- 毎日プレイする人で、毎日2時間
- 土日だけプレイする人で、土日の合計で14時間
合計時間は同じだとします。
この場合はどちらのほうが上達するでしょうか?
考えられる答えは3パターンで
- 毎日2時間のほうが上達する
- 土日14時間のほうが上達する
- どちらも同じくらい上達する
のどれかです。
結論から書くと
- 「毎日2時間プレイする人のほうが上達します」
それでは進めていきます。
この記事はパッチ14.16の時に執筆されました。
1日に集中できる時間は達人でも5時間
一流のピアニスト、オリンピック選手、村上春樹、
大体5時間と言われています。
初心者は3分とか、
最初から集中できてないとか、
そういうレベルだと思ってください。
冒頭の話の場合、
土日14時間を均等に分けても7時間です。
なので達人だとしても残り2時間は、
学校のマラソン大会で歩いてる人みたいになります。
練習は集中力がすべて
- 脳は負荷をかけないと変化しない
- 筋力トレーニングと似ている
- 何か深刻な悩みがあれば集中できない
- 初心者は苦痛に耐えられない
1~3 これは説明しなくてもわかるでしょう。
特にある程度LOLができる人は、
獣の本能ごとく知っているはずです。
4 サモナーズリフトの長い試合に耐えられません。
チームが勝っている時にはプレイできるけれど、
チームが負けている時にプレイできない人は、
ティルト以前に慣れの問題なのです。
例えば初心者が腕立て伏せをする場合、
本当は10回までできるのだけど、
2回目で辞めたくなり、
4回目で実際に辞めてしまう。
人間は練習したことへの苦痛にしか耐えられない
マラソン選手はマラソンへの苦痛には耐えられますが、
LOLの負け試合には耐えられません。
もしかしたら勝ち試合にも耐えられないかもしれません。
今この記事を執筆している最中ですが、
- 最初のうちは苦痛に耐えるのが難しい
- 最初のうちは書くのが遅い
- 最初のうちは不安(気を散らせる)要素が多い
ダブル、トリプルで集中しにくいわけです。
集中力は「獲得する」というよりも、「気を散らす要素を減らす」みたいなアプローチのほうがいいと考えられる。
時間を薄める人
あなたは
- 水泳選手
- マラソン選手
- LOL選手
のいずれかだとします。
もっと話をわかりやすくするために、
- 毎日10キロ走る
としましょう。
普通の人の場合、
継続するだけで偉いわけですが、
アスリートならばタイムを縮めなければいけません。
- とりあえず継続する
- 辛かったり退屈だったりするので、走っている最中に空想にふける
- 機会を無駄にしていることに気づいて、空想にふけるのを辞める
こういった流れになります。
ダイエット目的ならば2でとても十分ですが、
アスリートならば3が訪れる必要があります。
3の瞬間が訪れなければ、
走ってない人よりは圧倒的に速いでしょうけれど、
本格的なアスリートからすれば話になりません。
「うおおおお毎日14時間練習するぞおおお」と決めた場合
- 8時間寝る
- 14時間練習
- 残り2時間でお風呂とかご飯とか
おそらくこういう計画になるでしょう。
しかしどんな人でも、
集中して練習できる時間は5時間なので
- 残り9時間は薄められた練習時間
となります。
5時間も練習できるならば、
それはそれで問題ありません。
問題は初心者だったり、
何か深刻な悩みがある場合です。
最悪14時間すべて、
何もしてないのと同じ時間になってしまいます。
では次に、実践的な練習方法を紹介しましょう。
練習時間は短いほどいい
どうしてダイヤモンド4で止まるプレイヤーが多いのか【LOLの起動時間は短いほどいい】
あなたは宝くじで40億円当たって、
とりあえず些細な悩みはないとします。
そして40億円を使わないまま、
LOLの練習を本格的に始めると決心した。
という体で話を進めます。
まずは
- 1日に集中して練習できるのは達人でも5時間まで
- 初心者は1時間も集中できない
と覚えておいてください。
この場合の問題は2になりますが、
実はうまく回避できる方法があります。
練習時間を分ける
- 午前に2時間30分
- 午後に2時間30分
だったらどうでしょうか?
