先日グーグルからメールが来て、
検索でのクリック数が150Kになっていたらしい。

要因としては大きいのは
- 定期的に記事を書いていること
- 他の活動者やライアットの努力によって、LoLの人気が出てきた
という2つだろう。
アナリティクスを見たら121万PVだったので、
おかげさまでかなり嬉しく思っております🙇♂️
そこで検索数の高い記事に
「トップレーン 先出し」
というものがあった。
初心者が読むのであれば、
中々良いかもしれないが、
今見るとなんだかちょっとと思ってしまう。
※ 貼るのすらためらわれるレベルの記事。
- PVや初心者の機嫌を意識したインチキ臭い記事を書かない
というのも、
このブログが121万PVになった要因の1つだと思うので、
今回はプラチナ4以上の人でも納得するように、
真面目に書いてみることにする。
この記事はパッチ25.19の時に執筆されました。
そのパッチでだけ強いチャンピオンを使いやすいかどうか?
少し前、パッチでいうと14.22~25.05の時になる。
ジャングルダリウスの勝率が55%近くあった。
元々そんなに弱くなかったのだが、
- 妖夢の霊剣が強すぎた
- ヴォイドグラブが6分に湧いてた
- ダリウスの出血ダメージがモンスターに300%だった
- フルクリアが簡単かつ速かった
そうなれば当然
- 「ジャングルでダリウスを使わないヤツはバカだ」
となる。

当時のオポチュニティーは買うだけで怒られるアイテムだった

この日から「ジャングルでダリウス使うヤツはバカだ」となった
フルクリアを極めれば、
4キャンプ後にリコールして
レクトリクスを買ってから3:30スカトルに間に合ったが、
2スマイト3:30スカトルでも最強だった。
ダリウスは本来トップレーナーなので、
すぐにナーフされるというのが真っ当な予測になるだろう。
なので誰もフルクリアを本格的に練習しなかったわけだ。
そのパッチでだけ強いチャンピオンがいた場合、
他のロールではどうなるのか。
「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という、「こころ」の名セリフがあるが、これは先生がKに告白させないために言ったセリフなので、「◯◯しないヤツはバカ」ってのは相手を誘導する意図があって使う言葉なのだろう。
トップでカシオペアを使わないヤツはバカだ
パッチ25.18でバフされたカシオペア。
- 「トップ、ミッド、ボットで最強チャンピオン間違いなし」
そういうレベルの強さになっている。


しかしジャングルダリウスの時とは違い、
カシオペアの場合は
- 「トップ、ミッド、ボットでカシオペアを使わないヤツはバカだ」
とはならない。
というのも、
トップとミッドはマッチアップが重要だからだ。
カシオペアは最強だが、
- 相手がカシオペア対策がバッチリな場合
- あるいは自分が対面のチャンピオンとの戦い方を知らない場合
簡単に負ける可能性が高い。
具体的にLoLでは
- トップ
- ミッド
- ジャングル
- ボット
- サポート
の順番で、
そのパッチでだけ強いチャンピオンを使いにくい。
そのパッチでだけ強いチャンピオンを練習するのは、勝つために有効な手だが、ミッドぐらいになるとかなりきつい。
ちなみに私が初めてマスターになったのは、Feral Flareマスター・イーである(10年前)。
今の1000倍下手だったし、すぐに飽きたが、当時は最後まで一度も私より強いジャングラーとマッチしなかった。
Feral Flareの性能。
継続できるかどうか
あらゆる物事に共通することだが、
効果の高い練習方法よりも継続できるかどうかが重要である。
それにここ数年はずっとFeral Flareのような、
あまりにも極端な戦術はない。
※ 当時はジャングルが違うアイテム買ってたら実質4対5🤓
というわけでトップのチャンピオンは
- 自分が情熱を注ぎ込めるチャンピオン
を使うと良いわけだ。
もちろん
- 対面がヴェインなのでマルファイトを出す
- 対面がリヴェンなのでマルファイトを出す
- 対面がティーモなのでマルファイトを出す
- 対面がケイルなのでマルファイトを出す
というのは簡単でオススメだ。
情熱を注げるチャンピオンがいない場合はどうするか?
もっと客観的な指標で見てみよう。
逆にボットとサポートは、マッチアップの概念が薄く、そのパッチで弱いチャンピオンを出しにくい。
ピック率の高いチャンピオンは、ずっとそのロールで使える

