「毎日やれば上手になる」
「1日休むと2日後退する」
こういった言葉があるが、あれはハッキリとデタラメだ。
学習や練習のための心理学を認知心理学というが、私はゲームに限らず何事も上達したかったのでかなり詳しい。
今回の記事では、どれくらいの頻度でLOLをプレイすれば良いのか書いていくことにする。
忘却曲線
上の画像のような現象を忘却曲線という。
LOLで例えると次のようになる。
始めて使ったチャンピオンは、2回連続で使ったほうが良く。
なるべく次の日も使ったほうがいい。
得意なチャンピオンは、2回連続では使わないほうがいい。
1週間に1回もしくは、1ヶ月に1回。
なるべく感覚を空けて使ったほうがいい。
人間は忘れかけた頃に思い出すのが、最も効率が良い。
人間関係も同じらしく、最低でも3週間に1回の頻度で連絡を取らない人とは疎遠になってしまうそうだ。
LOLのチャンピオンもまた同じ、3週間に1度はヤスオを使おう。
毎日やったほうが良いこと
プラクティスのラストヒット練習とか、そういうのではない。
毎日やったほうが良いこととは、「続けることそれ自体が目的の習慣」だ。
LOLを毎日続けることが目的の人は、世の中にいないだろう。
なぜならLOLは遊びだからだ。
別に毎日しなくとも気が向いた時や時間が空いた時、勝手に起動されてしまうものなのである。
同じチャンピオンばかり使う人へ
ずっと同じチャンピオンばかり使う行為は、別に私はなんとも思わない。
疲れている時に新しいチャンプをプレイするのは、少し大変だからだ。
ただ初心者にありがちなのは、ヤスオは毎日使わないとダメだとか、イレリアは毎日使わないとダメだとか本気で思っている人がいることだ。
LOLは操作が難しいゲームじゃないし、そもそもそういった考えは間違っているので、人生全体に取って良くない。
もちろんあまり多くのことをやりすぎてもいけないが、ただ1つのことだけを練習する行為は基本的に悪いことだ。
もちろん少年ジャンプで連載している漫画家だとか、凄腕プログラマーならば全振りが良いだろう。
とりあえずLOLが上達したいという目的の場合は、1つのチャンピオンばかり使うのは避けたほうが良い。
新しいチャンピオンを覚える時のコツ
飽きないうちは、集中的に使ったほうがいい。
あなたがトップレーンのレパートリーを増やすために、新しくヨリックをプレイするとしよう。
覚えてないうちに1週間に1度だけ使っても、覚えるまで数年かかる。
トップレーンは色々なチャンピオンを使うのが大事で、ライアットもそれを推奨しているが、真に受けてはいけない。
覚えてないうちに他のチャンピオンに移ってはいけない。
すると疑問が沸くのだが、覚えたという状態はどんな状態だろうか?
基本的に意識的に何かをピックする時というのは、後出しで有利なチャンピオンを出す時だ。
となると特定のマッチアップまでは覚える必要がない。
先出ししない限り、ヨリックでレネクトンと戦うことはないだろう。
なのでそのチャンピオンの、ルーンやアイテムやスキル振りやコンボをを一通り覚えれば良いことになる。
目安としては、AI中級をストレスなくボコれるくらいとなる。