  6. ミニマップを見て相手がどこにワードを置いたのか? 4
  7. ガンク後の帰り道 4

ジャングラーがファームについて考えているようでは、話にならない。

何も考えなくても、物凄いスピードで狩り続けられるようにしなければいけない。

ジャングルでダイヤになれない人は、単純にファームが遅いことでつまづいている。

英語では注意を払うことを pay attention と表現する。

つまりファームに注意を払っていては他のことに気づけないので、話にならないとはそういうこと。

みんなのいる教室で、表紙が萌え絵のライトノベルを誰も読めないのも同じ現象だ。

4は結構敷居が高いのだけど、覚えないと相手ジャングラーのルートがわからない。

これも自然にできるように、慣れる必要がある。

5も出来て当たり前。

中盤はともかく序盤で倒されるのは、かなりヤバい。

低レートほど、自分のほうが弱くても敵ジャングルと戦おうとすることが多い。

すごくジャングルモンスターに執着する。

逃げたらプレイヤーとして劣っていると、思ってしまうのだろう。

6と7はかなり上級者向けだ。

6は色々コツがあるけれど、単純に見ていないとわからない。

7は認知バイアスのせいなのか、注意力の関係か、ガンクに向かう時や帰りは、何故か気を抜いて歩いてしまう。

プロプレイヤーも私も気を抜いて歩くことが多い。

これは明らかに毎回意識する必要があるので、生物的に仕方がないことなんだと思う。

ガンクに行く時、ガンク先に画面を移して歩くのは、デメリットのほうが多い。

集団戦の時も同じで、私は無抵抗に歩いているだけの敵を何百回たおしたかわからない。

なのでミッドに行く時に、ゼドのWの有無くらいしか見ないことにしている。

黄色トリンケットのほうが良いチャンピオン

レーナーの置いたワードを消すと、プレッシャーが激増する。

だから赤トリンケットのほうが強いという話だ。

しかし中には、20分くらいまで黄色トリンケットのほうが良いチャンピオンもいる。

※ サポートがバロン周りにワードを置く時間になってくると、トップレーナー以外の黄色トリンケットは価値が薄くなる。ここでは詳しく書かないが、トップレーナーで青トリンケットにするのは避けたほうがいい。

黄色トリンケットのチャンピオン
  • カーサス(ゴーストポロ)
  • 巧妙な賞金首狩り+ゴーストポロを入れたチャンピオン
  • 序盤ガンクする気がないチャンピオン

カーサスで警戒するのは、相手のジャングラーに襲われること。

カーサスは序盤にキルを取られず、順調にファームできれば最強のAPジャングラーだ。

プレデターグラガスのように、プレデターのCDを下げるために巧妙を入れた場合、ついでにゴーストポロも入れると非常にお得感がある。

※ プレデターだと一周目が弱いので、ゾンビワードを入れにくい。

あなたがシヴァーナやスカーナーのように、序盤あまりガンクする気がないチャンピオンの時も役に立つ。

ガンクをしないということは、相手のジャングラーをミニマップに映して、レーナーにガンクを回避してもらうのが簡単だからだ。

ドラゴンと反対の森にワードを置いて、敵ジャングルが移ったら狩るとか、ドラゴンピットにワードを直接置くなどできる。

最初に黄色トリンケットを置いて赤トリンケットに変える方法

やり方
  • スタートするバフにピンを鳴らす
  • 0:50~0:55秒にリコールする
  • リコール中に黄色トリンケットを置く
  • 赤トリンケットに変更する
  • ピンを鳴らしつつバフに向かう

上チーム側で青スタートする場合は、自軍の赤もしくはラプター付近に置くのが無難。

逆に下チーム側で赤スタートする場合は、自軍の青付近に置いてはいけない。

理由がわからない人は、以下の記事を読んで欲しい。

自分が良いと思ったところに置こう。

黄色トリンケットを置いてからリコールするよりも、リコール中に黄色トリンケットを置いたほうが得。

何故かピンはハテナピンしか使わない人がいるが、ピンの種類は正しく使うのは非常に大事だ。

危ない時も、目的値に向かう時も、助けが欲しい時もハテナピンの人は冗談抜きに重たい精神病だ。

将来的に精神病を発症するかどうかの予測は、言葉の繋がりがかけ離れているかどうかだからだ。

言葉から、あなたの将来のメンタルヘルスが予測できるとしたら?

終わりに

コメントで要望があったので、今回の記事を書いてみた。

確かにジャングラーで開幕赤トリンケットを使うのは、上級者向けで、理解しているプレイヤーは少ない。

黄色トリンケットは、とりあえず置けば効果が出るけれど、赤トリンケットは知識がいる。

サポートのイグナイトとイグゾーストみたいな関係だろう。

LOLは基本的にシンプルな効果のほうが強く、押せば効果が出るスキルのほうが使いやすい。

しかし赤トリンケットに関しては、難しいけれど使えたほうが圧倒的にメリットが大きい。

とりあえずダイヤ未満の人は、ジャングルを何も考えずに速く周れるようになったほうがいい。

そうすれば頭の中が空いて、他のことを考える余裕が出来るからだ。

プロは序盤のジャングルは暇だと言うが、アレは本当に正しくって、まず序盤のジャングルが暇だと感じるくらい慣れる必要がある。

ところでゲームは一般的に、思索するよりプレイしたほうが楽しい。

でもそれだけでは上達しない。

しかしLOLでなくとも、自説を書く行為には自信が必要なので、中々ハードルが高い。

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