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【パッチ14.15】共生靴底についての考察【強化リコールと非戦闘時の移動速度】

パッチ14.15でマーキュリーブーツなど、
アップグレード先のブーツがナーフされた。

ティア2ブーツと公式に書いてあったけど、
あまりにわかりにくい。

大昔のブーツはそういう書かれ方だったけど、
今言っても

「Dota2かよ」

となってしまう。

※ ティアが高いほど強いので、ゼファーはティア3となるはず。

ナーフをまぬがれたのは共生靴底だけだ。

正直クインくらいでしか積極的に使われてなかったので、
単純に弱かったのだろう。

今回は他のブーツが
100~200ゴールド分ぐらいナーフされているので、
共生靴底について考えてみたいと思う。

この記事はパッチ14.15の時に執筆されました。

非戦闘時の移動速度とは

敵と5秒間(たしか)戦闘してないと、
非戦闘状態となる。

特定のアイテムやルーンなどの移動速度が上がる。

  • 妖夢の霊剣
  • シンクロナイズドソウル
  • 執拗な賞金首狩り

などが適用される。

非戦闘時の移動速度を上げる目的とは

  • 味方に合流しやすくするため
  • CCを当てるため
  • アサシンで横から突っ込みやすくするため

1 メイン覇道なのだけど、
入れるものがないから入れる。

という時に執拗な賞金首狩りを入れる場合だ。

昔は0スタック時から+5MSが付いていて、
最強の賞金首狩りだったけどナーフされた。

ミス・フォーチュンが妙に使いやすいように、
主にソロキューで強さを発揮する。

2 モビリティブーツ(後述)というアイテムがあり、
それを真っ先に買ってミッドおよびトップにCCを決める。

そういう戦術があった。

3 わかりやすいのはカ=ジックスやタロンで、
チャンス時に

  • インビジブル発動>妖夢の霊剣で加速>コンボ

という流れがある。

アサシンというロールは、チャンス時に柔らかい相手を落とす気持ちよさだけでプレイされる。
ミッドはミッドのスキルを知っており、マークスマンのほうがレベルも低いため、主にボットのマークスマンが狙われる。

モビリティブーツの話

  • 1000ゴールド
  • 素のMSは+25
  • 非戦闘状態時は+115になる

1 スイフトネスブーツは当時900だったので、
ちょっと高かった。

2 集団戦中とサポートがワードを起きに行く時は、
明確なデメリットだった。

3 実際は415~490MSの時は、
415超過分のMSは80%計算される。

なので本当に115上がるわけではない。

買った瞬間が1番強く、
サポートが初手に買ってロームするブーツだった。

サポートがモビリティブーツ初手に買って、ずっと隣にいる場合、物凄い怒られる。

これが初心者にとって悪すぎた。

何故かARAMでも購入できたので、履いて味方を絶望させることができた。

共生靴底の話

パッチ14.15
  • 900ゴールド
  • 素のMSは+35
  • リコールが8秒から4秒になる
  • シンクロナイズドソウルはMS+45
  • シンクロナイズドソウルは非戦闘状態にMS+90

1 パッチ14.15から
スイフトネスブーツとアイオニアブーツが1000ゴールドになった。

なので最も安いブーツである。

2 他は大体45なので、少しだけ遅い。

3 バロン、ヘラルドリコールと同じ。

時間は半分だけど、
リコール阻害は誇張でもなんでもなく
100倍されにくくなる。

敵の陣地や、
敵から見えてる場所でもリコールできる。

4 他のブーツと同じMSになる。

なので一応キャリーでも履けるブーツだ。

5 おそらく、この効果はおまけだ。

「テレポートがなくても味方に合流しやすい」

くらいに考えておこう。

アサシンなら有効に活かせると思うけれど、
CCの場合はマルファイトのRクラスじゃないと、
この時間帯ではMSを高くしても機能しにくい。

最も共生靴底と相性が良いチャンピオン

クインである。

パッチ共生靴底実装時から採用されている。

LOLALYTICS パッチ14.10 EMERALD+
  • R時の足が速いので、リコール>レーン復帰がスムーズ
  • R時の足が速いので、ローム>リコール>レーン復帰がスムーズ