ピック率が5%超えていたら、
相当人気のチャンピオンだと思っていい。
先程のジャングルダリウスの一番の問題点は、
- ダリウスのメインロールがトップレーン
ということだ。
その結果、まったく練習する気が起きないほどの、
大きなナーフを受けたわけだ。
開発陣には「ガレンやダリウスもジャングルを回れるようにしよう」という風潮というか、公式で声明があったのだが、やはり問題があったのか、今はまったく使わせる気がない。
勝率が極端に低いチャンピオンは避ける
「使いこなせれば強いんじゃないの?」
と思った人は、
おそらくプラチナ未満だ。

- 「トップとミッドに比べると上手じゃない」
と言われるボットですら、
ドレイヴンがバフされればみんな使うレベルである。



アベレージレートが1%も下がってるのにコレ。
ドレイヴンはボットで一番難しいという呼び声が高く、
実際に私も3ヶ月毎日1回AI戦して練習したことがある。
LoLの試合で文句しかチャットしないヤツは多いが
- 「ミニマップみろよ」
- 「そのチャンピオン使いこなせてないやん(何故か猛虎弁)」
みたいな文句は、
よほどヘタクソな人しか言わない。
勝率が極端に低いチャンピオンは、上手な人が使っても全然勝てないと決めつけていい。
健常発達オシャレバトル
「廊下に💩してもいいだろ」
という人がいたら、
我々はおそらく、
「廊下に💩するな」
だけで話を終わらせるだろう。
同じようにLoLでも
- 「OTPは蔑称なので人に向かって使うな」
- 「意図的にピック画面で抜けるな」
と私は言っている。
とりあえず表向きは、
このように言わなければいけない。
どうしてかというと、
そういうことを言うと芋野郎になるからだ。
後者の話がわかりやすいので、
後者の話をする。
意図的にピック画面で抜ける
一般的に対戦回避のために意図的に抜けることを、
「ドッジ」と言われることが多い。
よくあるプレイヤーのパターンが
- 「構成で負けてたらドッジするほうがLP得するからドッジしたほうがいい」
という主張をしている人だ。
このブログでよく書く
- 「チームにムカつくヤツがいたら1分置きにゴーレムを狩ってろ」
というのと同じニュアンスならば、
まったく問題ない。
ただ意図的なドッジが賢いと思って言ってる場合、
つまり
- 自分をホワイトなキャラクターだと思って発言してる場合
この場合は大問題だ。
公式の立場がハッキリと、
- 「マッチングの質が下がるし、時間も無駄なんで悪質な行為をやめろ」
みたいな立場を表明しているからである。
なので真面目なトーンでドッジしたほうが賢いとか言ってるヤツは、
周りの人からは
- コイツとは絶対友達になりたくない
と認識される。
「LoLやってるヤツなんて暇人なんだから待たせとけ。俺は嫌な思いしないから」みたいなことを普段から言ってるキャラクターなら、全然問題にならないし、本人含めて誰も気にしない。
トップレーンで大事なのは外さないこと
バケツの中にカニを入れると、
脱出しようとするカニの足を他のカニが引っ張って、
結局どのカニも脱出できない。
OTPという蔑称を人に向かって言いまくるのは、
コレと似ている。
※ 健常発達は理由なく自分のほうが開放性が高い(頭が良い)ことをアピールしたがる。
トップをした時に負けるパターンというか負けは、
- 有効なルーンや戦い方がパッと思いつかない時
である。
実際の試合自体の勝ち負けよりも、
そちらのほうがよほど重要だ。
そして実際にパッと思いつかない場合は、
大体負けることが多い。
少なくとも、
めちゃくちゃ活躍するなんてことはない。
LoLプレイヤーは上手な人が多いので、
勝利するのは難しいが、
トップレーンは次のようになっている。
- ◯◯というチャンピオンに対して、有効な戦い方ができるチャンピオンを出せればいい
これだけだ。
同じチャンピオンしか使わない場合は、
相手が何を出してきても対処しやすい。
チャンピオンを使えるのも、対面が上手なのも大前提だ。
プラチナ4あったら自分が使うチャンピオンのコンボなんてできるに決まっている。
終わりに
- 1. 統計サイトの活用
- 勝つためには統計サイトを見て、パッチごとに強いチャンピオンを把握することが重要です。特にピック率が高く、キーストーンの種類が少ないチャンピオンは、安定して強さを発揮しやすい傾向にあります。
