【パッチ10.23】ワーウィックジャングルのビルドガイド
以前のワーウィックはあまりにもネガティブな要素が多く、実際ハッキリと弱いジャングラーでした。
しかしパッチ10.23でアイテムが一新されて、さらにルーンの調整も入ったことにより、序盤から終盤まで非常に強力なジャングラーに生まれ変わりました。
ワーウィックジャングルの不満な点は全て解消されたので、かなり使用率が増えるのではないかと思われます。
それでは何故今までのワーウィックが弱かったのか、ソコから説明していきましょう。
今まで何故ワーウィックが使われていなかったか?
ネガティブな要素を挙げると
- 範囲スキルのないマナありチャンピオンだった
- ハンターマチェットではマナが回復しない
- しかしワーウィックは序盤のガンクが強いチャンピオン
- 範囲スキルがないのでティアマットを買う
- それだと青バフがないとガンクができない
- 青バフ無しでガンクするとリコールする必要がある
- バミシンダーのダメージトリガーがCCだった
- ジャングルで活用するにはEを無駄撃ちする必要があった
おそらく同じようなチャンピオンのトランドルが、大会で活躍していて、その後ナーフまでされたからでしょう。
ワーウィックがどれくらいやばかったかというと、体力自動回復がレベル1で4なのに、ティアマットを買うために再生の珠でスタートしていたくらいです。
※ ヴァイはレベル1で10あります。2.5倍ですね。再生の珠を買った場合、ワーウィックが6でヴァイが15。
せっかくWで瀕死の敵に気づきやすいメリットがあるのに、マナがなくってガンクできないので、ジャングルを知っている人ほど憂鬱になっていました。
新しいワーウィックのココが凄い
箇条書きで説明すると
- ミシックのバミシンダー系が非常に強い
- なのでティアマットを買わずに済むようになった
- それによってスタートアイテムも詰め替えポーションになった
他には
- ジャングルアイテム変更でマナが切れなくなった
- なのでQが打ち放題になった
- Qが打ち放題なので体力も減らないしファーム速度自体も速い
- 強欲な賞金首狩りの変更で超耐久になった
ワーウィック自体変わっていないんですが、非常にユーティリティーのあるチャンピオンになりました。イメージ的には最後まで強いリーシンみたいな感じです。
- CC2つ持ち
- 序盤からガンクが強い
- 殴り合いも最強クラス
- ビルドがタンク
数年前にねこばばが実装された当時のエズリアルを思い出します。
ねこばば実装前までは勝率47%くらいで、エズリアル使うなとか言われていたのに、ねこばば実装後は勝率55%くらいになっていました。
ねこばばさえなければ勝率47%のステータスなんですが、ASが半分くらいに下げられて、AAがアニーくらいスローでした。
パッチ10.23のワーウィックも似たような強さがあると。
ワーウィックのルーン
ソロキュー向けの最大スケーリングルーン。
ワーウィックはWのパッシブでHPの減った敵に気づきやすいです。というかソレが大きな特徴の1つとなっています。
瀕死の敵を倒す場合はプレスアタック+最後の慈悲が良いんですが、征服者がバミシンダーのダメージも吸うので征服者が良いです。
流石にメレーでプレスアタックを入れるのは、ある程度ゲームを知っているプレイヤーならば、凄まじく抵抗があるのが普通でしょう。
そもそもプレスアタックにするくらい序盤にかけているならば、メイン魔道にしてフェイズラッシュにしたほうが圧倒的にガンクを刺しやすい。
ワーウィックはファームよりはガンクするタイプなので、ゴーストポロではなく、ゾンビワードにしましょう。
オムニストーンの場合
ミシックがサンファイアイージスではなく、ファイアフロストガントレットやターボケミタンクならオムニストーンも良いでしょう。
サンファイアイージスだとアイテムヘイストが活かせないので、イマイチな感じがします。
デメリット無しにプレデターとアフターショックが使えるのが最大のメリットで、序盤のガンクも征服者よりオムニストーンのほうが刺さりやすいでしょう。
- プレデターのデメリット 靴を買うまでプレデターが使えない
- アフターショックのデメリット ジャングルだと不滅マイナールーンは入ってないと同じ
バミシンダー系ミシックは3200で、ブーツの前にミシックを購入したい。
結果、魔法の靴と先行投資の価値が上がって、プレデターは相当辛いルーンになりました。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティブフォース
- 物理防御
ワーウィックのスキルオーダー
- レベル1でQ
- レベル2でW
- レベル3でE
- レベル4以降はR>W>E>Q
ティアマットを積まなくなったので、Qを上げる必要が薄くなりました。