リコール>レーン復帰がスムーズ

昔はヘカリムがトップでも使われていた。

その時にモビリティブーツを履いて、

  • ミニオンを処理>リコール>モビリティブーツで復帰

という戦術があった。

移動速度は低いのだけど、
リコールが4秒速い。

なので同じ戦術が取れるわけだ。

100MSは1ティーモ分である。

クインのレベル6、
共生靴底+R時のMSは540。

4秒あれば、
21.6ティーモ分も稼げるわけだ。

ヘカリムトップはパッチ14.15では機能しないが、
クインでは同じことができる。

ランブル、ガングプランク、ヨリックなどでも
似たようなことができそうである。

反対にタワーに押し付けられている時に買うのも、妙手かもしれない。

ローム>リコール>レーン復帰がスムーズ

クインは

  • プッシュ>ローム>リコール

という戦術を取れる。

よくコーチングで初心者に言うことの1つに

  • ジャングル時は見える場所でリコールするな

というのがある。

どうしてかというと、
単純に姿を見せたくないからだ。

ただしレーナーもそうなのだけど、

  • 誰かをキルした後は姿が見える場所でリコールしても構わない

というのがある。

例えばダブルやトリプルキル取った後、
リコールして装備更新しない人はいないだろう。

ユーミでもするはずだ。

レーナーのローム後のリコールはわかりきっているので、
クインがローム失敗した時は、
なんとかしてリコールを阻止しようとする。

その点が心配なくなる。

  • 8秒リコール時に邪魔されたら、15秒ぐらいはロスする
  • 4秒リコール時に邪魔されても、7秒ぐらいのロスですむ

サポートで買う場合

  • CCを当てるならスイフトネスブーツ
  • レーン復帰なら共生靴底
  • ワード補充するなら共生靴底
  • 後半面白いのは共生靴底

1 スイフトネスブーツは+60で、
共生靴底は+35なので、
一回だけ考えればスイフトネスブーツのほうが強い。

※ ただし値段は100高い。

2 クインで話したのと同じ。

ただサポートなので、
敵はそこまで頑張って邪魔しようとは思いにくい。

3 本当に快適なのでオススメしたい。

4 味方が勝ってる時は
ヴァンガードでもピールを優先するので、
あんまりという感じだ。

非戦闘状態の移動速度が役に立つのは、
浮いた味方に合流する時くらいだろう。

プラチナ4もあれば、中盤以降、襲われそうな味方に走る準備をしている。

ジャングラーで買う場合

あまり有効そうには見えないが、
少し考えてみよう。

  • モンスターにはMRがあるので、APチャンピオンで買うのは厳しい
  • 中盤以降の非戦闘状態MSを活かせるチャンピオンで買いたい
    • インビジブル持ち
    • ビッグウルト持ち
  • 強化リコールを活かせるチャンピオンで買いたい
    • 敵ジャングルでもファームするタイプ
    • Rを使ってガンクするタイプ

