LOLの基礎知識

あなたがスキルをかわせない理由【スキルドッジ】

最初に結論を書くと、プレイヤーがスキルをかわせないのはゲームに慣れていないから。

日本語では注意すると言うが、英語では注意を払うという。

※ ペイアテンション pay attention

ADCでラストヒットを集中しないと取れないレベルの人であれば、相手のスキルをかわすのは難しい。

ザイラ・スウェイン・ラックスのスキルを喰らい放題。

オタクミッドレーナー同士の戦いだと、相手のスキルの打ち方、避ける方向の癖を読んで、当てたり避けたりするのだが、今回の記事では無視する。

プロやセミプロレベルの話だからだ。

今回の記事では、ARAMで足を引っ張らない、序盤のレーンで何回も死なないレベルになる方法を書く。

この記事はパッチ11.12の時に執筆されました。

リクエスト記事。

大前提1 オートアタックにチェック

オートアタックのチェックを外さないこと。

コレを切ってプレイした場合、レーンで自分のチャンピオンをウロウロさせるためのマウスクリックが、非常にストレスになるためだ。

ゲーム(HON)を初めたばかりの時、私も友人に

「適当にマウスクリックして攻撃出ないようにする」

と言われたのだけど、妙に面倒臭く感じたのを覚えている。

しかしすぐに何千回も反復することになったので、次の日には慣れた。

冷静に考えると、レーン戦で常にマウスをクリックし続けるのは、今でも面倒臭いように思える。

しかし実際には何も感じないので、慣れは大事。

大前提2 足が速いほど回避しやすい

相手のスキルをかわさないと勝てない組み合わせの時は、魔法の靴を持たずに、靴を最初に完成させよう。

もちろんAR・MR・HPを上げたり、ライフスティールアイテムを買うなど色々方法があるのだけど、ミッドとADCでは防具はなるべく買いたくない。

ニダリーの槍は何も考えずに避けれる

初心者の人達とLOLをした時、私がニダリーの槍をかわしまくっていたのを見て

「なんでそんなに槍かわせるの?」

と、質問されたことがある。

私は

「なんか勝手にチャンピオンが動く」

と答えた。

実は先程言ったHONというゲームは、ニダリーの槍が当たると5秒スタンするのである。

見えるところから撃たれたニダリーの槍くらいかわせないと、ゲームにならなかった。

ニダリーのQスキルは、撃つ場所によって、どうしてもかわせる人には簡単にかわせてしまう。

記憶の種類でいうと、スキルドッジは手続き記憶、ジンやゼラスのRのような見てからかわせないスキルドッジは意味記憶(当てるのが上手な人は本当に上手)に近い。

Valkyrie(ヴァルキリー)の5秒スタン

ヴァルキリーのスキルページ

ミラーナのスキルページ

ヴァルキリー(レベル1から5秒)がHONで、ミラーナ(レベル1では3.5秒)がDota2だ。

遠距離から食らうと、信じられない秒数スタンする。

LOLはマルザハールですら2.5秒、5秒スタンは実際1キルに等しかった。

5秒スタンを食らうと、近くの味方が離れていくレベルだった。

今でもHONやDota2をやりたいのだけど、格闘ゲームと同じで、反復練習の要素が多すぎて出来ない。

プレイするのに、時間やコストなどの負担がかかりすぎる。

具体的なスキルドッジ練習方法その1

横に歩く(サイドステップ)とか、止まる(Sボタンを押す)とかではなく、スキルをかわせるようになるには、ラストヒットに意識を割かないことが大事である。

まずそのレベルにならないと、スキルを回避することができない。

それではレーンごとの練習方法を挙げていく。

ADC

  • ジン
  • ミスフォーチュン

この2人が、単純にAA時のダメージが大きいのでオススメだ。

2人ともAA>Qでのダメージトレードも覚えられるので、ADC自体も上達しやすい。

ミッド

ラストヒットが取りやすいのは

  • ADチャンピオン全部

APチャンピオンの弱いAAで、全く意識せずにラストヒットを取れるのは、名のあるプレイヤーだけだ。

APチャンピオンを使った場合、相当力を入れてプレイする人じゃない限り、ミニマップも見れないし、相手のスキルもかわせない。

トップ

方向指定スキルをかわしたい相手が主にイラオイなので、この記事を読むのが良いんじゃないかと思う。

数えてみれば、ケネン・エイトロックス・クレッドなどたくさんいるのだけど、トップレーナーは後出しなら、スキルに当たっても勝てるチャンピオンを出すみたいな雰囲気がある。

トップで相手のスキルをかわし続けない限りボコられるのは、ケイルくらいだ。

サポート・ジャングラー

ラストヒット取らない分、本物の初心者じゃない限り、かわしやすい。

オタクミッド同士の読み合いに近くなる。

単純な腕の話になるので、やはり今回の記事では書かない。

具体的なスキルドッジ練習方法その2

大抵の方向指定スキルは手続き記憶的な回避の仕方をする。

  • ニダリーのQを発見する
  • かわす
  • 回避率は反復回数に比例する

つまりスキルを回避したことがある回数が多ければ多いほど、スキルドッジ力が上がっていく。

たくさんスキルを回避するには、たくさんスキルが飛んでくるところ、つまりARAMでプレイすればいい。

ベイガーのEに毎回引っかかるレベルだと、ARAMをするのは厳しいが、別にあなたが何回キルされても誰も気にしない。

ARAMはランク戦ではないし、たまに文字通りのボット(AIみたいなヤツのこと)がいる、細かいことを気にする人が少ない。

反復練習は、べき乗則といって

  • 1
  • 10
  • 100
  • 1000

ごとに上手になっていく。

終わりに

書いたこと
  • スキル以外への注意を払わずに済むようにする
  • オートアタックのチェックを外さない
  • 移動速度が高いほどかわしやすい
  • 発見から当たるまで猶予があるスキルは自動的に回避できる
  • AAが取りやすいチャンピオンほど回避しやすい
  • ARAMをプレイすると回避しやすくなる

単純に慣れの部分が大半だが、知識的な部分も多い。

意識配分と言って、○○に何割、もう○○に何割という話を聞いたことがあると思う。

※ 逆に相手にスキルを当てたい時は、相手の意識が他に向いた瞬間を狙えばいい。

今回の記事は、ラストヒットに割く意識自体カットしたら良いという話。

どのアイテムを買うか、次の目標オブジェクトは何か。慣れるほどラストヒット以外にも意識を割かなくなる。

現実に心配ごとがあったり、先延ばしし続けていることがあれば、LOLを起動せず先にそちらを片付けなければならない。

やるべきことを避けると、スキルを避けられなくなるとも言える。

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