悔しさを解消する技術や知識がないと、LOLに限らず上達しないので、技術的なことだけ教えても全然意味ないんじゃない? という話をする。
技術的には、LOLはダイヤまでなら簡単に到達することができる。
レーンで言うならば、オタクと対面した時が大変で、他は特に難しい部分がない。
プレイ時間にもよるが、毎日数時間プレイすれば、初心者でも半年以内にダイヤになるだろう。
しかし世の中には、LOLを毎日プレイしているにも関わらず、LOLが全然上手じゃない人のほうが多い。
どうして躓いているのかというと、悔しさを解消する方法を知らないから、いつまでたっても下手なのである。
悔しさを解消する方法を質問されたことがない
私は今まで多くの人からの質問に答えてきた。
しかし
「○○が腹が立つので、殴り返してスッキリする方法を教えてくれ」
みたいな
「自分は悔しい思いをしているので、その悔しさを解消する方法を教えて欲しい」
と、質問してきた人はいない。
実はコレが、あらゆることを学ぶのに大事なことだ。
悔しさは必ず歪んで表現される
LOLのゲーム内で怒りを発散するのに、抵抗がある人はいないだろう。
むしろ大半のプレイヤーは、怒りを表現するアーティスト感すらある。
嬉しいとか楽しいといった喜びの表現は、さらに抵抗がない。
華麗なフラッシュインからのコンボで相手を倒した後、エモートをしないヤツは、ただクール気取りたいだけ。
カブトムシの幼虫でも知っている。
日本語で喜怒哀楽というが、哀の感情は表現されにくく、悔しさはさらに表現されにくい。
サブアカウントで対面をボコるとエモートを連打する
数年前に気づいたのだけど、ノーマルゲームやARAMでは見かけないのに、サブアカウントを使ってランクで対面をボコるとエモートを連打し始める人が多いことを発見した。
※ 私は表示を消しているアカウントが多いので、中々気づかなかった。
「ミニオンに触れないくらい差が付いているのに、エモートを連打しているのは、悔しさの歪曲表現以外にないよね」
という話。
人間はそういったことが多く、悔しい時に悔しいと言える人は少ない。
私はLOLプレイヤーに憎しみがない
私が思った50倍くらい、このブログの閲覧数は多いのだけど、何故だろうと考えた時すぐに思い浮かんだ原因が1つあった。
LOLプレイヤーは、他のLOLプレイヤーを憎んでいるのが普通である。
あなたがこのブログを初めて読んだ時、
「コイツは他のプレイヤーに憎しみがないどころか、ちょっと気持ち良くなってねえか?」
みたいな印象を受けたはずだ。
ダメージトレードは重要だが、他人との心理的ダメージトレードはもっと重要。
アカデミー的な教え方
ミッドのヤスオが0/7/2のスコアを叩き出した時、我々が彼に向かって言うセリフはもちろん。
「アンインストールしろ」あるいは「uninstall plz」。
しかし学校の先生はなんていうかというと、
「ミッドもヤスオも難しいし、活躍できなくっても仕方ないよねっ!!」
と、猫なで声で言うところからスタートするそうだ。
コレは親友の教師の人が言っていたので、信頼してくれていい。
まずは居心地の悪さを解消する
教師じゃない普通の人は、質問に対して
「そんな簡単なこともできねえのか?」
と思うだけでなく、実際に口にすることが珍しくない。
つまり教師の反応は、頭の良い人が考え抜いた方法で、自然な反応はコッチ。
※ 言われたら全力でぶん殴りてえと思うはずなのに、何故かそういうことを平気で言うのがデフォルトなのは、不思議。
ならば自分が、ヤスオ0/7/2した時にどう思う(判断)のが自然かというと、
「自分は下手すぎるので、もしかしたら生まれつきバカなんじゃないか?」
と判断するのが自然。
下手な人に教えるほど難しい
この場合の下手というのは初心者ではなく、ゲームが下手なタイプの人のことだ。
反対にゲームが上手・普通の人に教えるのは非常に簡単だ。
このブログの例で言えば、カジックスのビルドガイドを書いて欲しいと言って、書いた後にもまともなコメントを送ってくれた人がいた。
彼はカジックス0/7/2を連発していたに決まっているのだが、後ろめたさが全くない。
つまり彼は脅威の計算順番は知らなかったが、悔しさを解消する方法は良く知っていたわけだ。
こういった歪みの少ない人にLOLを教えるのは簡単で、順番に情報を提供するだけでダイヤになる。