中立モンスターにはMRがある

ミニオンにはARやMRはないと考えていい。

ただ中立モンスターには42もMRがある。

チャンピオンとの戦闘だけでなく、
中立のファーム速度に関わるので厳しい。

もちろんドラゴンやバロンにもある。

  • 集団戦でAPダメージを出す

のが求められるチャンピオンでは買えないだろう。

ブランドで共生靴底を履いても、「面白いだけ」になる可能性が高い。

中盤以降の非戦闘状態MSを活かせるチャンピオン

2の1 カ=ジックス、タロン、シャコ、レンガーのようなインビジブル持ち。

ここらへんは機能するはずだ。

2の2 アムムなどのビッグウルト持ち。

ラムスも行けそうである。

グラガスやモルガナの場合は、
ソーサラーシューズのほうが無難だろう。

味方にAPキャリーがいれば、
アビサルマスク+共生靴底でも機能するのだけど、
ちょっと現実的じゃない。

※ 上手な人とサブアカウントでデュオする時って、普通APとADに分かれますよね

強化リコールを活かせるチャンピオン

3の1 敵のジャングルでもファームするチャンピオン。

代表的なのがケイン、ヘカリム、シヴァーナ辺りだ。

ジャーヴァンⅣやリーシンも行けるのだけど、
あまりにもキャリーじゃなさすぎるので、
彼らはガンクを決めたい。

  • 敵ジャングルで見つかっても、逃げやすい
  • 中盤以降も、ある程度強い

のが条件である。

敵ジャングルのラプターやゴーレムを狩った後、
そこでリコールするのは抵抗もリスクも高い。

敵に絡まれても逃げられるのだけど、
さっきいった15秒ロスが恐ろしいわけだ。

しかし強化リコールがあれば、
なんのためらいもなくリコールできる。

3の2 ノクターンなど、
Rを使ってガンクするタイプだ。

ガンク成功率が高いのがポイントで、
その後の行動はガンク受けた側はわかっている。

  • リコールして装備を更新
  • あるいはドラゴンを取ってからリコール

1 相手から見てわかりきったリコールなので、
近くの茂みに入るのは時間の無駄だ。

2 結局リコールしてしまうわけだ。

ちなみにマップ上のオブジェクトの場合、
味方は積極的に手伝ってくれないことが多い。

なので共生靴底があれば、
リコールした後に向かったほうがいいだろう。

終わりに

  • パッチ14.15でマーキュリーブーツなど、アップグレード先のブーツがナーフされた
  • ナーフをまぬがれたのは共生靴底だけ
  • 非戦闘時の移動速度を上げる目的は、味方への合流、CCの命中、アサシンの奇襲など
  • モビリティブーツは非戦闘時の移動速度が非常に高かったが、集団戦ではデメリットがあった
  • 共生靴底はリコール時間が短縮され、非戦闘時の移動速度も上昇する
  • 共生靴底と最も相性が良いのはクインで、リコールとロームをスムーズに行える
  • サポートはレーン復帰やワード補充をスムーズに行える共生靴底がおすすめ
  • ジャングラーは中立モンスターのMRを考慮する必要があるため、APチャンピオンとの相性は悪い
  • 強化リコールは敵ジャングルでファームするチャンピオンや、Rでガンクするチャンピオンに有効

共生靴底、パッチ14.15で脚光を浴びたブーツでしたね。

他のブーツが軒並み弱体化される中、
ひっそりと生き残った共生靴底。

最初は「クイン専用?」なんて声も聞こえましたが、
蓋を開けてみれば、
そのポテンシャルは計り知れないものがありました。

今回の記事では、
共生靴底の特性を深掘りし、
様々なロールでの活用法を探ってみました。

特に、リコール時間の短縮というユニークな効果は、
レーン復帰やローム、オブジェクト争奪戦など、
あらゆる場面で戦略の幅を広げてくれます。

サポートやジャングラーにとっては、
これまで以上に柔軟な動きが可能になり、
チームへの貢献度を高めることができるでしょう。

また、クインのような機動力に優れたチャンピオンにとっては、
まさに鬼に金棒。

レーンでのプレッシャーを維持しつつ、
隙あらば他のレーンに襲い掛かる、
そんなアグレッシブなプレイスタイルを後押ししてくれるはずです。

もちろん、共生靴底にも弱点がないわけではありません。

中立モンスターの魔法防御力との兼ね合いや、
特定のチャンピオンとの相性の問題など、
考慮すべき点はいくつかあります。

しかし、それらを理解した上で適切に活用すれば、
共生靴底はあなたのプレイを新たな次元へと引き上げてくれるでしょう。

パッチ14.15以降のメタでは、
共生靴底がゲームの流れを大きく左右する可能性を秘めています。

ぜひ、この記事を参考に、共生靴底の真価を体感してみてください。

そして、あなただけの新たな戦略を発見し、勝利を掴み取ってください!

Gemini Advanced

今回のAI要約、
妙に出来が良かったので、
そのまま載せてみた。

レートでいうと、どれくらいかわからないが、
LOLで重要な知識の1つに

  • 非戦闘状態の移動速度が、どんな文脈で有効なのか考えたことがあるか

というのがある。

共生靴底は強化リコールが絡むので、
さらに1個考えるポイントが多いわけだ。

なので結構難しいブーツなんじゃないかと思う。

近年のLOLでは、
最も新しい考えどころと言えるだろう。

関連記事

凄く古い記事のはずなのだけど、
妙に出来が良い。

このブログの記事でも、
ベスト10に入るのではないだろうか。

あなたがジャングルメインなら、
是非読んでみるといい。

流石にパッチ14.15現在、
中立モンスターのAR、MRも変わっているので、
そろそろ新しい記事を書いても良いと考えている。

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