LOLの操作は簡単だが、
9割のプレイヤーはできない。
特にアタックムーブができなければ、
試合に勝つのは難しい。
簡単なのにできない理由は
1つしかない。
操作方法を知らないからだ。
LOLは自分から探究しないと、
わからないことが多すぎる。
おかげで差を付けやすいが、
ソレが良いのか悪いのかわからない。
この記事はパッチ11.23の時に執筆されました。
基本的な用語
- アタックムーブ
- 先行入力
- クイックキャスト
- 範囲付きクイックキャスト
- 後ろからEするシン・ジャオ
1はできないとどうしようもない。
格闘ゲームで言えば、
波動拳コマンドが出せないのと、
同じようなレベルだ。
2は格闘ゲームをしたことがないと、
馴染みがないかもしれない。
3と4は難しいが、
コレがわかるとLOLがわかる。
5は典型的クソジャングラー。
リヴェンのQコンボはアタックムーブと同じ
やり方はA+左クリック。
Aボタンは変えてもいい。
ちなみにキーボードで
1番押しやすいのはスペースキー。
- (AA>)Q>AA>Q>AA>Q>AA
このコンボが難しいと思っている人は、
アタックムーブができない。
というのも、全てのチャンピオンは
リヴェンQコンボと
同じ仕組みで動かす。
- スキルの硬直を移動でキャンセルする
- 相手にAA(アタックムーブ)
プロのレネクトンや
ADCの動きが速いのは、
このように動かしているからだ。
以前コーチングをした時に、リヴェンのコンボを説明して実行させるのが、凄く好評だった。
一度覚えれば、全てのチャンピオンで同じ操作ができる。
アタックムーブができなかった場合
- ARAMで足引っ張りまくる
- サポートでAAしない
- APレンジでAAをしない
- ADCは当然できない
- 全てのチャンピオンの動きがスロウ
やはりプレイヤーとは呼べない。
特に2は目立つ。
先行入力をすると最速で出る
人間の入力猶予の話をする。
あなたは”1F(フレーム)”という単語を
聞いたことがないだろうか?
60Hz(FPS)だと
1秒間に画面が60回書き換わる。
主に60分の1秒を1Fという。
※ 60Hzじゃない格闘ゲームもあるが、1Fと言えば60分の1秒を指す。
コンボに入力猶予があるとしたら、
何Fまでなら簡単に出せるだろうか?
答えは3Fだ。
- 1F 毎日練習するオタクでも100%では出ない
- 2F 毎日練習すれば100%近く出せるかもしれない
- 3F それなりに練習した一般人なら100%出せる
先行入力を使えば最速、
使わなければ3F遅れる。
この考えでいい。
大半の行動に先行入力は効くが、
効かないスキルもあるので、
そのスキルには注意しよう。
鉄拳シリーズには、1Fピッタリで入力すると強くなる技があった。
正直そういう難しいのは、勘弁して欲しいと思う。
スキル発動キーを押したまま
![](https://lolgaren.com/wp-content/uploads/2021/11/senkou.jpg)
ゼド編
ゼドの
- W>E>Q
コンボをしてみよう。
設定は
- 全てクイックキャスト
- 画像と同じチェックを2個いれる
それでは手順を書く。
- Wを押しっぱなしにして出す位置を決める
- Eボタンを押す
- ゼドがEのモーション中にQ
コレで達人と同じように、
最速で出すことができる。
ブランド編
ブランドはQ>Eと撃つと、
距離にもよるが、
Q着弾前にEが当たる。
このコンボができないと、
ブッシュに潜んだ時に