コーチングして欲しいという動機
なぜコーチングして欲しいと思うのか、考えてみた。
- 時間の節約
- LOLをもっと楽しみたい
- 居心地の悪さを解消したい
- 悔しさの歪曲表現
ここらへんが動機になるのではないかと思う。
しかし1と2は、おそらく優秀なタイプなので、簡単にダイヤに上がる。
すると、見込み客は3と4。
しかし前述した通り、彼らにLOLの技術を教えても意味がない。
実際に受けたほうが良い人
- ダイヤだけどもっと上達したい
- プラチナでダイヤに上がりたい
- ゴールドでプラチナに上がりたい
- シルバーでゴールドに上がりたい
- LOL初めたばかりの人
何年もシルバー以下であり、それに対して居心地の悪さを感じている人は、LOLの技術を教わってもどうしようもない。
5はすぐ辞めるかもしれないけれど、実際に凄く効果は高いと思う。
3ヶ月でダイヤとか、一ヶ月でゴールドとかなったら、多分気持ちがいいはずだ。
プラチナ2の人に教えた時の話
実際に私がブログ読者のプラチナ2の人に、無償で教えた時の時間配分は、
- 技術的な欠点を見抜いて指摘するまでの時間合わせて5分
- 心理的な面の問題を2~3分
- 雑談50分
彼が本格的にお金を払ってコーチングを受けたいと言ったらどうなるかというと、
- 1をマインドマップ(図解)に表わして渡す
- 2を様々な方法で説明する
正直プラチナ2の人をダイヤ4にするだけなら、凄く簡単で、10分で済む。
あれから一ヶ月くらいたっているので、ダイヤになってる可能性が高い。
もし私のコーチングを受けたいという人がいたら
私は来月から新しい商売を開始するので、時間が減ってしまう。
なので今月中じゃないと教えにくいと思ったので、今回コーチングの案内を出したり、こういった記事を書いている。
何かモヤモヤするものがあったわけだ。
私のTwitter
このブログのお問い合わせ
から気軽に連絡して欲しい。
※ 一週間くらい前まで、TwitterのDMを知らない人から送られて来ない設定になっていました。以前送ってくれた人がいたら届いていなかったので、すいません。とても反省しています、無視していたわけではないです。
LOLコーチングの相場見たら、3000とか2500って高すぎると思ってしまった。
明らかに継続可能な値段じゃないからだ、見栄(悔しさの歪曲表現)みたいなものを感じる。
1時間2000~1000、夕方以降お酒を飲みながら1000、他2000。
1時間1000を2回受けたほうが良いので、1000に変更。
DMM英会話ネイティブレッスンがコレくらいの値段。
ARAMを覚えると凄く上達する
ARAMで適切なルーンとビルドを自分で組めるようになりさえすれば、ミクロ(操作的な技術のこと、私はあまり使いたいくない単語)、サモリフでのルーンとアイテムビルド、ほぼ完璧と言って差し支えない。
※ サモリフの重要な知識の、大半をARAMだけでカバーできる。そしてARAMは練習効率が高い。
実力的にはチャレマスやダイヤ上位と同じになるので、ARAMを覚えるのはオススメだ。
自分でLOLを考えられるようになるには、ARAMを私に教わるのが最短という話。
そのレベルになってしまえば、少なくともLOL関連で他人と自分を比べることがなくなるし、プレイするほど上達していく。
人と自分を比べるのは良くない
突然重たい話をすると、社会学的には
「他人と自分を比べる時間が長くなるほど、死への渇望が身に染み付いてくる」
人間はこう思うことが多い。
LOLで言えば
「自分が下手なままでいる時間が長くなるほど、居心地の悪さが身に染み付いてくる」
となるだろうか。
終わりに
LOLプレイヤーは良く知っていると思うのだが、LOLプレイヤーは自分で何かを考えられる人は少ない。
好きでLOLをしているのに、簡単なビルドやルーンすら自力で組めないのは、ちょっと不思議だ。
神経症とは、未知の情報への恐れであるかららしい。
つまり他人からの精神攻撃を捌ければ上達するし、捌けないなら上達しない。
自信がなければ、自分でアイテムを選ぶことすら出来ないわけだ。
中々恐ろしい話であるけど、苦手なことって大体そういうもの。
しかし苦手なことほど、克服した時の喜びは大きい。
私は文章を書くのが苦手だったのだけど、今は克服している。
あなたも苦手なことを、そろそろ克服してみてはどうだろうか?