考察記事

LOLはなぜ日本で流行っていないのか?

このあいだブログに次のようなコメントが来た。

結論から言うと、
まともにプレイできるようになるまで、
時間がかかるからだ。

LOLはテニスと同じくらい
競技人口があると言われている。

※ 1億人くらいいるらしい。Wuju style という単語が1億人に通じると思うと感慨深い。

彼の主張や考えを要約すると

  • LOLはナンバーワンEスポーツ
  • なのに日本では他のゲームのほうが流行っている
  • そこまで人気がないわけじゃないが、日本では少ないと思う

多分こんな感じで合ってるだろう。

他の日本プロゲーマーよりも、
DFM選手のほうが世界で通用する分、
プレイヤーとして圧倒的に格が上なのだけど、

「あまり評価されていないよな」

とは私も思っている。

この記事はパッチ11.22の時に執筆されました。

LOLは初心者が勝てるようになるまで長い

ゲームシステムから見た要因は

  • チャンピオンの種類が多い
  • チャンピオンの種類が年々増えていく
  • ゲームの歴史が長い
  • プレイヤーのレベルが年々上がっていく

ようはゲームが初心者にとって、
複雑すぎるのである。

カードゲームをしたことがある人ならば、
誰もが”スタン落ち”という現象に
落胆したことがあるはずだ。

※ スタン落ち=スタンダードローテーション=今までのカードが使えなくなること

スタン落ちがないと、
年々ゲームが複雑になる。

LOLは5対5のゲームだが、
知らないチャンピオンが
敵か味方に混ざっていたら、
ソレだけで試合に勝てない。

敷居は年々高くなっている。

1万時間の法則はデタラメ

アンダース・エリクソンの
1万時間の法則はデタラメである。

エリクソン本人が言っていた。

「アレはマルコム・グラッドウェルのジャーナリズム」

だとね。

例えば初心者を脱出するのに
かかる時間はゲームによって違う。

  • ゴッドフィールドなら3分
  • APEXなら3時間
  • LOLなら3ヶ月

LOLで上手になるには、
直感的に理解できないことを、
論理的に理解する必要がある。

あとはチームプレイなので、

  • 穏やかである
  • コミュニケーション能力が高い

こういった必要がある。

そして当然150体以上のチャンピオンを、
全て覚えなければいけない。

ピアノやバイオリンは、物凄く難しいそうだ。

日本人は気が短い

私が考えるに、日本人は気が短い。

なぜそう思ったのか?

  • アークナイツ
  • ドールズフロントライン

といった海外のゲームは、
虚無期間が長い。

ニヒリズムあるいは虚無主義(きょむしゅぎ、英: Nihilism、独: Nihilismus)とは、今生きている世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場である。名称はラテン語: nihil(無)に由来する。

Wikipedia ニヒリズムから引用

あまりにもイベントがなく、
プレイするに値しないと思う期間を、
虚無期間という。

ソーシャルゲームなのに、
平気で3ヶ月虚無だったりする。

日本のゲームでは考えられない。

サービス終了目前のゲームくらいだ。

LOLは気が散りやすい

多人数でプレイするゲームの特徴は、
気が散りやすいということだ。

私はカードゲームを数年プレイしていて、
下手な人を見たことがない。

ところがLOLだと、
プレイ時間に比べて
めちゃくちゃ下手な人が珍しくない。

1対1のゲームで激しく怒る人は、
コミュニティーで会話してもらえない。

しかしLOLで激しく怒るのは、
普通であるとされる。

どちらも機能しないプレイヤーなのだが、
割合が全然違うからだ。

格闘ゲームでは100人に1人、
LOLは怒る人のほうが多い。

LOLとともに、集中する方法も学ぶ必要がある。
なぜそんなことをする必要があるのか?
単純に勝てないからだ。

フロー理論

あなたはチクセント・ミハイの
フロー理論を知っているだろうか?

自分の実力と課題の難易度が
釣り合っている時、
楽しく集中した状態に入ることだ。

難易度が高すぎればパニックになるし、
難易度が低すぎれば退屈になる。

LOLは難易度の高さもあり、
フローを体験しにくい。

ゴッドフィールドは退屈すぎる。

自分が下手なのに、上手だと思えば、フローはより体験しにくくなる。
ナルシシズムがダメな理由はコレ。

終わりに

  • LOLは初心者脱出まで長い
  • 気が短い国民性
  • 気が散りやすい

プロのピアニストになるには、
1万時間では全然足りなく、
30才くらいじゃないとダメらしい。

LOLはもっとずっと簡単だが、
それでも他のゲームに比べると
圧倒的に難しい。

難しければ

  • 価値を感じなければやろうと思わない
  • 人と一緒にプレイできない

「みんなで楽しくプレイしたい」

という人が実際に人とプレイすると

  • 毎回足引っ張る人を嫌いになる
  • 足を引っ張った場合に居心地が悪い

そういう人間の心理がよくわかるからこそ、
一緒にプレイできない。

※ 本当に気にしない人は、相当LOLが上手な人だけなので、初心者同士だと仕組み的になりたたない。

-考察記事