仮に1時間しか集中できない場合でも
- 5時間の練習を1回した場合は、1時間の集中
- 2時間30分の練習を2回した場合は、2時間の集中
が確保できます。
さきほど少し書いた執筆も同じで、
初心者の時ほど細かく書くんです。
これを文章執筆の世界では
「一気書きを避ける」
と言います。
昼寝をする
その道の一流の人の大半は
- 朝起きたらすぐに練習する
- その後は昼寝をする
1 他の予定を入れないことで習慣化されている。
2 午後に向けて集中力を回復させる。
ということをしています。
午後はそんなに頑張らない。
LOLの試合も同じ
- ピック画面からファーストリコールまで集中
- 後は流し
1 あなたがブロンズだとしても、
ソロキューのランカーと同じ水準でプレイする心意気が大切です。
2 「おすすめからしかアイテムを買わない」とかじゃなければ、
雑にプレイして大丈夫です。
本当に問題ありません。
終わりに
- 達人でも1日に集中できる時間は5時間程度であり、初心者はさらに短い。
- 練習は集中力がすべてであり、脳に負荷をかけないと上達しない。
- 人間は慣れたことへの苦痛にしか耐えられないため、初心者は長時間の練習に耐えられない。
- 時間を薄めることは、練習の質を下げ、上達を妨げる。
- **「うおおおお毎日14時間練習するぞおおお」**のような計画は、集中力の限界を超えており、非効率。
- 練習時間は短いほど良い。集中力を維持できる範囲で行うべき。
- 練習時間を分けることで、集中力の回復を促し、練習全体の質を高める。
- 昼寝は、午後の練習に向けて集中力を回復させるのに有効。
- LOLの試合も最初の数分が重要であり、その後は力を抜いてプレイしても問題ない。
- 初心者のうちは細かく練習することが重要であり、一気書きのような長時間集中する方法は避けるべき。
この記事では、LOLの上達における練習時間と集中力の関係について深く掘り下げてきました。
- 毎日コツコツと練習する人
- 週末にまとめて長時間練習する人
どちらがより効率的に上達できるのかという問いに対して、
「毎日短時間でも集中して練習する方が効果的」という結論に至りました。
これはLOLに限った話ではなく、
あらゆるスキル習得に共通する原則です。
人間の集中力には限界があり、
ダラダラと長時間練習しても、
そのほとんどは無駄な時間になってしまう可能性が高いのです。
しかし、だからといって
- 「毎日5時間練習しろ」
と言いたいわけではありません。
人それぞれ生活スタイルや集中できる時間は異なります。
重要なのは、
自分が最も集中できる時間帯を見つけて、
その時間に質の高い練習を行うことです。
初心者の方は特に、
長時間プレイすることにこだわらず、
短い時間で集中的に練習し、
休憩を挟むことを意識してみてください。
また、この記事では触れませんでしたが、
質の高い睡眠やバランスの取れた食事も、
集中力維持やスキル習得に大きく関わってきます。
練習時間だけでなく、
生活習慣全体を見直すことで、
より効率的に上達できる可能性があるでしょう。
この記事があなたのLOLライフの一助となれば幸いです。
有名アフィリエイターが言っていたこと
「副業で稼ぎたいのであれば、
昼間の仕事は手を抜いたほうがいい」
- 家に帰っても集中できる体力を残しておけ
という意味だったのでしょう。
こういうのはやはり、
できる側の人間の考えだと思います。
一般的な人というのは、
「人間関係のあわい」
みたいなものに悩んだり、
集中力を消耗してしまうものなのです。
特定の物事に集中すること自体が、
普通の人にとっては難しい。
FANBOXに続きっぽい記事を書きました
練習論、および努力論|北川楓(LOLGaren)|pixivFANBOX
今回の記事の話を、
筋力トレーニングなど他の視点からも書いた記事です。
ある程度興味が湧けば、
あとはやり方さえあっていれば上達していくのでしょう。
LOLでいうとレベル100とか、
シルバー4あたりが目安になるかもしれません。