敵をスタンさせられない。
※ できない場合はW>Qとなるが、反応されやすい上にコンボ威力も下がる。
メインブランドならば、
フラッシュからスムーズに決めたい。
フラッシュ絡めず、
ブッシュから撃つだけなら、
誰でも練習無しでできる。
それでは手順を書く。
- Q押しっぱなしにして方向を決める
- Eボタンを押す
- Qが出る
- Eボタンをすぐに離す
Eは個別にボタンを割り振らないと、
ボタンを押した瞬間出る設定にならない。
※ さきほどのゼドは、設定関係なく押した瞬間出る。
カシオペアEのような対象指定スキルは
押した瞬間出るようにしたほうがいい。
ただ設定変更が面倒なので、
コレで妥協することをオススメする
クイックキャストと範囲付きクイックキャスト
スキル発動は
- 通常発動
- クイックキャスト
- 範囲付き(クイックキャスト)
通常発動は正直、
ブラッドミアのEでしか使わない。
※ ボタンを離しても溜め続けられるのが利点。
なので2種類のクイックキャストを
覚えればいい。
- 範囲無し
- 範囲付き
と呼ぶのが覚えやすそうだ。
それぞれのメリットを書く。
ただコレはオタクの領域なので、
アタックムーブさえ出来ていれば、
良いのではないかと思う。
知っていれば、
操作はかなり改善される。
この違いが正確にわかる人は、名のあるプレイヤーだけ。
範囲無しのメリット
- ボタンを押した瞬間に発動する
ガングプランクのコンボは、
範囲無しに設定しないと出せない。
それほど入力がシビアである。
※ 樽2個設置>AA起爆>樽3個目連鎖 このコンボは設定が完璧かつ、ガングプランクを使い込んでないと、まず成功しない。
ガングプランクは
難しいチャンピオンだが、
大半の一般プレイヤーにとっては
テクニック以前の問題なわけだ。
フィドルスティックスやシャコが、
バフ単体スタートしていたら、
「お前LOL舐めてんのか?」
とチャットされるだろう。
ランクにもよるが、10試合もすれば
まず指摘される。
ガングプランクは見てもわからないので、
指摘しようがない。
操作設定は好みの問題じゃない。
範囲付きのメリット
- 方向指定スキルを当てやすい
- 先行入力を効かせやすい
- 慣れてないチャンピオンでもスキル範囲がわかる
ボタンを押している時は
スキル範囲が出る。
その後、離すとスキルが出る。
- ヨリックのE
- R後のシヴァーナのE
- ラックスのE
- マルザハールのQ
- ジンクスのW
全部範囲付きで出したほうが、
命中率が高い。
LOLが下手な人は、
そういうスキルも平気で、
”範囲無し”で撃つ。
どのようにジェイスの強化Qを撃つべきか?
- パッチ11.23現在、無料で配布されている
- ファーストストライクと相性がいい
というわけで、全員持っている
ジェイスの操作を詰めてみよう。
強化Qの撃ち方
- キャノンモードにする
- Q>Eと撃つ
これだけだ。
ただ問題があり
- 遠くの敵には方向を合わせる必要がある
- Eはなるべくジェイスに近い位置に出したい
QはEをくぐらせると、
弾速と威力が上がる。
ただ最長射程は
Eを近くに出しても
遠くに出しても一緒。
手順は次のようになる。
- Qボタンを押しっぱなしにして方向を合わせる
- Qボタンを離す
- 急いでマウスをジェイス手前に移動させる
- Qが出る前にEボタンを押す
- Eボタンを離す
問題は2つ。
- ボタン押しっぱなし入力を使えない
- Eのみ範囲無しにするのが面倒
Q押しながらEをするとどうなるのか?