与えたダメージに対しての回復量は1レベルごとに15%もスケーリングするのですが、与えるダメージは対象の最大HPの1%しかスケーリングしません。
ジャングルアイテムも強化されたおかげで、Q上げは避けたほうがいいでしょう。Q上げも全然弱くはないんですけど、Wで足を速くしたほうが快適。
Wの性能は把握しておくこと
Wこそジャングルワーウィックの強みなんですが、非常にわかりにくいスキルです。
メリットは
- パッシブでHPが減った敵を勝手に知らせてくれる
- アクティブで最も近い敵チャンピオンを索敵できる
- 相手のHPが満タンでもW発動した対象(一番近い敵)にはAS速度が上がる
遠くからドラゴンやヘラルドを狩ってるジャングラーを発見できたりします。
アクティブは戦闘中だと使えなかったりして、とにかく複雑なスキル。
カードゲームで例えると、書いてあることが長すぎて、最初はカスレアだと勘違いされるタイプの効果ですね。
ワーウィックのサモナースペル
- フラッシュ+スマイト
- ゴースト+スマイト
ワーウィックはHP減った相手に気づきやすく、序盤のガンクが特徴で、さらにAAチャンピオンなのでゴーストのほうが強いでしょう。
ゴーストだとならば、サモナースペルのCD差でレーナーをボコりやすいし、何度もガンクできます。
でもワーウィックだけゴーストにするのは、プレイヤーの負担が大きいです。
ヘカリムも、ワーウィックも、ケインも、プレイヤー的にフラッシュが簡単で、フラッシュで何も問題ありません。
ワーウィックのアイテムビルド
スタートアイテム
- 残炎のナイフ+詰め替えポーション
ワーウィックはジャングルでほとんどHPが減らないので、最初からワードを買ったり、何も買わずに150余らせたりできます。しかし戦闘は避けられませんので、悩ましいところです。
ワーウィックしか使わないという人じゃなければ、詰め替えポーションを買うのが無難でしょう。
ミシックアイテム
- サンファイアイージス
1000ゴールド溜まったら、すぐにリコールしてバミシンダーを買いましょう(先行投資はまだ温存したい)。
バミシンダーがないとラプターとウルフに苦戦するので、1000ゴールドでリコールするのが、最速ミシックまでの道です。
ワーウィック自体に機動力があるので、マルファイト同様サンファイアイージスが強いです。
殴り合いのパワーが落ちるのが難点ですが、フロストファイアガントレットとターボケミタンクも強いでしょう。
私はストライドブレーカーでもファームできるかなと思ったんですが、やってみたら遅くってダメでした。
結局ミシック1つでラプターが快適に狩れるのは、バミシンダー系だけ。
ブーツ
- プレートスチールキャップ
ワーウィックはスピリットビサージュと相性が良いので、物理防御はブーツで稼いでおきたい。
ソーンメイルが速めに欲しい時は相手のADダメージが育っている時なので、その場合も靴はプレートスチールキャップになります。
ジャングルワーウィックでマーキュリーブーツを履く機会は、中々ありません。
ファーストレジェンダリーアイテム
- スピリットビサージュ
ワーウィックは一応ASが速いのでファイター的なアイテムも相性が良いのですが、戦闘時のサンファイアイージスの火力が高すぎて、「防具買ったほうが強くね?」ってなります。
この物理防御が上がる靴を履いて、スピリットビサージュを買うパターン。完全にムンドと同じですね。
ソーンメイルが欲しい時は、ソーンメイル。
スノーボールしている時は、デッドマンプレートを買います。
セカンド以降のレジェンダリーアイテム
- ソーンメイル
- ガーゴイルストーンプレート
- ステラックの篭手
ここらへんを買っていけば大丈夫です。
ステラックの篭手は普通タンクではあまり買わないんですが、ソレは何故かというと攻撃力(AD)が上がっても恩恵が少ないからです。
ワーウィックはASが速いのでADを上げても効果が高く、ステラックは無難な選択肢となります。
1周目のジャングルルート
- 青>グロンプ>ウルフ
- 赤>青>グロンプ
パッチ10.22と同じ、ラプターを避けて3体3キャンプを目指します。
その後は敵と戦いに行くのですが、ジャングル周回が楽になったので相手の森に入っていっても、敵ジャングラーのHPが減ってません。
なので素直にレーンガンクするか、レーンガンクに来るジャングラーを茂みで待ち伏せするのがいいです。
ジャングルに自信がないのであれば、ジャングルで鬼ファームしつつ、HPが減ってWパッシブが発動した敵のみ襲いに行くのも悪くないでしょう。
終わりに
10.22まではアニージャングルみたいなトロールピックを除けば、ワーウィックジャングルは最弱のジャングラーでした。
チャンピオンスペックは低くなかったけれど、アイテムに恵まれてなさすぎました。
パッチ10.23からのワーウィックは序盤から動けて、W自体の性能がソロキュー向け、つまりミス・フォーチュンと同じ、突発的な戦闘が起きた時に向かいやすいスキルです。