- 2. 特定パッチで強いチャンピオンの扱い
- 一時的に高い勝率を誇るチャンピオン(例:パッチ14.22-25.05のジャングルダリウス)は、ナーフされる可能性が高いため、本格的な練習には向きません。そのパッチ限定で使うのが賢い選択肢です。
- 3. ロールごとのチャンピオン適応難易度
- 新しいパッチで一時的に強くなったチャンピオンは、トップ、ミッド、ジャングル、ボット、サポートの順で使いこなすのが難しくなります。トップとミッドはマッチアップが重要で、相手の対策や自分の熟練度によって勝敗が大きく左右されるからです。
- 4. 練習の継続性
- 効果の高い練習方法よりも、継続できる練習方法の方が重要です。常にメタが変わる『League of Legends』において、特定のパッチでしか通用しない戦術を極めるよりも、長く使えるチャンピオンを深く理解する方が長期的な上達につながります。
- 5. プレイヤーの情熱とチャンピオン選択
- 情熱を注げるチャンピオンをメインに使うことは、上達のために非常に有効です。特定のチャンピオンに愛着があれば、そのチャンピオンを使い続けるモチベーションを維持できます。
- 6. メタを意識したチャンピオン選択
- 情熱を注げるチャンピオンがいない場合は、客観的な指標に基づいたチャンピオン選択が有効です。特定の相手に有利なチャンピオン(例:ヴァイン、リヴェン、ティーモ、ケイルに対してマルファイト)を出すことで、勝ちやすくなります。
- 7. ピック率の重要性
- ピック率が高いチャンピオンは、開発陣がそのロールでの運用を想定していることが多く、継続的に使える可能性が高いです。メインロールではないチャンピオンが一時的に強くなっても、すぐにナーフされるリスクがあります。
- 8. 極端に低い勝率のチャンピオンは避けるべき
- 勝率が極端に低いチャンピオンは、プレイヤーの腕前に関わらず、勝つのが非常に難しいです。「使いこなせば強い」という考えは、ランクが低いプレイヤーにありがちで、実際には上級者が使っても勝てないことが多いです。
- 9. 意図的なドッジ(対戦回避)の是非
- 構成が悪いからといって意図的にドッジすることは、公式が非推奨としている行為です。ドッジはマッチングの質を下げ、他のプレイヤーの時間を無駄にするため、社会性の観点から見ると避けるべき行動とされています。
- 10. トップレーンで勝つための基本
- トップレーンで安定して勝つためには、有効なルーンや戦い方を迷わず選択できることが重要です。特定のチャンピオンに対して、有効なカウンターピックができるチャンピオンを出すことが勝利への鍵であり、同じチャンピオンを使い続けることで、様々な相手への対処法を習得できます。
本当にトップレーンで勝とうと思うのであれば、
パッチ25.19現在だと
- 1日5時間カシオペアをプレイする
- 昼寝する
- 今度は5時間カシオペアでの戦い方を考える
という日々を繰り返すのが有効だ。
ジャングルだとマッチアップがないから(3の工程を飛ばせる)、
ヴァイのRをマスター・イーのQで回避できると知らない当時の私でも、
連勝しまくったわけだ。
※ 最後の集団戦でわかりきったRを食らったことを今でも覚えているが、ヴァイの入り方が酷ったので1:5交換で勝った。
しかしトップはマッチアップまで考える必要があるので、
プロでも無い限り強いチャンピオンを猛練習するのは現実的じゃない。
当時キーストーンはなかったが、
ジャングルの場合キーストーンも固定でいいので楽だ。
なので真っ当な社会生活を営んでいるプレイヤーは、
- 色々なチャンピオンを使って勝つ
- そのパッチで強いチャンピオンを使って勝つ
というのはサポート、ボット、ジャングルだけにしよう。
記事タイトルは
- トップレーンで先出しが安定するチャンピオンの選び方
であり、その選び方はどうするかというと
- 「自分が決めたチャンピオン」
というのが結論である。
「自分で選択した」という実感がないと、
熱意なんて育たないからだ。
どこでもオプションになってボットやサポートになったら、
隣がユーミやエズリアルだったって?
対戦回避は許しましょう――👍️
おまけ
検索数は多いんだけど、内容は酷い。
こういう記事を改善したいとは思うのだが、
しなくても良さそうではある。
とりあえずリンク先に今回の記事も貼っておくことにしよう。