Qの方向がズレる。
正確なマウス操作が
必要とされすぎるのである。
それならば最初から範囲無しにするか、
VALORANTをプレイしたほうがいい。
キャノンモードのQを考えると、範囲無しのほうが良さそう。
もちろん遠くの敵にQは当てにくくなるけれど。
Eのみ範囲なしが理想だが
ジェイスのみ使うのであれば、
Eは範囲無しにするべきだ。
そのほうが強化Qコンボも、
ハンマーモードのEも使いやすい。
Qの方向さえあっていれば、
Eはジェイスの後ろに出てもいい。
※ 後ろすぎると当然ダメ。
ただ我々は同じチャンピオンだけ
使うわけじゃない。
慣れにもよるが、
チェックボタンで切り替えられない設定は
かなり大変である。
後ろからEするシン・ジャオ
スキルを撃つ順番は、
少し考えてみたほうがいい。
※ 考える=論理的
後ろからガンクに来たのに、
いきなりEを撃つシン・ジャオは
一般レートでは珍しくない。
しかし基本的に1周目のガンクでは、
スキルを1度しか使えない。
そんなことをしたら、
まずガンクは成功しないだろう。
ガンク時のスキルパターン
マスター・イーなら
- AA連打>AAできなくなったらQ
- AA連打>相手のCCをかわすときにQ
どちらかだ。
ワーウィックならば
- AA連打>Q押しっぱなし+EのCC
ウディアならば
- E+AAでスタン>QかRレベル高いほうでAA連打
ケインならば
- W>AA連打>相手がタワー方向にいったらQ
シン・ジャオならば
- AA>Q>打ち上げ>打ち上がった敵にW>AAできなくなったらE
ケインとシン・ジャオは、
そこまで難しいチャンピオンではないが、
初心者はコレらの仕組みがわからないので、
統計上は初心者ほど強くない。
もちろんアタックムーブできなければ
スムーズにAAできない。
ファーストガンクはAA一発差の世界なので、レーナーもジャングラーも操作は詰めておこう。
設定を複雑にするな
![](https://lolgaren.com/wp-content/uploads/2021/11/sousa1.jpg)
LOLはゲームにしては複雑だ。
複雑な情報を、
シンプルに取り出せるよう
整理しておく必要がある。
例えばShiftを押しながらスキルを撃つと、
範囲無しクイックキャストになる。
ハッキリ言って、なんの意味もない。
というのも、
なぜ操作を詰めるのかというと、
ミスを減らすためだ。
Shift押しながらスキルを撃ったら、
ミスは増える。
マウスのサイドボタンに、
セルフキャストを設定する程度に
留めておくべきだ。
FPSやり込んでいた友人の話
「一般的なレベルのプレイヤーは、AIM(標的)を合わせようとする」
おそらくLOLで言うと、
ゴールド・プラチナ・ダイヤ
くらいの話だろう。
ソレ以下のレベルだと、
合わせようとしない。
「上手なプレイヤーは、マウスを動かさないようにする」
そうだ。
- マウス操作が減るほどミスが減る
らしい。
AIMを合わせられるようになったら、
次はそのレベルになるそうだ。
私の設定切り替え
全て設定1つで変えられる
- 基本は範囲付き
- ガングプランク・カシオペアなどは範囲無し
- ブラッドミア時はEのみ通常発動
- リヴェン・カリスタ時はアタックムーブを左クリックにバインド
リヴェンだとR2段目以外は、
最初から範囲無し発動になる。
カーサスならばQが範囲無し。
そういう親切な設定になっていることが多い。
なので基本を範囲付きにしたほうが、
設定を変えずにチャンピオンを動かせる。
反対に基本を範囲無しにすると、
上達しにくい。
長くなるので今回の記事では、
理由を書かない。
終わりに
- アタックムーブはできる必要がある
- 先行入力を使うと速くスキルが出る
- 範囲無しと範囲付きの違いを知る
格闘ゲームだと、
知らないと損をするっていうのが、
あんまりない。
コンボが出るかどうかは、
反復練習の差だからだ。
LOLの場合は、
そもそも設定に詳しくないと、
いくら練習してもコンボが出ない。
- 上手な人に仕組みを教わる
- 練習する
というのが良いわけだ。
世の中なんでも
コーチが付いたほうが良いそうだが、
1人で上達するのが難しいのも、
どうかと思う。
大半のプレイヤーは、
上手い下手の土俵にすら立てない。
それがLOL。
最後に1つ
「チャンピオンは思ったとおりに動くのではない、入力したとおりに動く」
人間(あなた自身のこと)も同じ。