セトの序盤の目的は
- レーンで対面をボコボコにする
- ジャングル含めた2対2で勝つ
ダリウスやパンテオンと一緒で、とにかく序盤が強い。
しかしEとR二つのCCを持ち、さらにWでシールドも厚いとなると、集団戦時も妙に強い。
集団戦時に5人で殴っても耐えてくる上、セトWの中心に当たれば1000ダメージ以上減るのである。
LOLのゲームデザイン的に、集団戦で活躍するチャンピオンは普通は序盤が弱いのだけど、何故かセトはダリウスくらい序盤が強い。
パッチ11.12現在最強トップレーナーだ。
ビルドの幅も広いので、上手なプレイヤーほどセトが強く、対策するにはセトよりLOLが詳しい必要がある。
対策が難しいチャンピオンなのだが、順を追って理解すればソコまで難しくない。
それではセトのボコり方を書いていくことにする。
この記事はパッチ11.12の時に執筆されました。
セトのストーリー
- レベル1~13まで強い
- 余裕がある時はストライドブレーカーを買う
- 対面を捕まえてキルし続ける
- 集団戦はどんな戦い方をしても強い
- 後ろから入って敵ADCにR
- 普通にフロントラインから殴る
- 味方ADCをピールする
セトは試合が40分くらいになれば弱いのだけど、ソロキューで40分まで待つなんて対策は出来ないため、対策する側からすると最初から最後まで強い。
セトの勝ちパターン
- Eで対面とミニオンを挟む
- ダメージトレード中にWを当てる
- ストライドブレーカーのアクティブを当ててボコる
1 セトEは普通に食らうと、50%スロー0.5秒なのだけど、セトの後ろにミニオン or チャンピオンがいると効果が1秒スタンになってしまう。
2 ダメージトレードのちょうど半分でセトがWを打ち、ソレに当たってしまうとどうなるか? こちら側だけ大ダメージを食らってしまう。
そうなると、あなたはリコールした後、テレポートを使ってレーンに戻らなければならなくなる。
もしイグナイトなら、レーン戦はその時点で終了だ。
※ Eでスタンさせられたら、その後のWはほとんどかわせない。
3 コレはセト以外も同じなのだけど、ストライドのアクティブスローを食らうと逃げられないので、そのまま殴り倒される。
アクティブスローを避けるのは難しい(次パッチで射程が短くなるが、それでも難しい)ので、食らっても大丈夫なようにしておく必要がある。
1番簡単なのは、セトに殴り勝てるチャンピオンを使うこと。
Eで毎回スタンさせられると絶対に勝てないのだが、セトはWが派手なのか、Eに注意しない人が多い。
とりあえずミニオンウェーブの中心で戦っていたら、まずEでスタンされる。
セトはレベル1はE取りなので、そういうことだ。
セトの対応力の高さ
セトは取れる戦術の種類が多いので、当然ルーンの種類も多い。
- 基本は征服者
- 相手がレンジならフリートフットワーク
- たくさん発動するなら不死者の握撃
一見無敵に感じるのだけど、実はセトには1つだけ致命的な弱点がある。
セトの致命的な弱点
- ハラスを軽減する目的でWは貼れない
例えば次のダメージはWで軽減できない。
- マルファイトのQ
- ポッピーのパッシブ(盾投げ)
- エイトロックスのQ
- カミールのW
良く考えると、マルファイトのQを見てからWを貼っても何も起こらない。
コレでは実質、毎回Wをキレイに回避されているようなものだ。
もちろんWを簡単に回避できるスキルを持つチャンピオンを当てると良いのだが、こういった方法でも対処できることを覚えよう。
その場合は
- マルファイトならQとR
- カミールならWとR
セトのWを、実質二つ回避できるスキルを持つことになる。
マルファイトならば、RをセトWの範囲外かつセトに当たるように打てばいい。
※ セトにオールインする時。
カミールならば、セトWに合わせてセトにRを打てばいい。
腕の差で勝とうとしないこと
ダメージトレード中に、セトWをかわして勝つ。
この発想は辞めたほうがいい。
相手のほうがセト込みでのダメージトレードに慣れているので、仕組み的にセトをいつも使っている人のほうが、勝つ(Wを当てる)確率が高いからだ。
あなたがレーン戦で注意しなければいけないのは、セトのEでスタンしないこと。
ただソレだけ。
セトの苦手なチャンピオン
ジャックス、ウーコン、ワーウィック辺りは、セトEに対して明確な解答がある。
※ 明確な解答、明確な解決方法 or 対処方法。これはカードゲーム的用語なのだけど、LOLでも役に立つので覚えておいたほうがいい。
例えばワーウィックならば
- セトEに合わせてE
- その後セトとAAで殴り合う
- セトWが来たらQを押しっぱ当てで回避
セト側からすると、
「そりゃキレイに合わせられたら全然勝てないよね」
となる。
ワーウィックが征服者ならば、レベル1でセトEにQを合わせるだけで勝てそうだ。
というわけで、あなたがメレーならば、セト戦はレジェンド:強靭を入れておいたほうがいい。
シンジドはシンジドらしく、ヨリックはヨリックらしく戦うことになるので、この記事での説明は省く。
Wに対処できるチャンピオンにストライドブレーカーを買うと、中盤以降のタイマンで勝ち目がない(ストライドスロー>Wも通用しない)ので、ゴアドリンカー、あるいはディヴァインを買うことになる。
そうなれば集団戦時のセトも、ADCを捕まえにくい、Wを当てにくいとなるので、チャンピオン対策としては十分な成果と言える。
セトを後出しされた場合
この10人は全員セトにキルされまくっている。
ライズ、ルシアン、ジェイス辺りは、ストライドブレーカー完成後に延々とボコられ続けているはずだ。
他のチャンピオンは、先程書いた
- ハラスを軽減する目的でWは貼れない
コレのちょうど逆で、非常にまずいことになっている。
セトがダメージスキルを撃ちつつ突っ込んで来た相手にEを当てた場合、どうなるか予想してみよう。
ヤスオの場合
- ヤスオスタック付きE>Q
- セトAA>AA>Q>E もしくはE
- Eでヤスオがスタン
- セトのW中心をモロに食らう
- 終わり
セトのゲージ溜まったWを中心で食らって勝利できるチャンピオンは中々いない。
味方のガンクが来た時でも、Eでスタンさせられて、2人ともゲージ付きW中心を喰らえばダブルキルを取られる可能性が高い。
セトにオールインを仕掛けて、セトWをフラッシュで回避して勝とうとする戦術は避けよう。
しょせん統計は統計なので、あなたは上手に行くかもしれない。しかし、だいたい返り討ちにされている。
先程書いた
「腕の差で勝とうとしないこと」
そのものなケースだ。
ゲージが溜まったセトから、Eスタン>Wを食らうのが負けパターンだ。
終わりに
- とにかくEでスタンされないようにする
- Wは遠距離ハラスに対してダメージを軽減できない
- E>W ストライドアクティブ>Wに気を付けること
- Wをフラッシュで避けて勝とうとするのは避ける
セト自体弱いわけじゃないのに、セトを知っていないと勝てない。
こういった仕組みになっている。
最後にセトが相手をキルするパターンを挙げると
- Eでスタン>相手が倒れるまでAA
- AA・Qでダメージトレード、その後E>W
- AA・Q・Eでダメージトレード、その後ストライド>W
- ストライドアクティブでオールイン
こんな感じだ。
ダリウス戦もそうなのだけど、トップレーンは知らないだけで勝てないチャンピオンが多すぎる。
トップレーンは1対1で集中しやすいので、レーンが上達しやすいのだが、ゲームの難易度自体は高い。
なんとなくプレイするとボコられるチャンピオンばかりだ。